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  2. 「風呂上がった」
    低い声が聞こえて振り返れば、上半身裸の光が、濡れて色っぽくなった髪をタオルでワシャワシャしているところだ。
    「ふ、服…っ」
    慌てて視線をそらせば、光がフッと笑うのが聞こえた。
    「本当お前経験ねーよな」
    「し、仕方ないじゃん…」
    どかっと光がソファに座ると、シャンプーの匂いがふわっと香る。
    「髪、やわらけ…」
    そんな時、気づけば光がわたしの髪に手を伸ばしていた。
    え…。
    光はすっと手を離すと、わたしをしばらくじっと見つめていた。
    「怖えーか」
    っ…
    「俺はお前に何もしねえよ」
    顔を上げれば、いつもは俺様でクールなくせに、なぜだか少しだけ寂しそうな表情をした光がいた。
    どうしてそんな顔をするの…?
    怖い…怖いけど…っ
    ーギュッ
    気づけば、わたしは大きな温もりに包まれていた。
    「俺がそばにいる。だから何も怖くねーだろ」
    …っ、男の人が怖いはずなのに…どうして…嫌じゃないの…?

    きゅん

    5

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