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  1. 9件ヒットしました

  2. 私はゆり、高校1年☆実は聖澤先生が好きで密かに想ってる
    そんなある日聖澤先生に放課後呼ばれたの

    ゆり:先生…?話ってなんですか??

    聖澤先生:ん?あー…この前の作文の件なんだが、終わったか? 

    ゆり:もう終わりましたよ!はいっ

    聖澤先生:おう、ありがとな(ニコっぽんぽん
    ゆり:////////…っ///

    もう聖澤先生はいつも反則!!///
    私ばっかり好きで嫌になっちゃう…///

    きゅん

    1

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  3. 「先輩、こっち来て!」
    「恭介君!?」

    怪しい薬を作るので有名な化学部の恭介君に手を引っ張られる。

    「これ飲んでみて!」

    案の定、差し出されたのは得体のしれない緑色の液体。

    「え、やだ」
    「舐めるだけでもいいから!」

    子犬のような目で縋る恭介君に負けて一口飲んでみる。

    「どう?どんな気分?」
    「んー、普通」
    「おかしいなぁ。あ、そっか!」

    次は恭介君がその液体を口に含む。
    最初から自分で飲めばいいの…に…

    「んっ…」

    恭介君の指が私の唇に僅かな隙間を作った。
    その中に彼の口から人肌に蕩けた緑色の液体が流れ込む。

    「何するの!?」
    「これ惚れ薬なんだけど俺の愛情が足りなかったのかなぁって。今度はどう?」
    「先にキスするとか順番が変!」
    「それもそっか。先輩、好きです」
    「…その薬、ちゃんと効いてるよ」

    私が顔を赤らめて言うと。

    「実は普通のお茶なんだけど大成功だね!」

    きゅん

    16

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  4. まいったな。

    いつもよく笑う女子生徒が、全力で凹んでる。


    「先生、ごめんね……クッキー、こんな大失敗って……」


    調理実習で作ったクッキーを、おれに持ってきてくれた。

    けど、砂糖と塩を間違えて入れてたらしくて。


    「気持ちだけでも、おれは嬉しいよ」


    「あたし、バカすぎる。

    1回目、気付いたら全部、焦げてたの。

    2回目のはなぜかキレイにできたのに、味が……」


    「砂糖は構造的に炭素を含むから、焦げるんだよ。

    塩、NaClは無機物で、焦げない」


    ああもう、何言ってんだ、おれ?

    そうじゃなくて。

    おれは、おまえの頭をぽんと軽く叩いた。


    「よし、甘いものを作って食おう」


    「え?」


    「カルメ焼き。

    炭酸水素ナトリウムの熱分解の実験さ」


    ニヤッとしてみせると、おまえもおずおずと笑った。

    そうそう、その調子だ。

    好きな子には、笑顔でいてほしいんだよ。

    きゅん

    29

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  5. 「水の分子の化学式は、H2Oだ。

    O、つまり酸素原子は2本の腕を持ってて、誰かと手をつなぎたい。

    それで、H、つまり水素原子の1本の腕と手をつなぐ。

    おれが酸素原子とすると、こんな感じだな」


    前に立たせた男子生徒2人に、片手を差し出させる。

    おれが真ん中で手をつないで、水分子、H2Oの完成。


    「先生、おれ、高校初の手つなぎなんすけど」


    「おめでとさん」


    うめく男子生徒に、クラスは大爆笑。

    授業の後、特によく笑う女子生徒が、おれに両手を差し出した。

    ぽかんとしてたら、両手がいきなり握られて、笑顔がおれを見上げる。


    「酸素分子ごっこ」


    「た、確かに、酸素分子、O2は、酸素原子2つが両手をつないだ形だな」


    「次の授業、行ってきまーす」


    「おう」


    後ろ姿を見送って、おれは両手で顔を覆った。

    手をつないだだけで、顔が熱い。

    ヤバい、生徒に惚れてる。

    きゅん

    31

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  6. よく笑うおまえは、おれが化学の授業でたまに着る白衣がお気に入りらしい。

    寒いから羽織ってるだけなんだが。


    「あー、腹がヘリウム」


    「先生、何その親父ギャグ!」


    「大学時代に理学部で流行ってたんだ。

    ヘリウムは水素の次に軽い元素だから、カラッポ感が出るだろ」


    「マニアック!」


    「ちなみに、頭がイッテリウムってのもあってな」


    ヤバそう、と笑い転げる姿に、元気をもらえる。

    授業の後、立ち去り際のおまえが、おれに一声かけた。


    「硫化ウランカリウムヨウ素!」


    「そんな化合物あったか?」


    「化学式、書いたらわかりまーす」


    走って化学室を出ていく後ろ姿。

    おれは黒板に、成立不能な例の化合物の化学式を書いてみる。


    S(硫化)U(ウラン)K(カリウム)I(ヨウ素)

    SUKI?


    いや待て、どんだけ危険な化合物だよ!?

    これはいろんな意味で反則だろ!?

    きゅん

    62

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  7. 化学部はクリスマスに闇鍋パーティをするのが伝統だ。

    おれの隣で、先輩がお玉を手に、ガスバーナーで温める鍋を掻き混ぜた。


    「カレールー入れたの誰?」


    「おれです」


    先輩が怪しげな笑みを浮かべて、鍋の中身を取り分けた。

    かわいいけど変人なんだ、先輩は。

    いただきますの後、次々と悲鳴があがる。


    「大福入れんなよ!」


    「ミントガム!?」


    「紫キャベツ、実験の余りだろ!」


    おれも戦々恐々で、お椀に箸を突っ込んだ。

    食べられないもの、入ってる。


    「顕微鏡用のスライドガラス?」


    「あたしが入れたの。

    洗ったから大丈夫よ」


    カレー風味のスープがガラスを伝って落ちる。

    文字が書かれてた。


    〈きみがスキ〉


    固まってるおれに、先輩が耳打ちした。


    「後できみの気持ち聞かせてね」


    そして、おれのお椀に、でろでろの人形焼をよそってくれた。

    やめて。

    きゅん

    25

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  8. 昼休みの化学室に、女バスのエースが駆け込んできた。


    「先生、そこ動かないで!」


    「は?」


    「罰ゲーム付きのかくれんぼ中!

    先生の白衣、隠れるのにちょうどいいの!」


    おまえが、おれの後ろにピタッと貼り付く。

    背中が触れ合ってる。

    まいったな。


    と、開けっ放しのドアから、金髪のいたずら坊主が登場した。


    「おれのクラスのやつ来て……るよな、そこ発見!」


    「ムカつくー!」


    「ってことで罰ゲーム、次のテストで全教科平均以上!」


    「化学と数学で死ねるって!」


    仲いいな、おまえら。

    ムッとした自分に苦笑。

    おれの精神年齢も、こいつらと大差ない。

    おまえの頭に、ぽんと手を載せる。


    「ま、おれに任せろ。

    化学でも数学でも教えてやる」


    「先生、マジ助かるー!」


    おれの前では、その子どもっぽい笑顔でいてくれよ。

    じゃなきゃ、間違いを犯しそうだ。

    きゅん

    38

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  9. 「ビターチョコもらったんだけど、先生苦いのだめなんだっけ?」
    『別に苦手じゃねーぞ?俺はあえて食わねーの。糖分は脳に必要だけど、それ以外の間食は無駄なだけだ。』

    相変わらずの言い訳。
    先生らしくて思わず笑ってしまう。

    『なに笑ってんだよ。』
    「ふふっべ〜つに〜。」

    にやけ頬のままにチョコを自分の口へ放り込む。

    「こ〜んなに、美味しいのになぁ」
    『…。』

    先生は不服そうにわたしを見てる。
    それが可愛くてまた笑ってしまう。

    『おい!』
    「ん?……っンン!」

    呼ばれたと思って振り返ると、いきなり唇を塞がれた。
    目の前の先生は涼やかに目を閉じ…でも、口内では対照的に激しく私を求めてくる。


    …一通り堪能したその仕上げのように、チョコを舌で絡めとっていった。

    『ふ〜ん…おまえの唇ごと食えば、ビターチョコでもこんなに甘いのか。』

    きゅん

    116

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  10. 先生のパ..いや、お手伝いをするのも学級委員長の仕事。
    放課後に化学教員である担任が一人で実験器具を各班に割り振るのも大変であろう。

    分かってはいる。でも、この状況には流石に腹が立つ。


    『海崎先生少しは手伝って下さい!!』

    面倒臭そうな顔でこちらを向くのは担任教師。
    片手に白衣には不釣り合いなゲーム機を持っている。

    「煩いなぁ」
    『おいこら!というか生徒が頑張ってるのに何してんですか!?』

    人が頑張ってるのに。
    ブツブツと文句を言いつつ作業を続ける。

    「はいはい、お疲れさん」

    ぽん、と何かを乗せられた。そのまま頭をくしゃくしゃと撫でられる。
    何時の間にか白衣の影。
    体が熱くなる。

    『..髪、滅茶苦茶になるんですけど』
    「素直じゃないなぁ、ちょっと嬉しいだろ..お前居て良かったわ」

    え!?
    驚いて思わず見上げると怠け者は、にっこりと笑いかけた。

    「何時も有難う、な?」

    きゅん

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