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  2. はぁ、寝過ごしちゃった…

    揺れる電車で一人呟く

    この時間が一番混む
    普段は1本前を選んでいた
    学校まで、近くはない
    幸い学校までの駅は反対側の扉が開く

    『次は~、○○駅に停車致します』

    車掌の声と扉が開く音。そして

    「ちょ!押すなって!---ぉ…ぃ?」

    ーーードンッ!

    学生の波に押され、一人が投げ出されてきた
    彼は私の前まで飛び出して、庇うようにドアに手を付きぶつかるのを防ぐ

    「くそ、混みすぎだろ…ってあれ?宮崎?」

    急な事で顔を俯せ、硬直していた私に

    知っている声が上から聞こえる。

    「へ?」

    顔を上げると、僅か10cmも満たない距離に好きな人の顔…

    「先輩!?嘘なんで!?あの、ちょっと近…」

    テンパる私の前で先輩は苦笑し

    「いや、満員で動けないって。でも危なく宮崎を潰しちゃう所だったな」

    そう言うと同時に揺れて、デコがコツンと当たる

    もう顔は真っ赤だった

    きゅん

    9

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