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  2. 【前半】

    夏祭りの腕相撲大会であっさり優勝し、クラスの男子からは“怪力女”というあだ名をつけられるような私。
    かわって、男子優勝はファンクラブができるほどのイケメン、片田翔太。
    『はいっじゃあ最後に男子優勝の翔太君と女子優勝の真希ちゃんに勝負してもらいましょう!』
    は⁉︎司会のおじさん酔ってるでしょ⁉︎
    「無理に決まってるじゃん!」

    「いけー!怪力女ならいける‼︎」
    「翔太君と手握るのずるぅぃ〜!」

    「ギャラリーめちゃ盛り上がってんな笑」
    「なにその翔太の余裕…」
    隣で笑う翔太は、実は私の好きな人だったりもする。
    私を唯一女の子扱いしてくれる男子。
    でも誰にでも優しくしてしまう翔太に期待なんかしてない。
    おじさんに押されるまま台につき、翔太のごつごつした大きな手を握る
    やばい、どきどきするんだけど…‼︎
    でも同時に不安になった。
    もし勝っちゃったら…?

    きゅん

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  3. ーティンロン
    こんな時間に結衣から電話…?
    珍しいな、
    「…結衣?」
    『皐!ちょっとこのまま電話つけてて…』
    震えてる結衣の声と一緒に、不気味な効果音が響く
    「結衣…怖いやつみてるでしょ。あれだけ見ちゃダメって言ったのに」
    仕方なく電話をつけっぱにしてて思った。
    今日結衣は家に1人だったよな?
    ちょっと迷ったけど結衣の家に向かう。
    『皐ちゃんといる…?泣』
    「…(ハァ(ゴホッ。…結衣?今家の前にいる。」
    『そーゆーのいいから!やめてよぉ泣』
    「違うほんと、ドア開けて」
    「…皐⁉︎」
    ドアが開いた瞬間、結衣が飛び込んできた。
    泣いてるし…
    でも…可愛い。
    「泣くなって…
    どーしても見ないとだめなんでしょ?一緒に見るよ」
    そう言って小さい結衣を強く抱きしめる。
    結衣が隣ん家で良かった…
    ん?でも、誰もいない夜の家に俺は来てもよかったのかな…?

    きゅん

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  4. 【前半】
    「失礼します。」
    「ん?梢?」
    「よかった、誰もいないみたいで。」
    私はなんの遠慮もなく、保健室のソファに座る。
    「お前、逃げてきただろ?」
    「悪いですか?」
    私は、団体行動が苦手だ。
    でも、1人で生きていける強さはもっていない。
    だからよく、こうして保健室に逃げてくる。
    「体育祭ぐらい参加しろよ。」
    「無理ですね。」
    「あのね…
    もし俺が転校したらどうすんの?」
    先生が…転校…?
    考えた事なかった。
    幸先生がいなくなったら…
    私はどうすればいいんだろう。
    それと…先生と会えなくなる?
    私は無意識に、先生の白衣を掴んでいた。

    きゅん

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  5. 【前半】
    太鼓の音がうるさい。
    カップルを見ると落ち込む。
    やっぱりこなきゃ良かった…。
    「萌、ごめんトイレ行ってくる。」
    「ん?あ、オッケー。いってら〜。」

    三日前、先生をこのお祭に誘った。
    「だめだ。」
    「えーー行きましょーよー」
    「付き合ってるわけでもないし、たくさん人が来るだろ。学校の奴にでも見られたらどうする。」
    その後も誘いまくったけど、答えはNO。1人になってしまう私に気を遣って、花奏は響也君とではなく、私とまわることを選んだ。
    両思いだけど、付き合ってはくれない先生。
    真面目なのはいいけどさ…
    やっぱり寂しいよ。

    ーえ?あれって先生?
    だるそうに歩くその姿は、やっぱり拓也先生。
    「なん…で…?」
    「萌じゃん。いや、見回り。この祭りうちの生徒よく来るからな。」
    「あ、あぁ。」
    「てか1人?」
    「あ、花奏も一緒だったんですけど…」

    きゅん

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