ケータイ小説 野いちご > 野いちご学園

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  2. (ちゅっ)
    (クシャクシャ)
    「えっ!な、なに!」
    「あんまし、俺のこと見んな!」
    「見たい!可愛い」
    「うるさい」
    「あんま見るな。襲いたくなる」
    「なっ!」
    「あんまり抜けているとばれるな。」
    「う、うん。そうだね」
    「じゃ、校門で待っとくね」

    きゅん

    1

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  3. 「はぁああ~マジかよ…」


    ちょっと目を離すとすぐコレだ

    花美(はなび)の周りにオトコが集まってる
    ……のに


    「まるで気づいてねぇ」


    それどころか、わざとらしく道なんか聞いてきやがったヤツに向かって

    親切に案内なんかしてやがる

    って……

    ちょっと待て

    そっちは路地裏で人通りも少なくなるから……



    「あの、バカっ!」



    クシャッ……!

    髪をかいた

    つくづく無防備すぎる



    花美と会ったのはつい昨日のこと

    こんなキレイなオンナは初めて見たと思った
    瞬間、目が離せなくなってた

    今も危なっかしくって目が離せねえ!

    まったく!
    連れ込まれてんじゃねえよ!



    「あれ?佐々くん?」

    「ちょっと来いっ!このバカ!」

    「ひゃあ!」



    花美の頭をクシャりながら、
    強引にその場から引き離す

    まだ
    名前しか知らないオンナの子

    早く
    俺のもんになればいいのに

    きゅん

    10

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  4. 昼休み。友達の後押しで好きな人にLIN○を送った。もうすでに6回振られている。
    それでもまだ好きだから、せめて友達でいたいと思ってきっかけ作りのために…。
    『おはよ!』
    『おはよ』
    『いま昼休み?』
    『そーだけど、なんで?』
    そんな感じでLIN○が続いた。
    『ねね、テストで95点取ったの!すごくない!?』
    『そだね』
    『でしょ?褒めて褒めて(*´艸`*)』
    『いい加減うざい。』
    「……。やらかした。」
    「何が?」
    「横井、いつから居た?ウザがられた。」
    「は?お前まだ何とかってやつのこと好きなの?」
    「うん、これできっと7回目だわ。」
    「どんだけ好きなんだよ。ま、頑張って。また振られたら俺んとこ来い。慰めてやる。」
    「ありがと…。」
    「(いつか、お前を振り向かせるから。)」
    「(横井のこと好きになれたら良いのに…。)」
    『じゃーな』
    『うん』
    「もう、これで終わり、なのかな……?」

    きゅん

    4

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  5. 「んー・・・眠いよー」
    朝は嫌い。
    眠いし、身体重いし、寝起きの顔とか最悪だし。
    そう思いながら駅の改札を通る。
    そして駅前にある噴水を見る。そこには、スマホを片手に眠そうにあくびをしている他校のかっこいい男の子がいる。
    前まで自転車通学だった私は、最近、自電車が壊れてからずっと電車通学をしている。
    丁度3週間くらい前。
    その日から、ずっと、噴水の近くにいる男の子が気になっている。
    たまに目が合って、ニコッと微笑んでくれる。その度に私の心臓はドキドキと音をたてる。
    1週間くらい前にその人が友達とそこで待ち合わせしていることがわかった。
    この前は私が落とした定期入れを拾ってくれた。それから、目が合うと話しかけてくれる。
    「あっ。おはようございます」
    どきん。
    「うん。おはよう」
    朝は嫌い。でも、最近の朝はちょっと好き。

    きゅん

    6

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  6. 朝。
    皆眠たいから普通は嫌い。だけど私は好き。
    (あっ!来た)
    少しだけ早く家を出ると、駅前で毎日見られるの。
    隣の男子校の子が眠そうに歩いてるのが。
    少し離れて隣を見ると、たまに目が合う。一度だけ『おはよう』って言ってもらえた。私より一つ年下で高校1年生なんだって。顔は可愛い感じで目がパッチリなんだけど、話し方とかはクールな感じなんだよね。でも笑顔が幼くて可愛い。身長も低めだしね(笑)
    「おはよう」
    「おはようございます」
    (今日も10メートルだけ一緒に登校)
    見てるだけで良かった。気まずくなるのを恐れたから。
    だから—————
    ある朝いつものようにその男の子はいた。けど、いつもと違う。
    ねぇ・・・隣の女の子、誰?
    仲良さそうに話す二人は恋人同士みたいで、心臓が嫌な音を立てる。
    瞬間、その女の子と男の子がゆっくり唇を重ねた。
    刹那、私は思った。この想いは閉じ込めないとだめなんだ・・・

    きゅん

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  7. 駅のホームで電車を待ってた。
    いつものようにたくさんの人で混んでいる。
    後ろから人の波に押されて
    思わず転びそうになった。

    「ぅわぁっ…」

    そのまま地面に倒れ込むかと思ったのに、
    腕を引っ張られ、
    誰かに助けられる。

    「危なっかしいな。」


    「ご、ごめんなさい。」


    「別に謝らなくていい。
     てか、“ありがとう”のが嬉しいんだけど。」



    優しい人だな。
    そう思って


    「あ、ありがとう!」


    彼の方を見て笑顔で言うと、、



    なぜか彼の顔が赤くなって

    「あー、まじか。」

    と小さく呟く。



    「?何がですか?」

    そう聞くと、




    「…一目惚れした、って言ったら笑う?」

    きゅん

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    白雪 終花さんをフォロー

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  8. もう、とっくに練習の終わってる時間。

    体育館の明かりがついていたから、興味本位で中を覗いて見た。

    …………パシュ…

    ………………………………...え?

    なに、今の。

    すごく綺麗なシュート。

    「きれい…」

    「あんた誰?」

    自分が今日の女バスの練習試合で対戦した相手校のマネージャーだと告げた。

    チャイムがなって帰ろうとしたその時…

    「ねぇ、あんた名前は?」

    練習終わりで汗だくの彼が私にそう聞いてきた。

    持っていたタオルを彼の頭にふわっと乗せ

    「若松真子です。よかったらこれ、使ってください」

    ってタオルを渡し、待たせてしまっていた同じバスケ部のマネージャーのところへと急いだ。

    また、彼に会えたらいいな。

    きゅん

    21

    穂月姫さんをフォロー

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  9. 「どうしたの?みんなと帰らないの?」
    「将君のこと待ってたの」
    彼はきょとんとしていた。そうだろうな~
    自分が告白されるなんて思ってもいない将君に、私は告げた。
    「ずっと…ずっと前から好きでした。大好きです」
    その言葉に将君の答えは、「なんで?」きゅんとせず動じず、ただそういわれた私はつきあって1年後、彼と距離を置いた…

    きゅん

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    水野夕凪さんをフォロー

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  10. 私とは違う高校に通っている彼と会える放課後のちょっとした時間...

    『お待たせ、陸君!
     ちょっと遅れちゃったかな?』

    「いや、別に
     俺も今来たし」

    『そっか』

    強がってか、照れ隠しかは分からないけど、知ってるよ、ちょっと前から待ってくれてたんだよね...


    『アリガト(ボソッ』

    「クスっ、いいえ春佳」

    春佳:赤面

    「やっぱ、春佳みてると飽きねーわ
     なんつーの、疲れを忘れる感じ」

    「あ、そういや明日から一週間、放課後一緒に帰れねー、どうしても外せねー用事があんだよな」

    『そっか......』

    「そんな寂しがんな、また構ってやるから(ボソッ』

    もぅ、やっぱり陸君は.....
    よくわかってる、私を喜ばせる方法を。

    きゅん

    9

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  11. 「凛ちゃん、遅いわ。」

    「御崎(みさき)君!なんでここに?」

    寒さのせいか御崎君の鼻は真っ赤だった。

    「最近、暗いやろ?危ないかなって。」

    「こんなに寒いのに…なんかごめんね。」

    「こーゆー時は、素直に甘えてや。てか、俺が一緒に帰りたかっただけやし。」

    彼の口元に出来たエクボが、優しい笑顔を引き立てる。

    「フフッありがとう。」

    「いや冷静になってみたら俺、ストーカーみたいやわ。わー……ほんまにごめん!」

    「ううん。嬉しい。」

    冷たくなった彼の手を握ると、強く握り返された。

    「ほんまに、もう!」

    「どうしたの?」

    「そんなに可愛いことせんといて。」

    言われ慣れない言葉に、こちらまで赤くなってしまう。

    「罰として、このまま帰るで。」

    不貞腐れたようにいう彼。

    「全然、罰ゲームになってないよ。」

    「こら。そんなん言うたら、俺、嬉しくて死んでまうわ。」

    きゅん

    10

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  12. 「ハァ~。間に合わないかと思った」

    昨日まではあったお気に入りのキーホルダー。
    探していたら寝るのも遅くなってしまった。

    スマホを出して時間を確認。
    うん、遅刻せずに済みそう。

    そっと気になる彼がいつも立っている場所を見れば居なくて…。残念だけど仕方ないよね。一本遅い時間に乗ってるし。

    学校のある駅に着いたので電車を降りる。
    キーホルダーは失くすし…彼には会えないし……本当についてないな。

    「ーーあの!」

    階段を登ろうとしていたら後ろから声が聞こえた。振り返れば彼が私を見ていた。

    「あの、これ…昨日落としたよね?」

    彼の掌には探していたキーホルダーがあった。

    「私の…ありがとう、探してたの!何かお礼しないと」

    そう言うと彼は優しく微笑みながら

    「良かった。お礼はいいんだ。」

    私が何か言う前に少し照れたように

    「キッカケが欲しかった。君と話をしたかった…から」

    きゅん

    13

    朔 睦月さんをフォロー

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  13. 熱があった日から
    朝はいつも秋が迎に来てくれる様になった
    家から1つ曲がった角で私を待ってくれてる

    そしていつもの笑顔で
    「風ちゃんおはよー♪」
    って言うから私も少し微笑んで
    『秋おはよう、いつもありがとう』
    そうしたら頭を撫でてくれる

    いつの間にか私の生活に"秋"と言う存在が溶け込んでいた

    でもそれは嫌ではなくて心地の良いもの
    だけど私はそれに答えられていない
    ちゃんと言葉にしていない

    『ねぇ、秋』
    「ん?どうしたー?」
    『私…秋の事を好きになった』
    そう言うと秋笑顔で私を見て

    「うん、知ってたよ」
    『…なんで?』
    「だって俺の方が好きだから、風ちゃん見てたら解るもん!」
    そう言った秋は私の手を引いた

    「風ちゃんすきだよ」
    真剣に言った

    秋の1つ1つの言動が自然に私に溶け込んでいく

    きゅん

    15

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  14. あれから秋は私に構うようになった

    「風ちゃん!おはよー今日も可愛いね♪」
    『…おはよ』
    「どうしたの?」
    『…別に何もない』
    「体調悪いんでしょ?」

    確かに朝起きて調子が悪かった
    でも親にも気付かないように振る舞っていた
    それなのになんでこの人は気付いたんだろう

    『なんで分かったの?』
    「そりゃ気になる子の変化は気付くでしょ?」
    『…え?』
    言われた言葉が衝撃的で思わず歩く足を止めていた

    「まさか気付いてなかったの?あれだけアピってたのになぁ…」

    だからやたらと構ってたのかと納得しながら
    ボーッとしてたら目の前手が延びてきた
    反射的に目を瞑るとおでこに冷たい感触があった

    「熱あんじゃん、送って行くから休みな」
    『秋学校遅れる』
    「俺が真面目に受ける様に見える?」
    『…見えない』
    「正直者め」
    と笑いながら私の手を引いた
    ドキッとしたのは私だけの秘密

    きゅん

    23

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  15. 先生の用事で帰りがすっかり遅くなってしまった
    辺りは暗くなっていて
    近所の不良校の前を通りかかったら
    何人か生徒らしき人たちが溜まっていた

    「あ、あの子可愛くね?」
    「本当だ可愛い、声掛けてこいよ」
    「おっけ、ねぇねぇ何してるの?」
    最悪だ、目を付けられ話しかけてきた

    『…』
    「あーあ、無視されてやがるぞー」
    「うるせーよ、こっち来い」
    腕を捕まれてしまった

    『ッ!離して』
    「いいから来い!」
    あーもうダメかと思った時

    「あ、風ちゃん」
    『秋!助けて!』
    「ん?どうし…おい、手離せ!」
    「え、あ、秋さん!ヤバイ行くぞ」
    「あ、あぁ」
    そして去っていった

    『あの、ありがとうございま「ここら辺治安悪いの知ってるよね?」…はい』

    知っているから何も言えず下を向いた
    そんな私に気付いたのか少し微笑み

    「とりあえず、今日は送ってあげるから」

    と言い頭に置かれた手は凄く心地いい物だった

    きゅん

    20

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  16. 私の家の近くに柄の悪い男子校がある
    その前を通ると自然とあるくのが速まる

    その道を歩いてた時
    声をかけられたことが始まりだった

    「ねぇ、ねぇってば」
    声をかけられたのに気付かず
    そのまま素通りで歩いていると

    トントンと肩を優しく叩いてきた
    振り向くと見るからにチャラそうな人がいた

    「君だよ?あ、今失礼なこと思ったね?」
    『…うん、チャラそうって思ったってか何?』

    「おーイメージと違っていぃ」
    『…だから何?ってか誰?』
    「あ、俺?俺は秋そこの生徒、そんでもって風ちゃん?の定期を今拾った人」
    「はい」と私の手を取り定期を渡してくれた

    『あ、ありがとう』
    そうしてニコッと笑うとその人も笑った

    「いいえー」
    『でも名前…定期か』
    「正解♪あ、風ちゃん遅れちゃうよ?」
    『あ、やばっ』
    私は走り出す

    「バイバーイ」
    と角を曲がるまで手を降ってくれた
    何だかまたすぐ会いそうな予感がした

    きゅん

    7

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  17. 図書館でよく見かける人。

    それが第一印象だった。

    君が好む本のジャンルが俺と同じだと気づき、仲良くなった。

    「この本読みました?最後素敵な結末を迎えるんですよ」

    「へえ、面白そうですね」

    互いに人見知りのため、なかなか敬語が抜けない。

    でも、君はある図書館司書とだけは楽しそうにタメ口で話す。

    きっと彼が好きなんだろうな。

    気づくと同時に、胸がモヤモヤして、君のもとへ向かっていた。

    「それでね…」

    「待ってください!」

    驚く君と、隣の彼。

    彼と違って、俺はまだ子供だ。

    だからこんな馬鹿みたいな方法しか出来ないけど。

    「俺は彼女が好きです。あなたに負けないくらい、幸せにする自信があります!」

    真っ赤になる俺に、君は冷静に、そして無邪気に笑う。

    「この人は私の兄です」

    「は…!?」

    「でも嬉しいです。幸せにしてね」

    それは、初めてタメ口で話した瞬間だった。

    きゅん

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  18. 「先輩♪おはようございますッ」と他校の男の子。「…」と私。うん。何かね?付きまとわれていたりする。はい。最近告白してきた男の子。まぁ、ナカナカのイケメン。いや、かなりのイケメンです。いつも登校中に姿を現す人。そして、
    「先輩好きです。付き合って?」と誘惑される。キラキラの上目遣いで。
    「ごめんね。興味ないの。」といつものように返した言葉。これを言うと彼は帰っていく。今日も帰るだろうと思っていた私は油断した。
    急に掴まれた私の腕。グイッと引っ張られていきなりのことに転びそうになった私は痛みを覚悟した。でも、いつまでたっても痛みはなく代わりに後ろから温かいものに包まれていた。何事?とそっと目を開くと耳元で彼の甘い声が聞こえた。
    「俺さ、もう我慢できないんだけど。いい加減素直になったら?」といつもとは違う雰囲気で囁かれ顔に熱が集中した。その後私は彼の罠にまんまとハマってしまったのである。

    きゅん

    19

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  19. 妹に、初詣の神社に連行されてきた。

    おれは人混みが嫌いだし、神さまなんか信じてない。

    しかも何だよ、縁結びの神?

    妹のやつ、おれが先月ふられたこと知ってるくせに。


    「……って、妹どこ行った!?」


    「どうされましたか?」


    妹とは正反対の可憐な声。

    振り返ったら、巫女さんが小首をかしげてた。

    やべぇ、この子かわいい。

    巫女服、最強すぎ。


    「あの、妹がはぐれてっ」


    「恋みくじの列に並んでおられませんか?」


    「さ、探してみます!」


    巫女さんの言葉どおり、妹はすぐ見つかった。

    けど……巫女さん、どこ行った?


    あの子、また神社に行ったら会える?

    いや、正月だけのバイトかな?


    ボーッとしながら、いつもの通学電車に乗った。

    すぐ隣に、長い黒髪の女の子。


    「……って、巫女さん!?」


    女の子が顔を上げて微笑んだ。

    神さまって、いるのかもしれない。

    きゅん

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  20. おれの手には今、ケータイがある。

    自分のじゃなくて。

    さっき電車を降りてった他校の女の子に押しつけられた。


    『後で電話するので、あたしのケータイ持っててください!』


    突然、おれの手の中でケータイが鳴る。

    おれは電話に出た。


    「もしもし?」


    〈も、もしもし、あたしですっ、ケータイの持ち主です!〉


    「いきなり何なんだ?」


    〈……変なこと、言っていいですか?〉


    「この状況、すでにかなり変だぞ」


    〈じゃあ言いますっ。

    一目惚れ、しました!

    おみくじに“早起きが吉”って書いてあったんです。

    だから、早起きして1本早い電車に乗ろうって決めて。

    そしたら、あなたに出会えました!〉


    だからって、連絡先どころかケータイ丸ごと相手に渡すか?

    なんだか笑えてきて。


    「放課後、何時の電車?

    おれ、合わせるから」


    ちゃんと会って話してみたい、と思った。

    きゅん

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  21. 2人は手を繋いで座っていた。
    美男美女の2人は、とてもお似合いだ。


    傷ついたサクラに、優しい光くんがそばにいてくれたら、それだけで安心じゃないの。

    だけど…

    「……失恋、かなぁ」


    笑顔で2人を見ることができない。

    トボトボ並木道を歩きながら、弱々しい蝶を見つける。

    飛び方がバランス悪い。


    …_羽が、傷ついている――


    「がんばれ…」

    サクラの傷は深い……


    ……大切な姉と………初恋の人。

    …………背を向けていくコーチ

    吹いてくる風とともに、今まで感じたことのない"孤独感"が私の中心を突き抜けていく。

    情緒不安定?
    また、涙がジワジワ出てきた。


    頑張れ……私。


    「今日は、走らないんだな」

    振り向くと、またバイクに乗ったあの少年がいた。

    光くんに似ている人。


    「…お前、泣いてたの?」

    優しさも同じくらい。


    【複数愛1/4迄公開】銀恋より

    きゅん

    16

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