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  1. 147件ヒットしました

  2. 「ねぇ、克哉は願い事なに?」


    どこまでも続いている星空の下、克哉とふたり。


    「逆に夏希は何て書いたの?」


    色とりどりの短冊があちこちにぶら下がっている。


    「えー、恥ずかしいよ」


    毎年、七夕の日の夜は克哉と、短冊飾ってたなぁ。


    「先に克哉の願いごと教えてよ」


    私が1年で1番好きな日。


    「…俺はね」


    克哉とふたりで七夕を過ごすのも、今日で最後。


    「また夏希とふたりで七夕を過ごせますように_____って」


    克哉、明日アメリカに引っ越しちゃうから…。


    「私はね」


    …これで、最後だもん。


    「私の気持ちが、克哉に伝わりますようにって」


    ああ、泣きそう。泣いちゃうよ。


    「俺、ずっと好きだった。夏希が…好きだった」


    あれ、克哉も泣いてるじゃん…。


    「好き…大好きっ…!」


    どこまでも続いている星空の下、ふたり唇を重ね合った。

    きゅん

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  3. 「こんなとこで何してるんです?」
    「きゃあ!…なんだ青木くんか。」
    「こんなとこで何してるんですか?」
    「…」

    私がここにいる理由は絶対に言えないよ…。

    「先輩だって一応女子ですから。」
    「一応…余計なお世話です〜!」

    私は女子らしくない女子。その証拠にバスケ部のエースであり部長で,例え後輩でも練習に遅れたら容赦しない。

    そして彼もそのバスケ部の後輩の1人。

    遅刻はしないし,真面目に練習しているし,
    人と喋ればモテると思うのに無自覚なところもある。

    そんな彼が好きなのは言うまでもない。

    私がここにいるのは…短冊に願い事を書きにきたから。家だとバレるからわざわざ公園まで来たのに見つかってしまった。

    「別にいいでしょ!」

    好きな人の前くらい可愛くできないのかな…

    彼は唐突に言った。

    「一応って嘘です」

    その意味を理解した私の顔は暗い夜でも真っ赤なの,バレていたと思う…

    きゅん

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    雫希さんをフォロー

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  4. 彼…吸血鬼のコウと出会ったのは、夜遅くの公園。






    私が悪いのはわかってる。
    今すぐ逃げればいいのもわかってる。

    けど。

    体が言うことをきかない



    「おなかすいた。たべていい?」


    「……(は!?は!?……はぁ!?)」


    ダメダメダメダメダメ!!





    そう心の中で何度も叫ぶけど、彼には届かない。
    ぁ、ダメ、かまれる…



    怖くて目を瞑ったとき


    「!?!?!?ごめんね!?え!?ぁ、ごめん!?」

    声色が変わり、とても焦った様子が声だけで感じ取れる。
    恐る恐る目を開けると、本気で焦っている彼がいた。

    「ごめんね!?な、泣かないで?

    ごめん!吸血はしないから…!

    ね?


    許して…くれる?」


    想像とは正反対の、ヘタレで素直な吸血鬼くんとの出会い。

    きゅん

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    有栖川 天さんをフォロー

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  5. 『こんな時間に外いたら風邪ひくぞ。名前は?』
    ぶっきらぼうな言い方で彼が尋ねる。


    ヤバい…。怒らせちゃう……。
    そう思っても緘黙症の私はどうすることも出来ない。


    『俺は2-Cの西辺海音。』

    私の反応がないことにもお構い無しで、そう言った彼は私に握手を求める。


    私の手を包み込む大きくて温かい手。人の温もりなんて久しぶりに感じた気がする。

    なんだか安心した。

    『2年か?』

    再び聞かれコクンと頷く。


    『これどうしたんだ?』

    彼の手が私の左頬に触れる

    父に殴られたところが腫れているのだろう。

    私が俯くと、彼はそれ以上の詮索はせず、温かい手で頭を撫でてくれた。

    きゅん

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  6. 蛍(けい) × らら

    「…これ…やる…」

    「わっ…クッキー…すごく可愛いです…」

    …今日はホワイトデーとかいう日なんだろ…

    女子って貰ったらやっぱ嬉しいもんなのかよ

    「…でも…なんでくれたんですか…?」


    「…は、……はぁ?」

    こ、こいつ…ホワイトデー知らねぇの?


    ……なんだよ…なんか俺が恥ずかしいだけじゃねぇかよ


    「あっ…今日は……」


    気づいたか…?


    「星が綺麗な日だからですか?!」


    「………」


    ……何いってんだこいつ…


    「…んっ…これおいしいですっ…蛍(けい)くんも一緒に食べましょう!」


    そう言って俺に差し出された星形のクッキー


    「おいしぃ~…」



    …そんなにうまそうに食うなら…


    勘違いだろうがなんだろうが…まぁ…いいか…


    「これ食べ終わったら学校行くぞ」

    「へっ…行きません…」


    「じゃぁそれ没収」


    「あ~~」

    きゅん

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    一 織さんをフォロー

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  7. 「パフェ美味しかったね!」
    「…だな」
    「なぁちょっと公園寄らない?」
    「いいよ!」
    ギュッ
    「!?」
    「お前にとって俺ってなに?」
    「…」
    「いい加減気づけよ…俺の気持ちに」
    「…私、ずっと前から好きだよ」
    「えっ?!」
    「…ヤバい超嬉しい」
    「お願いもう一回好きって言って」
    「やだ恥ずかしいもん」
    「チュッ」
    ?!
    「お仕置き!」
    「…もう」
    「こっち向いて?」
    「やだ」
    クイッ
    「めっちゃ顔赤いじゃん(笑)」
    「もう!…あんたのせいだから!!」
    「ごめんごめん。許して?」
    「顔近いから…もう許すからどいて!」
    「ありがとう!じゃあ帰ろうか!」
    「うん!」
    ギュッ
    ?!
    「手つないでね?」
    「…うん」

    きゅん

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  8. 今日は2月14日、バレンタイン!!

    作ったのはもちろん生チョコタルト

    私の好きな人が好きだから。

    ちゃんと渡せるといいな...


    「かえで!今日一緒に帰ろ!」

    「いいけど、もしかしてチョコ?笑」

    「後でね笑」

    「やった!!笑 行くか!」


    ~公園にて~

    「今年もかえでの好きな生チョコタルト作ってきました笑」

    「毎年ありがと笑」

    「本命チョコ貰ったの?」

    「なんか、本命ですって渡されたけど受けとんなかった笑」

    「なんで?!」

    「本命チョコ欲しい人いるからさ!」

    「そーなんだ...」

    「てか、美海はこれ何チョコ?」

    「え??」

    「本当は美海以外からチョコ受け取りたくなくて、
    美海の本命が俺がいいってずっと思ってた」

    「美海のことずっと前から好き」

    「俺の彼女になってください!」

    「私もずっと好きでした。
    彼女としてよろしくお願いします!」

    きゅん

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  9. (振られちゃった…)
    私はずっと好きな人に告白して振られた…お気に入りの夕日が見える公園で、ずっと泣いていた
    __コツン
    頭に何かが当たる
    「どうした?おばさん、お前の帰りが遅いんで心配してたぞ?」
    そこに居たのは、幼馴染だった
    私は彼に知られるのが恥ずかしくて答えないでいると横に座って
    「ほら…」
    温かいココアをくれた
    「ありがとう…」
    冷えきった体にココアが染みる
    「…俺さ、お前のこと好きなんだよ…」
    唐突な発言に私の彼の方に勢いよく振り返る
    「お前の邪魔したくなくて、言うつもりなかったんだけど泣いてるお前見てるとさ…」
    彼はこっちをみない
    「なんで急に…」
    「俺は、無理に振り向いて欲しいとは思ってないよ…でも…」
    ギュッ
    急に手をつかまれ、見つめられる
    「俺はいつでもお前の味方だし、1番わかってるよ…」
    彼の熱い眼差しに、頬が夕日のように染まっていくのが分かった___

    きゅん

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    美梨愛。さんをフォロー

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  10. 私は今好きな人とのメールを見返していた。しょうもない話ばっかりだったけど楽しかった。
    「いつからこんなに好きになったんだろう?」
    そう呟いたら涙が溢れてきた。なんか急に会いたくなって『今暇してる?』と打ったものの送信ボタンを押せずにいた。すると携帯が鳴った。見てみると彼からだった。『今からあの公園に集合!』そのメールを見て私は急いで公園に向かった。公園に着き彼を見つけた瞬間に私は
    「ずっと前から好き」
    そう言った。すると彼は
    「なんで先に言うんだよ。俺から告白しようと思ってたのに」
    「ごめん、何か分かんないけど好きって言いたくなって」
    「なんだよそれ。可愛すぎ。まあ、俺の方が好きだけどな」
    そう言いながら抱きしめてくれた。

    きゅん

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  11. 朋世はクリスマスに付き合っていた先輩に浮気された上、振られてしまう。
    浮気相手は朋世のクラスメイトの若菜だった。

    ムカつくのに文句の一つもいえなかった。
    二重に傷ついた心を独りぼっちで朋世は耐える。その一部始終を見ていた男の子がいた。

    「キミ誰?」
    「誰だっていいだろ。さっきお前が言えなかった想い、全部俺が引き受けてやるよ」

    堪えていた涙が溢れてくる。
    泣き顔なんて見られたくない。
    すると、彼は朋世をギュッと抱きしめた。

    「泣き顔見ないからさ」
    「うん…」

    朋世は彼の腕の中で、ぐちゃぐちゃに混ざり合った感情を洗い流すように泣いた。


    これは、幼馴染みだった二人が十数年ぶりに再会を果たした時の物語。

    きゅん

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    三咲 こうさんをフォロー

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  12. 私、海津円香(かいずまどか)は、哀れな子羊です。
    私の幼馴染、藁久保司(わらくぼつかさ)。成績優秀・スポーツ万能・イケメン品行方正も良く、学園の王子様。

    「「司君、カッコイイ~」」
    女子が騒ぐ。
    「ありがとう、皆。だけど、僕皆が思ってる程良くないよ」
    「控えめな司君、素敵~」

    ・・・はいはい、そうですね。そうでしょうとも!
    只、貴方達は知らないでしょ?司の本性を・・・

    「おい、円香?」
    「つ、司?何?」
    「あの、メスブタども、どうにかしろ!うるせーし、うざい」

    そう、これが司の本当の姿。学園では、誰もが認める優等生。だけど、私の前だけは、ブラック司が出てくる。

    「自分で何とかすればいいでしょ」
    「っんだと?俺がんな面倒くせーことする訳無いだろ。お前は、俺が言った通りにすればいいんだよ」
    ・・・あ、悪魔が居る。
    「それに、俺の女はお前だろ?」
    そう言って、強引にキスされました。

    きゅん

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  13. 「奈緒!」

    パッと顔をあげれば幼馴染の光輝が。

    「なんでここに…?」

    「奈緒のいるところなんて、すぐわかるに決まってんだろ?落ち込んだ時は必ず、奈緒はこの公園に来る。」

    「ここに来ると、元気が出る気がするんだもん。」

    「昔よく遊んだもんな、ここの公園。」

    よく遊んだからっていうのもあるけれど、私がここに来てしまう理由は…


    「何で落ち込んでんのか知らねーけど、暗い顔あんますんなよ?俺はどんな時でも奈緒の味方だから、自分がしたいことをしたらいーと思うよ。」


    「うん、ありがとう。」



    「ん、奈緒は笑顔が1番似合う!!」


    そう言って私の頭を優しく撫でる光輝。私がこの場所に来る理由、それはね?光輝がすぐに私を見つけてくれるから。私を励ましてくれるから。私の頭を決まって撫でてくれから。


    「よっしゃ、奈緒帰んぞ!」


    ギュッと握られた掌は昔よりもずっと大きくなっていた。

    きゅん

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  14. 当日、大好きな彼と喧嘩をしてしまった。
    私の嫉妬のせいで…
    作ったチョコは渡せなかった。
    私はそのチョコを口に入れた。

    「苦っ…。」

    言葉と共に涙が零れた。

    「いた!」
    「なんで‍…」
    「まだ貰ってないから。」
    「…でも」
    「くれないの‍?」

    私は彼に渡した。

    「なんで泣いてるの‍?」
    「…嫌われたと思って……」
    「俺が陽奈を嫌うわけないよ。
    …ねぇ、食べさせて‍?」

    彼の口のところまで持ってった。

    「ひゃっ」

    指ごと食べられた。

    「俺の好きな味。」

    ///

    「陽奈が嫉妬してくれたの嬉しかった。
    それから、陽奈以外の女子から貰ってないから。」
    「え‍‍?」
    「陽奈から貰えるのが1番嬉しいし
    愛しくて大好きなんだよ。」

    彼の言葉が私の曇り心を晴らす。

    「私も海くんが大好き!」
    「その笑顔は俺だけに見せてね。」

    ///

    苦い時間は甘い時間になった。

    きゅん

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  15. 中学生の時の私の初恋の思い出

    「優!ごめん遅れた」

    「大丈夫、今日あついなぁ」

    「だねー昼とか特にね」

    優は私の初恋の人受験生にも関わらずこの人は毎日公園でバスケを昼から夕方までずっとしているそれを毎日見に来てる私も受験生だけどねw

    「ねぇ優好きな人いる?」

    私と優は受験する高校が違うのもあり私は高校に上がるまでに告白しようと考えていた

    「ん?まあいるけど急になんだよ」

    「私さ、優が好き、中学入ってから段々と仲良くなって同じクラスにもなれてすっごく嬉しかったの良かったら私と付き合って欲しい」

    「えっ、まじか、でも薄々気がついてたそうなのかなって、でもごめん俺美叶が好きだから」

    「うん、知ってる美叶って二つ上の先輩で彼氏いるよね?」

    「あぁそうなんだ」

    そう言って悲しそうに微笑む君の笑顔が太陽に照らされたひまわりみたいに美しくて私はそれを見て泣きそうになった

    end

    きゅん

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  16. 帰りのチャイムが鳴ったと同時に、私は席を立つ。



    「さよなら〜」



    今日は急いで帰らなくちゃ…。
    愁くんのこと、待たせてるもんね。



    「柚月、遅いぞ?」
    「ごめんね〜」



    幼馴染の愁くんとは、良く付き合っていると勘違いされる。



    面倒見が良い愁くんと、いつも一緒に帰ってるからかな?



    「じゃっ、早く帰ろ!!」
    「おう」



    帰り道、少し公園で休憩してまた歩き出す私たち。



    「今日も愁くんと帰れて嬉しい!
    愁くんが幼馴染で良かった!!」


    愁くんのこと、幼馴染として
    まじで尊敬してるしね。



    「本当にそう思ってる?」
    「へ?」



    突然私に抱きつく愁くん。
    中々状況がつかめない私。



    「…あのさ。いい加減、俺ら幼馴染やめよ?お前のこと好きだから」




    愁くんは、私の唇に長くて深いキスを落としたのでした。

    きゅん

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  17. 昔から決め事がある。

    それは放課後、近所の公園へ寄り道をし、些細なことでも今日の出来事を幼馴染の彼と話すこと。
    これをずっと守り続けている。

    「ねぇ優都、今日もまた寝坊して先生に怒られちゃったよ」

    「お前は本当、朝が弱いな」

    「あとね、体育のとき派手に転んじゃって足が未だに痛いよ」

    「あれはなかなか派手に転んだな。
    本当にお前は昔から危なかっしいな」

    「今日の私は朝の占い通り最悪な一日だったよ。
    まぁ朝は…優都が先に行くから…」

    「ごめん…」

    「今度は優都の話を聞かせて」

    「俺は…(また」

    (雛ちゃん来てるのね)

    (彼氏でもあった優都くんを2年前の交通事故で失ってからも毎日通い続けて…)


    お前は本当は、気づいてるはずだ。
    もう俺がお前に応えてあげれないことを。
    そろそろお前は前に進め。
    そして、お前は新しい人生で幸せになれ。
    それが俺からの最後の願いだ…。

    きゅん

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  18. どうしたんだろう。

    ずっと、話さなかった、目さえ合わせてくれなかった、キミが。
    私を、ここに呼び出した。

    『え〜っと、あの、その、、、』

    真っ赤な顔で、立っている。

    『俺は、、、ずっと、前からだったんだけど、、、』

    私は、小さいときから、

    『つうか、中学生ぐらいから、、、』

    優しくて、でもイジワルな

    『お前、、ゆ、由依の事が、、、』

    壱成、キミの事が

    『スキだっ!!』

    『好きだよ』

    『えっ?』

    『初めてあった日のこと覚えてる?』

    私が、桜の木の下で躓いたとき、キミが泣くなって言ったんだ。その時の笑顔がとても、キラキラしてたから、思わずこっちも笑顔になったんだ。

    それから、何年経っても、キミのあの笑顔が忘れられなくて

    『あの日から、ずっと好きだったんだよ』

    『俺と』
    『私と』

    『付き合ってください』

    きゅん

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  19. 「咲(さき)、今日公園よっていかね?」

    「…いいけど珍しいね。陵(りょう)って公園とか行くんだ。」

    「…は?なんだそれ。俺だって公園くらい行ったことありますー。」

    「あははっ、ごめんて。」

    同級生の陵といつものように帰っていると、今日は珍しく公園に行きたいらしい。

    …公園ってちょっと可愛い…ははっ…

    陵のその不機嫌そうな顔で一人で公園に入る姿を思い浮かべると自然と笑いが込み上げてくる。

    「ぶはっ…」

    というか…吹き出すぐらいおもしろいなそれ…。

    「なっ、なに笑ってんだよ。そんなに俺が公園っておかしいかよ。」

    そう言って陵は頬を少し赤らめた。

    公園につくと二人ともブランコに座り、足をぶらぶらさせながら話をしていた。

    「あのさ…、」

    少しの沈黙の後、陵が静かに口を開いた。

    「うん?」

    そして俯いていた顔が上がると真剣な目でまっすぐ見つめられる。


    「咲が好き。」

    きゅん

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  20. 12月に入り、少しずつ寒くなってきた今日この頃。帰りのホームルームも終わり、校門へ向かう。校門付近には部活のない生徒たちが外へ向かって歩いている。邪魔にならないよう、門からは少し避けて、従弟を待つ。
    「莉子(りこ)、お待たせ」
    「もー遅いよ玲亜(れあ)、何してたの?」
    「ごめんごめん、日直が早退しちゃってさー」
    「いいよ、じゃあ帰ろ」
    「うん」

    ____________


    「ねえ、ちょっとそこの公園行かない?」
    「やだ」
    「えー、いーじゃんいーじゃんちょっとだけー」
    「わかった、ちょっとだけね」
    「わーい」

    午後4時。公園は人で賑わっていてもいい時間なのに、今日は珍しく誰もいない。貸切状態だ。冷たい風に、身を震わせる。その時、温かいものが首にあたり、そのまま誰かが抱きついてきた。
    「寒い?これ飲んで温まって」
    「え、あ、ありがとう」
    彼の温もりに包まれながら、缶ジュースを受け取った。

    きゅん

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  21. 後輩で彼氏でもあるバスケ部の中村君と、放課後公園デート中。


    「マネージャー」

    「ん?」

    「この缶をここから投げて、あそこのゴミ箱に入ったら、今したいことをしてもいいですか?」

    「したいことって?」

    「それは、入ってから言います」

    「まぁいいけど……結構遠くない?」

    「大丈夫です、絶対入れてみせます」

    「すごい自信。さすがエース」

    「では、いきます」


    中村君は、ゴミ箱に狙いを定めてから、缶をシュート!

    ガランッ!


    「は、入ったぁ!すごーい!」

    「よしっ、有言実行!」

    「で?したいことって?」

    「……俺……マネージャーと、キスがしたいです」

    「えっ!?缶を入れてまでしたいことって、キス!?」

    「はい……」


    中村君とだったら、缶を入れなくてもするのに……でもなんか、遠回しにそんなことをする中村君がすごく愛しい。


    「じゃあ……キスしよう?」

    きゅん

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