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  2. 「なあ、また告られたんだって?」
    図書委員の仕事で書庫を整理していると、すぐ横から声をかけられた。幼なじみの航斗だ。思えばこいつも図書委員。私だけ仕事をしているのは腑に落ちない。
    「そんなこといいから、棚の整理終わらせて。帰れない。」
    だが航斗は、
    「OKしたの?」
    と、質問を続けた。
    「してない。」
    だって私は航斗が、と言いかけてやめた。こんな不確定なことで崩すには、幼なじみという立場は、居心地が良すぎた。
    しかも航斗は、こうして思わせぶりな態度を取ってくるからタチが悪い。
    (なんとも思ってない証拠なんだろうけど。)
    「とにかく仕事。終わらせないとほんと帰れない。」


    「…帰れなくてもいいんじゃね?」

    「は?」

    「そうすりゃ、少しは俺の事見てくれんだろ?俺がお前しか見えてないみたいにお前も、」
    私の横の棚に手をついて顔が至近まで近づく。



    「…俺だけにしろ。」

    きゅん

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  3. 今日の放課後は、月に一回の図書当番。
    「よしっ、これで終わりだね」
    「うん、お疲れ様」
    私の言葉に、もう一人の図書委員である彼が微笑んだ。
    「すごいスピードで作業してたけど、何か用事あった?」
    「先輩のね、サッカー部の練習が終わるんだ、もうすぐ」
    彼に答えている間、だんだんと顔が熱くなっていくのがわかった。
    「ふーん……」
    彼は何も話さなくなってしまった。
    どうしよう。もしかして、「なに急にノロケてんだよ、こいつ」とか思われてる? 痛い女って思ってるのかも。恥ずかしい。
    「会うの?」
    彼の口が、ゆっくりと開いた。
    「その先輩と、これから」
    低い声と向けられる眼差しに、ドキッとしてしまった。
    「う、うん」
    「……ごめん」
    彼が謝罪した瞬間、私の身体は彼の腕の中にあった。
    だ、抱きしめられてる……? なんで?
    「最低なのはわかってる。でも、行ってほしくない。行かせたくない。……君が好きなんだ」

    きゅん

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  4. カウンターに座って、わたしはそっと霧丘くんを見つめる。
     いつも、図書室のすみで眠っている霧丘くんを見るのが密かな楽しみだったりしちゃうのだ。

     話したことはないけど……ね。

    「ん……」

    「霧丘くん、目を開けて」

     聞こえないように、そっと呟く。
     心臓がバクバクと音をならしている。

     ぱちり。

     わ。本当に目を覚ましちゃったよっ。
     聞かれてないよね?

     わたしはドキドキしながら目があわないように下をむいた。

     ぽん。

     え?
     男の子にしては華奢だけど、でも男の子の手。
     それが、わたしの頭に乗っている。

     どうしたらいいかわからなくてわたしは硬直。
     さっきから心臓がやばい。

    「起こしてくれてありがと」

     そう言って、霧丘くんは図書室を去っていった。
     ふぇ……。

     頭にまだ感触がある。

     ……霧丘くん。
     わたし、頭洗えなくなっちゃったよ。

    きゅん

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  5. 「…うぅっ、…ヒック…」


    ───ガラッ!


    「はぁ…。
    授業出てないと思ったら、やっぱりここにいた」

    「…っなつ?」


    本棚と本棚のあいだにかくれるように
    うずくまって泣いていると、
    同じクラスの夏葵(なつき)が息を切らして立っていた。


    「虹(にじ)、またあいつを想って泣いてんの?」


    あたしの前にひざをついて、
    ほほをつたう涙をゆびでぬぐわれる。


    「目、まっか。どんだけ泣いたんだよ…」

    「えへへ。ダメだね、あたし…。全然前に進めないよ…」


    こんな自分が嫌になっちゃう。


    「…っなんであいつなんだよ…」

    「え…?」

    「俺なら虹を泣かせたりしない」

    「な…つ?」


    真剣な顔をしてあたしを見る夏葵に、
    あたしのからだは動けなくなってしまう。


    「虹が好き…。
    どうしたらそいつみたいに、虹に想ってもらえんの…?」


    夏葵はかなしそうに、あたしを見た───。

    きゅん

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  6. 放課後。ある1人の少女を探しに図書室へと入る。
    そこには勉強している生徒や読書をしているもの、何やら数人で話し込んでいる生徒達がいた。
    「……紫槻しつき)」
    奥の机の1番端の方で、勉強をしていたのか教科書やノートが広げられたまま眠っている少女の前へと座る。……普段、紫槻は俺とこうして2人で居ることを酷く嫌う。ましてや避けられる始末だ。……俺はお前のそばに居たいのに。自分の腕を枕にして伸ばされた紫槻の手を握る。
    「お前は、俺の傍に居ればいい」
    そう言って少し強く握った瞬間、紫槻がつぶやく
    「……おう…さ」
    それは紛れもなく自分の名前で。滅多に呼ばれる事なんてないからひどく切ない気持ちになる
    「……起きてる時に呼べよ……ばか紫槻」
    紫槻がこのまま起きるまでずっと手を握ったままでいようと決めた王佐(おうさ)だった

    きゅん

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  7. 『取れねぇ…』何でこんなに高いとこに有るんだよ…
    『っ!?…』後ろから手が伸びてきた。
    『これでしょ?』本を渡してきたのは、同じ位の身長の、片想いの相手だった
    『あぁ…』話せたのは嬉しいが、俺は何故か、彼女に負けた気分になった
    『ねぇ、どうかした?て、うわっ!?』俺は、ぼーっとしていたら、いつの間にか近付いていた彼女に驚いて、彼女を本棚に押し付けるような状態に成ってしまった
    『わ、悪い…』俺は退こうとした
    すると…
    『う…うん…だ…大丈夫』彼女は顔を赤くしながら言った
    『あーもー…』『どうかしたの?』
    『いや…だから…その…そーゆー反応は期待しちゃうんだけど…』
    『期待…まさか!』
    『ゴメン…その…お前が好きだ』
    『えぇっ!?』
    『なぁ…お前は?』
    『その…えと…その…』
    『好き…だよ?』彼女は更に照れる
    『そっ…そうかよ…』可愛いかよ



    それは、俺達の想いがやっと、繋がった瞬間だった

    きゅん

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  8. ポ口ン

    スマホがなった。
    幼じみのケンタからだ。

    <今日の放課後、図書室来れる?>

    何でか気になったが、もうすぐ授業が始まるので、返事だけした。

    <分かった!>

    放課後、図書室へ行くとケン夕はすでにいた。
    「ごめん、遅くなって。」
    「大丈夫。」
    「急にどうしたの?」
    「あのさ、好きだ。付き合ってくれ。」
    私は自分で言うのも何だけど、満面の笑みで答えた。
    「もちろんっ!好きだよっ」

    きゅん

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  9. 「期限は1週間なので」
    「は、はい」
    「また来てくださいね」ニコッ
    男の人は顔を赤らめて出ていった
    ふぅ、図書委員の仕事も楽じゃない、以外と人が多くて
    「柚希が図書委員になってから利用者が増えて嬉しいよ」
    そう言ってくれる先輩
    「ありがとうございます」私はどうやら先輩の役に立ってるみたい、よかった
    「でも、正直妬けるなー」
    「えっ?」やける?なにか焼くのかな?
    「うん、理解してないよね」
    理解?
    「俺的には、その笑顔みんなに向けないど欲しいの」
    「先輩?」
    「先輩じゃなくて名前で呼んで」「将貴くん」
    「うん、上出来」
    そういった彼の笑顔が胸にささる
    「じゃなくてどういう意味ですか?」
    「内緒」
    「将貴くんのケチ」小声で言ったのに聞こえたらしく
    将貴くんは私を宥めるためにキスをした
    「機嫌直して」
    そういった彼の顔はカッコよくて、この人はいつもずるい
    でもそんな彼にもっとどハマりした

    きゅん

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  10. 今日から3年生なのだが…

    ずっと返すのを忘れていた本を返しに図書室に向かった

    ぎゅっ

    「えっ」

    「しーっ!」

    突然誰かに抱きしめられた

    ん?この声…

    「誰かにばれるよ」

    「山下直輝くんー!!!」

    「やっぱり俺の事知っててくれたんだ〜」

    「へ?」

    「クラス離れちゃったからもう見れないのかと思うと悲しくなって、君のことが好きなんだって気づいたんだ」

    「うそだ…」

    「あ、返事は今日じゃなくていいから考えておいて欲しい」

    「いや…」

    「やっぱりダメか…返事は今日じゃなくても言って行ったのにこんなに早くに断られるとは思ってなかったな」

    「そうじゃなくて、今日じゃないと嫌だ」

    「え?」

    「私、去年初めて同じクラスになって直輝くんに一目惚れしたの」

    だんだん彼の顔が赤く染まっていく

    「じゃ、じゃあ俺と付き合ってください」

    「はい!」

    私にとって最高の新学期だ!

    きゅん

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  11. 放課後、医学部への受験勉強を一緒にしていた、学校一人気者の前谷君と、変な噂になってしまった。

    「他人が何言おうが、君は君だろ?」

    前谷君…
    「・・・・」

    この時、私の恋心の蕾は大きく膨らんでいた。

    「成績だって、僕より君の方が上だし、僕が君に迷惑掛けても、君が僕に迷惑かける事なんてなにもないだろ?
    でも、僕は君に負けないよ?
    今は外野に耳を傾けてる暇なんて、僕達にはないはずだろう?」

    「うん・・・」

    「その為にも、今度のテストは、君より良い点数取って、1番取らないとな!」

    「私だって、そう簡単に1番は譲らないんだから!」

    「良い医者になって、いつか木村さんと一緒にオペ組める様に、僕、頑張るよ!」

    「うん。私も頑張る!」

    「約束だよ?」と言って出された右手小指

    「うん!」

    初めて出来た友達、初めてしった恋心
    そして初めての同志との約束が嬉しくて、彼と小指を絡ませた。

    きゅん

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  12. 高校1年の夏休み、私は毎日登校し、夢を叶える為図書室で勉強していた。
    「木村さんって、いつも来てるね?」
    嘘っ…
    前谷君…どうして?
    「あれ、木村さんだよね?僕の事知らない?
    同じクラスの前谷だけど?」
    知ってる。彼を知らない人は居ない。
    彼は勉強だけじゃなくスポーツも出来、見た目も良く、気さくな事から男女問わず人気があり、私なんかが近づける人ではなかった。
    「隣いいかな?」
    え?他にも席空いてるのに…
    「あ、あの…他にも席空いてますけど?」
    「ん?迷惑なら、離れるけど?」
    「め、迷惑では…」
    初めて話し、初めて側で見る彼を前に、恥ずかしさで、言葉が思うように出てこない。
    「そう?じゃ、隣座るね?」
    「木村さんって、医者目指してるの?」
    「え?」
    「それ、医学部の参考書でしょ?
    僕も同じ物持ってるから、他にも良い参考書が有るから、今度貸してあげるよ?」

    私の心に恋が芽生えたのを知った

    きゅん

    5

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  13. 2つ離れた先輩同じ大学に行きたくて勉強し続け2年が経ち私も3年生になった。
    いつものように図書室へ行って勉強していると、聞き覚えのある声が頭上から降ってきた。

    「ふーん、ちゃんと勉強してるんだ」

    ハッとして上をむくと大好きな先輩がいた。
    「先輩!!」

    つい大きな声を出すとシーっと唇に人差し指を当ててウィンクをしてくる。コクコクと頷くと偉いと言うように笑顔を見せた。

    それから先輩に勉強を教えてもらってできなかった問題も理解した頃やっとゆっくりと話すことが出来た。

    「大学はどうなんですか?」

    「うーん、ぼちぼちかな」

    「私今のままで受かりますかね」

    「それは頑張り次第じゃない?でも今でも十分頑張ってると思うよ
    ってことでこれは俺からのご褒美」

    そう言って微笑むと先輩は私の髪をクシャッとしてまるで犬にするかのように撫でた。

    きゅん

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  14. 「ふふ。ふふふ」

    「どうかしたの?」

    「だってさ、ずっと好きだった先輩に告白されたんだよ?嬉しいなあ」

    「…ふーん。付き合うの?」

    「そーしよっかなあ」

    俺の幼馴染の優花は、今はとっても上機嫌。

    「どんな先輩?」

    「えーとねえ…」

    そう言って目を輝かせながら話し出す優花。

    その目をこっちに少しは向けてくれないだろうかと思う。

    (知らない人に取られるくらいなら)

    「ねえ、優花。そんなに好きなの?」

    「うん!」

    照れながら笑う優花を見て、嫉妬が膨れ上がる。

    「わっ!」

    本能のままに優花を床に押し倒した。

    「風くん?」

    「なあ、優花。ここから逃げられる?」

    「え?そんなの無理だよう。動けないんだもん」

    「じゃあさ、このまま優花を隠しててもいい?」

    「な、なんで?」

    「優花を誰にも見せたくない。なあ」

    「どうやったら俺を見る?」

    きゅん

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  15. 私が図書室で読書をしている時だった。
    「よ!カナデ何読んでんだ?」
    ハルキは小さな声で言ってきた。
    「別に何でもいいでしょ…それにハルキ顔…近い…」
    いつもメガネを掛けているハルキがメガネを外していた。
    「仕方ねぇだろ見えねぇんだから」
    「メガネ掛けなよ…」
    私があきれたように言うと。
    「嫌だ…」
    「なんで?」
    「だって…お前の近くにいけねぇだろ…あぁぁこんなこと言わせんな!恥ずかしいだろ!」
    私はハルキの方を見ていたが、下を向いてしまった。
    「顔上げろよ…こっちの方が恥ずいんだからさ」
    「なぁ…今日一緒に帰らねぇか?」
    「うん…いいよ」
    「ホントか!マジかよ!ありがとな…カナデ」

    きゅん

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  16. 「今日来てくれてありがとうございます!ホントに本が好きなんですね」

    「あっ、その本僕も読みました。面白いですよね!
    この本、僕のおすすめです!読んでみて下さい!」

    「ここで読むんですか?早く読んでみたい?じゃあ僕も隣で本を読んでいてもいいですか?」

    「ありがとうございます!後でお互い感想を言い合いっこしましょうね!」



    「読み終わったんですか!?早いですね。どうでしたか?」

    「よかった。気に入ってくれて。あなたが図書室にくるのをよく見かけてオススメの本を探しといて正解でした!」

    「真剣に本を読んでいる姿がとっても素敵だったんでいつかお話したいと思っていたんです」

    「また来てください!もっと本のお話したいです。それと、本じゃなくて君のこともよく知りたいです!ダメ...ですか?」

    きゅん

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  17. 「こことここを因数分解して、次にこっちを…」

    今はテスト期間。助けて下さい!と泣きつかれたから頑張って説明してあげているというのに、早速飽き始めている後輩くん。

    「よそ見するんじゃない」

    「だって数学って頭痛くなってくるんですもん」

    本当にやる気があるのかこいつは、とため息をつきたくなってくる。
    呆れた私をよそに「じゃあ」と頬杖をつきながら君は言う。

    「ご褒美欲しいです。そしたらちゃんとやります」

    幼稚園児か、と突っ込みつつも、何がいいの、と一応尋ねる。

    「赤点免れたら、俺と付き合って下さい」

    頬杖をついたまま、笑いながら言う君。冗談なんだか本気なんだか。

    翻弄なんかされない。完璧なポーカーフェイスで「甘い。90点以上取れたら考えてあげてもいい」と返した。案の定君は、「90点…」と呆然。

    翻弄させるのは、私。

    くるくると表情を変える君の事が、私はたまらなく好きなんだ。

    きゅん

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  18. 私、真夏は先生に片思い中〜
    今は先生にイタズラしようと、先生を待っている

    真夏「せ〜んせ?」

    先生「どうした?」

    ひょい
    先生の眼鏡を取ってやったぜ!

    先生「っておい!眼鏡を返せ!」

    真夏「やだよ〜!」

    私が眼鏡を取り返せれないように、してるいると…

    ギュッ…

    真夏「えっ?」

    先生が私を後ろから抱きしめてる…?!

    先生「捕まえた…。」

    真夏「せんせっ…離して…///」

    先生[照れてんのか?」

    真夏「もうっ! チュッ」

    私は先生にキスをした。もちろんほっぺだけど…

    そして、先生から逃げるように走り出し、先生の方を見ると、ほら真っ赤…。

    でも…

    先生「おいっ!真夏止まれ〜!」


    私は簡単には止まらないよ、先生。

    私自身も、先生への淡い恋心もね…

    きゅん

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  19. ②続き_

    「──ダメに決まってんだろ」

    「え?」
    私の後ろから突然聞こえてきた声。…相良先輩?
    「雅人、そのチョコは俺のだ」
    「はいはい」
    碓氷先輩に渡したチョコを、相良先輩は奪うように受け取る。
    「行くぞ、陽菜」
    先輩に腕を引かれる。
    「ちょ、相良先輩っ!?」

    連れて来られたのは、誰もいない図書室。
    ずっと無言だったから、なんだか怖い。

    「お前、俺にチョコ渡さねえつもりだったのか?」
    「いえ、先輩沢山貰ってたようなのでいらないと思って」
    「他の奴のなんて受け取ってねーよ」
    「ひどいですね」
    どんな鬼畜野郎ですか。
    「…。つかお前、義理ってどういう事だよ」
    「普通に義理ですけど」

    「クソ、次は作ってこいよ」
    「はい?」

    「今回は義理で我慢してやる。でも来年は、本命チョコを持ってこいよ」
    「意味が分かりません」

    どういう事?


    「好きだって言ってんだよ」

    きゅん

    16

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  20. 「何?キスしてやろうか?」

    きゅん

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  21. 放課後の図書室は、全くと言っていいほど人がこない。いるのは、図書委員である私だけ。もうひとりいるはずの図書委員、
    私の好きな人もこない。

    「つまんないなぁ。」
    思わず呟いた瞬間、ドアが開いた。
    「おいおい、仕事しろよ。」
    ニヤリと笑いながらカウンターに近づいてくる。
    「仕事サボってるのはそっちでしょ。こんなのが図書委員とか、信じらんない。」
    私の好きな人なのも、信じらんない。

    アイツは放課後に、他に誰もいない図書室で二人きりでも、私の事なんて気にも止めてないんだろう。
    改めてそう考えてしまうと、一刻も早くここから逃げたくなった。
    「サボってたんだから後よろしく。」
    そう言ってカウンターを出る。
    「……俺だけなんだよな。」
    ポツリと漏らされてつぶ屋に
    「なにが?」
    見上げた先にあったあいつの顔は、少し赤かった。

    「オレがお前のこと、好きだってこと。」


    両思いまで、あと1秒。

    きゅん

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