ケータイ小説 野いちご > 野いちご学園

野いちご学園メニュー

ようこそゲストさん

  1. 2件ヒットしました

  2. 「お前さ…好きな奴とかいんの?」


    頭上で花火が上がる。

    それを見上げつつ、私は答える。


    「いるよ」





    ────────────隣に。

    とはさすがに言えず、彼と繋いでいる手に力を込めた。


    「翔太は?いるの?」

    「いるよ」


    彼もその先は続けずただ手をぎゅっと握り返してくる。


    友達以上、恋人未満


    つま先でさぐり合うような、あと一ミリの距離。

    我慢出来なくなった時がきっと、想いが募りに募った瞬間なのだろう。



    ──────私は翔太のこと

    ──────俺はお前のこと



    花火と歓声にかき消された声はどちらが先だったのか。



    「「好きだよ」」

    きゅん

    7

    ふじみやともさんをフォロー

    通報する

  3. コンタクトレンズを長時間つけてたり、つけたまま寝てしまったり。

    そのせいで、目が炎症を起こした。

    しばらくは眼鏡だ。


    「はよー」


    中学以来の眼鏡で登校したら、おまえがおれをガン見してきた。


    「なんか雰囲気がすっごい新鮮!」


    「うっせ。

    似合ってなくて悪かったな」


    「いやあの全然悪くない!

    というか、あたし、眼鏡って好きだし。

    むしろずっと眼鏡でもいい」


    「何でおれがおまえのフェチに付き合わなきゃいけないんだよ?」


    「えーっ、きみ、あたしに気に入られたくないの?」


    友達以上、恋人未満の危うい距離。

    それはおれも感じてる。

    だからこそ、だ。


    「目が治ったら、コンタクトに戻す。

    たまーに見るだけのほうが、ギャップが強烈で、萌えるんじゃねぇの?」


    おまえより一枚上手でいたい。

    平気なふりしながら実は心臓バクバクなんだけど、バレてねぇよな?

    きゅん

    23

    氷川マサトさんをフォロー

    通報する

▲