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  2. 妹に、初詣の神社に連行されてきた。

    おれは人混みが嫌いだし、神さまなんか信じてない。

    しかも何だよ、縁結びの神?

    妹のやつ、おれが先月ふられたこと知ってるくせに。


    「……って、妹どこ行った!?」


    「どうされましたか?」


    妹とは正反対の可憐な声。

    振り返ったら、巫女さんが小首をかしげてた。

    やべぇ、この子かわいい。

    巫女服、最強すぎ。


    「あの、妹がはぐれてっ」


    「恋みくじの列に並んでおられませんか?」


    「さ、探してみます!」


    巫女さんの言葉どおり、妹はすぐ見つかった。

    けど……巫女さん、どこ行った?


    あの子、また神社に行ったら会える?

    いや、正月だけのバイトかな?


    ボーッとしながら、いつもの通学電車に乗った。

    すぐ隣に、長い黒髪の女の子。


    「……って、巫女さん!?」


    女の子が顔を上げて微笑んだ。

    神さまって、いるのかもしれない。

    きゅん

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