ケータイ小説 野いちご > 野いちご学園

野いちご学園メニュー

ようこそゲストさん

  1. 779件ヒットしました

  2. _とんとん

    「?何だまたお前か」
    先生が本を片手に、溜息をつく
    いつもの如く、塩対応だなぁ

    「だって先生に会いたいんだもん…」
    「はいはい」
    先生が伏し目がちにメガネに手をかける
    …その仕草が、私はとてもすきだ

    「先生、ちょっと」
    「なんだ?」

    ふと先生のメガネを取ってみる

    「お、い何も見えねえ…」
    目つきが少し悪くなるのも、また格好良い

    「こら…返せ」
    いつも余裕な先生が少し動揺してる
    …ちょっと可愛いかも

    「こっちですよ先生~」
    私はイタズラに先生から逃げ回る
    「くそ…」

    瞬間、
    _トンっ

    「……捕まえた」
    低くて色気のある声が間近に聞こえる

    …ち、ちかっ!
    先生の甘い匂いと共に、顔が赤くなっていくのが自分でも分かる

    「俺の勝ち」
    先生がふっとほほ笑む
    そして優しく私の手からメガネを取ると、授業に行ってしまった

    …好きだなぁ
    私は一人うずくまって、溜息をついた

    きゅん

    10

    れもんずさんをフォロー

    通報する

  3. 「山本先輩!」

    カウンターで頬杖つきながら本を読んでる先輩に声をかける

    「またお前か。図書室ではお静かに」

    シーっとジェスチャーした姿さえカッコいい山本先輩

    以前、同じ委員になってからずっと片想中の私

    「はーい…今回は真面目にやってるんですね」

    前はサボり魔で集まりも全然参加してなかったのに

    「まぁね…念願の図書委員ですから」

    「先輩って読書好きなんですね」

    新しい発見だ
    また好きが大きくなる

    「んー読書好きっていうか…」

    違うの?どういうことだろう

    遠くの一点を見つめてる先輩は私を全然見てくれない

    視線の先をたどると1人の女生徒が

    「…」

    暫くするとこちらに向かってくる

    「今日はこれ借りる」

    「はいよ。ちゃんと期限守れよな?」

    「山本こそ、ちゃんとノート返してよね」

    笑い合う2人を見て胸が痛くなる
    こんな新しい発見知りたくなかった。

    きゅん

    2

    シシオトメさんをフォロー

    通報する

  4. 「…ずっとこっち見てるけど…どうしたの?」

    「先輩可愛いーなーって思って見てました」

    「も、もうっ…」

    放課後図書室で瑠衣くんと勉強をしに来ている

    今は参考書を探してるところ

    放課後の図書室はほぼほぼ人はいなくて、一人二人くらいしかいない

    「もう帰りませんか?僕の家でやりましょうよ」

    「で、でも…」

    「僕の家、嫌…ですか?」

    「そうじゃなくて…」

    瑠衣くんは一人暮らしだから、瑠衣くんの家に行くと二人っきりになる

    その度にドキドキして、変になっちゃうから…

    「だって…瑠衣くんと二人っきりだとドキドキしすぎておかしくなっちゃうの…」

    「っ…もー…急に素直になるのは反則です」

    そう言って、私を包み込むように抱きしめてきた瑠衣くん

    「っ…!る、瑠衣くんっ…!ここ図書室っ…!」

    「図書室じゃなかったら…いーんですか?」

    「…っ、うん」

    瑠衣くんには一生かなわない

    きゅん

    4

    小桜 ひまりさんをフォロー

    通報する

  5. 昼休み、委員会の仕事で憧れの先生と二人きりになってしまった…

    私は、この先生が好きだ
    でも、叶わない…この恋は

    「これ、お願いしますね」
    私の恋心なんてつい知らずに仕事を頼む先生

    なぜ叶わないか
    先生は、既婚者だから
    だから……この恋は叶わないのだ

    きゅん

    0

    clover.cさんをフォロー

    通報する

  6. 私はずっと君が好き。

    図書室に通い始めたのも君に会うため。

    でも君には好きな人がいるんだよね。

    「ねぇ、叶斗君。オススメの本ある?」

    「あぁ、この辺りのシリーズは大体面白いよ。」

    話しかけるための口実に図書委員の叶斗君に話しかける。

    「そういえば、早苗さん。最近来るようになったよね。」

    ドキッ

    「あ、うん。な、なんか、本に目覚めちゃって。あはは。」

    「えっ。本当に!本好きが増えて嬉しいよ。」

    本当はそんな理由じゃないよ。気づいて叶斗君。

    「僕ね、ある先輩のおかげで本が好きになった。でも、その人は今年で卒業なんだよね。」

    あ、叶斗君の好きな人の事だ。とても胸が苦しい。ズキズキする。

    ある日、図書室の戸に手をかけると話し声が聞こえた。

    あ、叶斗君と…先輩だ。とっても楽しそう。

    あーあ。私の初恋はこれでお終いか。

    一粒の涙が早苗の頬を伝う。

    バイバイ、叶斗君。

    きゅん

    4

    百日紅 花子さんをフォロー

    通報する

  7. 「夏木先輩ってかっこいいよね〜。1回で良いからデートしたいなあ。」
    「バッカ,アンタなんか相手にしないでしょ。」

    まーた,オレの話か。まあ悪い気はしないけど。女のコはみんなオレのこと好きになるし,ちょっと退屈だ…。

    「奈々美レベルの美少女ならともかくね!」
    「わっ私は全然可愛くなんかないよお〜。」

    あの子,ちょっとタイプかも。声かけてみるか。

    「ねえ,そこの君…………」
    「それに夏木先輩ってきっとホントは女の子に興味ないと思うな。チヤホヤされるのは悪くないけど,毎日がつまらないって感じがする。」
    「え〜,なにそれ。」

    ………………………。初めてだ。オレの気持ちまで見てる女のコなんて。みんなオレの顔しか見てなかったのに。
    ちょっと興味わいたかも……………!

    きゅん

    2

    ,葉月桜南さんをフォロー

    通報する

  8. 放課後、口が悪いと有名な一学年下の堂本君と二人で委員会の仕事の図書当番をしていた。

    寡黙かつ口の悪い彼と並んで座っているが、堂本君は一切口を開かずに手にしている本を読み進めていた。

    「なに読んでるの?」

    「ただの参考書です。見ればわかるじゃないですか」

    「どこの範囲?少し見せてよ」

    そう冷たく答えた堂本君の方に身を乗り出し、参考書を見る。

    「っ、覗かないでください」

    逃げるように体をのけぞらせ、私から距離をとる彼。

    やば、嫌だったかな……。

    「僕に声かけたり、近付いてのぞき込んだり、なんでそう邪魔したがるんですか。それじゃなくても、あなたが近くにいてドキドキするのに、緊張して参考書も読めな──……あっ」

    しまったというように口を押えた彼。

    「っ……なんでもありませんっ」

    そう言った彼の頬は真っ赤になっていて……。

    意味を理解した私も釣られるように頬が熱くなった。

    きゅん

    6

    彩月 さくらさんをフォロー

    通報する

  9. 「はああ可愛い...」

    私、花梨はオタクです。

    「なんでこんなに可愛いんだろうか尊い..」

    「ねぇそれ彼氏の僕に言うこと?笑」

    「ごめんついっ...笑」

    推しも可愛いんだけど、私の彼氏も可愛い。

    「あ、そうそう見て!」

    「ん?」

    「この人すっごい美人じゃない?」

    「う、」

    見てみると、私とはかけ離れた美人でスタイルがいい女性...。

    やっぱりそういう人がいいのかな。

    ちょっとヤキモチ妬いて無言でいると


    「どした?笑ヤキモチ妬いた?」

    「うん...」

    「ごめん笑でも花梨も僕に向かって推し可愛いって言ったのが悪いんだからね!!?」

    「あっ」

    今考えてみると私同じことしてたんだ..

    「ごめんね..私、優の方がずっとずーっと可愛いと思う...!!」

    「えっ、いや、べつにそう言うのを求めたんじゃなくて...//」

    頬を赤くする優を見て一言。

    「可愛いなぁ」

    きゅん

    4

    蒼依ς➹さんをフォロー

    通報する

  10. 私は今日、一目惚れした先輩に告白して振られた。



    先輩の前で泣くのは我慢したけど、いなくなった今、涙が止まらない。



    ……場所、移動しよう。



    今は授業中だから、誰もいない図書室に。




    図書室に入ると、隅の方の太陽の光がよく当たる、机と椅子があるスペースに行った。




    椅子に座って、先輩を想って泣いていると、



    「なんで泣いてるの?」



    突然、後ろから声が聞こえた。




    「何か嫌な事でもあった?」



    目の前にいるのは王子様のような男の人。



    「……振られました」


    彼の不思議な雰囲気におされて、つい答えてしまう。



    「そっか。……じゃあ、慰めてあげる」



    彼は私に近づいてきて、



    ──私の唇を奪った。



    「……え?」



    「またここにおいで。そうしたら俺が慰めてあげるから」



    そう言った彼の瞳が、すごく綺麗だと思った。

    きゅん

    2

    杏華音さんをフォロー

    通報する

  11. 「よし。これでもう最後」

    今は校内の見回り中で、あとは図書室だけ見たら終わり。
    カラカラとドアを開けると。

    「えっ?!」

    図書室の奥の方にあるソファには、この高校1のモテ男の新城くんが寝ていた。そっと近ずいて、

    「こんなとこいたら、風邪ひいちゃうよ…おーい!起きてください!新城君!」
    「……」

    もぞもぞと動くだけで、瞑った目は開かないまま。
    それにしても、本当に整った顔をしている。でもここで寝られたら、私が帰れない。

    揺すって起こしてみようと、触れようとしたときーー

    「……捕まえた」
    「わっ!?」

    グッと腕を引っ張られ、体制が反転する。

    「いいの?襲っちゃうよ?」
    「え?!」

    馬乗りでソファに押さえつけられてるせいで、身動きが取れない。

    「俺、好きなんだ君のこと…ずっと前から。だから、」

    「もう一生離さない」

    そう言って微笑む彼が、ゆっくりと近ずいてきてーー

    きゅん

    3

    ☆yumeyume☆さんをフォロー

    通報する

  12. 「うう…こんなにたくさんの単語、覚えられるワケないじゃん…」


    もうすぐやって来るテストに向けて、図書室で勉強中の私。


    しかしやる事が多過ぎて頭がパンク状態な為、なかなか進まない。


    「この問題は、こう解くと簡単だぞ」


    「えっ?」


    半泣きになりながら机に向かっていると、同じクラスの男の子がアドバイスをくれる。


    「ここは……」


    「フムフム」


    彼の的確な指導のお陰で、テスト勉強はスムーズに進んだ。


    「ありがと、説明分かりやすくて助かった!にしてもなんで急に勉強教えてくれたの?」


    「…好きな子が困ってたら、誰だって助けたくなるだろうが」


    「へぇ……って、今なんて!?」


    「オレとしてはこれからは恋人として、一緒に色々学んでいきたいんですけど?」


    ニコッと意味深に微笑む彼に、私の頬は真っ赤っ赤。


    恋の勉強も彼となら、楽しく出来そうです…?

    きゅん

    3

    棗 海桜さんをフォロー

    通報する

  13. 私、杏奈

    今は、大好きな図書室で図書委員の初仕事で本の整理をしている

    「うーん、届かないよー」

    身長が150㎝しかない、私には図書室の1番上の棚に本をしまうことができない

    「わぁっ」

    本棚に手が届いたと思ったのに

    「おっと、あーん大丈夫?」

    「い、伊織くん!」

    「杏、何してたの。危ないでしょ」

    「本の整理をしてたら、届かなくてバランスを崩しちゃったの」

    「困ったことがあったら、俺を呼んでって言ったよね?」

    「ごめんなさい。でも、伊織くんが助けてくれてよかった!ありがと!」

    「はぁー、ほんと杏はかわいいね
    そんなこと言われたら、許しちゃうでしょ
    理性保ってるんだから」

    伊織くん、どうしたんだろ

    助けてもらえて良かった

    「伊織くん、だいー好き」

    きゅん

    3

    たにるなさんをフォロー

    通報する

  14. ガラガラー

    (あっ、来た!)

    私は、先輩の風太先輩のことが好き。
    だいすき。

    いつも放課後、図書室に来て勉強をしていることもリサーチ済み。

    だから私はこの数ヶ月間、休まず放課後図書室に通っている。

    大好きな先輩の姿を見るために。



    私は先輩が来るまでに眠過ぎて少し寝てしまってずっと伏せてる体制だからまだ寝てるみたいで図書委員さんに申し訳ない。
    でもしょうがない!

    だって私の隣に先輩がいるんだもん!!!

    緊張しすぎて心臓がもたない、



    (あ、いい匂い)

    風になびかれ先輩の匂いがする。いつもは廊下で通り過ぎるだけだったから一瞬しか匂いが嗅げなかったけど今すっごく嗅げてるよ!今!嬉しい!


    ポンポン

    (!?!?)


    なになに今の、そう思い飛び起きてしまった。


    「あっ」


    優しい顔をして私の頭を撫でていた風太先輩の顔は真っ赤に。

    なになに可愛すぎるんだけど。

    きゅん

    4

    蒼依ς➹さんをフォロー

    通報する

  15. 「楓ちゃん俺と付き合わない?」

    いやちょっと待て!

    その子は俺が半年前から
    ずっと好きな子なのに・・・

    図書館に通いつめて約半年

    いつもカウンターに座って
    本を読んでる楓ちゃんに
    俺は片想い中だ

    楓ちゃんに声をかける勇気もなく
    ただ本を借りて帰るだけ・・・


    それなのに今、俺の目の前で
    楓ちゃんが他の男に取られそうになっている


    「楓ちゃん!考えといてね」

    その男は
    図書室を後にした


    楓ちゃんに俺の思いを伝えるのは
    今しかない!!


    そんなとき
    楓ちゃんがうつむきながら
    こっちに来た


    「川島くん・・・」


    「え?」


    「ずっと川島くんのことが
    好きだったって言ったら・・・
    迷惑だよね・・・?」

    「・・・」


    「ごめんね、今の忘れて!」


    泣きそうな顔で
    走り去ろうとする楓ちゃん

    俺は後ろから抱きしめ
    耳元でささやいた


    「俺でいいの?」

    きゅん

    6

    秋風さらさんをフォロー

    通報する

  16. 「…あ、いた」
    夕陽が差し込む図書室。夕影に照らされて、普段とは違う雰囲気を醸し出す本棚。
    そこに、いつもキミはいる。
    私の声か。それとも、足音か。
    気付いたキミが顔を上げた。

    「ん?あ、橙坂ちゃん」
    クシャッと笑う、キミの笑顔。

    「今日は何を借りに来たの?
    ……あ、その本…俺も好きなんだ」
    共通の趣味。共通の好み。

    何色にも染まらない。自由で、芯の強いキミ。
    対照的に、私は弱い。だから、遠回りする言葉で。

    「………夕日が…きれい、ですね、」

    それじゃあ…。
    踵を返した私の腕をそっと、でも強く、握りしめたキミは、私を抱き寄せて囁いた。

    「………星が、きれいですね。橙坂ちゃん」

    「…星はまだ、出てないですけど、紅井君」


    _____あなたの気持ちが知りたいです

    _____あなたは私の想いを知らないでしょうね


    夕影の差し込む図書室。
    この場所が、私達の始まり_____

    きゅん

    1

    涙曄さんをフォロー

    通報する

  17. 「ちょっと、えっ」

    私に迫る綺麗な顔

    身動きが取れない...

    さっき急に手を引かれて連れられてきたのは今私がいる図書室の隅っこ

    図書室を利用する人はいるけれどここは死角になっていて誰も通らない

    ちょうど光がさすこの場所で夕日に照らされた彼の顔は少し赤かった

    「っん」

    私のファーストキスが一瞬で奪われた

    手は彼によって固定されていて抵抗が出来なかった

    ううん、抵抗しなかったんだ

    こんな形でファーストキスを奪われたって言うのに悲しみはどこにもない

    それは君の顔が綺麗だからか私が彼を好きだからかどっちだろう

    「好きだ、入学式で一目惚れしてからずっとお前を想ってた」

    多分私の気持ちは後者だろう

    「付き合ってくれないか?」

    その一言で溢れ出すこの気持ち

    「はい、私でよければ」

    多分2人の顔は夕日に負けないくらい真っ赤なんだろうな

    そう思うと自然と笑みがこぼれた

    きゅん

    3

    ☆♪莉心✼♡さんをフォロー

    通報する

  18. ある日の放課後、誰もいない図書室で憧れの稜先輩と二人きりの勉強会!!

    私は苦手な数学を教えて貰っているところだった

    「これをxに代入して……」
    「わかった??」

    「はい!ありがとうございます!!」

    「ところでさ、俺も分からないことがあるんだけど…」
    「俺は蒼來のことが好きなんだけど蒼來の気持ちはどこにある??」
    「教えて?」

    ///「あ、あ、あの!私も先輩のことずっと前から好きでした!!」

    「良かった。俺と付き合ってください」

    「こんな私で良ければよろしくお願いします!」

    「俺は蒼來がいいんだよ。蒼來だから好きなんだ。」

    優しくてカッコイイ先輩と付き合い始めた日だった。

    きゅん

    1

    雪來さんをフォロー

    通報する

  19. 「月が綺麗ですね」
    「え?」
    「夏目漱石の言葉」
    「……それは知ってる」

    自分に言われたのかと驚いて、損をした。だって、私は彼に恋をしているから。
    図書室でよく会う男の子。運動神経抜群そうなのに、いつも小難しい小説を読んでいる。

    「じゃあ、これの返事は?」
    「……死んでも、いいわ?」
    「ありがとう」
    「……へ?」
    「だって、俺の告白受けてくれたんでしょ?」

    返事って……そういうこと?!てっきり、呼応が何なのかって話かと……

    「こういうの、君は好きかなって思ったんだけど、違った?俺、君に見合う男になりたくて。よくわかんない小説とか頑張って読んだりしたんだけど。やっぱり駄目だな。初めて話し掛けたときも、今も、君に困った顔させてばっかだ」
    「……困ってないから、困ってるんじゃない」
    「……え?ごめん、俺本当は馬鹿だからよく意味がわかんない」
    「……君の告白が、嬉しかったってことです」

    きゅん

    1

    江口ゆのさんをフォロー

    通報する

  20. 「だから、ここはこれ入れないと
    答えが違うくなるって」

    「あ、確かに」

    先輩の綺麗な指がプリントに
    文字を書き込んでいく。

    「ほんと頭に入らないー!」

    「サッカーの事ならすんなり入んのにな」

    「そうなんです!」

    「ドやんな」

    頭の上にチョップを落とされ
    素直に勉強を再開する。

    カチコチと時計の音が鳴る中
    黙々と解き進める

    「で、出来た!!!」

    文字が書き込まれたプリントを
    嬉しくて持ち上げるが
    そこには先輩は居ない。

    ま、残ってって言ってませんし、
    期待してなかったですけど。

    でも、ちょっとくらい、
    お疲れ様って、言って欲しかった。

    「ひゃっ!」

    ほっぺたに冷たいものが当たり
    そのまま両頬を掴まれ上をむく。

    ワシワシと髪の毛を撫でられる。

    「もう!なにして!」

    目を開けると同時にドアップで写る
    先輩の顔に言葉が詰まる。

    「おつかれさま!」

    きゅん

    2

    白苑式さんをフォロー

    通報する

  21. 図書委員の私は幼馴染の上条理月(カミジョウリヅキ)と2人で本棚の整理をしていた。彼は大人しい性格で特に作業中などはとことん無口だ。
    しんと静まり返った図書室に理月と2人きり。幼馴染とはいえ私は少し気まずいと思った。私が何か話を切り出そうとした時
    「あかり」
    理月が私の名前を呟くように呼んだ。
    「ん?」
    「あかりって好きな奴居んの?」
    「えっ…?」
    いきなり恋愛の話をされて私は少し動揺してしまった。
    そういえば理月とは長い付き合いだけどこういう話した事なかったっけ?
    「あ、悪い…でも気になったから。」
    理月が気まずそうに謝った。
    「好きな人ね…いる…かな…」
    私も少し気まずそうに答えた。
    すると理月は今度は私を真っ直ぐに見つめた。
    「あかり…俺じゃそいつの代わりにはならないか?」
    今までに見たことの無い真剣な眼差し。
    予想外の台詞に驚きながらも私は嬉しくて理月をぎゅっと抱きしめた。

    きゅん

    9

    猫屋敷 鏡風さんをフォロー

    通報する

▲