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  1. 95件ヒットしました

  2. 放課後、クラスの人気者である
    奏に屋上に呼び出された。

    奏は見た目は金髪で、
    ピアスもつけてて、
    言葉は少しとげとげしてる。

    でも、誰よりも優しくて
    クラスの人気者だ。

    実は奏とは家が隣で
    小さい頃からよく遊んでいた。
    いわゆる幼なじみって感じかな?

    だから私は今まで
    奏の事を弟のようにしか
    思っていなかった。

    ていうのは建前で
    本当は大好き。
    でも奏が私を好きになる事はないし
    自分で恋心にブレーキをかけていた。

    「奏、どうしたの?」
    『こっち来いよ』

    私は言われた通りに奏の近くに行くと

    ドンッ

    「え、な、なに?」

    急に壁ドンされた。
    奏の美しい顔が目の前にきて
    私を夢中にして離さなかった。

    『俺はお前が好きだ。
    ずっと好きだった。
    付き合って欲しい。』

    「...お願いします」

    するとキスをされた。

    しかも奏らしい

    少し強引なキス。

    『俺の事しか見んなよ』

    きゅん

    15

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  3. 私の彼氏は、いわゆる不良。

    「お前……最近、太ったか?」

    デリカシーないし。

    「俺の宿題、やっといて」

    サボるし。

    「膝、貸せ」

    勝手だし。

    でもね、信じてるよ。


    「侑愛羅ちゃんのことがずっと好きだったんだ」

    「ごめん、私、彼氏いるの」

    「あんな奴より俺の方が大事にできるよ」

    どんな奴かも知らないで迫ってくる男子。

    肩を掴まれそうになったその時、

    「何、やってんだよ」

    冷めた声で彼氏登場。

    「てめぇなんかに侑愛羅が手に負えるわけねぇだろ」

    言いたい放題だし、俺様だけど、
    いざってときは私を助け出してくれる。

    「こいつに触っていいの、俺だけだから」

    とてもカッコ良く。

    きゅん

    10

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  4. 手に持った鏡でそっと前髪を整えて、深呼吸をひとつ。
    ここの角を曲がったら、とびきりの笑顔で。


    「こんにちは!」

    お昼休み、人気のない校舎裏。
    私が毎日ここに通う理由はただひとつ、彼に会えるからだ。

    「おう」

    脱色されて薄い金色になった細い髪。ふわふわと自然にセットされた髪に、何度触れたいと思ったことか。
    耳に開いたピアスも最初は怖かったけれど、今はもうなんてことない。

    「隣座っていい?」

    みんなに怖がられているような、いわゆる『不良』な彼。
    確かに口も目付きも悪いけれど、私は彼の優しさをいっぱい知っているから。

    「ん。ほら、これやる」

    座った途端に渡されたのは、私が大好きないちごみるく。

    ありがとうと言って笑うと、彼の唇がそっと私の唇に触れてきた。
    一瞬触れるだけの、甘すぎるキス。


    口も目付きも悪い不良彼氏のキスが実は優しいことなんて、私だけの秘密。

    きゅん

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  5. 今日も凌くんはバスケに夢中だ

    授業はいつも寝ていて朝は遅刻をするくせに部活はあんなに頑張れちゃうんだからほんとすごいよなあ

    私は勉強しか取り柄がなく運動は全くできないはずなのに……

    「マネさん!そこのボール取って」

    「う、うん」

    凌くんがいるからとマネージャーになってしまった。

    私は凌くんに恋してる

    入学した時からずっと追いかけてきた

    しかしこうしてマネージャーとして過ごせるのもあと1週間…

    そんなことを思っていたらいつの間にか部活は終わっていた

    「あのさ、後で屋上来て」

    突然凌くんから声をかけられた

    私ついに何かやっちゃたのかなぁ

    そして今目の前にいる凌くんの顔が夕日のせいか赤い

    「あのさ、俺お前が好きだ」

    信じられないような言葉を発した凌くんの顔はさらに赤い

    「すき…」

    「え?」

    {凌くん大好き!」

    今日は私に人生初の彼氏ができた最高の日だ

    きゅん

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  6. 「すみません、大丈夫でしたか?」

    「平気平気」

    柔らかい笑みでそう答える千さんをなぜか睨みつけている李都。

    「ほら、李都が怪我させたんだから謝って」

    「フンッ…。遥に治療してもらえて良かったな!」

    「…何でそうなるの」

    「いいよ、遥ちゃん。それよりこっちもお願い」

    「あ、うん」

    診ようとした腕を李都に掴まれる。

    「お前は、俺の治療以外すんな!」

    「ちょ、李都、わがまま言わない」

    「そうだよ。遥ちゃんは俺の治療したいんだよ?」

    「んだと!?」

    面白がって挑発しないで、千さん…!

    「こっち来いっ」

    強引に引っ張られて、私は李都の腕の中。

    「遥、俺に構えよ」

    ーチュッ

    不機嫌な李都からキスの嵐。

    みんなの前ではしないでって言ってるのに。

    「李都は世話が焼けるね」

    「ずっとお前が世話して」

    「っ…」

    嫉妬深い彼の溺愛がたまらない。

    きゅん

    11

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  7. 「今日は数学ですか?」

    放課後、補習をしている和倉くんの顔は絆創膏だらけ。

    「わからないとこ、ありますか?」

    「全部」

    今日も私は和倉くんに勉強を教えている。

    「お前さ、俺が怖くねぇの?」

    「全く?」

    「変なやつ」

    そ、そうかな?

    「あ、の……私に喧嘩教えてもらえませんか!?」

    「は!?」

    「私、強くなりたいんです!」

    そうすればイジメられずに済むから。

    「ダメに決まってんだろっ」

    「ど、どうして」

    「女は血なんか流すな!」

    「納得できません!」

    「うるせぇっ、俺が守ってやればいいだろ!?」

    「え_」

    「あ_」

    「守ってくれるんですか?私を?」

    「…あぁ」

    「心強いです!やっぱり和倉くんは優しいですね?」

    「…お前、恥ずかしいやつだよな」

    「えっ?」

    瞬間、私を見る切れ長な目が少し下がり、照れるように笑う和倉くんに釘付けになってしまった。

    きゅん

    7

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  8. 「ねえ。」

    「...?」

    「今から帰るの?
    僕も一緒に帰りたいな。」

    ぎゅっ。

    「こうして、手を繋いで、君と2人きりで帰りたいんだけどな。
    たまにはいいでしょ?」

    「...っ。」

    「何も言わないで。
    分かってる。僕じゃダメなんだってこと。」

    「...。」

    「でも、僕はずっと君の味方だから。
    何かあったらすぐ駆けつけるし、君のこともっと理解できるように努力するよ。
    だから。」

    「、」

    「だめ。まだ僕の番だから。
    今日こそ君に伝えようと思って。」

    「。」

    「僕は...。」

    ...。

    「君のことが、す」

    ガシッ!!

    「いいかげん先輩から離れてください東條さん!」

    「えー、なんで?」

    「先輩は私の彼氏です!東條さんには渡しません!さあ手を離して!」

    「手ぐらい握ったっていーじゃん?」

    「良くない!!」

    「結野ちゃんのけち。」

    「どうなってるんだ?これ。」

    きゅん

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  9. 「お前、卒業したらピアス開けろよ」

    唐突にそんなことを言い出す私の彼氏は、いわゆる不良。

    「やだよ、痛そうだもん」

    もちろん、彼の耳には金色に光るピアスがつけられていて。

    「俺が開けてやるよ」

    「余計、やだよ!」

    「もっと俺好みにしてやる」

    「私に何させる気!?」

    「へぇ、口で言ってほしいの?」

    「すぐ変な意味に持っていかないで!!」

    気がつけば、彼のペースだ。

    「とりあえず、ピアスは決定な?」

    いつにも増して、しつこい彼に首を傾げる私。

    「なんでそんなにピアスにこだわるの?」

    「なんでって、お前、マジで言ってんの?」

    「え、うん」

    「はぁ…。あのな、ピアスは俺の愛の証なんだよ」

    「っ…」

    キザなセリフに思わず赤面してしまう。

    と、同時に彼のピアスがシャリンと音をたてた。

    ニヤッと笑う彼に瞳を見開いた瞬間、容赦なく唇を奪われた。

    きゅん

    4

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  10. 「ふあああ」
    私はあくびをしつつ、背伸びをした。

    後30分でお昼の休憩が終わろうとしている

    「やっぱー屋上で寝れるって最高に気持ちええよなー!」
    !!

    私の右横からいきなり声がし、
    驚いた感じで振り向いた。

    Yシャツの上から2つだけ外していて、耳に銀色のピアス、まさに不良っぽい男の子だった。確か、、、

    「真鍋く、、ん?」
    私はおそるおそるたずねた。

    「そうだよ。真鍋俊二」
    と普通に答えてくれた。
    そして、次の言葉を吐いた。
    「確か同じクラスだよな?名前は山吹千紗、、、?」

    「うん」
    なんと、あまり話したことないのに、覚えててくれてるんだね

    「千紗、あ、千紗でええかな?」
    !!
    しかもいきなり呼び捨て?
    なんというか嬉しいような、、、

    「千紗、、俺、お前のことが好きだ!俺と付き合ってほしい」

    「え?」
    彼からの突然の告白。
    私はすぐには返答できなかった。

    きゅん

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  11. 「キヨリくん、カバンなんか持ってどうしたん?」
    「あぁ、帰んねん。」

    エナは一限目を終えたばかりだというのに帰ろうとするキヨリに呆れた。

    「エナちゃんも帰る?」
    「帰らんよ。まだ一限目やで、何考えとるん。」
    「だってねむいやんか。」

    訳分からんわ、とキヨリに言うとバッグを持った彼がエナの隣に長い足でひょいと並んだ。

    「優等生やけど頭悪いエナちゃんが言うなら頑張って二限目出よかなぁ。」
    「はいはい。」
    「な、俺エライ?」
    「偉い偉い。」

    嬉しそうにワハと笑うとキヨリはエナの横にピタリとついて彼女の耳に唇を寄せた。

    「エナちゃんにご褒美貰わなかんなぁ。」
    「……はぁ。」
    「エナちゃんのラブラブなチュー。」
    「うげ。」
    「えぇ、酷いなぁ。俺はしたるのに〜。」

    きゅん

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  12. 「神崎さん、隣の席の蒼葉くん、呼んできてくれない?」
    「はーい」
    私の隣の席の蒼葉雷斗は不良で授業に出てくることは少ない。
    蒼葉くん、喧嘩で絡んで来た人を病院送りにしたんだって。
    ガチャッ
    「やっぱりここにいた....」
    蒼葉くんがいつもいる場所は屋上なんだ。
    「蒼葉くん、授業受けないとダメだよ!」
    「るっせぇなぁ、いんだよ。めんどいし」
    「だからって.....」
    「俺のプライベートに口挟むんじゃねぇ」
    心の奥からゾッとする声だった。
    「!?お前、泣いて....」
    私はいつの間にか泣いてたんだ。
    チュッ
    「え....今のって....」
    「これで、授業、ちゃんと受けっからよ。」
    「何すんのよっ!///////」
    「でも、泣くの治っただろ」
    「それはっ....もう!もういいから授業行くよっ!」
    もしかして2人が付き合うのも時間の問題かなっ?

    きゅん

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  13. 「吉田、あいつ探してきてくれないか?」

    今日も私の役目が先生によって言い渡された

    あいつとは…

    私の後ろの席の吉野くん

    吉野くんはいつも数学の時間になるとある場所へ行く

    先生に返事をしてお決まりの場所へ向かう

    この向かっている時間さえ私にとっては一日の幸せ

    なぜなら密かに吉野くんに片思い中

    こんな真面目な私が不良で有名の吉野くんを好きだとは誰も思わないだろうな

    ガチャ

    「吉野くん!」

    屋上のドアを開けるといつものように日陰にいる吉野くんを見つけた

    「授業行くよー」

    私が声をかけると綺麗な瞳がこちらを向く

    ドキッ

    こんなことでさえもドキドキしてしまうくらい私は吉野くんに夢中だ

    「今日くらい良いだろ?」

    いつものように決まったセリフが返ってくる

    しかし今日はいつも私じゃない

    「1日くらい良いよね!」

    いつもとは違う会話…

    吉野くんの驚いた顔は面白い

    きゅん

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  14. 「ねーねー、なんでそんなに機嫌悪いのー?」

    「悪くねぇ」

    ポケットに手を突っ込んで、制服は着崩して。
    いつも通り悪態をつく満那斗だけど、なんか今日は違う。

    「私に挨拶もしてくれないし…」

    「……お前さ、昨日、友達と俳優のこと話してただろ」

    「え?…うん。盛り上がったよ」

    「そんなにカッコ良いかよ」

    「もちろん!」

    「チッ…。俺は言われたことねぇ」

    「へ?」

    「カッコ良いって言われたことねぇ!!」

    「え!?……もしかしてそれで怒ってたの?なんだ、満那斗だってカッコんんっ…!?」

    手で口を塞がれる。

    「言うな!そうじゃなくて、自然にポロっと出るようにいつか、言わせてみせんだよ、俺は」

    「そ、そう?…でも、満那斗はみんなにいっぱい言われてるでしょ?」

    「お前に言ってほしい」

    「えっ、な、なんで?」

    口から手が放れ、代わりに唇が触れた。

    「好きなんだよ、バーカ」

    きゅん

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  15. 私がお昼休みにいつもする事ーー。
    ポロン〜♪
    私はそっと綺麗に拭かれたピアノに触れる。
    (綺麗な音色...)
    私はそのままベートーベンの「月光」を弾いた。
    「お前、よくここにくんの?」
    後ろを見るとあんまり喋らないで有名な風雅くんが立っていた。噂によると不良...とかも
    「なんかいえよ」
    「ごめんね、えと、私、音楽が好きで!だけど、病気であんまり学校に来れないけど」
    「ふーん。じゃ、もっかい弾けよ」
    「えっ?じゃ、じゃあ、弾くよ?」
    やっぱり、綺麗な音色だなぁ。
    「どう?弾けたy...」
    チュッ
    「//////」
    いきなりだったものでビックリした。
    「照れんなよ。こっちまで照れんだろ」
    あ、照れてるんだ。
    「やっぱ、お前おもしれーわ。俺みても怖がらないし」
    「それは...」
    「俺、そう言う奴が好きだ」
    「え...///」
    「お前は?」
    私はーー。
    「わ、私もっ!」

    きゅん

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  16. 「うぅ...お腹痛い...」
    授業中腹痛に襲われ、保健室に向かった
    __ガラガラ

    「失礼します..ってあれ、先生いないじゃん!」

    勝手に寝てしまおうとすると、隣のベッドはカーテンが閉まっていて誰かが寝ているようだった

    お腹をさすりながらベッドに入り込んでいると...

    「キャッ!!」

    突然誰かが覆いかぶさってきた

    「百合どーしたんだよ、さぼりか?」

    「ちょっと健人!!また保健室でさぼってたの!?」

    「百合もさぼりだろ?」

    「私はお腹痛いの!寝るからどいてー!」

    健人を押し戻そうとしていると

    「ふーん...じゃあ一緒に寝てやるよ」

    「な、何言って」

    「俺があっためてやるって」

    ほんとずるい...

    「...そーゆーこと誰にでもやってるんでしょ」

    「ばーか、お前にしかしねーよ。早く来い」

    健人の見たことない照れくさそうな顔に胸が高鳴る

    期待してもいいですか?

    きゅん

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  17. 「風音!」

    私、暁月風音(あかつきかざね)。

    自分ではあまりよく分からないけど、周りから見ると”美人”というやつらしい。

    こちらとしては毎日注目されて困っている。

    いつもどうり学校へ向かっていると、後ろから私を呼ぶ声が聞こえた。

    反射的に振り返ると。

    「奏...!!」

    誰が見ても不良の2文字が浮かびそうな男の子が立っていた。

    髪の毛は少し茶色っぽくて、片耳には真珠色のピアス。目付きが悪くて、明らかに怖い人。

    彼は峰本奏(みねもとかなで)くん。

    彼はこんなだけどね...実は。

    「...おはようっ!!今日も天使...!」

    彼は私の元へ駆け寄ると私の頭をぽんぽんと優しく撫でる。

    超犬系男子なんだよ!

    それに...私の彼氏でもあるんだ。

    学校では怖がられている彼だけど、私の前だけのこのギャップが、私はとても気に入っているの!!!

    これからも、よろしくね。奏!

    きゅん

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  18. 「俺と付き合ってよ、真城ちゃん」
    「ふざけないで、昨日まで私の友達と付き合ってたくせに」
    「ん~、なんか、飽きちゃった」

    私は、殴りたくなるのを抑え、力強く先輩を見据えた。

    「あんたみたいな愛を知らない男なんか願い下げ」

    あれから一ヶ月。
    なぜか私の周りをうろつくようになった先輩は、今日も懲りずにアプローチ。

    「ねぇ、そろそろ俺に惚れた?」
    「叩かれに来たの?」

    ふと見えた唇には血がついていて。
    「ちょっと、私の前でそういうの見せないでよ」
    ハンカチで拭いてあげると
    「っ…ねぇ、近いよ?」
    「黙ってなさい」
    拭いてあげてる手を掴まれて、フェンスに押し付けられた。

    「俺、理性きかないから」
    「はあ?何言って_んっ」
    強引に塞がれる唇。
    荒っぽくて深いキスにくらくらしてると、先輩が耳元で言い放った。

    「俺、本気で真城ちゃんが好き。もう愛を知ってるから付き合ってくれるよね?」

    きゅん

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  19. 私の恋は叶わない。

    蘭先輩が先週、バイクの事故で亡くなった。

    あの日から、大雅くんは取り憑かれたように校舎裏から動かない。

    どんなに待ったって、蘭先輩は来ないのに。

    「大雅くん、教室戻ろうよ」

    「俺に構うなよ」
    その瞳は虚ろだった。

    「心配なの。大雅くんのこと」

    その時、大雅くんの瞳から一粒、涙がこぼれた。

    誰かを想って流す涙は儚くて綺麗で。

    こんなにも想われてる蘭先輩が羨ましくてたまらなかった。

    ごめんね。
    今、隣にいるの蘭先輩じゃなくて。

    「俺、あいつのそばにいたくて不良になったんだ」
    大雅くんの言葉が痛いほどに切なくて。

    私も涙が出てきた。

    「なんでお前まで泣いてんだよ」
    一週間ぶりの大雅くんの笑顔。

    「俺、もっと強くなるわ。だから俺のこと隣で見ててくんね?」
    そばにいてもいいの?

    「うん!」

    いつか君の一番になれることを願って。

    君の隣にいるよ。

    きゅん

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  20. いつの間にか不良になった幼馴染がいる。
    普段は学校に来ていない。来たとしても授業中は寝ている。
    夜行性の彼が珍しく保健室に行ったらしいのでお見舞いに行く。
    授業中爆睡する彼はわざわざ保健室でサボるわけないと思ったら大間違いだった。
    「今日は横になって寝たい気分だった」
    彼は起きて大きなあくびをひとつかました。

    「昨日? 今日の朝だっけ? とにかくクラブでの乱闘がひどくてさぁ……」
    「お、お疲れ様……」
    サラリととんでもない発言をする寝起きの顔と私のひきつった顔は、他人から見たら対照的なんだろうな。

    もう少し近づけと手招きされたので近づいた。
    腕を引っ張られ、優しく彼の腕の中に納まった。タバコと彼の甘い匂いが鼻をくすぐる。

    「あー、やっぱお前がいいわ。他のどんな女よりも。ぎゅっとしたら、なんか落ち着く」
    彼はそう独り言を言って、私に口づけた。

    きゅん

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  21. 「やばい、すっかり暗くなっちゃった。」

     部活が終わって帰ろうとしたときに宿題のプリントを机の中に忘れたことに気づいた私は急いで教室に向かっていた。 

     教室の前まで来て、鍵がかかっていたらどうしようと思ったが、鍵は空いていたようで教室の扉は横に少し力を込めてずらせば簡単に開いた。

    「よかったー。」

     早くプリントを取って帰ろうとした私は教室に人影を見つけて悲鳴をあげそうになった。
     よく見てみるとクラスメイトの尾崎くんが机につっぷして眠っていた。

    (どうしよう、放っておくわけにもいかないし。)

    「お、尾崎くん、起きて~」

     私の声に尾崎くんは少し身動ぎして、ゆっくりと顔をあげた。
     
     私と尾崎くんの視線が絡まる。

     なんとなく視線を逸らせないでいると尾崎くんはいきなり私の手をつかんで言った。

    「あのさ、俺、お前のこと好きだ。付き合って。」

    きゅん

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