ケータイ小説 野いちご > 野いちご学園

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  2. 私「う…本格的すぎだよぉ…」
    貴「初っぱなから泣くなよ」
    私「よりによって何でお化け屋敷なの…」
    貴「…お前小さい頃から嫌いだったな」

    ハロウィンパーティ最後の出し物、お化け屋敷。私の一番苦手なやつ。

    貴臣は平気らしいが…。

    私「次は音楽室行って理科室行ってその後…もう無理」

    まだいかなければならないところを数えたら嫌になってきた。

    すると…

    ─ギャァァァァ!

    私「!!!」貴「?!」

    突如断末魔のような叫び声が。それに思わず貴臣の制服の袖を握ってしまう。

    私「い、今のは…」
    貴「………はあ。」
    私「貴臣?」

    貴臣は黙っている。

    貴「…なあ。怖い?」
    私「それはもう!」
    貴「なら…」
    私「?!んっ…」

    すると突然のキス。

    私「え…何で…っ」
    貴「まじない。恐怖軽減の。…さ、行くぞ。」

    そういう彼の横顔は、暗くてもわかるほど赤かった。

    貴「…可愛すぎ。仕返しだ。」

    きゅん

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  3. 今日は二人だけだった。


    いつもの旧校舎の元音楽室。


    私はお気に入りの月の光を、ポロンと弾き出す。

    橘はそばの壁にもたれて、耳を澄ませてくれる。


    揺れて、揺れて。

    トリルの小さな一音まで、意識をもって。


    ……気づいたら

    涙がこぼれていた。


    なんで。あんたは。

    橘は今も一緒にいてくれるんだろう。

    こんな、根暗で愛想悪い、私なんかに。

    他のみんなは、離れていったのに。

    「……」

    「……どーしたんだよ。琴葉」

    思いの外声が近くで、した。

    振り向きざま


    彼の、吸い込まれそうな黒い瞳と

    キラキラ西日に照らされている金髪が目に入った。


    「なん、でさ。橘は。私、と。いてくれるの」

    「……」

    何も、橘は言ってくれない。

    目線を上げると


    「言わなきゃわかんねぇか?」と橘が囁いた。

    長い睫毛が、あって

    暖かい、唇が、触れ合っていた。

    きゅん

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    暁 降翔さんをフォロー

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  4. ーピンポーン
    私「あ、祐翔(ゆうと)来てくれてありがと!」
    祐「別に…もちろんお前の部屋だよな?」
    私「リビングのつもりで…」
    祐「じゃ、帰…」
    私「私の部屋でやります!」
    祐「ったりめ〜だろ。つか、俺に勉強教えてもらえることありがたいと思え。」
    私「も〜。ありがたいと思ってるよ!」
    ー数時間後
    私「祐翔〜!これ分かんない!教えて!」
    祐「あ''?『教えてください、祐翔様』だろ?」
    私「うっ…。教えてください…祐翔…様」
    祐「どこだ?」
    私「ここ。」
    祐「あ〜。ここはこの式を代入。」
    私「そっか!ありがと!」
    祐「お礼」
    私「え?」
    祐「お礼!」
    私「何するの?」
    祐「俺にキスしろ。」
    私「やだ」
    祐「しないなら帰る」
    私「それはやだ!」
    祐「ほら。ほ〜ら」
    私「うっ…」
    ーチュッ
    私「これでいい?」
    祐「馬鹿。キスっていうのはこういうもんだ」
    私「んんっ!」
    祐翔は私に大人のキスをした。

    きゅん

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  5. ?「先輩〜!!ご飯食べましょッ!」
    ―ギュッ
    私「奏夜(そうや)!!良いけどさ〜、いきなりそれは無いでしょ!」
    奏「え〜!いいじゃん!コミュニケーション!」
    私(バカ奏夜。周りの痛々しい視線に気づけっ!)
    私「はぁ…。いつものとこでいい?」
    奏「OK〜!」

    奏「卵焼き美味しそ〜!もーらいっ!」
    私「あぁっ!奏夜!最後にと思ってとっといたのに…!!バカっ!」

    -授業中
    ―カサッ
    私(なんだろ?手紙?)
    《放課後、校舎裏に来てください。話があります。奏夜》
    私(奏夜から?)
    ―放課後
    私(まだかな?)
    ?「ほんとに来たよ〜笑」
    ?「奏夜くんじゃないとも知らずに来たんだぁwキャハハっ!」
    私「誰。」
    ?「どうでもいいじゃん。それよりさ、奏夜君ともう話すな。痛い目みるよ、」
    奏「そういうのやめなよ。」
    -チュッ
    奏「オレ、先輩が好きだから。そういうのやっても意味ないよ。早く散れよ。バカ」

    きゅん

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  6. 「蒼井くん蒼井くんっ」
    いつものように蒼井くんの後ろをついていき、蒼井くんを呼びかける朝の通学路。
    「...なに?」
    「あのね、あのね、今日森田くんがね、おいしいアイスクリーム屋さん、教えてくれるってゆってるんだけどね、一緒にいかない?」
    そういうと、すこし顔をしかめた後、
    「...行くわけないでしょ。」
    「え、あれ、蒼井くんアイス好きじゃなかったっけ?」
    おかしいなあ、と思いながら言うと、

    「桃花。」
    と蒼井くんに呼ばれ、顔を見上げると、
    「...んぅっ!?」
    ...キスをされた。
    ちょ、蒼井くん!!ここ、通学路だよ!!
    そう思い、蒼井くんの肩をこれでもか、というくらいに押す。けれど、
    「桃花の力じゃ、むりだよ。」
    そう蒼井くんが言った瞬間、「んん!...ん、ぅ...」と、どんどんキスが激しくなる。
    ようやくそのキスが終わると、満足げな顔でいった。
    「朝からほかの男の話、しないでね。」

    きゅん

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  7. 「どうしたんですか?牧野先輩」
    俺に声をかけてきたのは一年のマネージャー
    「ん…ちょっとね」
    好きな人が男とキスしてるのを見ちゃって落ち込んでる…なんて言えない
    「話し聞きましょうか?」
    ストンと俺の前に座った彼女
    しっかり者で面倒見が良い彼女はいつも誰かの相談にのっている
    「ぁのさ…付き合ってない相手と…キスするって…いやっ、忘れてくれっ///」
    俺は恥ずかしくなって立ち去ろうとしたが…
    胸元を掴まれグッと引き寄せられた
    気が付けば彼女の長い睫毛が目の前にあって
    唇には柔らかい感触
    「な、なにしてんだよ///」
    「何って…付き合ってない人とキスしたかったんですよね?」
    「ち、違う。どういう気持ちなのかってことをだな///」
    「好きです」
    「へ?」
    「好きじゃないとしません」
    そう言って彼女は頬を赤く染めた
    俺の頭はパニックで…
    でもこれだけは覚えてる
    初めて彼女のこと可愛いって思ったんだ

    きゅん

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  8. 「お前、今日から放課後1ヶ月居残りな。課題用意してあるからそれを進めるように。」

    やばい…ついに赤点をとってしまった。

    「結…ファイトだ」笑
    くそー美香のやつ他人事だと思って〜!!

    頑張るしかないか…

    「うわ、居残りあたししかいない感じ?!」
    最悪だ。なんて酷いのだあの先生わ!とにかく早く課題終わらせよっと。

    ガラガラー…

    「あれ、もしかしてお前居残りくらってる?」
    「黒崎君!?う、うん、ま、まぁ」
    「ふーん。俺が勉強教えてやろっか?」

    「え、いいの!?ありがとう!!」
    まさか、学年一位の黒崎くんに勉強を教えてもららえるなんて!

    「で、今どこやってんの?」
    「えっとここなんだけどね…」
    黒崎くんってよく見るとイケメンかも…。
    「何見てんの?」
    やばっ!「ごめん!なんでもない!」

    顔を背けようとした瞬間、ちゅ……
    「え…」
    「ごめん、可愛かったからつい…」

    えぇぇ!?

    きゅん

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  9. いつも先輩ばかり余裕があるので今日こそは私がギャフンと言わせてやります!
    作戦は、先に校舎裏に先輩を呼び出し、背後から抱き着く!

    ー校舎裏ー
    (お..いたいた。ふふっ、せーのっ)

    「カオル先輩っ!」
    ぎゅーう

    ....?あれ、なんかチクチクする...。
    「って、あれー?木だ!」

    「みーゆちゃん♪」 グイッ
    「先輩見えません!手を離して下さい!」
    「しょーがないなー」
    先輩はそう言いながらも手を離してくれた。

    「もー、ちゃんと待ってて下さ....ん!?」
    「...ご馳走様♪」
    と言って先輩は悪戯な笑顔で私に言う。

    やっぱり先輩にはドキドキさせられっ放しで敵いません...///

    きゅん

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  10. はい、またやってきましたハロウィン!
    去年は幼なじみの冬斗とめでたくカレカノに♡

    けど、目の前の男はというと…

    「「冬斗ぉ〜♡」先輩ぃ〜♡」

    今年は本格的にパーティーが行われている。薄暗く、キラキラしてる教室で、ニヤけているアイツ。イラつく…

    この場に居たくなくて屋上へ。

    ひと息ついたとき、屋上のドアが開いた。

    『もうよろしいんですか、あの人達は』
    「なぁに?拗ねてんの?」
    『はぁ?バカ言わないで』
    そう言って、顔逸らした。
    冬斗はそんな事気にせずに顔を近づけてくる。

    「その顔…誘ってんの?」
    『はぁ?んなわけ…ッ』

    チュッと軽く私の唇にキスを落とす彼。

    『…もう!この悪魔っ』

    …そんな悪魔に今年も夢中です…♡

    きゅん

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  11. ーぎゅっ

    久しぶりの放課後デート。
    康太と学校からの帰り道を歩いていた。

    「こ、康太…!」

    「いいじゃん。もうみんないないよ。」

    康太が急に手を握ってくるから、心臓がドキンと音を立てて跳ねた。

    周りを見渡すと、確かに同じ学校の生徒は見当たらない。


    「でも見つかったら絶対ひやかされるよ…」

    康太と手を繋ぐのは嬉しいけど、クラスメイトに見つかるのも恥ずかしい。

    と、そこに聞き覚えのある声がした。

    「今日の授業さ…」

    同じクラスの子だ!
    あの角から来る!

    ど、どうしよう…。

    慌てだす私をじっと見つめると、康太は急に私を抱きしめた。

    「康太?!」

    「しーっ。黙ってて。」


    その子たちが来る方に康太は自分の背中を向けて、私の姿を隠してくれる。

    ーちゅっ

    その時、上から降ってくる不意打ちのキス。

    気づかないクラスメイトの影で、康太はにんまりと意地悪な顔をしていた。

    きゅん

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  12. 俺は中島快斗。

    彼女はいるかって?

    そんなの、いて当たり前。

    「…ぇ。……ねぇってば!」

    「あ?んだよ」

    「アンタ、まさか聞いてなかったの?」

    「ハッ。俺様は聞いてなくても許されんだよ」

    「はぁ!?バカ?私の話を聞かないなんてどうかしてるわ」

    こんな風にナルシストでも一応俺の彼女、葉山京子。

    俺は、キョウって呼んでる。

    「だーかーらー!ちゃんと話を聞きなさいっ!」

    「…わかったよ。で、話って?」

    「もうっ!ちゃんと聞きなさいよね」

    こんな感じだけど、美人で完璧な人。

    まぁ、そこも可愛い。

    __チュッ

    !?!?!

    「え?は?ちょ、なに?」

    「……だって、何回言ってもこっち向いてくれないし。
    …私から、キ、キスしたんだから。ありがたく思いなさいっ!」

    ほんと、困るよ。

    不意打ちキスされたら誰だって
    ありがたいって思って、また“スキ”

    が増えるんだから。

    きゅん

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  13. ただいま昼休み、わたくし結凪(ゆいな)はいつものようにお昼ごはんを屋上で食べています。
    私の隣にはかっこいい私の彼氏である晃(こう)先輩。

    「「・・・・・」」

    楽しいはずの彼氏とのお昼ごはんタイムが、今日はなぜか無言タイム。

    耐えられなくなって、校庭を見てみると、バスケをしている生徒が。
    よく見てみると、バスケをしているのは男バスのキャプテンと副キャプテンで、1on1をしている。
    無類のバスケ好きにとっては、たまらないシチュ。

    はあああ!!かっこいいい!!!!

    先輩の存在を忘れ、バスケを見て屋上の金網をガシャンガシャン揺らしながら興奮している私。


    グイッ——————

    「・・・え」

    チュッ——————

    突然の出来事に、言葉を失っていると、

    「何見てんの、よそ見禁止。」

    「あ、ごめんな

    「俺だけ見てろ」


    謝罪の言葉を遮った先輩は、深く甘い世界へと私を連れて行く。

    きゅん

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  14. 「ふー。」

    私はバレー部。
    今日の部活終わりました!

    「美桜(みお)ー!おつかれ!」

    「あ!こうたもおつかれ!」

    「また明日なー!」


    こうたは男子バレー部のキャプテン。

    体育館にはもう誰もいなくて…
    はやく帰んなきゃ。

    「美桜ー?」

    この声は隣の席のだいき。
    私の自慢の彼氏!

    今日の約束覚えてて体育館の外で待っててくれたんだ。

    「んーっ?みんな帰っちゃったし早く帰んなきゃ先生に怒られ…んっ」

    私の唇に落とされたキス…

    「俺のものって分かってる?
    嫉妬させんなよ…」

    「わかってるよ…
    好きなのはだいきだけだから!」

    あれ、ツンデレな彼が顔真っ赤だ
    やっぱすきだなー\\\

    きゅん

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  15. 私には秘密の恋人が居る
    それは、私の担任
    いつも放課後空き教室で話すのが日課

    先生っていつも敬語だよね、なんで?

    何でと言われましても...

    私にくらい、敬語やめてくれてもいいのに...
    一応恋人なのに

    じゃあ、2人の時は敬語やめるよ

    わぁ、なんか新鮮
    それに、なんか特別っぽいね

    ごめん、こんな所でしか過ごせなくて

    いいよっ、私が卒業するまでのお楽しみと思えばわくわくするもん!
    ねぇ、先生そう思わなっ...

    チュッ

    んっ

    ちょっとぐらいフライングしてもいいだろ/////

    ...うん/////

    きゅん

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  16. 「はいっ、今日はラムネ作ったの!食べて♪」
    家庭科部の私は、部活で作ったお菓子を、放課後に叶翔に食べてもらっている。
    「ん。サンキュ」
    今日は、袋に包んであるラムネと、スティック型のラムネを作った。
    「叶翔の好きなソーダ味にしてみたんだけど……どうかな?」
    「……。」
    「ねっ、美味しい???」
    「まずい。」
    「ひどーい!!もう、作ってあげないもん!」
    せっかく心を込めて作ったのに……叶翔ってば本当ひどい!!
    ぷいっとそっぽを向いたら、「心愛。」って甘い声で名前を呼んでくる。
    そんなことしたって許さないんだからっ!
    「心愛、ごめん。このラムネ美味しいよ」
    「うそだ。もうっ!」って私が振り向くと、
    ──ちゅっ。
    「っん!?」口の中には甘くて美味しいラムネが。
    「な?だから、美味しいって言っただろ?」

    きゅん

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  17. 放課後。
    いつものように屋上にいる。

    「せんぱーいっ!!」
    「また来たのー?」
    後輩の星夜くん。いつも私の所に来るの。
    「だって会いたかったんだもーん」
    「またそんなこと言って...」
    「先輩、どうしたら好きになってくれるの...」
    星夜くんはいつもこればっかだ。
    「そうだね。もっと男らしくなったらかな?笑」
    「男らしく...じゃあさ、」
    ちゅっ...
    「え?」
    「男らしく、キスしてみましたけど?好きになりました?」
    星夜くんは本当にずるい。///

    きゅん

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  18. 今日は高校の卒業式だった。
    わたしは地元の専門学校、彼氏の千紘は東京の大学へ進学することが決まった。

    千紘とは今日で遠距離になってしまう。
    最後の放課後デートはあっという間に時間が過ぎて、わたしと千紘は駅のホームで 千紘が乗る東京行きの最終列車が来るのを待っていた。

    「今日も楽しかったな」

    千紘が笑ってわたしに言った。

    「うん!でも…明日から会えなくなっちゃうなんて寂しいよ…」

    目に溜まった涙を悟られないように俯く。

    『まもなく2番線に東京行きのー…』
    電車の到着を告げるアナウンスが流れ、電車のライトがこちらを照らしている。

    もう本当にお別れなんだ。

    そう思った時。

    「紗英、こっち見て」

    「え?」

    ………………

    ガタンゴトンガタンゴトン…

    勢いよく前を通る電車。

    千紘はわたしに優しくキスをした。

    きゅん

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  19. 憧れの先輩が屋上に走っていくのを見て私もかけ出した。

    「あ、透先輩…一人で何してるんだろ…」

    少しはなれたところから見守る。
    あ!見つかった!? 

    「由優そこで何してるの?」
    「えっ!あ、その、えーとですね。」 

    まさか、透先輩を追ってここまで来たとは言えないし…。

    「なんか俺に用事あった??由優??」

    え、どうしよう。どうしよ!!!!!

    「あ、あの透先輩好きです//////」

    顔を赤くする先輩。
    あ、あはははは…言っちゃったよ私…
    こうなったらダッシュで逃げる!

    「ちょっと由優!どこ行くの!?」

    そう言って掴まれた私の右手、体ごと先輩の力で引き寄せられる…
    え!?この状況!?
    だ、大好きな透先輩に、キ、キスされてる!? 

    「あ、あの先輩…?」
    「由優、俺から言おうと思ったのに、大好きだよ。あー俺かっこ良くねー。」
    「透先輩、大好きです。チュッ//」
    「由優愛してる」

    きゅん

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  20. 「何お前そのマスク」
    登校中たまたま会った女子生徒にいきなりこの発言。
    「顔隠してんのか?」
    ニシシといたずらっぽく笑う彼は同じクラスの男子生徒。
    「ちっ、違うし!ささ、寒いからっ…!」

    ホントは違う。
    大好きな彼にブサイクな顔を見せるのが嫌だったから。

    あたしがそう言い訳をすると、彼はあたしに歩調を合わせてきた。
    すると、
    「マスクないほうがいいって〜」
    彼はいたずらにあたしからマスクを取ろうとした。
    でも慌てて出した手は簡単に彼に捕まってしまう。

    「なっ、なにす―――」
    突然冷たい風が吹いてあたしは目を閉じた。
    その瞬間、

    ふっ―――
    と、唇に暖かいものが触れた。

    あたしは驚いて目を開くと、

    「ふたり一緒ならさ、マスクなんていらねーだろ?」

    手の中のマスクをヒラヒラさせながら、いたずらっぽく笑う大好きな彼がいた。

    きゅん

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