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  2. 夜の学校。
    私は、校舎裏に一人佇む。
    こんな時間に、もはや誰もいないことくらい分かっている。
    でも、私はこの時この瞬間にしか現れることが出来ないのだから…。

    とその時、ザアーッと冷たい風が吹いたかと思うと、目の前に見知らぬ男の人?の姿が見えた。

    「…あなたは、誰?」

    私は掠れた声で訊ねる。

    「お前、人間じゃないな」
    「っ!!」

    彼は表情一つ変えることなく、至極冷静な態度で呟いた。

    「その様子からして、図星か」

    私は観念したように、首を縦に振る。

    「だが、俺と同じく、たちの悪い霊じゃなさそうだな」

    そう言って、フッと口元に笑みを浮かべる彼に、私はドキリとした。

    (こ、この人も…霊?)

    「何だ、お前だって俺を見てすぐに気付いただろ?」

    言いながら、私に近付いてくる。

    「やっと見つけた…もう逃げんなよ」

    きゅん

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