ケータイ小説 野いちご > 野いちご学園

野いちご学園メニュー

ようこそゲストさん

  1. 109件ヒットしました

  2. 「行かないで」
    俺は何度だって駄々をこねてやる。


    「…っ、だめ、だよ…。そろそろ時間が…」

    あなたはとっても優しいから絶対に俺を突き放さない。
    そして。

    誰よりも愛情を欲しがっている人だから、俺の歪んだ独占欲が心地いいんだ。

    困惑するほどのドロドロの征服欲をあなたの奥底まで
    注いで注ぐ尽くしてあげる。

    もう無理、って泣きじゃくるまで。
    嫌がったってもうやめないよ。


    「俺を求めたあなたが悪い」

    逃がさないし
    もう。

    アイツのもとになんて返してやんない。

    きゅん

    5

    長月ここさんをフォロー

    通報する

  3. 「マスクは?」
    「無い」
    「ダメよ」

    美友は手作りマスクを彼に出した。
    彼は受け取り歩いた。

    「これ、Bって刺繍してある」
    「私の事よ。そっちが表なの」
    「いや。俺は逆にする」

    彼は裏にしたので彼女は尋ねた。

    「お前にキスしながら着けるんだ」
    「は、恥ずかしいよ」
    「いいじゃん。俺が勝手にしてるんだから……は。ハッション!」

    せっかくのマスクが鼻水だらけになったが、彼女はまだマスクがあると言い出した。

    「はい!今度はこっち」
    「これは名前無しか」

    ここで二人は同級生達に挨拶をされた。

    「あれ。それは手作り?」
    「はは」
    「いいねそれ。上手!」
    「へへ。って、どうした美友」
    「止まって。疾風君」

    美友はペンで疾風のマスクに記名した。

    「Bっと。これは私のだって言いたいの」
    「俺?それともマスク」
    「…あ?時間だ」
    「外す」
    「全部!」
    「やった」

    朝マスクは熱かった。

    きゅん

    2

    みちふむさんをフォロー

    通報する

  4. 私「それでね、その子すんごく足速くって、びっくりしたの!」
    今私は彼氏(先輩だけど)に私のクラスのことを話していた。
    「ねぇ」
    彼はすごく不機嫌そうな顔をしている
    私「どうしたの?」
    「お前もう俺以外の男の話すんな」
    私「え、なんで?」
    「っ!(そんなこともわかんねぇのかよ////)」
    私「??」
    「っ!もう、お前のせいだからな…」
    チュッ
    私「んっ」
    彼は私にキスを一つ、二つ…と、どんどん落としてくる
    私は甘すぎて溶けそうだ


    彼の甘さに溶かされて、私は溺愛されています♡

    きゅん

    8

    あまねづこさんをフォロー

    通報する

  5. 『エアラブ放送局です!本日は高等部入学式に突撃訪問です!美友先輩こんにちは!』
    『ええ?』

    中等部の後輩の出現に美友は驚いたがマイクを受け取った。

    『こんにちは。素敵な入学式でしたよ』
    『ありがとうございました。これでインタビューは終わりです』

    そんな後輩はじっと美友を見つめた。

    「なんか綺麗になってる」
    「そんな事ないよ」
    「髪も切ったし、スカートも短くて……」
    「どうしたの?」

    彼は美友の手をつかんで歩き出した。

    「許さない。僕を忘れるなんて」
    「忘れてないよ。ねえ、どうして怒っているの?」
    「……あのね。美友先輩。僕の事好き?」
    「好きだよ」
    「後輩としてじゃなく、男としてだよ!」
    「私は好きとかよくわからないの」

    すると彼は美友にギュと抱きついた。

    「僕はこれくらい好き!だから」
    「わかったわ。じゃ、一緒に帰ろう?」

    この2人を芹那は今日も呆れて見ていたのだった。

    きゅん

    2

    みちふむさんをフォロー

    通報する

  6. 「ねぇほんとに行っちゃうの?俺置いて?ほんとに??」
    「だから行くってば」
    この質疑応答を繰り返すのにも疲れてきた。
    私が今から行くのは高校の同窓会。何を不安がっているのか私が行くと言った時からこの調子である。
    「は!…まさかとは思うけど!……モトカレトカコナイデスヨネ?」
    「_…さあ?」
    「!!!…なに!?来るの!?」
    やっぱり行かせれないかと言わんばかりに私のコートをつまみひねる彼。
    「なぁ…結構ホントに心配してんだよ?お前かわいいし、優しいし、断れないから_喰われちまうんじゃ…って」
    くぅん…と犬の様な彼の姿をみて、かわいいなと思い頬が緩む。
    「ははは。こんな私をたべてくれる人なんてそういないって…ってえ?」
    ぱっと気がつけば目線下にあった彼の顔は首元へ…。
    _ちゅぅ
    「ん…ひゃあ!」
    彼はそのまま噛みつく。そして…
    「俺は余裕でたべますけど?」
    …彼は本当に犬か。それとも狼か。

    きゅん

    17

    erilly*.·さんをフォロー

    通報する

  7. 本の整理をしていて思う。

    …今日も図書室の利用者はゼロ。

    図書委員は暇で楽だって聞いたから立候補したけど、誰も来ないのもそれはそれでキツイ。

    「ひーまー!誰か来て、ヘルプミー!」

    「来ましたけど?星野さん。」

    「うわっ、先生!いつも来ないのにどうしたんですか?」

    図書委員会の担当のくせにほとんど顔を見せないこの人。

    「ん~、梨乃に会いに来たって言ったら?」

    「ちょ、学校でその呼び方は禁止って言ってるでしょ!」

    そう、睦月楓先生は私の彼氏でもある。

    「で?何の御用ですか。」

    「…ねぇ星野さん。噂は耳に入ってるかな?」

    「え…あ、の、信じてないですよね?…信じてるんですね。」

    最近男友達と遊びに行ったら、友達に見つかってカップル説が。

    「星野さんがそんな子じゃないことはわかってますよ。今日は、」

    先生は私の耳元で囁いた。

    「梨乃は俺の、って印をつけにきました。」

    きゅん

    8

    アオナツさんをフォロー

    通報する

  8. 「はああ可愛い...」

    私、花梨はオタクです。

    「なんでこんなに可愛いんだろうか尊い..」

    「ねぇそれ彼氏の僕に言うこと?笑」

    「ごめんついっ...笑」

    推しも可愛いんだけど、私の彼氏も可愛い。

    「あ、そうそう見て!」

    「ん?」

    「この人すっごい美人じゃない?」

    「う、」

    見てみると、私とはかけ離れた美人でスタイルがいい女性...。

    やっぱりそういう人がいいのかな。

    ちょっとヤキモチ妬いて無言でいると


    「どした?笑ヤキモチ妬いた?」

    「うん...」

    「ごめん笑でも花梨も僕に向かって推し可愛いって言ったのが悪いんだからね!!?」

    「あっ」

    今考えてみると私同じことしてたんだ..

    「ごめんね..私、優の方がずっとずーっと可愛いと思う...!!」

    「えっ、いや、べつにそう言うのを求めたんじゃなくて...//」

    頬を赤くする優を見て一言。

    「可愛いなぁ」

    きゅん

    4

    蒼依ς➹さんをフォロー

    通報する

  9. 「逢結(あゆう)、大丈夫!?」


    廊下で友だちと話していると、
    窓の外から数人の男女の声がして下をのぞいてみると、
    ふたつ下の幼なじみの逢結が中庭でこけていた。


    「港(みなと)、どうかした?」

    「ん?逢結がいる」

    「あっ、逢結ちゃん!…って、またこけてんじゃん」


    ほんと…、あいつこけすぎだろ。


    しばらく見ていると、
    あるひとりの男が逢結の手をひっぱって
    逢結を立たしていた。


    …チッ、だれだよあいつ。


    俺は、全開の窓に身を乗り出した。


    「逢結ー。おまえ、まーたこけてやんの」


    逢結にむかって笑うと、
    俺に気づいた逢結の顔がパァーっとあかるくなった。


    「わぁ、港だぁ♪
    ねぇ、港。ケガしちゃったから、また手当てして?」


    ほんと鈍感。


    なんでそんなかわいいんだよ。


    「してやるから、またウチおいで」


    その男にきこえるように言う俺は、まだまだ子ども。

    きゅん

    7

    優日★さんをフォロー

    通報する

  10. 〝学校で好きな人にチョコを渡す〟

    ――なーんてことは

    割と校則が厳しめの学生には、
    ただの絵空事だ。

    ましてや、今日はいつもより
    持ち物検査の目が厳しい。

    …だけど、私の手の中にはチョコレート。


    「…お前、チョコ持ってきたのか」
    「持ってませ…「はい噓」


    教師1年目らしい先生は
    勝手に私のカバンの中を探ったあと


    「あった」


    あっさりソレを見つけてしまった。


    「誰に渡すつもりだったんだ、これ」
    「…同じクラスの佐藤く…「没収」


    間髪入れずにコレ。
    血も涙もあったもんじゃない。


    「…どう答えれば正解だったんですか」
    「俺の名前を言ってから、俺に渡せばよかった」
    「はい?」
    「なのにお前は。他の男の名前なんか出しやがって」


    ちょ、ちょっと待って。
    な、なななな何て言われたの!?


    「これは俺が食う」
    「は、い」
    「それと。俺以外にチョコ渡すの禁止だから」

    きゅん

    80

    椎葉さくらさんをフォロー

    通報する

  11. うちは結南ユイナ。サッカー部のマネージャー。そのサッカー部のエース遥太ヨウタは彼氏。クールでヤキモチなんか妬かれたことないw
    部活中、部員が怪我したから手当しながら話してたの。
    そして休憩中。彼氏さんに呼び出しくらいました。
    「ねぇなんであいつと楽しそうにしてたの?」
    「いや手当してただけだよ?」
    「お前は俺の彼女だろ?他の奴に愛想振りまくなよ…」
    「なに??w妬いたの?wかわいー」
    「うるせ、バカ」

    クラスの男子には妬かないくせに、自分と同じ活動をしてる部員には妬くそうです((汗

    小さな事にヤキモチを妬く
    かわいい彼氏さんでした。

    きゅん

    6

    ホッペチャンさんをフォロー

    通報する

  12. 「あっ、心(こころ)~!」

    「せ、先輩っ」
    私の高校の先輩でもあり彼氏でもある、

    海人(かいと)がお昼休みになるといつもこうして迎えに来てくれる。

    「お昼一緒に食べよ」

    「う、うん。」

    毎度ながら、教室の入り口で大きな声で名前を呼ばれるので皆の視線が…

    「今日はどこで食べるー?」

    「えっと…先輩の教室!」

    「…おもったんだけどさ、毎回俺の教室だけど心の教室でもいいんだよ?」

    「そ、そうだね。でも先輩の教室がいい!」

    「そ、そう?じゃ、レッツゴーっ」

    私がどうして先輩の教室で食べたい理由は…

    私の教室に迎えに来てくれるたびに、

    クラスの女子がかっこいいって話してるの知ってるからなんですけどね…

    それは秘密です!

    …うん。絶対にっ

    「あ、いい忘れてたけどさ?」

    「俺の教室で食べるのはいいけどさ…」


    「目移りはダメだからね…?」


    「えっ?!先輩もっ?!」

    きゅん

    21

    一 織さんをフォロー

    通報する

  13. 「涼〜!帰ろー」

    「おう」

    私は幼なじみの涼と半年前に付き合いました。

    「俺にはお前だけだから。好きだよ」

    そんなこと言われちゃった。

    「おーい帰るぞ。」

    「はーい今行くー!じゃあまた明日ね」

    涼が何か怒ってる。

    「あいつ誰?」

    「あいつ?」

    「さっき一緒にいた奴だよ。」

    「あー斉藤君がどうしたの?」

    「お前あいつのこと気になるのか?」

    「そんなんじゃないよ。だって斉藤君彼女いるもん。」

    「そう……なのか?」

    何だか涼がホッとしたように見えた。

    これはもしかして…

    「ねぇ涼?もしかしてヤキモチ?」

    涼は赤くなって、

    「悪いかよ!」

    だって。

    「心配しなくても私は涼だけだからね?」

    それを言うと涼はさらに真っ赤になった。

    きゅん

    5

    未❤海さんをフォロー

    通報する

  14. ドンっ
    「さっきの人誰?」
    普段は優しい先輩。でも、怒ると超怖くなります。
    「委員会の先輩です!」
    「へーえ、委員会の仕事であんなにくっつく必要ある?」
    「あ、ありません、」
    かなりご立腹な先輩。
    「ないよね?じゃあなんであんなにくっついてたの?」
    「せ、先輩?」
    「なーに?」
    ひいいいいい、笑ってるけど目が笑ってない!怖いよー!
    「言ってくんないの?」
    「あ・・・、」
    「わかった」
    あれ?先輩が素直?
    「帰ったらお仕置きね」

    きゅん

    14

    愛姫羽**さんをフォロー

    通報する

  15. 今日はバレンタインデーと言うことでかれしにチョコをあげます。
    私の彼氏、櫻井瑠斗(サクライ リュウト)はモテる!!兎に角モテる!かっこよくて自慢の彼氏で幼馴染みの私たち。朝きたら下駄箱の中にはチョコとかたくさん入ってるし机の中にまで入っている、机の中に入らなかったらしく机の上にまで置いてあった。さすがの私もこれをみてヤキモチ妬いちゃった…
    でも瑠斗曰く「俺、甘いの嫌いだからいらねー」って、可哀想だよね。

    ***

    『朝のチョコは凄かったよね~、本当モテる男っていいね!!』
    「はっ、別にモテてもあんなにチョコ食い切れねーっての、それに俺甘いの嫌いだし、一番は彼女から貰いてーしボソッ」
    『……?』
    「お前さ分からねーの?俺にはさ1つもチョコくれないで何でほかの奴にあげてんだよ」
    『えっ、あぁそんなことか!私ね別で用意してたの。ガサゴソ、これ瑠斗あげる//』
    「ありがとう」
    私は幸せ者

    きゅん

    13

    白銀メープルさんをフォロー

    通報する

  16. 俺の彼女でもあり、幼なじみでもある未来は
    本当にかわいい
    本人は気づいてないが、かなりの男が未来を狙ってる

    「未来ー って、はぁ?」

    未来が楽しそうに違うクラスの男子と話している
    俺はいてもたってもいられなくなって

    「未来帰るよ」 グイッ

    「え?ちょっと健人!」
    「林君ゴメンね、またあとで!」

    「林ってだれ」

    「え?委員会の人」
    「てか、どうしたの健人?」

    「何喋ってたの?」

    「え///」

    (はぁ?何でそこで赤くなってんの?)

    「なんで照れてるわけ?」

    「え?健人怒ってる?」
    「実は相談に乗ってもらってたの///」

    「なんの?」

    「男子がもらって嬉しいもの///」

    「え?」

    「だって、もうすぐ健人の誕生日だし!」

    「くっ/// 可愛すぎっ」

    チュッ

    「んっ 何」

    「ちょっと俺んちよって、てか強制」

    「え!ちょっと健人!」

    end

    きゅん

    23

    すかいぶるーーさんをフォロー

    通報する

  17. 「じゃあ俺と一緒に行こ、そのドタキャンされた遊園地」
    「やだ」
    「いいじゃん」
    「やだ。別に遊園地に行きたかった訳じゃないから」
    「じゃあどこでもいい」
    「何それ」
    「どこでもいいの。俺がお前と一緒にいる為の単なる口実だし」
    「私は野田の彼女じゃないんだけど」
    「恋人以外とデートしちゃ駄目なんてどこに書いてあんの。法律?」
    「屁理屈!」
    「つーかさ、お前はあんなオッサンより俺の方が似合ってると思うけど?」
    「先生はオッサンじゃ、…あ!」
    「自白したな」
    「…」
    「別にそれをネタに脅したりしないって…って何だよ。その疑ってる目は」
    「べーつに」
    「まあいいや。どうせ疑われてんなら口止め料で遊園地付き合ってもらうから」
    「何でよ!?」
    「その方が交換条件って感じで安心だろ」
    「弱みに付け込んで」
    「だからバラさないって」
    「…」
    「行こ?」
    「でも」

    「俺にもアンタを奪うチャンス、分けてよ」

    きゅん

    30

    望月双葉さんをフォロー

    通報する

  18. 「うーわ」
    「先生」
    「引くほど囲まれてんな」
    「…そうですね」
    「またぶすくれて」
    「放っといてください」
    「あいつも可哀相だな」
    「どこが可哀相なんですか」
    「彼女が妬いてる可愛い顔見れないなんて」
    「…先生、タラシっぽい」
    「人聞きの悪い事言うな。俺は誰彼構わず手出しはしないの」
    「場合によりけり手出しするんだ」
    「そりゃあ男ですから当たり前」
    「ちょ、なんか…顔、近くないですか」
    「そうか?別に…ッてうっわ!あぶね!」

    「スミマセン先生。手が滑って」

    「どう滑ったら三角定規が飛ぶんだよ、生徒会長」
    「先輩!」
    「迎えに来た」
    「あの子たちと勉強するんじゃないんですか」
    「するわけない。ほら帰るよ」
    「あっ、ちょ、せんぱ…」
    「おい生徒会長」
    「何ですか」
    「あんまり目を離してると…奪うぞ?」
    「…させて堪るかよ、オッサン」
    「出たな本性」
    「!」

    「未央は俺だけのものなんで」

    きゅん

    67

    望月双葉さんをフォロー

    通報する

  19. 「今日は未央からしてよ」

    突然の言葉に目が点になる。
    「キス。未央から俺にしてくんない?」
    細められた目が私をじっと見ている。
    行為を促すみたいに先輩の大きな掌が頬を撫でて、指先が唇をなぞる。
    「それとも俺にはしたくない?」
    「…そんな」
    「アイツのことが好きだから?」
    先輩はまだ勘違いしている。
    私が敦を好きだと思ったままだ。
    「敦は…」

    「聞きたくない」

    言葉を遮ると先輩は私の手首を握った。
    いつも強気の先輩の目が不安げに揺れる。
    「他の男の事も、別れ話も」
    そう言うと私の唇に先輩が甘く噛み付いた。

    「何も聞きたくない。…聞かない」

    腕の中にぎゅうっと閉じ込められた。
    逃がさないっていうみたいに。

    「頭が変になりそうなくらい、滅茶苦茶好きなんだ」
    「せんぱ…」
    「閉じ込めて俺だけの未央にしたい」

    未央――。

    そう言って私を見詰める先輩の目が、簡単に私の心臓を焦がした。

    きゅん

    44

    望月双葉さんをフォロー

    通報する

  20. 「隣の男子校の生徒?」
    「すっごいイケメン!」
    女子のはしゃぐ声。
    何も聞こえないみたいに俯いて、校門前で傘もささずに亮が待っていた。
    「よう」
    「何やってんの」
    「降ると思ってなくてさ」
    「風邪ひくよ」
    「どうでもいい」
    「来週試合でしょ」
    「いいから聞いて」
    「…何」
    「昨日は、ごめん」
    俯いた彼の髪から雫がゆっくり零れ落ちる。
    「くだらないことで嫉妬した」
    「え…」
    「お前が男と楽しそうに話してんの見て、…ガキみたいに妬いた」
    「あの人はただの先輩だよ」
    「分かってる。けど…お前に八つ当たりしたから…謝りたかった」
    どれくらい此処で待ってたんだろう。
    私に触れた彼の手はすごく冷たい。
    「馬鹿」
    「馬鹿だわ」
    「ばーか」
    「うるせー」
    「でも好き」
    「…ああ」
    「本当に分かってる?」
    「ああ。だから…も一回言って?」

    …なんて言った癖に。
    続きの言葉を奪うみたいに彼は私にキスをした。

    きゅん

    51

    望月双葉さんをフォロー

    通報する

  21. 「で、それが面白かったんですよ!」
    「お前の話に男の名前よく出てくるよな」
    電話の相手は一個上の大学生の先輩。私の彼氏です
    「そーですかねー?」
    「明日の休みの予定は?」
    「そーなんですよ!明日実は、遊びに行くんです!!」
    少しからかってみる
    「へー?誰と?」
    先輩の声があせる
    「あやこ先輩とっす!」
    「なんだ。女か。あせったわ!ばか!」
    それが嬉しくてさらにからかう
    「もしかしたら、ゆうとも来るかもですけどね」
    沈黙からの
    「ならいっちゃだめ」

    「俺、ヤキモチやくよ?」
    の言い方、声、全てに私の鼓動が加速する
    「私は先輩一筋ですよ?」

    「知ってる」
    えーそれだけ?俺もだよ、とかいってほしかったな
    それにそろそろ時間、、、
    「明日楽しめよ」
    「はーい。じゃあおやすみです。」
    「おやすみ。じゃあ」

    「愛してる」
    切る直前のいつもと違うセリフ
    先輩のせいで私はしばらく眠れない

    きゅん

    32

    萌野真理奈さんをフォロー

    通報する

▲