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  1. 14件ヒットしました

  2. 学校で靴を履き替える為に下駄箱を開けると中には一枚の可愛いらしい手紙。

    「…めんど」

    この場所に誰もいないのをいいことにポツリと本音を呟く。こんなどこの誰かも知らないやつに貰っても嬉しくともなんともない。

    俺は、……あの子が好きなのに。当の本人は幼馴染としてしか俺を見てくれないけど。

    「………はぁ。」

    ただ、捨てる訳にもいかず後で返しにいこうと思い、手紙を開けた。
    そこには、女の子らしい字で“ずっと前から好きでした。”の一文。

    「……え、これって……」
    名前は、どこにも書いてなかった。


    でも、ずっとずっと好きだったんだ。大好きなあの子の字くらい分かるよ。

    嬉し過ぎて、これが夢だったらどうしよう、と自分の頬をつねった。当然痛くて、それ以上の嬉しさで泣きそうになった。

    「………じゃあ、今度は俺が名前書かずに手紙書こうかな。」

    もちろん、“ずっと前から好きでした。”ってね。

    きゅん

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  3. 放課後。私が今書いているのは、反省文とかではない。

    「出来たぁ!」

    実はこれ、ラブレター。2組の有尾君に渡すため。

    「お前……何ソレ」

    「あ!コウ!ちょっと、返してっ!」

    幼なじみのコウに、後ろから手紙を取り上げられた。

    「何なに?

    『有尾君好きです。好きすぎて死んじゃいそうです。つき合って下さい。ナミより』……うわ」

    「うわって何!」
    「何か重い」
    「気持ちをストレートに表したつもりなんだけど」
    「けど『死んじゃいそう』はやめろ。貸せ」

    と、コウが別の便せんに書き始めた。

    「ホレ。見本」
    「見本?どれ……

    『ナミへ。突然の手紙、驚いただろ?
    俺さ、実は昔からずっとお前のことが好きなんだ。だから、俺とつき合って下さい。コウより』
     ……え?」

    「あくまでも見本だぞ?」

    本当に見本?顔、真っ赤だよ?

    きゅん

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  4. 「オンっ」

    授業中転校生のアラブ君が連れてきたトラの子供ラル君が吠えた

    アラブ君が座る席は窓の近く
    ラル君は鳥を見て吠えたのだろう

    迷!惑!その言葉に尽きる。


    昼休み、友達に席の交換を願った

    「ダメ?」

    「私には恐れ多くて無理!」

    いや、意味わかんねぇよ
    恐れ多いってなんだよ。馬鹿なのかな

    はぁ、次の席替えまで我慢かな

    授業の始まりを知らせるチャイムが鳴って自身の席に戻る

    隣の席にはアラブ君とラル君

    心配そうにこちらを見るアラブ君

    ん?心配そう?気のせいだよね?

    うん。気のせいにしとこ

    授業が始まりしばらくしてアラブ君から手紙が回ってきた

    なんだろ?

    紙の中には丁寧な字で『好きです』、と書かれていた

    きゅん

    9

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  5. 今日は仲良しグループでハロウィンパーティ!みんな部活は午前で終わったから、午後から教室でこっそり。メンバーには幼馴染みでわたしの好きな人、晴斗もいるんだ。

    教室は盛り上がっていて、離れた職員室にさえ声が響いてそうでドキドキしていた。
    わたしは最初のうちは盛り上がっていたけれど、だんだん疲れてきたので、教室のすみっこの椅子に座って休憩していた。
    すると、幼馴染みの晴斗が近寄ってきた。
    ドキ…――
    「南奈、」
    晴斗はわたしの隣の椅子に座った。
    「5秒目つぶってて」
    意味のわからないことを言われたが、わたしは目を閉じた。ブレザーの右ポケットに何かが触れた気がした。
    「もういいよ、じゃーな」
    そういって立ち上がった晴斗。
    「はるっ――」
    「手紙っ……見るんじゃねーぞ」
    顔を真っ赤にして言った晴斗。

    ブレザーの右ポケットには愛のイタズラレター…。

    きゅん

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  6. 私の後ろの席の鈴木くんは物好きだ。

    『しいちゃん♪』

    こうやって授業中に話しかけてくる、はっきり言って迷惑だ。でもかまってあげないと余計煩わしいため手紙で戒める。

    《迷惑だから止めて欲しい》

    渡すと、すぐ一枚の紙が返ってきて。

    《イヤ♪》

    うぜぇ。クラスの女子の目は節穴か。こいつのどこがいいんだ。

    《うざいので止めてください》

    《止めたら休み時間にかまってくれる?》

    《貴方の態度次第です》

    そうかいたら急に鈴木くんが真面目になった、ほんと何なんだこいつ。やれば出来んじゃねーか。

    そして授業が終わって昼休み。

    「これ、読んで欲しいんだ!!」

    シンプルな封筒を渡された、受け取ったら鈴木くんが走って逃げていった。ほんとに何な((ry開けてみると…

    「…やっぱり物好きじゃん。」

    手紙には

    《ずっと前から好きでした》

    なんて書いてあった。ちょっと可愛いかも、ね。

    きゅん

    23

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  7. ※続き8

    「この帽子を家庭科室に。お礼もあるよ。」

    その指示通り、私はうさぎの人形と帽子を家庭科室に運ぶ。
    こんな書かれた通り行動をしていたらその内、先生に会うかもしれない。
    わかっていてもこの探検の様な指示が私をワクワクとさせてしまう。

    『お礼ってなんだろう?』

    家庭科室に近づくといい匂いがした。
    扉を開けるとそこには可愛い人形と紅茶とチョコレートケーキがあった。

    人形は紙を持っていてそこには「僕の帽子を運んでくれてありがとう。ケーキと紅茶はお礼だよ。食べ終わったら僕達を学校裏の薔薇園に運んでね。」と書いていた。

    『これは貴方の帽子ね、はい。後は薔薇園ね。』

    私は帽子を人形の頭に乗せてケーキを食べた。

    『チョコレートケーキも紅茶も私の大好物!美味しいー。』

    私は食べ終わるとうさぎと帽子の人形を連れて薔薇園に向かった。

    きゅん

    7

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  8. ※続き7

    『チャンスをくれないか?』

    俺は昨日の手紙にそう書いた。
    返事は“わかりました”それだけで嬉しかった。
    明日から夏休み。
    愛姫は赤点もないし、就職組だから学校には来ない。
    その間、ラブレターもなければ学校で見る事も出来ない。
    そんなの俺が耐えられない。
    だから行動に移そうと思ったんだ。

    俺は放課後、隠れて愛姫を待つ。
    数分後、現れた彼女はボンネットの上の袋を確認してある所に向かう。

    『やっぱりアリスは好奇心旺盛だね。』

    俺の読み通り、愛姫は内気だけど好奇心には勝てない性格。
    俺が指示した大きな木の根元の穴を覗く。

    「うさぎさん?手紙持ってる。」

    愛姫の手には帽子を持った白いうさぎのぬいぐるみと次の指示を書いた手紙。

    「この帽子を家庭科室に。お礼もあるよ。」

    移動する愛姫の後を俺はこっそりとついて行った。

    きゅん

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  9. ※続き6

    再度ラブレターを挟みだした次の日、先生からの手紙があった。

    「嫌われたかと思った。」

    私が先生を嫌いになる訳ないよ…
    ラブレターがない一週間、先生も不安だったのかな?
    それからいつも通りのやり取りが始まり明日から夏休みに入る。

    『それにしてもチャンスって何するんだろ?』

    そう。昨日の手紙には

    「明日、俺にチャンスをくれないか?」

    と書いてあった。
    先生はどうしても私と会って話したいみたい。
    私だって教師と生徒でなければそうしたい…

    『明日から会えないし…』

    放課後になり私は先生の車の前に立っていた。

    『なにこれ?』

    小さな袋の中に懐中時計と手紙。

    「この時計を校舎裏の一番大きい木の下にいるあの子の元へ」

    何故か私はその指示通り、大きな木に向かっていた。
    それが先生の道案内だと知らずに…

    きゅん

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  10. ※続き5

    急いで向かった駐車場に既に君が居て俺は咄嗟に隠れた。

    「先生、大好きです。」

    君は悲しそうな顔をしてラブレターを挟み、その場を去っていった。

    俺からの手紙がなくて君は悲しかった?
    君からのラブレターがなくなって俺は寂しかったよ。
    同じ気持ちならすごく嬉しい。けど…

    『もう少し早く気付いてたら君を悲しませずに済んだのに。』

    俺はやっと君を見付けたんだ。
    君は俺が助けてあげないといけない女の子。

    『愛姫(アリス)…』

    俺がずっと知りたかった君の名前。
    初めて迷子の君を見つけた時“不思議な国のアリス”みたいだなって。

    3年間、愛姫の授業を受け持って彼女の性格は大体わかる。
    内気と言うか弱気な感じだ。
    だから

    『この恋の道案内も俺がしないとな。』

    俺は愛姫からのラブレターを手に取り、駐車場を後にした。

    きゅん

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  11. ※続き4

    『……やっぱりないよね。はは。』

    私はあの後、雨に濡れすぎて風邪を引いてしまった。
    中々、熱が下がらず大事をとって一週間も休んでしまった。

    『先生、大好きです。』

    そう呟いて車のワイパーにラブレターを挟んでその場を後にした。

    あれから一週間だもんなぁ…
    先生、勘違いしてるかな?
    それ以前に私のラブレターを待ってるとは限らないし。

    『はぁ…』

    先生は覚えてますか?
    私との出会いを。
    私はまた迷子になりそうです。
    今度は“先生の気持ち”という迷路に。
    あの時みたいに私を助けてくれませんか?


    「君、迷子?」

    『はい…』

    「君を新入生だね。名前は?」

    私の名前を聞いて笑ってたね。

    「じゃあ俺が道案内してあげないとね。」

    先生の名前聞いたら思ったんだ。
    運命の人なんだって。

    きゅん

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  12. ※続き3

    『君と会って話したい』

    返事には「ごめんなさい」と書いてあった。
    それから一週間、君からのラブレターは途絶えてしまった。

    顔も名前も知らない。
    しかも生徒の君に俺は恋心を抱いてしまった。
    だから君本人を知りたかっただけなのに。
    俺の一言でこのやり取りがなくなるなんて思いもしなかった。
    この事態を避けたくて放課後、君を待つのをしなかったのに…

    『君を好きになってはいけないのか?』

    そんな時、遅れて提出された課題をチェックしていたら見覚えのある“き”の字を見付けた。

    『そう言えばこの生徒、風邪こじらせて一週間休んでたっ言ってたな。』

    一週間…辻褄が合う。
    俺が正しければ今日はラブレターをくれるはず。
    そう期待して、俺は紙に一言書き自分の車に向かった。

    きゅん

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  13. ※続き2

    あれから毎日、先生からの手紙が挟んであった。
    白い紙に1つだけの質問。
    私は放課後、ラブレターとペンを握りその手紙を読む。

    「君は俺の授業受けてる?」

    『はい。先生の授業も化学も好きです』

    と答えを書きたし、周りに誰もいないか確認してワイパーに挟んだ。

    先生はいつも私が来る直前に手紙を置いているみたい。
    だから見られてないか私は用心するようになった。

    きっと先生は私のこと一生徒と思ってるから名前まで覚えてないと思う。
    だから見つかる訳には行かない。
    けど、一度も先生を駐車場で見たことはなかった。

    そんなある日の手紙に

    「君と会って話したい」

    私は悩んだ。
    でも、やっぱり……

    『ごめんなさい』

    会ってしまったらただの教師と生徒。
    自分もと言う気持ちを隠すように雨にうたれながら帰宅した。

    きゅん

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  14. ※続き

    最近、毎日俺の車にラブレターが挟まっている。
    最初はストーカーか?なんて考えたけど、1枚の白い紙にただ

    「好きです」

    の一言だけで名前すらない。
    綺麗な字で書かれているが“き”の字が特徴的だった。

    俺は別に誰からのラブレターだとか確かめるつもりはなかった。
    どうせ生徒だろう。
    だから最初から興味はなかった…
    なかった、はずだった。

    ある日のラブレターはいつもと違っていた。
    それは仕事も忙しく彼女にも振られ疲れていた時だった。

    「無理しないで下さいね」

    誰にもバレてないと思っていたのに君は気付いてくれてるんだな。
    心配してくれて嬉しいと思った。

    俺は君からのラブレターを楽しみなり君が知りたくなった。
    そして、

    『君は誰?いつもありがとう』

    君と話したくて俺もラブレターを書いた。
    君が返事をくれる事を期待して

    きゅん

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  15. 3年になってから私には日課になっていることがある。
    それは……

    放課後、こっそりと大好きな先生の車にラブレターを挟むこと。

    ラブレターと言ってもちゃんとした物ではない。

    『好きです』

    ただそれだけ。
    名前も書かず、白い紙にその一言だけ。

    名前なんて書く勇気もないし、直接言う勇気もない。
    でも、気持ちを伝えたかった。

    『もうすぐ卒業だもん…』

    今日も手にラブレターを持ち、駐車場に向かう。

    『あれ?』

    お昼先生の車を確認した時には無かったのに、ワイパーには1枚の紙が挟まっていた。
    私は自然とその紙を手にする。

    「君は誰?いつもありがとう」

    と綺麗な字で書かれていた。

    私は急いでペンケースを出し、紙に一言付け足す。

    『それは秘密です』

    その日から私と先生の一言だけのやり取りが始まった。

    きゅん

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