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  2. “ 光くんに想いは伝えられましたか? ”


    5年前の自分が思わぬ刺客だ。

    卒業から5年後、17歳の夏。5年後の自分へ宛てた手紙が小学校の同窓会で発掘された。

    その手紙の中に書いてあったのは、この一文のみ。


    “光くん”、小学生の私は彼のことが大好きで、けれど最後まで想いを伝えることはなかった。

    私立の中学校に進学した私は卒業以来、光くんに想いを伝えるどころか会うこともなくて。


    5年前の私へ。
    答えはNO。想いは伝えられていない。


    …その割に、私は今になってもまだ光くんを忘れられずにいる。

    どんな男の子と出会って、「好きだ」と言われてもいつも頭の中には光くんがいた。


    今よりも丸い字で、一文だけ書かれた紙をぎゅっと握る。


    同窓会。あの時より背が高くなったきみに。

    男子の輪の中であの時と変わらないきらきらした笑顔を向ける、きみに。



    「____光くん、私……!」

    きゅん

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  3. 私には小さい頃よく遊んでいた男のがいた。
     そのことをずっと好きだった。
     だけど彼が転校して彼のことを私は忘れかけていた。

    「葵、今日転入生が来るんだって」
    「どこからの情報?」
     友達と話していると先生が教室に入ってきた。
    「転入生が来た」
    「佐藤祐樹です」
    (どこかで聞いたことが、どこだろう?)
     私が佐藤のことをずっと見ていると、彼と目が合った。
     すると、佐藤は背景に花が咲いたような笑顔で笑った。
    (どこかで会った?)
     佐藤の顔を見ながら考えていると、彼が私に抱き着いてきた。
    「ちょっと。何ですか急に」
     彼は抱き着いたまま話を始めた。
    「何って覚えてない? 俺だよ、ゆうくんだよ?」
    「えっ!? ゆうくん。あのちっちゃくて、かわいかった」
    「うん! 葵ちゃんとの約束を守りに帰ってきたよ!」

    きゅん

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  4. 「このブーケ、貰ってくれない?」

    姉の結婚式の後。
    私の前に立つ、スーツ姿の美少年。

    「結婚していないのが俺たちだけなら
    咲さんがもらうべきだよね?」

    「造花だし、捨てるに捨てられないじゃん」と
    迷惑声の美少年から
    私は真っ赤なブーケを受け取った。

    旦那さんが弟にあげたいって言うから
    私が作ったんだけどな。

    月曜日。美少年君と再会。

    だって雪雅君は同じクラス。
    挨拶すら、されたことがないけど。

    「咲さん……おはよ……」
    初めて挨拶された?

    「おはよ」

    会話終了。
    って、挨拶は会話に入らないか。

    「ブーケ作ったの、咲さんだったの……?」
    「え?……うん」
    「まだ捨ててない?」
    「私の部屋にあるよ」
    「今日の帰り……家までもらいに行ってもいい?」
    え?

    「俺の結婚式まで……
    大事に保管しておくから……」

    なんで雪雅君の顔、真っ赤なの?
    結婚式って……意味わからないよ……

    きゅん

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  5. 「美由が駅で一緒にいた男、誰?」
    「宝物を拾ってくれた人だよ」
    「あのイケメンに、誘われてただろ?」
    「興味なし。私が好きなのは、二次元だけ」

    実際の男子に胸キュンする気持ち。
    私にはさっぱりなんだよね。

    だってアニメの方が
    顔が綺麗だし、声キュンだし。

    メンズ萌えキャラが多彩だし
    誰を推そうか決められないくらいだよ。

    「俺は興味範囲外?」
    「咲也は、3次元でしょ?」
    「じゃあ俺がこんなことしても、ドキドキしないよな?」

    壁に追い込まれ。
    見上げると、目の前に
    イジワルそうに微笑む咲也の顔が。

    「ドキドキなんて……しないよ……」
    「それなら、俺の目を見ろ」

    ひゃ~
    心臓が騒ぎ出しちゃった。

    生男子にこんな胸キュン、初めてだよ。

    「美由、俺と付き合えよ」
    「……えっ?」

    「二次元の奴らよりも甘い言葉
     俺がささやいてやるから」

    ダメだ……
    3次元沼にも……はまりそう……

    きゅん

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  6. 「はぁ~」

    私の名前は枢木 ゆめ
    彼氏に会えてない日数…2週間
    死ぬほど辛い

    「何ため息なんかついてんの?」

    「そりゃぁ…哉斗に会えてないからに決まって…って…え?!」

    「ふーん、俺に会えなくてため息?」

    ニヤリとしながらそう言ったのは…哉斗だった

    「なっ…なんで?!」

    「なんでって…そりゃ…ゆめに会いに来たからに決まってんじゃん///」

    珍しく照れながら顔を逸らして哉斗はそう告げる

    「…っ///もう、哉斗大好き」
    「ふはっ。じゃあ、デートする?」
    「うんっ!します!させてください!」
    「なんなりと」

    私を秒で笑顔にできる哉斗は私の王子様

    「なんであの、今まで会えなかったの?」

    私がそう言うと差し出される綺麗に包装された小さな箱

    「これやる」

    「…っ!バイトしてたから?」

    「そーだよ」

    なんて言うから、あなたは私を幸せにする天才だよ

    きゅん

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  7. 「ずっと一緒だよ」

    中学のときに3年間付き合っていた彼氏がいた。

    約束を破り、私は高校生になる時に引っ越してしまった。

    ずっとずっと好きだった

    いじめられていた私を助けてくれた時から彼は私のヒーローで

    勇気を振り絞って告白したらOKを貰えた。

    でも高校受験が近づくと、会えないことが多くなり喧嘩も増えた。

    そして、たいしたお別れもしないまま引っ越してしまい、音信不通になった。

    あの時は次の恋って思っていたけれど、大学生になっても未だに彼を引きずっている自分がいる。

    なんでかわかんないけど、好きだったんだ。

    「パキッ」

    何かを踏んだ音がした

    前にいたのは彼だった。

    「あれ、○○?久しぶり、元気にしてた?」

    あ…またやり直せる。やり直したい。

    「おまえ〜〜、俺のスマホの画面割ったろ〜?笑」

    パッと映ったロック画面、彼と女の人と赤ちゃんが一緒に映っている写真だった。

    きゅん

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  8. 「よっ。久しぶり」
     私は咲良。
     今、私の前に現れるはずの斎藤がいた。
    「えっ! なんでここにいるの? 海外に言っていたのではないの?」
    「そうなんだけど、帰ってきた」
     斎藤が笑っていった。
    「帰ってきたって、仕事は!?」
    「休みとってきた。咲良が結婚するって聞いたから」
    「結婚? 私が」
     斎藤が言っていることに自分の中に記憶がなかった。
    「桜の友達の結衣に聞いたのだけど」
    「あっ。それ私じゃなくて田中桜さんだよ」
     私の高校の時のクラスに同じ名前の人がいた。
    「あっ。田中のほうか。よ、よかった」
    「何がよかったの?」
     彼が言ったことが気になったので、すぐに聞き返すと斎藤の顔は赤くなっていた。
    「もしかして、私が結婚すると思って焦ったの?」
    「そうだよ」
    「えっ!?」
    「俺は咲良のことが好きなんだ」
     私の顔も赤くなって沈黙になった。

    きゅん

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  9. 私には忘れられない恋愛がある
    中学1年の夏から約5年間付き合った人生で2度目の恋愛
    他の恋愛より飛び抜けて特別な事をした訳でも何でもない
    それでも、彼と付き合っていた日々は今までの恋愛の中で1番輝いていた
    彼とは高校が離れたのが原因の自然消滅

    最初の高校1年の頃はお互いに沢山連絡を取り合っていたり、デートをしていたりしたけど、2年生になった頃にはどちらとも無く連絡を取り合う事はなかった
    良い思い出として残っていると思っていたのに、それは勘違いだったのかも知れない
    「菜々が好きだ
    もう一度やり直したい」

    26歳の秋、中学の同窓会で再開した彼は駅のホームで真っ直ぐ私を見つめてそう言った
    久しぶりに会った彼はとても格好良くなっていて少し悔しかった

    「…次は自然消滅とか、やだからね」
    私と離れた後も、彼は新しい彼女を作らなかったと結婚式の日に彼の友人が教えてくれた

    彼は私の大好きな旦那様だ

    きゅん

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  10. 私は誠也に恋していたことが忘れられなかった。
     
     (六年たっても誠也のこと引きずっているなんて)
     ため息をついていると、誠也が寄ってきた。
    「何ため息なんてついてんだよ」
    (あんたが原因なのに)
     誠也と離れたが大学で一緒になった。
    「俺に相談してみろよ」
    「あんたに相談できるわけ、ないでしょ」
    「俺に何か不満でもあるのかよ」
    「あんたが好きだから悩んでいるのよ」
     私は言った後に顔を赤くした。
     その場を去ろうとしたが聖夜に手を握られていたので、逃げることができませんでした。
    「本当に俺のこと好きで悩んでいるの?」
     誠也も顔を赤くして聞いてきた。
     言葉が出てこない私は、頷くことしかできなかった。
    「……俺も結衣のことが好きだったんだ。もう会えないと思っていたし、会えたとしても伝えることができなかった」
    「それって」
    「結衣のことが好きだ。付き合ってくれないかな」
    「はい」

    きゅん

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  11. コロナで自粛中、休校していた学校もようやく再開だ

    友達や好きな人、会えない日がとても辛かった

    朝、いつもの公園で待ち合わせをした私たち

    蓮くん、まだかなぁ

    冬の寒さに耐えながら、手にはぁっと息をかけ、手を擦り合わせる

    好きな人を待つ時間は苦痛じゃない

    「愛佳!」

    突然後ろから聞こえてきた、愛しい声に振り返る

    ギュッ

    「蓮くん!」

    一生懸命走って来た蓮くんが私を抱きしめる

    「会いたかった」

    胸の奥が愛しさで溢れる

    「私も!やっと会えたね」

    そう言ってハニかむと蓮くんもニコリと笑って返す

    あぁ…幸せだ

    「行こう」

    そう言って差し出される手

    その手をギュッと握り返す

    「蓮くん、だーいすき」

    「…っ///それは反則」

    顔を真っ赤にした蓮くんは

    「俺は愛してるよ?」

    耳元でささやいた

    「なっ…///?!」

    「ふははっ」

    蓮くんは私より1枚上手だ

    きゅん

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  12. 「菜穂、久しぶりじゃん」

    わざと違う高校に入ったのに
    なんで会っちゃうかな……

    「中学の卒業式以来だよね?」
    「……うん」
    「菜穂はバスケ部、入んなかったの?」
    「まあね」
    「それって……俺のせい?」

    心配そうな拓海の声。

    付き合っていた頃の甘い記憶と混ざって
    ぎゅーっと胸が苦しくなる。

    中3の夏。拓海に言われた。

    『琴音が好きだから、別れてくれない?』って。

    あの時『別れたくない』って伝えていたら
    今も拓海は、私の隣にいてくれた?

    未練と後悔。
    そんな醜い感情と付き合うの、もう限界だよ。

    「俺さ、琴音と別れたんだ……」
    「え?」
    「もう一度俺と、付き合ってくれない?」

    予想外の告白。
    この日を、夢見ていたはずなのに……
    私とよりを戻したい理由が、彼女と別れたからなんて。

    「拓海、幻滅させてくれてありがとう」

    やっとわかったよ。
    私の運命の相手は、拓海じゃないって。

    きゅん

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  13. 「やる」
    3年程会っていない幼なじみから、言われた最初の台詞はそれだった。
    そして、返した私の台詞は
    「は?」これだった。
    そんな3年ぶりに感動(とはまた違うのだが)の再会をしたとは思えない、ぶっきらぼうな態度の幼なじみの彼に少し面食らいつつ私は顔の前にある白い箱を受け取る。
    「なにこれ?」
    「たまたま、あったから…やる」
    「答えになってないよー」
    「開けてみたら」
    「答える気はなしかい」
    渋々白い箱を開け中身を確認すると
    「ケーキだ」
    真っ白な苺のホールケーキが入っていた。しかも“誕生日おめでとう”と言うプレート付きだ。

    「……これがたまたま家にあって。たまたま、それが誕生日ケーキで、たまたま今日は私の誕生日で」
    「たまたま今日いた私にたまたま会ってたまたま、これを渡してくれたってことでいいのかな?」
    私が彼にそう確認すると

    彼は無言で頷く

    彼の顔が赤いのもきっとたまたまなのだろう

    きゅん

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  14. また、あの夢を見た。
    大好きなのに。
    見つめるだけで、目が覚める。
    小学生の頃と、同じ。
    何度か声をかけてくれたのに。
    全然、話せない。
    高校生になる今なら、少しは。
    でも遠い付属の中学へ行って、会えなくなった。
    噂で、付属の高校に受かったとは聞いたけど。

    「まだ好きなの?」
    突然の声に飛んでいた意識を戻し、目を向ける。
    「このシリーズ。図書室で借りてたね」
    これは夢?
    だって彼が、目の前にいる。
    背が高くなって、声が低くなって。
    でも変わらない口調で話しかけてくれる。
    なのに声が出ない。
    「いつもこの本屋にいるね」
    それでも話し続けてくれるから。
    「本、好き?」
    きっと、夢。
    だから、大丈夫。
    「……好き、かも」
    「それなら今度、貸してくれる?」
    「……いいよ」
    「じゃあ、約束」
    笑顔の彼と連絡先を交換した。

    遠くなる後ろ姿を見ながら。
    夢じゃありませんように!
    強く、強く、祈った。

    きゅん

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  15. 「太田?」

    私を呼んだのは長身で整った顔の男子。

    面影はないのに、なぜかあいつだとわかった。

    「北山、なんで?」

    いつも言い合いばかりしていた小学校の同級生。
    「北山くんと仲良いね」と言われるたび、「違う」と即答していた。

    「いや太田がこの高校だって聞いたから」

    「だから何?」

    目を伏せた北山の長いまつ毛に一瞬見惚れた。

    「俺、太田のこと好きだったんだ」

    理由になってないとか。
    なんで今なんだとか。

    言いたいことはたくさんあったのに、大きく弾む心臓が喉を塞ぐようで。

    声を出せなかった。

    嫌いだと思ってた。

    だけど、私の小学校の記憶にはいつも北山がいて。
    些細な会話すらはっきり覚えていて。

    感情が一瞬で塗り替えられていく。

    「返事、考えといて。また明日ここ通るから」
    あの頃より低い北山の声が心地良い。

    その言葉で明日が楽しみになったなんて、北山には秘密だ。

    きゅん

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  16. 今日、半年振りに爽太と再会できる!


    爽太とは、snsで知り合ってお付き合いを始めた。



    爽太と私は、遠距離恋愛カップルだ。



    お互いまだ高校生だから、金銭的にも余裕がなく、一年に二回くらいしか会えない。



    寂しくて、辛い時もある。



    でも、私達にはスマホがある。



    いつでも爽太と繋がれるから、何とか乗り越えられている。



    今日で、付き合って一年が経つ。



    「夢!久しぶりー!」



    「爽太ー!久しぶり!」



    駅前で、私達は思いっきり抱き合った。



    本物だ、本物の爽太だぁ!



    爽太の匂い



    爽太の温もり



    爽太の鼓動の音



    落ち着く。



    「好き…爽太がすき…」



    「泣くなよぉーこれあげるから」



    爽太は、私の右手薬指に指輪をはめた。



    「不安にさせてごめんな。高校卒業したら、夢のこと迎えに行くから」



    「…うんっ」

    きゅん

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  17. 美紅、気づけよ。
    転校してきたのが、オマエの幼馴染だって。

    黒板の前に立つ俺。

    クラスメイトからの好奇な目にさらされながら
    初恋の女を見つめてみるも。

    美紅は俺に一切興味なし。
    絡んだ視線を外し、ぼーっと外を見つめだした。

    オマエさ
    小5で俺が引っ越す時に言ったよな?

    『瑠偉くんのこと、大好きだよ』
    『また、会おうね』って。

    あの時の大粒の涙、何だったんだよ。

    6年経った今でも
    俺は美紅以外の女に、1ミリも興味が持てないのに。

    「花枝瑠偉です。よろしくお願いします」
    頭を下げた。

    顔を上げた俺の瞳に写り込んだのは……

    大好きな美紅の瞳。
    驚いたように見開いている。

    空いてる席に座ってと、先生に言われ
    美紅の横を通り過ぎた時。

    一瞬だけ。
    美紅の手が、俺の手に触れた。


    その不意打ち。
    美紅、マジでやめて。

    ドキドキで俺の頬が焦げて
    手の平じゃ、隠しきれないから。

    きゅん

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  18. 私、神野千夏(Kamino Chika)
    高校2年生です!!
    2年前に引っ越した悠春君のことが今でも好き

    「ごめん」

    ここは、校舎裏奥からなにか聞こえる。
    なんだろう?あっ!

    告白だったんだ!誰だろ相手、ウソ、なんで?
    悠春君なんでいるの?引っ越したのに…

    カサッカサッ

    あぁ!音が

    「おい!」

    「テヘっ(*ノω・*)」

    「盗み聞きかよ!千夏」

    「いゃーちょっとね!アハッ」

    「久しぶりにあったのに」

    「ねぇなんでいるの?」

    「お前が、ここに通うって聞いたから」

    へっ、なんでそんなこと知ってるんだろう?
    でも、嬉しいなぁ、また一緒にいられる!

    「えっ!でもどうして?」

    「それは、お前が好きだから」

    「ウソ///////」

    「本当だ」

    「私もだよ!」

    私達の再会は淡い恋の始まりでした。

    きゅん

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  19. 「あおり!」

    !?

    「あおりだよね?久しぶり!!会いたかった」

    最高の笑顔で私の名前を大声で叫び抱きついてきた彼は小学校の同級生、海翔だ。

    「ちょっ!急に抱きつかないで…恥ずかしい」

    意識しないようにと思っても顔は赤くなってしまう。

    「あっ!ごめんよ。嬉しくてつい…」

    子犬のようにシュンッとなる海翔が可愛くて仕方ない。いけない!クールになると決めたのだ!

    「確かに久しぶりよね。いつぶりだっけ?」

    「んー、半年ぐらいかな~。ねぇねぇ今日暇?このままデートしようよ!」

    ぶわっ!

    はっきりデートとか言われると照れてしまう。

    「ふふっ可愛いな~。ねぇ誰か変な人とかに言い寄られたりしたら僕にいうんだよ?」

    「…」

    「あおりは可愛いんだから!ちゃんと自覚しないと」

    顔がどんどん赤くなってしまう…

    海翔といるとクールになれない!

    きゅん

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  20. 「怜央、何でいるの?」


    さらに、かっこよくなった怜央が立っていた。

    福岡に行ってから3年。

     「奈緒、会いたかった。」

     「何で、何もいわないで行ったの?」

     「奈緒、見たら離れたくなくなるだろ。」


    怜央は、私の目を見つめた。

    離さずに、


     「はなさねぇよ。」


    あまいこ言葉をかけて優しく抱きしめた。

    大好きだよ。昔から。

    きゅん

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  21. 部活に委員会、その他諸々の仕事。
    あーほんっとに。

    「疲れた……」
    「癒してやろうか?」

    机にうつ伏せになっていると、上から声がする。
    癒す?癒すってなんだっけ。頭まわんないや。

    「うん」

    でも疲れがとれるなら。
    そう思って返事をしたものの、それが意味することに気付いて慌てて顔をあげた。

    「ごめん嘘!忘れて!」
    「無理」
    「えっ?」

    覆いかぶさるように抱きしめるあいつ。

    「お疲れさん」

    優しく頭をぽんぽんとされ、疲れがじわりと溶けていく。

    「付き合ってもないのに、こんなこと……」
    「……じゃあ付き合う?」

    躊躇いがちに聞かれた言葉。

    「……え?」
    「俺、お前のこと好きだし」
    「……えっ!?」
    「お前は?」
    「そんな急に言われても……」
    「俺のこと、嫌い?」
    「……嫌いじゃ、ない」
    「じゃあ、……好き?」

    好き。
    呟いた言葉は、あいつに届いたのだろうか。

    きゅん

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