ケータイ小説 野いちご > 野いちご学園

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  2. 「千歳君!」
    「…え、澪南?なんでいんの」

    放課後。
    部活が終わった頃を見計らって私は体育館で彼の名前を呼んだ。

    案の定というか、驚いた顔の千歳君。
    まぁ、部活あるこの時間に私がいる方がおかしいからな。

    でも、今日は特別。
    「今日、付き合って2ヶ月でしょ?やっぱり千歳君と帰りたいなって思って」
    「待っててくれたの?」
    「うんっ」

    そう言えば、ポンと頭を撫でられた。
    「ありがと」
    そしてふわっと笑う千歳君。


    「あー!澪と千歳がいちゃついてる!」
    「ちょ…っ、和也君!邪魔しちゃダメ!」
    いい感じの雰囲気だったのに、和と香織の声が聞こえてきた。
    …そっちはそっちで手繋いでラブラブなくせに。

    「…騒がしいな」
    「だね」

    でも、こんなに幸せなことはない。
    それもこれも、全部千歳君に出会ったからなんだよ。

    ありがとう、千歳君。

    きゅん

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  3. 私の彼氏の未来斗はバスケ部。

    今未来斗が話しているのは、私の友達の莉音だ。

    莉音もバスケ部だし、2人が仲良さげに話しているのはやっぱり仕方のないことなんどけど…。

    未来斗の楽しそうな笑顔を見るとやっぱりモヤッとしてしまう。

    「はあ…」とため息を漏らしていると…。

    「せーんぱい」

    「みっ、未来斗?」

    なんでいるの? 未来斗、今部活中でしょ?

    「部活は?」

    「こっそり抜けてきました。なんかあったんですか?」

    こっそり抜けてきたって…後から怒られるぞ、と思ったけど嬉しいからそれは言わないでおく。

    「えっ、なんで?」

    「だってさっきからずっと浮かない顔してるじゃないですか」

    未来斗…気づいてたの?

    「べ、別にそれは…何でもないよ」

    「嘘が下手だなあ。心配しなくても、俺がいちばん好きなのは先輩だよ?」

    「…っ」

    頭を優しく撫でられた私の顔はきっと真っ赤だろう。

    きゅん

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    陽向 葵さんをフォロー

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  4. 「リオン君、がんばってぇ!」
    「おうっ!!!」

    むぅ。むぅ。むぅぅぅぅ!

    あたし、スズカは今絶賛不機嫌モード。
    理由は… あたしの彼氏モテすぎじゃありませんんんんん⁉︎

    いや分かるよ⁇かっこいいしスタイル良すぎだし性格良すぎだし⁇あの笑顔ヤバいし⁇
    でもさぁ⁇彼女であるあたしを押しのけて応援ってどうなのよ!!

    スネた顔でじーっとリオン先パイを見つめていたら先パイとパチっと目があった。
    そしたらあのキラッキラの笑顔で
    「今日一緒に帰ろーぜ、すず!!」
    っておっきな声で言われた。結構距離あるのに!てかヤバいあの笑顔!

    「おっまえ部活中だぞ、彼女とイチャつくなっつーの」
    「へっへ、いーだろ俺の彼女。あーまじかわいい、早く部活おわんねぇかなぁ」

    そんな会話が聞こえてきたような気がして顔が真っ赤になったのは内緒のお話。

    先パイ、ダイスキです!!!

    きゅん

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    月城 瑠奈さんをフォロー

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  5. 『行っけー!!佐久間決めろ!!』
    『まかせとけ!!』
    今シュートしたのは私の幼なじみ且彼氏こと、佐久間 蓮。
    私は彼女として、蓮の部活の練習を見学しに来たんだけど…
    『きゃーーーー!!カッコいい!!』
    何で、私はこのファンクラブよりも後ろなのかなぁ…
    『あ!ほの!来てくれたんだ。』
    蓮の汗で前髪が微かに濡れているのも色気が凄くて、胸がドキドキ言ってる。
    『あ!蓮くーん!!はいっタオル♪』
    もう。さりげなく♪語尾につけちゃって…
    「れ、蓮!あの、これ…」
    『あー、ダメ。さくって呼んでって言ってるじゃん…』
    っ!?何でよ!
    他の子には、名前で呼ばれても何も言わないくせに…
    あの、女の子は何で名前で良いのよ…!
    …ムカつく。
    蓮がカッコいいの知ってるから、皆からモテてるのは私の彼氏がカッコいいって認めてくれてるみたいでむしろ嬉しいけど…
    やっぱ。ムカつく。何で私が…
    私がやきもき妬くなんて…

    きゅん

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    ☆けんおん☆さんをフォロー

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  6. 今日も凌くんはバスケに夢中だ

    授業はいつも寝ていて朝は遅刻をするくせに部活はあんなに頑張れちゃうんだからほんとすごいよなあ

    私は勉強しか取り柄がなく運動は全くできないはずなのに……

    「マネさん!そこのボール取って」

    「う、うん」

    凌くんがいるからとマネージャーになってしまった。

    私は凌くんに恋してる

    入学した時からずっと追いかけてきた

    しかしこうしてマネージャーとして過ごせるのもあと1週間…

    そんなことを思っていたらいつの間にか部活は終わっていた

    「あのさ、後で屋上来て」

    突然凌くんから声をかけられた

    私ついに何かやっちゃたのかなぁ

    そして今目の前にいる凌くんの顔が夕日のせいか赤い

    「あのさ、俺お前が好きだ」

    信じられないような言葉を発した凌くんの顔はさらに赤い

    「すき…」

    「え?」

    {凌くん大好き!」

    今日は私に人生初の彼氏ができた最高の日だ

    きゅん

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  7. バスケの練習中、彼はちょっと元気がなくてどうしたのかと思い、声をかけた。




    「佐伯くん、どうしたの??」


    「……いや、なーんかちょっと調子でなくて」


    「大丈夫??」


    「……ああ、べつに平気。こういう時もある」


    「そう??あんまりムリもないしないでね。あたし、帰るね」




    そう思って歩き出した時。
    突然ぎゅっと抱きしめられた。




    「……えっ??佐伯くん??」
     

    「……ちょっとだけ、こうしてていい??」


    「うん。いいよ。好きなだけどうぞ」


    「……おまえって、ほんとにカワイイよな」


    「えっ??」


    「……帰るか、しい」


    「うん!!」



    ふたりで手を繋いで、歩く道が幸せに感じた。
    だいすきな佐伯くんと、ふたりで歩く道を。

    きゅん

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    高坂彩乃さんをフォロー

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  8. 『ピピー』
    『ありがとうございましたー!』


    高校生活最後の試合が終わった…


    中学1年のときから頑張ってきたバスケも今日で
    おしまい…
    結果は延長戦までもちこし
    3点差で負けてしまった


    (私があそこで決めていれば…)
    (あのときミスせずしっかりパスできてれば…)



    (ヤバッ)
    悔いても悔いても悔やみきれない思いが涙になって溢れてしまった



    (私がキャプテンなんだから)
    (泣いちゃダメ泣いちゃ…)


    我慢しようとすればするほどぐちゃぐちゃになって溢れてしまう

    『パサッ』



    頭に違和感を感じ、そっと見上げると…


    「見んなっ!俺はなんもみてねぇからな!」
    そのあとぼそっと「…だから我慢すんな」と
    聞こえた


    頭にかかったタオルの隙間から見えたのは
    幼馴染みの圭吾。


    私が「ありがと」と控えめに言うと「おうっ」と笑った彼がとてもかっこよく見えてしまった。

    きゅん

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  9. 「はぁ……はぁ……」


    「そこ!一年生!サボらないで、ボール拾いして!」


    「……は、い…」


    そこら辺にある、ボールを手当り次第拾っていく。


    別にサボってるわけじゃないのに……。


    熱中症かな……?
    水分取ってないし……。


    でも先輩にまた注意されちゃうかな……?


    「よっ!部活大変だな」


    後ろから声をかけてきたのは隣の席の不良、山上大翔。


    「何……?なんか用?」


    「別に?練習頑張ってるなって思って。これあげる」


    そう言って、私に渡したのはスポーツドリンク。


    「はっ……?私、そんなのいらないし……」


    「お前、水分取ってねぇだろ。これでも飲んどけ」


    そう言って、私の頭をポンっとたたいた。


    「お前が頑張ってんの知ってっから。あんま無理すんなよー?」


    そう言って、山上は帰っていった。


    何っ…!何か、胸がドキドキしてる……。

    きゅん

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    柚木みのりさんをフォロー

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  10. 夏真っ最中の今。
    ジリジリと暑く、体育館はまるでサウナみたいに温度を上昇させていた。

    私の耳に入ってくるのは、セミの呑気な鳴き声と・・・。

    「おい、理沙。ぼーっとしてんなよ。」

    私は声のする方を見る。
    そこにいるのは、バスケ部の1つ上の先輩だ。
    髪の毛染めたり、制服着崩したり、少し風紀が乱れてるけど、バスケが本当に上手だし、正確は意地悪だけどいざとなれば優しい。

    「あ、先輩。こんにちは。」

    「何がこんにちは、だ。今日、部活ないのまさか知ってるよな?」

    ・・・へ。

    「は、昨日俺言ったよな?3回くらい言ったぞ。」

    先輩ははぁ、と深くため息をついた。
    そして、こっちに近づいてきた。

    「お子ちゃまな、理沙ちゃんに言います。今日は部活ありませんよぉ。」

    そう言って、頭をぽんぽんとしてきた。
    まるで小さい子に問いかけるように、優しく意地悪に。


    「ほら、帰るぞ。」

    きゅん

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    百瀬輝叶さんをフォロー

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  11. 「火、貰ってい?」
     そう尋ねてきた彼の手持ち花火に、手元の激しい火を近づけた。二本の赤い光が辺りを彩る。
     今日はバスケ部による花火大会。ある男子部員の発案で開かれたらしい。
    「なんだよ」
     クールなイメージと花火が似合わず、つい笑ってしまった。ううん、と誤魔化す。
     そんな時、体育館から男子部員の会話が。
    「今日のさ、誰が言い出したんだっけ?」
    「確か……」
     彼の名前が挙げられ、えっ、と思わず隣を見る。ばつが悪そうにそっぽを向いていた。
    「合宿で全員、今度の花火大会に行けねえからって。イケメンで気遣いもできる。モテるわけだ」
    「でもあいつ、部内に好きな奴いるって噂あるぜ」
    「なるほど、建前か。今頃そいつと一緒かもな?」
     勝手な噂だと同情しながらも、勘違いしないように必死だった。
     だって今、一緒にいるのは……。
    「……なんだよ」
     彼の顔は、火が消えても真っ赤に彩られたままだった。

    きゅん

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  12. 「おつかれ」

    次々と部員たちが帰っていく。
    その中で私はシュートを打ち続ける。
    今日の練習でうまくいかなかったことを思い出しながら。

    「帰らないの?」

    ふと後ろから声をかけられ、振り向くと男バスのキャプテン木下先輩が立っていた。

    「みんなの足、引っ張ってるので」

    どれだけ練習したって私はいつも失敗ばかりで今日だって……。

    「なーんて、嘆いたって無駄ですよね! ごめんなさい弱音吐いちゃって」

    大丈夫、笑えてる。

    足音が近づいてきて、俯いてる私の目に見慣れない大きいバッシュが映る。

    「俺は、知ってるよ。茅野が嘆くだけじゃなくて休憩中も、練習後も一人で自主練習してるって」

    頭の上に温かい感覚がして、先輩の言葉が耳に届く。
    頬に涙が伝って、先輩は優しく頭をポンポンと叩く。

    「見てるよ、大丈夫。茅野ならやれる」

    そう言い残して山下先輩は体育館を出て行った。

    きゅん

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  13. 「先輩、また告白されてましたね」
    部活の休憩中、後輩の晴希が話しかけてきた。

    「断ったよ。私、男子苦手だし」

    「じゃあなんで俺とは普通に話せるんですか?」

    「晴希は、男子って感じしないから」

    「ねえ、瑠奈」
    名前呼びになってる。

    「俺だって男なんですけど」

    私の腕を掴む手は大きくて、力だって強くて。
    年下でも男子なんだって思わされた。

    「し、知ってるよ。でも、私は話しやすい晴希が好きだよ」
    あっ。

    「今の本当ですか?」
    晴希の顔がパアッと輝く。

    「いや、ちょっ、違う」

    「ちゃんと答えてください」
    澄んだ瞳でじっと見つめられる。ダメだ。抗えない。

    「好き、だよ」

    「俺も大好きです」
    胸のドキドキが止まらない。

    「俺、男なんで、手加減しませんよ」
    そう囁いて、晴希は練習に戻って行く。

    私にはもう晴希しか見えなくて。
    胸のドキドキはなかなか収まってくれそうもなかった。

    きゅん

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  14. バスケ部の恭也と私は自主練中。
    彼氏でもある恭也との時間は一番幸せな時間。

    「恭也、このシュートが入ったら、私のお願い聞いて」

    「別にいいけど」

    普段だったら言えないけど、このシュートが入ったら。
    言えるかもしれない。

    手元の角度を調整し、ボールを持つ。
    そのまま放ったボールはバックボードに当たって落ちた。

    入らなかった。

    「あー、惜しかったな」
    恭也が軽く言うのが、余計に悔しくて私の目から涙が出てきた。

    「ちょっ、百合、どうした?」

    私が泣くと恭也はいつも、まず抱きしめてくれる。
    その暖かさが本当のことを言う勇気をくれた。

    「あのね、恭也にキスしてほしかったの」

    恭也は何も言わない。

    やっぱり重かったかな?そう思って余計に涙が溢れてきた。

    その時、唇が塞がれた。

    「ん」
    顔を上げると、真っ赤になった恭也。

    私の頭を撫でながら、恭也が呟いた。
    「可愛すぎるだろ」

    きゅん

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  15. 「樹先輩!差し入れです!」

    「また来たの?でも、昨日のもおいしかったよ」
    軽く笑うその笑顔が好き。

    「嬉しいです!今日も頑張ってください!」

    お菓子とメッセージを先輩はなんだかんだ毎日受け取ってくれる。

    この関係から発展したくて、告白しようと決めた。

    部活が終わった。
    樹先輩と2、3人の先輩が出てくる。

    「樹のファンの子いるじゃん?」
    思わず足を止めてしまった。

    「あの子、可愛いよな」
    「俺、あの子狙っていい?」

    先輩、「いいよ」とか言わないで。

    「ダメ」

    その声がはっきり聞こえた。

    「ここねは俺のだよ」

    頰が熱くなる。
    てか先輩、私の名前覚えてくれてたんだ。

    「お前も好きなんじゃん」
    「早く言ってやれよ」

    「夏休みになるまでには言いたいんだけどな」
    それってもうすぐじゃん。

    先輩、私、待ってます!

    明日も差し入れ持って行くから、またあの笑顔見せてください。

    きゅん

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  16. 「部活終わった?」

    「先帰っててよかったのに」
    彼氏の瑛斗はいつも冷たい。

    「一緒に帰りたかったの。ねえ、短冊見て!」

    “瑛斗とキスしたい。壁ドンされたい。甘々な瑛斗を見たい”

    「叶えてくれる?」

    瑛斗が近づき、私の背中が壁につく。

    ダンッ

    瑛斗が近い。これが壁ドン。
    頰が熱くなる。

    「好きだよ」

    その声は甘くて優しくて、もうそれだけで十分だった。

    「んっ」
    今度はキス。
    いつもより長くて甘いキス。

    「叶えてくれると思わなかった」

    「あんな顔で『叶えてくれる?』って聞かれて無視できねーよ」

    「あんな顔って?」

    「っ可愛いってこと」

    「嬉しい。可愛いとか思ってくれたんだ」

    「いつも思ってるけど」
    そう呟いた瑛斗は真っ赤。

    照れてる瑛斗が珍しくて見ていると、ギュッと抱き寄せられた。

    「見んなよ」

    乱暴で冷たくて、でも優しい。
    そんな君だから好き。

    きゅん

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  17. 「俺を呼び出すとか何様?」

    あいつを放課後の体育館に呼び出した。

    告白したくて思い切って勇気を出したのにもう言えなくなってしまう。

    「別に」

    「何か用があったんだろ?」

    「もういい」

    「だったら俺から話そうかな…」

    「なにを?」

    「一緒に帰ろうぜ」

    どきっ。

    そんなことを言われたのは初めてで戸惑う。

    「いっ…一緒に?」

    「嫌そうだな」

    「嫌じゃないよ」

    「そか」

    なんだか嬉しそうな顔をしていて、それがどうしてなのか確かめたくなる。

    「初めて一緒に帰るよね。どうして急に?」

    「七夕だから」

    「へ?」

    予想外の言葉に拍子抜け。

    「年に一度、願いがひとつだけ叶うなら…これかなって」

    「どういうこと!?」

    「もっと一緒にいたいんだよ…」

    「わたしもだよ…」

    まさか両思いだったのかな。

    どこかで七夕の短冊が、ふわっと風に揺れた。

    (素直になりたい)

    きゅん

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  18. 「わあ、すごい」
    暗闇から解放された私の目の前に、色とりどりに飾られた、笹の枝が広がっていた。爽に急に連れられた時は驚いたけど、この笹を見たらどうでも良くなった。
    「上手くいったー」
    「ったく、ここに来るなら言えばいいじゃない。私だって学校の体育館なら自分で来れるから」
    そう私が言うと爽は少し不機嫌になった。「?」
    「俺が先輩と一緒に来たいじゃ、怒る?」「怒らないわよ。それより、どうして連れて来たの?」
    「んー、いやそういえば先輩今日誕生日だなーって思って」
    「言ったけ?」
    爽になんか言ったっけ
    「もー忘れたの!俺が一年の時言ってた」「そうだっけ?」
    「そうだよ、早く短冊書きに行こ」
    まあいいっか短冊なんて久しぶりだな何書こうかな。グイ
    「キャ!」
    「短冊より大事な事忘れてた」
    えっ何
    言い終わる前に口が塞がれた
    「な、何してんの」
    「んー俺からの誕プレ、七音」
    後輩は彦星様になった

    きゅん

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  19. 「紀代センパーイ!」
    そう声をかけて走ってくるのは同じバスケ部の後輩兼、幼なじみである翔。
    「お疲れー。今日も良い感じだったよ。これからも一緒に頑張ろ!」
    「もちろんっすよ、紀代センパイ!これからも一緒っす!」
    ん?互いに頑張ろうって意味で“一緒に”って言ったんだけどなぁ。
    違う意味で捉えられてるように聞こえたけど、、、
    あっ!そういえば今日は七夕だったなぁ。近くの駅にある笹にみんな飾ってたけど、書こっかなぁ。
    「翔、帰り道最寄り駅に寄って短冊書きに行かない?」
    「行きましょ!!」
    〜駅で〜
    「紀代センパイは何を願うんすか?」
    「んー。決めてないかな。」
    「俺は何年も一緒の願い事なんで決まってるっすよ。」
    「え、そーなの?早く叶えば良いね!」
    「それはセンパイが俺の願いを叶えて下さい」
    「えー?じゃー、その短冊に書いたの見せてよ!」

    ー紀代センパイが俺を好きになってくれますようにー
    !!

    きゅん

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  20. 「先輩!来てくれたんですね!」


    私達3年生にとって最後の大会を目前に
    憧れの先輩が体育館に顔を覗かせた



    「おおー、頑張ってるねー」


    そういいながら先輩はボールに手を伸ばす



    どうしよう、先輩が来てくれるなんて
    嬉しすぎて集中できないよ、



    「明日、大会なんだろ?」



    先輩、知っててくれたんだ



    「終わったらそのまま待ってて
    伝えたいことあるからさ」



    先輩はそういうと私の頭に手をのせて
    男子コートの方へと行ってしまった

    きゅん

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  21. 「宮島くん、シュート決めた!」
    わっと体育館が盛り上がる。

    本人だけが全く喜んでいない。

    180センチを優に超える長身。
    整った顔立ち。
    抜群の身体能力。

    三つを兼ね揃えているにも関わらず、彼がモテないのは怖いから。

    ほら、また今もみんなを睨みつけている。

    「お前ら、マジうるせえ。黙れ」

    水を打ったように体育館が静まる。
    やっぱり彼は怖い。

    その後は宮島くんがシュートを決めても誰も騒がない。

    もう試合も終わる頃、突然彼が私の方に来た。

    「若葉!」
    ボールが飛んでくる。
    私は抱きしめられた。汗の匂いがする。

    硬いボールが彼の肩に当たる。
    私に当たっていたら、頭に当たっていたかもしれない。

    「大丈夫か?」
    私の顔を覗き込むその顔は全然怖くなかった。

    初めて名前を呼ばれた。
    初めて目が合った。

    守ってくれた。

    この想いはもう止められない。

    好きになってしまった。

    きゅん

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