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  2. 毎朝電車で見かける、セーラー服の彼女。いつも本に目を向けている。

    その横顔がとてもキレイで、真顔から、時々フッと笑ったりする。俺は、降りる駅に着いたことにも気づかないぐらい、いつも彼女に見入ってしまう。

    気になる……けど、ヘタに声をかけたら怪しまれてしまうかもしれない。

    それでも俺は勇気を出して、一歩踏み出した。

    「あのー……」

    隣に立ち、そっと声をかけた。

    「あ……はい?」

    彼女の表情が、ハッと驚いたように変わった。

    「俺、山本と言います。いつも君のことを電車で見かけてて……あっ、決して怪しい者じゃないので、安心して下さい」

    って、何言ってんだ。俺。

    「……ふふっ。わかってます」

    「え?」

    「私も、いつも見かけてましたから。あなたのことを……」

     と、まっすぐ見つめてくる彼女に、俺はまた見入ってしまっていた。

    きゅん

    2

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