ケータイ小説 野いちご > 野いちご学園

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  2. 誰もいない保健室に呼び出された真帆。
    そこに待っていたのは幼馴染の祐輝だった。

    「真帆、体育で腕怪我したからどうにかして」 
    「え〜、しょーがないなー」

    と答え、絆創膏を貼っていると祐輝が、

    「制服、汚れてる。後ろ向いて」

    不思議そうに後ろを向いた真帆。
    次の瞬間、急に温かみを感じた。

    「ゆ、祐輝!?何して…」
    「抱きしめてる」

    真帆は顔を真っ赤にしていた。
    その反応を見た祐輝は、

    「可愛すぎ…反則でしょ」

    と呟いた。

    「へっ?へっ!?」

    真帆はパニック状態。

    「あのさ、今までよく気づかなかったね」
    「な、なにが?」
    「俺ずっと真帆のこと好きだったんだけど」

    衝撃発言だ。

    「顔とか態度で出てたと思ったんだけど」
    「いやいや!ずっと"無"だよ‼︎」
    「ちょっと傷つくよ」

    祐輝はフッと笑い

    「返事はまた今度でいいからね」

    と保健室を出て行った。

    きゅん

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  3. 「うーちゃん!!!
    んー……」
    「しません!」
    私は3年3組の教室に現れた口をつきだしている1年1組の芦模くんを拒否する。
    「俺が…風邪ひいてるから?」
    「そうです!」
    芦模くんは2日前から風邪をひいている。
    「あと…俺とキスするのが恥ずかしいから?」
    「…うるさい!」
    人がたくさん居るのに……キスなんて出来るわけないでしょ!!!
    「……何で笑ってるの?」
    芦模くんが私を見てにやにやしている。
    「恥ずかしがってるうーちゃんが可愛いなーって……。
    今……うーちゃんと本当にキスしたいな」

    きゅん

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  4. 「え、なんでねーちゃんおんの?」 

    こいつは弟の怜緒。

    「なんでってあんたこそなんでいんの」

    私は体育の走り込みで全力疾走した結果、持病の喘息がひょっこりはんして保健室で休んでいた。

    すると怜緒は急に私の胸に耳を寄せ付けてきた。

    「っちょっ!な、何?」

    「はぁ。何ってねーちゃん自分でわかっとるやろ?」

    「あのさ、無理すんなっていっとるやん、いつも。で?なんで走ったん?」

    げ。なんでいつも怜緒にはバレるんやろ。

    「ってそういう怜緒はなんでここいんの?」

    すると怜緒の友達が

    「怜緒のやつ、授業中に発作出て、でも行かんって言うから皆でつれてきたんですよ(笑)」

    「はあ?怜緒あんた人のこと言えやんやん!バカじゃないの?」

    すると先生が

    「まぁまぁ二人とも高等部の小夜さんにも連絡したから、今日はもう帰りな?」

    え。

    「「なんでお姉ちゃんに連絡したんですか~!!」」

    きゅん

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  5. 「なあ」

    休み時間、自分の席でスマホをいじっていた私の背中が急に重くなった。

    きっとあいつだ。私の幼馴染の。

    後ろから抱きしめられたまま私は構わずスマホを見ている。
    これはもう日常のようなもので、今更焦ることもないのだ。

    「昨日見たドラマで言ってたんだけど」
    「うん」
    「LOVEって、お前が好きすぎておかしくなりそう、って訳すらしい」
    「へー」
    「俺、もうおかしいかも。お前のせいで」
    「うん。十分おかしいよ」

    そのままスタスタとどこかへ行った彼の言葉を思い返す。

    「え!?」

    私今、もしかして、告白されてた!?

    きゅん

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  6. 「ねぇねぇ、氷室さん」
    「何かしら?」
    突然声を掛けて来たのは、確か、同じクラスの日高くんだ。顔は整っているのに加え、五月蝿くないので、私の評価は良い方だ。わざわざ話し掛けて何の用だと言う様に冷たく言う。
    「いや、どんな本読んでるのかなって」
    そんな事で⋯⋯と思ったが、断る理由も無いので「青春群像系の小説だけど」と答えた。
    「そうなんだ。僕も好きだよ」
    そう言って微笑んできた。流石に整った顔に目の前で微笑まれると、一応現役JCの私もクラっと来そうになるが、有り得ないと戒め、「そう」と答える。
    と、「もし良かったら、貸してくれるかな? 読んでみたいから」と言ってきた。
    流石に馴れ馴れし過ぎると思ったが、「いいよ。読み返していただけだし」と気付いたら口にしていた。
    「ほんと?!ありがとう!」
    と言う彼に本を渡すと、去っていった。
    やけに嬉しそうな彼を見送り、ふと、私の頬が熱いのに気付いた。

    きゅん

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  7. (男目線です。)

    授業が終わり、それぞれが各々のしたい事をし始める。

    僕もそれに倣い、1度伸びをして次の授業の用意をする。用意が出来たので、ぼーっと辺りを眺める。いつも通りの休み時間だ。

    ふと、伸びをしている女子が目に入った。彼女の名は氷室だ。怜悧にて孤高。騒がしくしない感じである。かけている眼鏡がそう言う。

    伸びている体勢なので、必然的に胸が強調され、何だか見てはいけない物を見てしまった感に駆られる。

    ふと、彼女が僕の方を見た。やべ。変な奴だと思われないかな⋯⋯。

    そんな心配も杞憂。彼女は俺に微笑みかけ、恥ずかしそうに顔を赤くして腕を下ろした。

    ⋯⋯は? 何こいつ。

    超可愛いんですけど。何が可愛いって抜けてる所を見られて恥ずかしがってるのが可愛い。なにそれ、今まで気付かなかった俺が嫌になる。

    それから彼女の魅力にどっぷりと嵌ってしまった。

    きゅん

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  8. 後編
    悠「だって俺、こいつみたいな奴がタイプやから。」
    え///
    悠「ていうか、お前自分で宿題したことないんじゃない?」
    琉「え?ほんまに?!」
    悠「うん。こいつ自分でやらずに他人にやらしてるから。特にお前。」
    龍「ばれへんと思ったのになぁー悠人にばれわー」
    悠「もう、お前もあんまりあいつに優しくするなよな!」
    琉「はい...」
    悠「龍介も二度とこいつに宿題とかやらすなよ!!」
    龍「へーい」
    悠「あいつ絶対またやらすやろうなーお前もやるなよ。」
    琉「うん」
    なんか、初めてこんなに悠人の事優しいって、思ったかも...
    ふふ
    悠「何、笑ってんだよ」
    琉「なんか、悠人って優しいところもあるんだなぁ~と思って!」
    悠「っ///」
    琉「顔、赤いで?」
    悠「うるさい。あんまりこっちみんな」
    琉「はーい!」
    そして、今はあいつの事が好きになりました。
    悠人...これからもよろしく!大好き///

    きゅん

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  9. 前編
    私の名前は、琉季(るい)中学1年生!今、友達の龍介から宿題をやらされています。
    龍「はよやれよな!マジで今日中に終わっとかなヤバいから!!」
    琉「知らんし!ていうか、宿題ぐらい自分でやれよな!」
    始めはこれぐらいいいかと思い許していましたが...
    龍「やっべ!チャイム鳴った!貸して!」
    琉「ちょ!」
    え?ありがとうの一言もないん?そして、私の友達悠人(はると)が
    悠「龍介の宿題って、お前がやったん?」
    ヤバい!龍介に黙っててって、言われたし...
    龍「違うで!!琉季がやりたいって、言ったからやらしたってん!!」
    は?え?待って!!
    琉「ちょ!違うって!!」
    龍「嘘着くなよな!琉季!!」
    どうしよう...マジで勘違いされる...
    悠「へぇー、俺はこいつがそんな事するやつとは思われへんけどな。」
    っ///
    龍「チッ、おもんな!ていうか、なんで琉季の事構うわけ?」
    悠「だって俺...

    きゅん

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  10. 『結べない』
    私の学校の制服は男女ともにネクタイ
    衣替えをしてネクタイ着用だから結ぼうとしてるんだけど...
    下手くそかよ
    ドンッ
    『あ、ごめんなさい。って結城(ゆうき)先生!』
    結城先生は歴史の先生で私の好きな人でもある
    「平気だけど...何してるの?」
    『あ、ネクタイが上手く結べなくて...』
    「じゃあ4階の踊り場に来て」
    『は、はい』
    どういうこと?少し間をおいて踊り場へ向かう
    4階の上は立入禁止の屋上だから誰も来ない
    「結んでやるから後ろ向け」
    『え?』
    「正面からだとやりにくい」
    『わかりました』
    後ろから抱き着くように首に手を回される
    耳元にかかる吐息に顔に熱が集まる
    「はい。できた」
    『っ//ありがとうございます』
    でも、なかなか離れない先生
    ギュッ
    『せんせ...//!?』
    いきなりぎゅってされました
    「少しこうさせて」
    『は、はい//』
    これは期待してもいいんですか?

    きゅん

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  11. 「すげえ、虹出てる」

     空を指差し、そう教えてくれる彼。

     ついに今日、一学期最後の授業を迎えてしまった。

     移動教室で行われるこの授業は、他クラスの彼の隣に座ることができる。

     想いを寄せる私にとって、この時間も、二人で見上げるあの虹も、奇跡そのものだ。

    「明日から夏休みかー」

     「どうせ部活三昧だけどな」と苦笑する彼が愛しい。

     何の接点もない彼とこうして話せるのも、最後かもしれない。

     そう考えるだけで上手く笑えない。声が出ない。

    「どした?」

     優しい声に胸が痛む。大丈夫、と精一杯の笑顔で誤魔化した。

    「……夏休みさ、予定ある?」

     声を出して驚いてしまい、抱えていたペンケースやノートが腕から落ちていく。

    「ごめん、急に」

     拾い上げてくれた中に、一枚の紙切れ。

    『花火大会、よかったら二人で行かない?』

     彼は虹を見上げていた。

     その耳は、赤い。

    きゅん

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  12. 先生に頼まれた物を運ぶ途中、

    「……っっ」

    急にクラっと目眩に襲われて、
    隅の階段でうずくまっていた。

    こうなったのも今日の朝寝坊して、
    ご飯を食べてこなかったことが原因……。

    夜遅くまで読書していたことを反省していると、

    「……大丈夫?」

    ふと誰かに話しかけられ顔を上げてみれば、
    甘い顔立ちの美形男子に覗き込まれていたのだ。

    「俺が少し飲んじゃった水で申し訳ないんだけど、
    嫌じゃなければ飲んでね。楽になると思うよ」
    「え、あのっ!」
    「これって職員室に届けるやつ?」
    「そ、そうですけど……?」
    「おっけー」

    彼にひょいっとプリントを奪い取られてしまう。
    慌てて取り戻そうとすれば

    「お姫さまは休んでなきゃ」

    と甘い笑顔で、頭をぽんぽんされ赤面。

    ──まるで王子様みたいに紳士な人だったな。

    私は名前も知らないあの人からもらった水を、
    しばらく見つめているのだった。

    きゅん

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  13. 私は階段付近の曲がり角を曲がった。
    すると突然!?
    『ドスッ!!』
    『きゃっ!?』『うわっ!?』
    クラスメイトの眼鏡でお馴染みの物静かな早川君にぶつかってしまった。
    『大丈夫…?』
    と、問い掛けてくる彼には…眼鏡が無かった。
    しかも、素顔は超美形。
    目は大きいし、顔は小さいし、肌は色白。
    完璧顔は私にとってドストライクだった。
    『…』
    私は、そんな彼の素顔に唖然としていると…
    『カチャ…』と、早川君が眼鏡を掛けて、『痛い所とかない?』と、もう一度聞いてくる。
    『あ!だ!大丈夫っ!!大丈夫だからっ!!』
    と、両手を顔の前で振りまくりながら、慌てて反応した。

    まさか、この時既に早川君に片想いをされていて、告白や猛アタックを何度もされ、顔以外の素顔も知り、好きに成ってしまい、カレカノに成るとは、思いもしなかったのだった…

    きゅん

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  14. 昼休み、"安堂くん"に呼ばれ、誰もいない教室へ。

    「安堂くん..どうしたの?」

    「はぁ..男と二人きりの誰の助けも来ないような所に来て先輩って危機感ないんすか。
    俺じゃなかったら襲われますよ?」

    「..全然気にしてなかった..。
    でも..安堂くんだから気にしなかったんだと思うよ。」

    微笑みながら言う私。

    その途端..バンッ。

    彼の腕が私の横へ。

    理解が出来ず、フリーズする私。

    顔が赤くなるのが分かる。

    「先輩..襲われたいんですか?
    俺..我慢出来なさそう何ですけど。」

    赤かった顔が更に熱くなる。

    「安堂くん、キ..キスまでなら..いいよ..。」

    思いきって言ってしまった一言に後悔する。

    もし、冗談だったら?

    そんな気持ちが遮った時、ため息が聞こえた。

    しゃがみこむ彼。

    「先輩って急に積極的だから怖い!」

    耳まで赤くして言っていてあぁ大好きだと思った。

    きゅん

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  15. 体育の授業中 ”ユイ” は足を怪我をしてしまい保健室にいた。彼氏の ”カイリ” は心配してやって来た。

     「ほんと、何に躓いたんだよ」と笑いながら話すカイリ。そばにあった椅子に座ってユイと向かい合わせになる。
    「3時間目でよかったな、休み時間長いし。」
    「よくないよ……。次の授業お休みしなきゃいけないんだよ?」
    「いいじゃん、さぼれて」
     ユイはムッとした。

    ~♪

     予鈴が鳴った。
    「次移動だから行くわ」
     カイリはそう言って、保健室を出ようとした。ユイは、その後ろ姿を見て、寂しくなった。クラスが違うから授業中は会えないし、お昼休みは時間が足りない。同じ空間にいてもカイリが恋しい。
    「待って……」
     カイリが扉に手をかけたとき、ユイはひょこひょこと歩いて、後ろから抱きしめた。
    「4時間目、頑張ってね」

     晴天の空の下、二人は甘いお昼休みを過ごした。

    きゅん

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  16. 移動教室の時、友達と一緒に教室を出た。
    いつもと変わらない移動教室の時間。
    でも最近は特別だ。何故なら、
    「おい、先輩。」
    振り向くとそこには私の大好きな後輩がいる。
    大好きだからって後輩としてとか、可愛いとか、そんなんじゃない。
    恋愛的な意味合いで彼の事が好き。
    「どうしたの?」
    「どうしたの?じゃないでしょ」
    「はいはい。コウキくんどうしたの?」
    「微妙だなァ、まぁ、いいや、先輩も移動教室?」
    「そうだけど」
    「俺もなんだよね!一緒に行こ!」
    「別にいいけど…」
    すぐこんな態度とっちゃう。
    でも、彼から話しかけてくれるの嬉しいな。
    移動教室一緒か…同級生になったみたいで嬉しい。でも、
    「おい、コウキ!」
    「ユウセイどうした?」
    「俺を置いてくなよー」
    「そうだった、行こっか」
    そう言って彼は行ってしまう。
    そんな時だった。
    「先輩、次こそは一緒に行こうね。」
    そう言い残して彼は行った。

    きゅん

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  17. ミーンミンミンミーン……

    「次は、プールだ〜!!」

    この学校のプールは、何着てもいい!

    「あ〜、早く行きたいな〜」

    ガラッと扉を開けると、

    「あれ、優くん。どうしたの?」

    目の前には、彼氏の優くんがいた。

    優くんは、とってもカッコいい、自慢の彼氏だ。

    「あ、えっと…次ってプールだよね。どんなの着るの?」

    「え、普通のだよ」

    「肌がでるところ多いやつ…?」

    「まあ、ある程度は」

    「じゃあさ、ちょっとこっち来てくれないかな。話したい事があるんだ」

    「うん、いいよ」

    そして連れてかれたのは、人気のない廊下

    「あのさ…」

    _ドンッ

    「もうちょっと僕のこと、見てほしいな」

    「うッ…」

    「他の男に、見せないで」

    そして首にチクリと痛みが走った。

    「僕の物っていう印、付けたから」

    そして彼はニヤリと笑った。

    きゅん

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  18. 「俺の事好きなんでしょ?」

    そう言った彼は意地悪で、もう泣きたくなるくらい、私の好きな人。

    「そう、やって···なんでそんな意地悪言うの?」

    半べそで言った言葉は微かに震えていた。

    「なんでだろうねー···でも俺は好きだよ」

    「なに、それー···」

    ずるいー。

    何番目に?なんて聞けなかった。弱虫で意気地無しでダメな私だから。

    そんな言葉、誰にでも囁くんだって知ってる。

    私だけが特別じゃない。
    でも、私はー····。

    君以外の特別を見つけられないままいる。

    抜け出せない、恋のループに私はハマってしまっまたみたい。


    出口のない海に溺れてー···

    私は今日も君を愛すの。



    ずっと彼は私の頬にキスを落とす。

    「可愛い」

    なんて言いながら。

    嘘つき。嘘つき。嘘つき。


    君が大っ嫌い

    それと同じぐらい

    君が好き。

    きゅん

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  19. 「あ!お兄ちゃん!」
    『乃々花、次は体育なの?』
    「うん!バスケだよー」
    『乃々花、バスケできたっけ?』
    「ううん、でも皆がいるし…」

    『けが、しないでね?
    あっ、あと女子チームに入るんだよ?』

    お兄ちゃんはとっても過保護。
    だけど…すっごく かっこいいの!

    『乃々花。俺も一緒に授業受けに行こっか?』
    「えー!?」
    『そーすれば、乃々花の事、守れるでしょ?』

    それは、そーだけど……

    『それに乃々花?彼氏出来たんだって?』
    「うん、そーなの!」

    『ふ〜ん………乃々花は俺のなのに…』

    「ん?なんて言ったの?よく聞こえなかった…」
    『ん?聞こえなくていーの。バスケ頑張ってね。』

    そう言って、私の頭をポンポンとすると
    お兄ちゃんは行ってしまった。


    これは血のつながらない兄妹のお話……

    きゅん

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  20. はぁ…仲良く話しちゃって……

    僕がいるのになぁ…

    『そこ、話聞いててね。』

    「はぁーい」

    生徒に手を出すな?そんなの知らないよ?

    好きになったものは 仕方ないじゃん。

    『結花、後でちょっとお手伝い頼んだよ?』

    「えーー!」

    そう言ってるけど、ほんとはちょっと
    嬉しいんでしょ?

    あぁ、授業なんて面倒くさい
    早く結花と いちゃいちゃしたいなぁ…
    ___________________________________

    「せんせー、来たよー」

    『結花!……名前で呼んでくれないの?』

    「ん、…界斗…。」

    照れてる、かわいい…

    けど、今はそんなことじゃなくて

    『結花、隣のヤツとくっつきすぎ!!

    席替え…しない?』

    「しない! 界斗そんなことしなくても……」

    ん?どうしたんだろ……?

    結花、顔真っ赤。

    「……私は界斗のものだよ?」

    『っ///あーもう!好き。』

    きゅん

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  21. 授業が始まる直前、次の時間の担当する早瀬先生が私を校舎の裏に呼び出された。
    「早瀬先生!もうすぐ授業なのになんですか?みんな待ってますよ。」
    すると、突然口封じなのかキスされた。
    「ちょっ、先生!?」
    私は、なにがなんだかわからない。
    「たのむ、授業がそのまま終わるまで実奈と一緒にいたい。」
    んな!?さぼり!?
    「だめですよ!先生は先生なんですから!」
    「たのむ。」
    この先生、子犬みたいで性格が可愛い過ぎる。
    これって先生っていえるの?
    でも、可愛いから今日だけ許そ。
    「わかった、今日だけですよ。先・生♥」
    「じゃあ、君だけ国語の点数10点あげるよ。」
    「それは先生として失格ですよ?」
    「冗談だ実奈、それならキスがいいか?」
    「いいよ、可愛い子犬先生?」
    「わんっ!」
    そしてキスをして授業時間は過ぎていった。

    きゅん

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