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  2. 「キスさせろ」
    「ん、上から目線だからヤダ」

     ――ダァンッ!

    「……壁ドンする相手違わない?」
    「俺がそんなヘマすっか」
    「だってあたしたち――!」
    「もう黙れ」

     や、キスされ――!


    「……切れてる」


     恐る恐る、目を開く。

     唇に指をかけ、
     切なげに顔を歪める――兄。

    「治せっつったよな? やなことあると、噛むクセ」
    「何のこと?」
    「トボけんな」
    「……んぅっ!」

     噛み付くような始まり。
     それは、甘ったるい程トロけていって。

    「っ……連れ子だから、いいじゃん。俺が好きなヤツ、傷つけんなよ猫かぶり共……」

     ギュウッと包まれたあたしは、泣きそうになる。

    「あたしたち、悪いコトしてないよね……?」
    「当然」

     やっと弱味をさらけ出したあたしに、「彼」は笑ってくれた。

    「安心したら、ちょっと100回くらいキスさせろ」
    「分割で」
    「一括」
    「きゃー!」

    きゅん

    16

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