ケータイ小説 野いちご > 野いちご学園

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  2. 私は二つ年上のいとこと一緒にいる。

    え?理由は何でかって?正確に言うと閉じ込められた。

    だから家に帰れないし、いとことずっと一緒にいないといけない。

    でも、私そのいとこのことあまり好きじゃない。

    かっこいいけど、怖い顔しているから。近づきにくい存在だった。

    とにかくこの間が持たないから早く帰りたい!

    そうだ!恋愛話を聞こう。それなら私も気楽に話せる。

    「あのさ、風君って好きな人とかいないの?」

    「へっ??俺は・・・・・お前が好きなんだよ。このまま時が止まっていたらいいのに。」

    かれは意地悪な顔をして笑った。


    「じゃあさ、風君。キスしよ??」

    彼は一瞬驚いたような顔をしたが、また意地悪な笑顔に戻って強引にキスをしてきた。

    「ん。っあ  ふっうくっん  らいすきらよ?」

    「もうお前可愛いすぎ!俺を煽ったお前の責任だからな?」

    もうここで風君と暮らしたい。

    きゅん

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  3. 繁華街を抜けると海に面している倉庫街が広がっている。

    俺達6人は今日も夕日を見ようと巡回も兼ねて海までの道のりを歩いていた。


    チヒロの「お腹空いた〜」という言葉を筆頭に他愛もない会話をしていると、1台のバイクが俺達の前を一瞬にして通り過ぎ、繁華街の方向へ消えていった。



    _______一瞬で目を奪われた。



    一瞬のうちに見えたのは、真っ黒なボディのバイクに全身真っ黒な服。そして、腰まで伸びている毛先だけ巻かれた黒髪を靡かせながら颯爽と走り去った



    「…女、か」







    これが、後々になくてはならない存在となる彼女と俺らの出会いだった。





    (リョウガside)

    きゅん

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  4. 私はいつもお昼休みには人のいないところで読書をしていた。

    その場所は体育館倉庫でとても落ち着く。

    ヴァンパイアなので中の電気をつける必要も無く本を読める。

    そんな感じで至福の時を過ごしていたのだけどー…。

    「…いるか?聖歌」

    思わぬ邪魔が入ってしまったようだ。

    同じヴァンパイアの凱斗は奥にいる私の姿を見つけるとすぐに近づいてくる。

    「………」

    気にしないことにして本の文字を目で追いかける。

    でも、頭に入ってこない。

    真正面からじーっとこちらを見てくる彼の視線のせいだ。

    「……邪魔しに来た…の…」

    気づいたときには私の背中はマットについていた。

    つまり…押し倒された?

    「俺が邪魔したのも悪いけどヒドイよね〜」

    彼はわざとのように非難すると、そのまま私に覆いかぶさる。

    そして私の唇に人差し指をあてると一言、呟いた。

    「早く俺のものになったらいいのにな」

    きゅん

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  5. 倉庫内にて、あたしは龍の足の合間に入れられ抱き締める形で座っている。

    「龍は、相変わらずあげはちゃん溺愛してるし、恥ずかしくないわけ?」

    恥ずかしいよあたしは。
    「お前らあげは、、まだ狙っているだろうが、コイツは俺のっ」

    更にギュッと抱き締める龍に、

    「やっ、恥ずかしいから離してよっ!
    レイくん、助けてよっ!」

    あたしがそう叫んだときーーーー。
    ーーーーグイ。
    引き寄せられた身体。

    レイくんーーーー?あたしはレイくんに抱き締められていた。
    足の間に、入れられ戸惑う。

    「何してんだよ、レイ」
    「あげはが助けてって」

    不穏な空気。
    「ありがとう、レイくんっ」

    「いつだって助けるよ!」
    「助けるのはいいけど、あげは、は一生俺のだからな」

    少しだけ引き寄せられ合わさる唇。
    恥ずかしいけど、キュンとなる心。
    龍が好き。

    きゅん

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  6. 龍が出かけていない倉庫の中。
    子守に白が側にいる。


    「龍達、遅いねっ」

    ちらっと白が見た気がした。

    「なあ、龍じゃなきゃダメな訳?
    俺は、ダメな訳?」

    壁と、白に挟まれーーーー動けない。

    「あの、白。
    その話はもうーーーー「やだね。ねえ、またドキドキしてよ。
    俺、あげはのこと、諦める気無いから」

    壁と君の間。
    数センチ近くなり、唇が触れ合いそうになると。


    「それ以上したら、怒るからな」


    聞いたことのある声に、ピタリ、と止まる白。
    「あー、もう少し言うのが遅かったら、キスしてたのに、残念だわ」
    えっ!!気づいてたの?
    真っ赤になるあたし。
    「そりゃ、残念だったな。
    この唇は、俺のだからなっ」
    触れる龍の手が、唇をなぞる。
    くすぐったい、そう思う間も無くキスをされた。
    「ーーーーうざっ」
    白は部屋を出てく。
    「キスされそうになるなよ。
    俺のだろう?」きっとずっと龍が好き。

    きゅん

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  7. お披露目の最中。
    泣いてるあげはが俺を見た。

    だから堪らなく許せなくなって、龍の腕を掴んだ。

    「離せよ、レイ」

    離せない。
    だって無理矢理こんなことしたって意味なんか持たない。

    「どこの族でも、キスぐらいしてるよ」

    そう、ならーーーー。

    流れる涙に、キスをした。
    胸倉を掴む龍に怯えるあげはが、一歩、また一歩後ろに下がった。

    「きゃっ!」

    あ、と思ったの束の間ーーーー宙を舞うあげはを抱きしめて二階から落ちてゆく。

    絶対にあげはだけは、傷一つ付けられない。

    「レイくん、ごめんなさいっ。
    あたしーーーー」
    戸惑うあげはを抱きしめた。
    暖かな身体に、生きてるって実感が湧く。
    「泣いてると、キスするよ?」
    だけど、泣き止まない。
    君の涙にキスをする。
    愛しいーーーー。
    残りある意識の中で、君を呼んだ。
    どうか、泣かないで。
    好きだよーーーーあげは。
    目覚めたらちゃんと伝えるから。

    きゅん

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  8. 倉庫で二人っきりで過ごした後。
    気付いたら、寝すぎてしまった。


    「やばっ!!
    リナちゃん、可愛い!」

    「馬鹿。
    志貴さんが起きたらーーやばいから早く出るぞ!」

    なんか、うるせーな。
    パチっ、と目が覚めて後ろからギュと抱き締めていた温もりにーーーー。
    ハッ、とした。
    目の前のリナは、無防備にスヤスヤ寝てる。

    目の前にいる野郎共。

    「見た?」
    「「いえ!見てません」」

    なんか、震え上がってる。
    「あー良かった。
    じゃあ、出てって。」

    後ろからギュ、と抱き締めた。
    「あの、志貴くん、恥ずかしいですっ」
    いつ起きた?
    俺は、リナを見つめた。
    「誰にも、見られたくない。
    俺だけのリナっ」
    誰にも見せない、大切な君。

    きゅん

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  9. 「リナ、学校終わったら倉庫来ない?
    今の時間誰も居ないからーー二人になれるよ」


    えっ!?
    まさかの志貴くんからの、お誘い。


    放課後。
    早めに二人で来て来た場所に、鍵を差し込む。


    本当に二人っきりなんだ。
    ずっとーーーー、離れてたし、不安もあったりしたけど。

    「お邪魔しますっ」
    幹部室。本当に誰もいない。
    ただ、幹部室に一つベッドがあるんだよね。
    「ジュース持って来るから座ってて」
    座ってと、言われたのにーーベッドに転がる私。志貴くんとはーーまだ。
    なんだか眠い。ウトウトしかけた時ーー
    ギシっーーーー。
    ベッドが、軋んだ。

    「誘ってんの?リナは。
    俺、嫌われたくなくて我慢してんだけど。
    そんな無防備だと、したくなる」

    志貴くん。
    「だけど、傷つけたくないんだよね」
    優しい志貴くん。
    「していいよ、私ーー志貴くんを独占したい」
    君の愛で満たして、優しく触れる唇も。
    好きーー。

    きゅん

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  10. 「ケンカ、やだっ」


    あん時ーー誰よりも早く動いてた。
    誰よりも早く抱き締めていた。


    だって君が儚げに泣くから。
    きっと抱きしめるのは、いつだって白の役目。

    それで、良かった筈なのにーーーー
    キャンディをあげたら無邪気に笑い、その笑顔に一瞬で心を拐われた。

    「やばいな、あげはちゃんーーまじ、可愛い」


    暗い灯りも付けない夕闇の龍の部屋。

    タバコを加えた。
    電気はライターの火のみ。

    やばい、好きになりそう。

    だってーーーー時折れ見せる強さ。
    時折れ見せる涙。


    そしてーーーー笑顔。
    白が抱き締めたら、モヤモヤする。
    龍が旬がーーーーああ、、そっか。
    俺は、もう手遅れかも。

    「ありがとう、可愛い!」

    君の笑顔に囚われてーーーー
    離れない。

    誰にもやりたくない。
    この気持ちを人はーー"独占欲"という。

    きゅん

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  11. 最近気になるやつが出来た。
    まあ、正直恋?
    「あげはっ何してんの?」


    小さな蝶々に出会った。

    ニコニコ顔のあげは。

    「ホットケーキ焼いてるけど、形が難しくてっ」


    ホットケーキ?
    覗き込んだらハート型。
    意外に上手だ。

    「なあ、それ俺にくれない?
    一番に欲しい!」



    「うん、1番にあげるね!
    味に自信ないんだけどーー嬉しい!」
    嬉しいのは、俺の方。

    だってどんな味だってあげはから貰えるなら、なんだって嬉しい!!

    「はい、出来たよ!」
    今はまだこのままでも、いい。

    あげはのハート頂いたから!

    「これは俺だけのもん。
    誰にもやるなよ?」
    いつか、あげはのハート頂きます!
    だってこれは、俺だけのもんだ。

    きゅん

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  12. 大切な奴が出来た。

    だけどーーーー

    「お前、俺の女になれ!!」
    .

    「いや、あたし、弱い人とは付き合わないから!」
    それが、君との始まり。


    強気な蝶に恋をした。
    だけどーーーー

    本当は、弱くて儚くて泣き虫なとこもあることを知った。

    「前にも言ったろ?俺の持つ最大限の力であげはを守ってあげる」
    幹部でとびきり優しい白に、嫉妬した。

    白は、あげはが好き。
    わかるから。

    「あげは、明日も明後日もこれからもずっと川の字で寝よう。家族だもんな!」
    川の字?
    知らない会話に嫉妬したりーー。

    あの、口が最強に悪い旬がめちゃくちゃ優しい。

    だけどーーーー。


    「助けてーー龍」

    ちゃんと目を見てだけど泣いてる可憐な蝶。

    初めて、あげはが俺を見てくれた。
    とびきり嬉しいし、思うよ。
    俺だけのあげはだ、誰にも渡さないって。

    気づいた。
    これが、俺の独占欲。

    きゅん

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  13. 龍のことが、最近嫌い。
    あげはに出会って、大切さを知ったのに。

    「あげはを総長室にーー」

    はあ!?
    龍って馬鹿なの?

    龍神の掟はどこにいった?

    ムカつく。
    龍の自分勝手に。
    龍は、自分のことしか考えてない。
    好きだからーーーーって理由だけで、自分の側に置きたい身勝手さ。
    俺は、龍が最近嫌いだ。


    「白ーー。
    あたしがいると、邪魔だよね」

    邪魔じゃない。こんな、感情始めて知ったし、戸惑うけど。
    「あたしは、闇の中でもいいんだよ」

    泣いてるーーーー、泣いてるあげはを抱き締めた。

    小さな小さな蝶々だ。
    柄にもなく、旬が、優しい。
    黒も穏やかに笑ってる。

    きっと、みんな虜になる。
    小さくて儚い可憐な蝶々にーーーー。

    だけど、誰にも渡さない。
    だってーーーー本気で恋してしまったから。あげはにーー。

    きゅん

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  14. 「あの野郎!!絶対、許さねー!」

    白のバイクから降りてきたのは、白じゃない。

    龍だった。
    なんだかブツブツ言ってる。
    「あげは ーー俺のだ!白のじゃねーのに」

    龍ーー。

    「なあ、俺さあーーあげは好き見たい」
    言っちゃった。

    「あ?あげはーー渡さねーよ!」

    本気の瞳。
    「あげはーー龍のこと嫌ってるじゃん!」
    「それでも!!白が1番近い場所に居ようといつか、好きに慣らしてやるよ!」

    龍は、マジだ。

    龍が、マジならーーーー
    「俺もーー白にも龍にも渡さねーよ!」

    優しくはない。
    優しくするのは苦手だし、白みたいに優しくできないかも知れない。
    だけどーーーーあげはが、求めるなら、優しくしてやってもいい。

    「だいたい龍は、般若だし。
    龍神じゃなくて、般若にしたら?」

    「白と同じこと言ってんじゃねー!」
    俺は、般若顔の龍から逃げた。

    龍には、絶対負けない。
    俺だけのあげはだ!!

    きゅん

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  15. 「遅い!!
    何してんだ、白の奴!」

    俺は倉庫で白を待っていた。
    ピロン。
    入ってきた連絡。
    "トラブル発生。あげは、今日から倉庫住むから準備しといて!"

    マジ?
    あげはが、倉庫に住む?
    ニヤリ、と笑う俺。
    「なんか、トラブルがあって今日からあげはが住むって。
    お前ら間違っても、手出すなよ!」

    なんたって、俺の女だ。
    「あげはちゃんは、龍のじゃないでしょう?嫌いって言われたじゃん。
    それより、白に電話しなくていいのか?今頃、狼になってるかも」

    はあ!?白がありえない。

    だけど念には念を。
    一度目の電話は、出なかった。
    2度目の電話は、、なんだか不機嫌。
    しかも、あげはを抱き締めてるなんて、爆弾発言!!
    電話しながら仲間に車を出させ、向かったあげはの家。

    あげは、はだれが好き?

    突き離されてもいい。
    それでも、白にも誰にも渡したくない。
    あげはが好きだから。

    きゅん

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  16. 『おい、倉庫に荷物取りに行くぞ』『うん!』
    彼女は無防備にも着いてきた
    俺は、倉庫のドアの鍵を閉めてから彼女を押し倒す
    『きゃっ!?』
    いつも男勝りとか言うクセに…可愛い声出しあがって…
    だから、俺みたいな奴に狙われるんだよ…バーカ…
    『ちょ…どうしたの?…』
    心配そうな彼女の顔を見て、俺の手が止まる
    優しい彼女に俺は…
    何をしようとしたのだろう?
    言えない…嫌われたくない…
    だけど!…せめて!…
    この質問だけはしたかった
    『お前は好きな人居るのかよ?…』
    『え!?…あ…まぁ…居る』
    『誰だよ?』
    『う…それは…』

    それだけは言えない…君が好きなんて

    『俺だったら良いのにな…俺の事なんか…友達としか、思ってないんだろ?…分かってるのにさ…諦め悪くてゴメンな…お前の気持ち、独占したいなんて我が儘…ダメ…だよな?』

    私はダメじゃないという気持ちを込めてキスをした

    俺は顔を真っ赤にした…

    きゅん

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  17. 白牙の倉庫に、想とヒカリ、リナを招いた。

    もちろん、若干いらないおまけ付きだ。

    「お邪魔しますっ輝くんっ!」

    想と手を繋ぐ仁に若干、ホント若干ヤキモチ妬いた。

    「志貴くん、会いたかったっ」
    志貴は、ニヤニヤしてるし。
    「あたしも、良かったのかなっ」

    ヒカリはおまけの類がそばにいる。
    だから、真一の機嫌が一段と悪い。

    「ヒカリちゃん、ようこそ。
    会いたかったよ、おまけは気にいらないけど!」

    バチバチバチバチ。

    こうなるからーー呼びたくなかったんだよ。
    仲悪すぎだよ、あいつら。
    ん?
    「想、頭に埃付いてる」

    何気ないただ埃を払っただけ。
    なのにーー

    パシッ。
    弾かれた腕は、仁のモノ。
    「ヤキモチ妬きの仁くん、嫌われますよ?」

    ニヤリ、と笑う俺。
    こうやって流せるまでになった。
    もう平気。

    もう、大丈夫。
    好きなのは変わらないからな、想。

    きゅん

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  18. 私は美術部で、彼と出会い、友達に成った
    そんな彼の、私からしたら、朗報の真逆の可愛いと有名な後輩の女の子に告白されたという噂を耳にした
    そこで、やっと、嫉妬している自分と恋心に私は気づいた
    私は…強行手段にでることにした

    『ごめん、用事有るから来て』
    『ん?何だよ?』
    『良いから』
    そう言って、美術部の活動場所の美術室から少しだけ離れた位置に有る、美術準備室という名前の倉庫へと向かった
    『何か運ぶのか?』
    『違うの』
    後ろ手にドアを閉めつつ私は言った
    『その…えと…私…』
    『ん?』
    『あんたが好きみたい』
    『えっ!?』
    『後輩に告白されたんでしょ?…』
    分かってた…この恋は叶わないと
    でも、後悔したくないし、気持ちを伝えたかった
    『は?あいつなんか興味ねーし』
    『で!でも!』
    『これ見ろ』
    彼は大きな布を取った…
    そこには、私を描いた彼の絵が沢山有った
    『お前しか…見えてねぇーって事だ』

    きゅん

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  19. 「先輩。俺、理性保てれる自信ないんだけど」
    「えっ!なに、急に!」
    「先輩、俺が先輩のこと好きなの知ってるくせに!」
    「だって、可愛いんだもん!」
    「先輩のいじわる」
    「先輩、ごめん!」
    「えっ!っん……ん  ぷっは!」
    「ごめん。がまんできなかった。」
    「先輩、そんな顔しないで」
    「え?か・お?」
    「襲って欲しそうな顔してる」
    「今日はここまで。また明日」

    きゅん

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  20. 瑞樹



    俺の婚約者


    言われてないだろうけど



    だから倉庫に呼び出した



    だがどう接すればいいのか分からなくて


    縛り付けている



    その姿ですらも愛おしい



    いつかその曇った瞳に光を灯して見せるから



    待ってろよ

    きゅん

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  21. 本日竜王に出会って2回目のハロウィン。
    そして今私の目の前にあるのはの布の少ない悪魔の衣装。
    「ちょっと出してよ!こんなの着ないからね!」
    薫「出たいんだったら着なきゃダメだよー!」
    秋「観念して来た方がいいと思うぞ!」
    こうやって格闘すること約30分。
    あー、トイレ行きたくなってきた…。
    しょうがなく着ることに。
    「着たから開けて!!早く!」
    ドアが開いたのを確認してトイレに駆け込む。
    用が済んでトイレから出ると、ほかの5人も仮装してることに気がついた。
    秋良が狼男、薫がキョンシー、遼河が海賊、真琴が神父。
    みんな似合いすぎでしょ…
    そして、魁翔はヴァンパイアだった。
    カッコよすぎる…
    魁翔は私を見て固まっている。
    「そんなに似合ってない?」
    恥ずかしくて顔を隠していると。
    「に…あってる。」
    ん?
    「…すごく可愛いよ。」
    顔を赤らめながら言ったその一言にときめきを隠しきれませんでした。

    きゅん

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