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  2. 「せっ…んせいっ」
    屋上で泣いているのは俺が長年想いを寄せている佐賀美七菜。失恋したらしい

    「大丈夫か?」
    「…はいっ」
    目、赤いな…
    「っ」
    そんなに好きだったのか…。俺は、気づかなかった

    「また会えるよね、ポチ」
    「…ん?」
    「愛犬のポチです。今日、お別れで」
    ・・・・「は!?」
    「え?」
    「…おまっ、何なんだよ…」
    好きって犬かよ。俺の落ち込み返せっ

    ・・・・なんか、ムカついてきた
    「佐賀美、男にそういう(可愛い)泣顔見せると、こうなるぞ」
    顎をつたう涙に口づける
    「ひゃっ!?…先生っ」
    途端に真っ赤になる顔
    「こっちのが好みだな」
    「はい!?」
    「世の中の男を教えてやったんだよ」
    「意味不明です!」
    「ははっ」

    好きな人に泣く程想われたら
    「ふっ」
    想像しただけで笑みがこぼれる

    それはきっと…
    すげぇ幸せなんだろうな

    「犬に負けてらんねぇな」
    まっさらな空の下で、笑った

    きゅん

    6

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  3. 「ん?」


    放課後、委員会を終えて教室に戻ってくると、机で居眠りしている七瀬の姿を見つけた。
    起こさないように物音を立てず自分の机に行くと、行く前より明らかにチョコの数が増えていた。
    苦笑いしつつリュックの中に仕舞い、教室を出ようとする。

    …が、好きな人が無防備に寝ていたら寝顔が気になるのが男の性。
    罪悪感を感じつつ、抑えきれない好奇心を抱いてあどけない寝顔を覗き込むと。
    両腕で大事そうに包み込んだチョコを見つけた。

    じくじくと痛みだす胸。
    見なければよかったと思う後悔。
    もらう相手への醜い嫉妬。


    「俺のこと好きになればいいのに。」


    その声は誰かに届くこともなく。
    一方通行の恋をただただ突きつけられた。
    傷ついた顔をマフラーで隠すように教室をあとにした。


    「んん〜、宮野くん…。」


    そのチョコの宛名が自分であることを俺はまだ知らない。


    その事実に気づくまであと……?

    きゅん

    4

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  4. 『沙希ー、帰るぞ』
    『ちょっと待って!』


    「…って言いながら2人で帰ったんだよ、昨日!」
    「え!あの2人付き合ってたの!?」
    「うっそー、うちの学校1の美男美女がー!」

    今朝から私たちの話で持ち切り。

    教室に入った私への視線がこれなんだから、隣のクラスの秋も大変なんだろうな。

    「あ、沙希来たっ!」
    「秋くんと付き合ってるってマジッ?」

    次々にくる質問に溜め息をついてると

    「沙希……」

    見なくても分かる、うんざりした声の秋が教室のドア前で立ってた。

    「どーゆーことよ、これ…」
    「俺が聞きたいわ」

    周りから聞こえてくるのはヒューヒューという声。

    この人たちは高校初日、学年名簿で気づかなかったのだろうか。

    「あのさー…」

    昨日、一緒に帰ったのは親へのプレゼントを買うためだけであって…

    「俺達、正真正銘の兄妹なんだけど」

    それもお互い彼氏彼女持ちって言うね…

    きゅん

    5

    千綾 景さんをフォロー

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  5. 「月奈、23日空いてる?」

    「空いてるよー、でもなんで23日?」

    「えーっと、どうしても23日が良くて…」

    「じゃあ私が優ん家行くね?」

    私と優は幼なじみとかじゃないけどとても仲のいい友達だった。
    もしかしてデートかも!なんて考えて、張り切っておしゃれした。

    「ごめん、お待たせー!」

    「大丈夫、まだ時間前だし。」

    「で、今日どこ行くの?」

    「えーっとですね…、ここです!」

    「え…、雑貨屋さん?」

    「実は先日彼女ができまして、プレゼント選びを手伝って欲しかったんだ。」

    か、の、じょ…?い、た…の?

    「同じ委員会の後輩なんだけど、ちょっと前から好きでいてくれたらしくて…」

    「そ、そっか!なら頑張んないとだよね!」

    なんで?私のほうが先に…ずっと好きだったのに…。
    言わなかったから?

    「ありがとう!やっぱこんな事頼めるのお前だけだ。」

    あー、私はこの笑顔に弱い。

    きゅん

    6

    ❅桜雪❅さんをフォロー

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  6. 冬の帰り道

    最近、暗くなってきた





    ・・・最近、相坂くんは送ってくれる

    どうして?

    勘違いしてしまうのに

    好きじゃないなら、勘違いさせないで

    きゅん

    4

    百瀬 花音さんをフォロー

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  7. 「ユリちゃ~ん。俺のこと好きなんだろ?」

    「全全全然っ!」

    「またぁ。そんな、ヒット曲のタイトルみたいに、否定しなくても~」


     も~う、しつこ~いっ!

     義理チョコあげてから、ずーっとこれっ!


    「あのねぇ!私個人からじゃなくて、女子みんなからって言ってんでしょ!」

    「それでも、俺には特別感が伝わったよ」


     誰か~!この勘違いを何とかして~!


    「おーい、ユリ!」

    「あ、克己(かつみ)!」


     幼なじみで、私の本当の好きな人。


    「これ、お返し」

    「わぁ、ありがとう」

    「それでさ、告白の返事なんだけど……
     俺も、ユリが好きだ」

    「本当に!?」


     嬉しい。夢みたい……。


    「というわけで、ユリの好きな人は俺だから。
     二度と勘違いすんなよ、勘違い野郎」

    「はい……すみません」


     克己が守ってくれた……。

     私、ステキなお返しをもらった気分だよ。

    きゅん

    10

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  8. 俺、龍希。俺には彼女がいる。
    だが、あいつはちっとも俺と話してくれない。

    萌「あはははは!優希くん面白い!」
    俺「あいつ、優希とばっか話して」
    萌「ねえねえ、今度遊ばない?」
    俺「は?あいつ優希と遊ぶつもりか?」
    萌「なんかさっきから、龍希の声が聞こえる」
    俺「萌!こっちこい!」
    萌「うん、優希くん、またね」

    俺「萌、なんで優希とばっか話すんだよ」
    萌「全部、聞いてたの?」
    俺「あぁ、丸聞こえだ」
    萌「ごめん、勘違いさせたね」
    俺「は?」
    萌「龍希は優希と仲が良いでしょ?」
    俺「まあな」
    萌「それで、龍希がもうちょっとしたら誕生日だから誕プレ買うの手伝ってもらおうと思って」
    俺「俺の誕プレを?」
    萌「うん!だって、私だけだったら龍希の好むような物を選べないから」
    俺「俺の方こそごめん」
    萌「どうして?」

    なんだ、俺が勘違いしてただけか

    きゅん

    7

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  9. 「…最近、話しかけてくること減りました。目を合わせてくれることも。き、キスだって一回きり」

    段々と目に涙が溜まっていく空は、軽快に巻いていたテーピングを完全に止め、ついに俯いた。

    …全然、気づかなかった。求めていたのは、いつも俺ばかりだと思っていたのに。たまらなく愛おしくなって、目の前の小さな体を抱きしめる。
    「っ、バカじゃねぇの」
    お前に触れなくなったのは、

    「自分が、抑えられなくなったからだよ。大切にしたいのに…、無茶苦茶にしてぇって、そう思っちまう」

    今までの寂しさを埋めてやるように強く抱きしめると。泣き顔から一転、驚いた後嬉しそうに空は笑った。

    「先輩…無茶苦茶にしてもいいから、もうそっけなくしないで」

    …あぁもう。我慢してたのが阿保らしい。

    「その言葉、忘れんじゃねぇぞ」

    たがを外したのはお前だから。後悔してももう遅い。

    きゅん

    22

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  10. 男子バスケが行っていた3on3形式の試合。その最中、足を不自然に傾けた事に目ざとく気づいたマネージャーに、俺が半ば無理矢理連行されたのは、バスケ部の部室だった。

    ベンチに座るよう促され大人しく従う。俺の足を診てくれている目の前のこいつ一一空は、優秀なマネージャーであり、そして俺の自慢の彼女でもあった。

    染色されてない綺麗な黒髪。化粧っ気がなく、幼さを垣間見せる純朴な顔立ち。遊び人だった俺が今まで相手にしてこなかったタイプの子。

    最初は俺の気まぐれで始まったこの関係。なのに。お人好しな所とか、気が弱いのに頑固な所とか。そんな空のことを知るたびにどんどん好きになって。今ではこいつが隣にいないなんて考えられない。

    そのくらい空にハマっていた俺は、

    「アキラ先輩…、やっぱり私のこと、き、嫌いになりましたよね…?」

    唐突なこの言葉に一瞬完全に息の仕方を忘れた。

    きゅん

    18

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