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  2. 「おい、蛍」

    「…ん」

    「また寝てんのか」

    微かに健ちゃんの匂いが鼻をくすぐる。

    健ちゃんは、担任の先生である前に昔からの顔なじみ。仲の良い私たちは兄妹みたいだな、なんて言われてる。

    私は、兄妹じゃ嫌なんだけどな。

    「ほたる~」

    からかうように髪を撫でられる。

    今日もやっぱり子供扱い。

    いいもんね、寝たふりしてやるんだから。
    ずっと起こしてればいいよ。

    なんて思ってたら、

    「…っ」

    急に手つきが変わってびっくりしちゃう。

    「マジで寝てんの? なら…イタズラするけど」

    「お、起きます起きます!……なっ」

    勢いよく目を開けると視界いっぱいに健ちゃんがいて、思わずのけぞってしまった。

    「ははっ…バーカ」

    「もう…」

    怒りたいのに、怒れない。

    やっぱり好きな人の笑顔ってズルい。




    ∗°

    「あぶね……キスするとこだった」

    ∗°

    きゅん

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  3. 今朝の職員会議で担任としての注意を受けてしまい絶賛落ち込み中
    2年生のクラスを受け持つ事の大変さを痛感しながら残っている仕事を片付けていた

    「早川先生」

    声の主は隣のクラスの私より3歳年上の藤田先生

    「もう21時回りますから僕らも帰りましょう」

    私は慌てて時計を確認した

    「藤田先生、先にお帰り下さい!校内巡回は私が行いますので」

    藤田先生はフッと笑った

    「早川先生、怖いの苦手でしょ?」

    「な、なぜそれを、、」

    実は校内巡回は消灯も行わなければならない為、苦手な業務だった

    「とにかく後は俺に任せて、女性は帰りますよ」

    荷物をまとめるよう急かされたので従う事にした

    「本当に申し訳ありません、、後はお願い致します」

    私は勢いよく頭を下げると

    「早川先生、また明日」

    と、藤田先生は、満面な笑みで小さく手を振った

    「ま、また明日!!」

    きっと私の声は裏返っていた

    きゅん

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  4. ガラリとドアを開けると、そこに居るはずない人物がいた。

    「あ、おつかれさま」
    「先生!?」
    隣町の学校に転勤した先生ーーもとい私の恋人が、にこやかに微笑んで手を振っている。

    「ちょっと置き忘れた資料があって、取りに来てたんだ。もしかしたら会えると思って」
    「...待っててくれたんですか?」
    そう聞くと、彼は少し頬を染めてうんと頷いた。
    か、かわいい...!

    そういえば、と思い出してカバンを漁る。
    「この後チョコ渡しに行こうと思ってたんです。たまたま会えて良かった」
    どうぞ、と綺麗に包まれた箱を差し出すと、ありがとうと受け取ってもらえた。

    「...本気で僕がたまたま資料取りに来たと思ってる?」
    「え?あの...」
    ガタンッと横にあった椅子にぶつかる。
    いつの間にかメガネのフレームが乗った先生の鼻先が、私の鼻先に触れそうなくらい近づいていた。

    「チョコも嬉しいけど、君に触れたい」

    きゅん

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  5. 「せーんせ!」
    「図書室では静かにしましょー」

    …まぁいいじゃんか!気にしない!

    「んで、なんだ瀬尾」
    「あっ、先生にこれ渡したくてさ」

    私が取り出したものを見て一言。

    「あのな〜学校に関係のないものは持ってこないって校則あるでしょうが」
    「いいじゃん。渡したかったんだもーん」

    私が渡したのは手作りクッキー。今日はバレンタインだからどうしても大好きな先生に渡したくて。

    「はぁ…没収」
    「えー!ひどくなーい⁉︎」
    「校則を守らない瀬尾が悪い」
    「みんな持って来てるのに…」

    残念…ショックだな…

    「没収するのは俺だからもしかしたら食べるかもな」
    「えっ、ほんとに?」
    「多分の話だけどな」
    「多分か〜…」

    多分でも…もらってくれるだけマシかな〜

    「…ヤバい嬉しすぎる…」
    「先生なんか言った?」
    「いやっ何もない」

    取り敢えず結果オーライ…かな☆

    きゅん

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  6. 「葉山先生、貰ってくれないらしいよ」

    職員室の入口、友達の言葉に足が止まる。

    貰ってくれないなら、あげるの諦めよっかな。
    そう思った時だった。

    「岡田、どうした?」
    その声と瞳に私は掴まった。

    「いや、あの」

    「学校にチョコ持ってきちゃダメだろ。没収だな」

    「…貰わないんじゃないんですか?」

    「でも没収じゃもったいないもんなあ」
    私の言葉をスルーした先生は、あろうことか私のチョコを食べた。

    「うまいじゃん」
    私が作ったチョコで先生が笑った。
    そんなことでまた好きが募る。

    “好きです”

    袋に貼ったメッセージ。

    応えてくれないのはわかってる。
    それでもどうしても伝えたかった。

    「ありがとな。来年の3月楽しみにしてろよ」

    ホワイトデーは今年もあるのに。
    先生の言葉に私は首を傾げた。

    いたずらっぽく笑った先生は私に耳打ちをした。

    「岡田が卒業したら、返事するってこと」

    きゅん

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  7. ーー先生は、好きな人いるんですか。彼女いますか。年下は恋愛対象に入りますか。

    「ーーぃ、おい。話聞いてるか?」
    ハッと我に返ると鼻先に赤い箱が当てられた。
    今朝私が先生の目の前で落としてしまった『学校に必要でない物』。
    「見逃してやりてーけど、他の生徒に示しつかねーからなぁ。一応預かっておくから、休み時間に取りに来い」

    「で、放課後まで取りに来ないってどういう事だ」
    「す、すみません...」
    そのまま持って帰ってくれないかなぁと淡い期待をした。それは先生へのチョコだから。
    「...早いうちに返そうと思ってたんだよ。悪かったな、相手もう帰っちまったか?」
    「...目の前にいます」
    「え...、...。」

    声が震える。
    体が熱い。箱を両手で差し出しながら、赤い顔を上げて先生を見つめた。
    「...先生、もらってください」

    かわいそうな私のチョコレート。
    せめて好きな人に食べてもらいたい。

    きゅん

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  8. 指に引っ掛けた手提げ袋は、放課後になっても目的を果たせていなかった。

    中にはプレーン味のマフィン。

    ……きっともう渡せないんだろうな。

    「まだ残ってたのか?」

    がらりと開いた扉の先には、見回りに来たであろう先生の姿。

    思わず胸がどきりとする。

    「もう帰ります」
    「おう。気をつけてな……ってそれ」

    先生が指した先は、マフィンの入った手提げ袋で。

    「バレンタインか?」
    「……没収します?」

    そう問えば、いや、と笑いながらかぶりを振る先生。

    「今日は特別」
    「……ありがとうございます」

    「バレンタインかー」
    俺チョコ苦手でさー。だからよく貰ってたのがマフィンで、好きなんだよね。

    懐かしむように思い出話を語る先生。

    そんなの知ってます。だからマフィンを作ったんです。

    没収されるためだけに作られた可哀想なマフィン。

    結局、その役目を果たすことさえできなかった。

    きゅん

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  9. 毎年のバレンタイン。

    私の恋心は、毎回こっぱみじん。

    秒殺……いやいや
    『瞬殺』される。


    『先生……』

    『ムリ!』

    紙袋を抱えた私を見つけた瞬間
    先生は、去って行ってしまうから。


    中1からずっとだよ。

    今は高3で。
    今日が先生に渡す、最後のチャンスなんだ。

    瞬殺のこっぱみじん……
    覚悟だけど……


    学校中を探し回って。

    いた!
    音楽室のピアノに寄りかかっている。


    「先生……」
    「姫野か。毎年毎年、懲りない奴だな」

    「その執念、勉強に回せよ」と
    笑った先生を見て
    私は固まってしまった。

    今年は瞬殺じゃない!
    会話してる!

    「オマエからのバレンタイン
     受け取れないぞ」

    「わかってます」

    ただ、後悔はしたくなくて……

    「中身、何?」

    「タオル……ですけど……」

    「じゃあ、オマエが卒業したら渡しに来い」

    えっ?

    「姫野ごと……もらってやるから……」

    きゅん

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  10. 「かーおるちゃんっ」
    「無理」
    「えー!まだ私何も言ってな…」
    「どうせお前の事だ。課題遅らせて、とか言うんだろ?」

    ふんっと鼻を鳴らして他の子達の課題ノートをチェックしている担任の薫ちゃん。
    私の方も見ないでそれはないんじゃないの?と思ったから私は、くるんっと薫ちゃんに背を向け、一言言って職員室から出ようとする。

    「んもうっ!折角薫ちゃんにチョコあげようとしたのにぃ。…ま、いっか。これは他の男子にあーげよっ」
    「おい」
    「なに?」
    「寄越せ」
    「は?だっていらないでしょ?私からのチョコなんか」
    「いいから寄越せって」

    と、薫ちゃんは眉間にしわを寄せて手を出してくる。
    私はチョコの入った袋を抱き締めてその手から逃れた。

    「…逃げんな。大人の本気見せてやるから」

    つ、と私に触れた指先が熱くて、私は心ごと薫ちゃんに溶かされた。
    『これは二人の秘密、だからな?』

    なんて囁きと共に…。

    きゅん

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  11. 「健ちゃん、健ちゃん、チョコ味見してほしいんだけど」

    職員室に入るなり、誰もいないことを確認した私は、昔からの顔なじみである教師の健ちゃんにチョコを渡した。

    「…」

    一瞬、動きが止まって無表情で振り返る健ちゃん。

    「…どう?」

    「ん、うまい」

    「ほんと!? 良かった~」

    「で?」

    「え?」

    「俺に味見させて本命は誰にあげんの?」

    「違うよ! 味見って言ったのは休憩時間あとちょっとしかなくて慌ててたからで、ちゃんと健ちゃんのために作ったよ!」

    「…は?」

    「は?って、忘れたの? 今日、バレンタインだよ」

    「…や、知ってるけど」

    「ふふ、日頃の感謝を込めて作ってきました! ちゃんと食べてね」

    それだけ言って職員室を出ようとする。

    だけど、引き止められて、
    心なしか赤く見えた顔がこっちを向いた。

    「お前、不意打ちすぎ。
    なんだよ…こんなの、ちょー嬉しいじゃん」

    きゅん

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  12. 「…教師が隠れて喫煙するのどうかと思います」
    「お、来たね優等生ちゃん」
    私が隣に並ぶと、彼は吸殻を落としてつま先で潰し、紙ポケットのようなものに入れた。
    …私に気をつかってる。
    「…ん?何か顔赤くない?」
    「赤くないです。これ」
    ガサ、とパンパンに膨らんだ紙袋を先生に差し出す。カラフルな箱がはみ出るそれに、彼は目を丸くした。
    「…これ全部君が作ってくれたの?」
    「違います!他の!女生徒からですっ!」
    私の「あみだくじで負けたから私が代表で届けに来た」と焦る様子を一瞥して、「…ふぅん」と彼は落ち着いた一言。
    「…じゃ、じゃあ私はこれで!」
    「待って」
    ピク、と肩が揺れる。
    「ほんとに君のは入ってないの?」
    「…ないです!」
    ピシャン、と閉まる激しい音に「入れてますって言ってるようなもんだよなぁ」と先生が嬉しそうに笑っている事なんか、「バレてないよね!?」とプチパニックな私には知る由もない。

    きゅん

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  13. ーバンッ!

    「先生!好き!」

    放課後の理科室。
    俺のお気に入りの場所に、今日も勢いよくモンスターがやってきた。

    「こら、ドアは静かに開けなさい」

    神咲美紗。
    俺の担当クラスの生徒だ。

    「はぁーい…あ、先生!あのね、バレンタインチョコあげる!」
    「ありがとな、けど俺甘いの食べれないの」
    「知ってる!だから甘くないの作ってきた!」

    神咲がラッピングされた箱を開けると、フワッと洋酒の香りが漂う。

    「食べて!」

    何がそんなに嬉しいのか。
    にこにこと可愛い顔で笑う神咲。

    「ん、うまい」
    「やったぁ!じゃぁ付き合お!先生!」
    「おー、付き合うか」
    「えっ…えぇっ!?いいいの!!?」
    「…やっぱ嘘」
    「えっ!?嘘なの!?」

    こんな冗談を言ってしまうなんて、俺らしくない。
    きっと洋酒のせいだ。

    「早く大人になれよ」

    顔を真っ赤にしている神咲の頭をポンと触り、切実にそう思った。

    きゅん

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  14. 今日は何の日か?
    そう、、。バレンタインだ!私、花山明日奈もチョコをにぎりしめ、校舎裏に立っている。
    私のチョコを渡す相手は、、、。担任の四条先生だ。でも、、。イケメンな先生はモテモテで、今も女子生徒にたかられている、、、。もう渡すのはあきらめよう。私には手の届かない存在。顔もちょっとふざけた性格も実は優しいところもこれは噂だけど下戸な所も全部好きなのに、、。こういうの禁断の恋っていうんだっけ、、。そもそも恋にすらなってないって、、。私は黙ってその場を去ろうとした。
    「ちょっとーー、明日奈まってよー。」
    え!?先生に呼び止められた!
    「な、なんですか?」
    「それ、僕用でしょ?」
    「あっ、、!ちょっと、、!」
    先生はチョコを取り上げ、、。その場で食べてしまった!
    「おー美味しい!僕甘党だからー。」
    「よく作ったね。」
    い、今、、。髪クシャされたー!?
    私は呆然としてその場に座る。
    「好き」

    きゅん

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  15. ーバレンタイン。
    それは、女の子が好きな相手にチョコレートを渡す日。
    …って、こんな決まりなくていいのに。
    どこもカップルで溢れてて、目を向ける場所がなくなるし。

    「チョコ渡す人なんていないし…」

    誰に言うわけでもなく呟いて、屋上に向かった。

    「あれ」

    誰もいないと思った屋上には既に人影があった。

    「先生」

    飴を口の中で転がしながら微笑んでくる。
    そして、先生の足元にある紙袋には大量のお菓子が入っている。

    「これ全部…?」

    「まぁな。でもチョコ食えないから申し訳ないんだけどね」

    私は思い出したようにポケットの中に手を入れた。

    「あげます」

    先生の手にいくつかの飴を乗せる。

    「大山からのバレンタインってこと?」

    「違っ…」

    焦る私の髪をクシャッと撫でて笑う。

    「ホワイトデー、楽しみにしてな」


    初めて感じたドキドキはチョコのようには溶けて消えてくれなかった。

    きゅん

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  16. 放課後 私は化学の先生に呼び出された
    「深琴推薦入学決定おめでとう あの化学嫌いの深琴が成長したね」
    先生は私の頭を撫でる
    「あの....先生!子供扱いしないでください」
    私は先生の手を振り払うと私に軽く謝った
    「先生 今日バレンタインなんです。良ければ」
    私は先生にチョコを渡すと先生は唖然とした
    「バレンタインなんてと言いたいけどこれは本命?」
    「ずっと前から好きでした 先生が化学を教えてくれたから化学を好きになれました。」
    私は泣きながら先生に想いを伝えた
    「知っていたか?バレンタインは本来男から好意を持っている女性に渡すものなんだ」
    先生は後ろから11本の薔薇の花束を私にくれた
    「どこにいたって何をしたって今日は終わるだろ?だったら俺は少しでも深琴の隣がいいってこれから先も思ってるから俺と結婚してくれますか?」
    「健全なお付き合いからよろしくお願いします」
    先生は私を強く抱き締めた

    きゅん

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  17. 「こら、水野。なんなんだ?そのピンクのどデカい袋は」

    「えー…?見逃してよ、伊野ちゃん。今日だけ特別!」

    「あー?そんなの却下に決まってんだろ」

    「えーーー!なんでー?」

    教員室には、私と担任伊野ちゃんの二人きり。
    これは絶好のチャーンス!
    とばかりに呼び出しに応じたら、さっきからこんこんとお説教をされている。

    「伊野ちゃんは乙女心が分かってないなぁ」

    そうきれいに揃えた爪の先を見つつそう言うと、なんとなく伊野ちゃんの視線を感じた。

    「何?」

    「はぁ…お前もさぁ?男心ってもんを分かってねーな」

    「なにそれ?伊野ちゃん何気にバカにしてる?」

    「あーもーっ。そうじゃなくってなぁ…」

    すると、伊野ちゃんの指が私の長い髪に触れてくしゃりと優しく握り締めた。

    「他の男にやるんだったら、俺に渡せっての」

    「?!」

    そうして、伊野ちゃんは、私から袋を奪って行った。

    きゅん

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  18. «キャー!!!»

    彼が通る度、沢山の女子生徒が黄色い悲鳴をあげる。
    葉山先生の周りから女子がいなくなったことは無い。
    お昼休み、うちの女子校では見慣れたその景色を横目に私は国語準備室に急いだ。

    「せーんせ!!」
    「お??また来たのか?」

    私の言葉に読んでいた本から目を上げてこちらを見る先生。

    …それが私の彼氏だ。

    髪はボサボサで前髪は長くて眼鏡をかけてる。
    でも前髪上げて眼鏡とったらすっごいイケメン。

    「また葉山先生キャーって言われてたよ?」
    「結衣もかっこいいって思う?」

    ちょっと不安そうに聞く先生が可愛くて。

    「そー思ったら先生の所来ないよ!」

    って言いながら抱きついたらちょっと笑って頭ぽんぽんてしてくれた。


    「せんせー??」
    「ん?
    「大好き。」

    抱きついたまま見上げて、そう言うと。

    「俺も好きだよ」って。


    こんな幸せなお昼休みが私の宝物だ。

    きゅん

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  19. 放課後、私はある場所へと急いで向かう。

    「失礼します。」

    「日向さん?
    どうしました?」

    そう言って声をかけてきたのは
    保健医の海堂先生。

    海堂先生と私は皆には内緒で付き合っている。

    「はるくんにチョコ…渡したくて。」

    そう言うと彼は焦ったかのように

    「嬉しいけど、バレたらどうするつもりなの?」

    確かに先生と生徒の恋なんてバレたら大問題だろう…。

    「ごめんなさい…。」

    「でも、朱里俺のために頑張ってくれたんだもんな。
    食べるの楽しみだ。」

    そう言って大好きな笑顔で微笑むから頑張ってよかったって思えた___。

    きゅん

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  20. 今は数学の授業中。

    私はどちらかというと理数系で数学は得意な方なのだけれど…

    私たちのクラスを担当している先生が私の幼馴染でもあり片想いしてる相手。

    最初はすごく嬉しかった。
    でも今は…

    「橘せんせーい。
    ここ分からないんですけど…。」

    「この問題はこの方程式を使うと__。」

    誰にでも優しい彼は生徒からすごく人気で
    女子の間では先生のファンもいる。

    表には出さないけどやっぱり嫉妬はするわけで
    今日も彼の授業で気を引くためにわざと寝てみたり___。


    「榎本ーまた寝てるのか?」

    「だって余裕なんですもん__。」

    「はぁ…。
    お前今日居残りな。」

    「はーい。」

    どんなに大嫌いな居残りも
    大好きな君といられるならそれでいいと思ってしまう。

    先生と生徒じゃなければ少しは変わってたのかななんて叶うはずのない願いをそっと胸の奥に隠して……。

    ー今日も貴方が大好きですー

    きゅん

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  21. いつも通り、部活でバスケをしていたのだが、パスがミスしてしまい、突き指をしてしまった。

    顧問の先生に「保健室に行きなさい」と言われ、保健室に来たのだが、肝心の先生が居ない。

    すると、教育研修の先生が保健室にやってきた。

    「どうしたの?」

    「えっと、突き指をしてしまって……」

    「ちょっと待っててね。……はい、これで大丈夫だよ。」

    「あ、ありがとうございます。」

    「バスケ部?練習頑張ってね」

    そう言い、私の頭をポンポンと優しく撫でてから、爽やかな笑顔を私に向けた。

    きゅん

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