ケータイ小説 野いちご > 野いちご学園

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  2. 【俺様な先輩と姫 シリーズ2】

    「へへっ…逆チョコってやつ、もらっちゃいました!」
    悪びれもせず、彼氏の俺の前でデレデレしているのは、後輩の姫。

    「食うな」
    他の男からなんて、許さない。

    「えー、せっかく作ってくれたのにっ」
    「…俺を怒らせたいか?」

    「先輩、もしかして嫉妬しちゃってます?」
    挑発するんだな?
    「あっそ…帰る」
    「ちょ、私のチョコいらないんですか!?…愛情込めて作ったのに」
    なんて、ぷくっと顔を膨らませるから

    「先に、お前、食わせろ」
    抑えきれず、唇を奪う。

    「せ…んぱいっ…」
    姫のこんな顔、誰にも知られたくない。
    くそ。誰にチョコもらったんだよ…
    「どんどんモテやがって、…ムカつく」

    姫に出会って初めて知った。
    俺って独占欲、強いんだな…

    「お前の可愛さは俺のもの。
    お前の愛も俺のものだ。
    忘れんなよ?」

    きゅん

    8

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  3. 「優斗〜、チョコ欲しい〜?」
    さりげなーく私は聞く。
    「…え、いまさら?」
    呆れたように、優斗は言った。
    …そう。バレンタインはとっくに終わってる。もうすぐホワイトデーって時期に私は、照れくさくて渡せなかったチョコを渡そうとしているのだ。
    だって幼なじみだし、昔から知ってるし、片想いだし…。
    「まあまあ(笑)そんなことより優斗は女の子からチョコあげるって言われなかったの?」
    さらっと流したな。優斗はまた笑って答えてくれた。
    「んー、あげるとは言われたけど、全部断った。チョコとかいらねーし」
    グサッときた。まるで私に言ってるかのようで。
    「…そっか〜。そうだよね!要らないよね!」
    半ばやけになって振り切るように言ってから口角をあげた。涙がこぼれないように。
    「…いや、そうじゃなくて」
    優斗は照れくさそうに頭をかいた。
    「"お前以外のチョコ"は、いらないって言ってんの。」

    きゅん

    4

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  4. 「用務員のお兄さんだけど、これ見て」
    「落とし物?」

    美友と彼は赤包を見て、持主を探した。

    「大好きな●●さんへ 桜田美友よりって、私の名だ?」

    汚れた宛名を読んでいると、声がした。

    「何やってんだよ」
    「いかがしました?」
    「ねえ、調子どう?」

    三人男の前で彼女は首を傾げていた時、放送が流れた。

    『エアラブ放送局です!美友さん!僕、チョコ待ってます!』

    「は?」
    「公私混同とはこの事ですね」
    「やるな?」
    「おい。お兄さんもまだだぞ」

    「ふわ?眠い……何してんの」

    生徒会の先輩まで現れた校庭隅で、男子達が騒ぎ出した時、頭上から声がした。

    「おーい。貴様ら。それワシの!返せ」

    「理事長爺さんか」

    これを知った五人は勝手に食べてしまった。

    「あの皆さん……お味は?」

    最高!の言葉に彼女は恥ずかしそうにうなづいた。
    うらら学園のバレンタインはこうして甘く幕を閉じた。

    きゅん

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  5. エリカは放課後ミッションに挑んでいた。
    普段通らない廊下を忍び足で歩き、ゆっくりと重たいドアを引く。軋む音さえ惜しい。

    それからお目当ての机に到着し、再三再四、辺りに野次馬がいないことを確認してから、かさ、と出したくない音を出しながらも、中に混入させた。
    そこまでできたら、ミッションはクリアしたも同然――。

    「エーリーカ、何してんの?」

    したり顔の男がエリカの背後をとって、抱き寄せた。
    ミッション遂行中に突如として現れた宿敵に、肩を跳ねらせるも、彼の腕の中でそれさえ封じ込められるようだ。

    「絶対1年の校舎側来ようとしないのに、今日はどんな用事でここを通って、しかも俺の席にまで来たんだ?」

    まだ机の中からはチラリと見えるラッピングが、彼に気を大きくさせている。

    「先輩、俺の机にイタズラでもしに来たの?駄目だよ、そういうのは、ちゃんと俺にしなきゃ」

    彼は「ありがとう」と呟いた。

    きゅん

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  6. 今日は彼と付き合い出してから初めてのバレンタイン!
    今年はいつもより頑張って手作りにしちゃった
    喜んでくれるかなー
    クラスが違うので彼の教室へ向かった
    そこには沢山の女子達に囲まれる彼の姿が…
    まあ、イケメンだしわかってたんだけどね
    でもやっぱり妬いてしまうわけで
    彼と一瞬目があってもプイッと顔を反らして自分の教室に帰ろうとした
    後で放課後に渡そう
    すると後ろから爽やかなシトラス系の匂いにつつまれた
    「待てって、俺にチョコくれないの?」
    「私からもらわなくてもくれる人いっぱいいるんじゃない?」
    嘘 本当は誰からももらってほしくない
    「俺はお前からしか受け取らないよ?」
    彼は本当にいつも私の欲しい言葉をいってくれる
    いつもはまだ許さないところだけど、今日は私の負けかな?
    チュッ
    彼の頬に触れる程度のキスを落とす
    とたんに彼の顔は真っ赤に
    「ちょっ、えっ?」
    ハッピーバレンタイン♪

    きゅん

    7

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  7. あの箱は、駅前の洋菓子店の数量限定のチョコレート。
    あのラッピングは、有名チョコレート店のロゴが入ってる。
    あの紙袋は、手作りかな?気合入ってる…。
    「先輩。大量ですね」
    「おう。今年は去年よりも多いな」
    今年が最後のチャンスだから…。
    先輩は何でもないことのように、それでも嬉しそうにそれらを一つにまとめる。
    私はその間、キャンバスに視線を向けていた。
    頭がくらくらするのは、きっと油絵具のツンとした臭いのせいだ。
    「水樹は今年もくれないの?」
    「そんなに貰って、まだ欲しいんですか?」
    「えー?だって大事な後輩からも貰いたいじゃん?」
    大事な後輩、ね。
    別にどうでもいいけど。
    「あげませんよ」
    少しがっかりしたような表情で、先輩は帰っていった。
    その後ろ姿を見送りながら、今年も渡しそびれてしまったチョコを一人頬張る。

    先輩には絶対にあげない。
    だって、あげる前にもう答えが分かっているから。

    きゅん

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  8. 「あれっ、今日花怜部活ないん?」
    「いいや。私が部活休むだけ。体育の時に右手首捻ったから、楽器吹けないのよ」
    「あらら、お大事に」

    私はいつもとは違い左手でカバンを持つ。

    バイバイ、と包帯の巻かれた右手で和斗手を振り教室を出る――はずだった。

    「ちょっとまった!」

    と和斗が私の左腕を掴み、教室の中へと引き戻す。

    そのまま和斗の席まで引っ張られる。

    「なんやねん、ちょっとびびったやないかい」
    「いや悪かったって。これ渡すの忘れててさ」


    和斗がカバンの中から取り出したのは赤いラッピングがされた正方形の箱。

    少し甘い匂いがする。

    「なんなんこれ?チョコ?」
    「うん、チョコやけど?」

    なんであんたが私に?普通私からあんたにじゃない?

    そう言おうとした時だった。

    「逆バレンタイン。たまにはこういうのもええんとちゃう?」

    ニコッと和斗は笑った。

    きゅん

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  9. 今日はバレンタイン〜先生にチョコ作って来ちゃった☆
    学年室いるかな〜?
    「失礼します
    柄本先生に用事があって来ました」
    先生「は〜い!どした〜?」

    「あ、先生一人なんですねw」
    先生「あぁwみんなどっか行っちゃったwで、どしたの?」
    「その…渡したいものがあって…」
    先生「ほう…どれどれ?」
    「えっと、バレンタインチョコなんですが…どうぞ」

    先生「・・・これ義理?それとも……」

    「ほ…本命です…///やっぱ…迷惑ですか?」
    先生「・・・本命…か…//
    内心めちゃくちゃ嬉しい…!」
    「良かった〜…!」
    先生「ありがとう!!あ、でもバレたらまずいだろ…wじゃあ、とりあえずもらっとくね!お礼は後ででいい?」
    「はいっ!受け取って頂きありがとうございます!あの…まずかったら捨ててくださいね(汗」
    先生「いやいやw美味しく頂くよっ!ありがとう!じゃあ、また後で!」
    「はい!失礼しました〜!」

    きゅん

    2

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  10. 「…そろそろ、か」

    時計を見つめ俺はあいつの待つ三年の教室へと足を運ばせる
    時刻は17時50分
    あと、10分

    それは大きな賭けだった
    けど、この賭けは________

    「________俊」

    か細いくせしてよく通る澄んだ声
    待ちくたびれたと言って少し怒る目の前の奴は俺の2つ上の幼馴染み
    つか時間通りじゃねーかよ

    「…それで、話って何?」

    「……わかってんだろ」

    そう言うとこいつは切なげに笑う
    …くそっ、

    「俊、私は…」
    「俺はお前が好きだよ。誰よりも_________あいつなんかよりも」

    16年間の思いを今ストレートにぶつけた
    それでもこいつは俺の告白に1ミリたりとも動じない

    「ありがとう俊____ごめんなさい私はやっぱり先輩が好きなの」

    先輩、な
    「あぁ、俺も急に悪かったな……
    今の全部忘れていーから」

    「うん」

    1度目の告白はあまりにも苦かったんだ

    きゅん

    3

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  11. 明日はバレンタイン

    何かクラスの男子にあげるものはないかと駄菓子屋にくると、面白いものを見つけた

    『義賊チョコ』

    「こ、これはすごい」

    何度も言うが明日はバレンタイン、
    私の胸は別の意味で高鳴った

    〜当日〜

    「と言うことがあったんだ。昨日」

    親友のことかに話しかける

    「まぁ!良かったわねぇ、れんちゃん義賊とか義勇軍とか好きだもんねぇ。ルパンとか五右衛門とか」

    「おぅ、大好きだっ!」

    ババッ

    「れんちゃん、今日はバレンタインなの、迂闊にそう言う発言は駄目よ。クラスの男子が反応しちゃうから。それであるだけ全部買ってきたの?」

    「そう、ひとつ10円。さすが義賊、民に優しい」

    「それを配るの?」

    「くくっ、ただ配るだけじゃあない。作るんだ義勇軍を!、集え!男子諸君!バレンタインに不満があるもの!今こそ立ち上がる時である!・・と」

    「それ、やめた方がいいわよ」

    きゅん

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  12. 今、私の目の前にいるのは
    私の幼なじみで、私の好きな人……

    私「はい、これチョコ」
    大樹「ありがと、ってこれは義理?」
    私「ぎ、義理に決まってんじゃん…」
    大樹「ふーん。ニヤニヤ」
    私「な、なによ」
    大樹「俺、お前からの本命欲しかったな」
    私「なっ、なにいってんのよ///」
    大樹「まぁ、今年は許してやるよ」
    私「なによ、偉そうに」
    大樹「でも来年はまたねーから。ボソッ」
    私「えっ……」

    来年はあなたに本命作ってもいいですか?

    きゅん

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  13. ネタバレ注意⚠️

    優也は袋からチョコを取り出した
    そしてわたしの口の近くに持ってきたのだ


    わたしが恥ずかしがっていると、優也は眉間にシワを寄せて「いらねーの?」と言ってきた

    「は、は、はい!食べます!」
    そう言って目をつぶった。

    あれ?チョコなくない?あれ?なんで?


    わたしはおかしいなとか思いながらチョコを待っていると…



    ーーーーーーチュッ


    え?…
    わたしはびっくりして目を開けると優也の顔がそこにあった!
    わたしは驚いたままかたまっていると


    「もう一回目を閉じろ…」


    そう言われてもう一度目をギュッと閉じるとどんどん深くなるキス…しかもなんかチョコの味がする…わたしは優也に合わせるのが大変だった

    体もどんどん熱くなるし…息も荒くなってくる…

    すると急に唇を離してわたしが肩で息をしているのを見ながら舌で唇をペロッとして不敵に笑って


    「ごちそうさん。」

    きゅん

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  14. いつもより少し高く結んだポニーテール、ちょっと気合を入れたメイク。よし、大丈夫!今日こそ好きってちゃんと言う

    部活後、いつも通りコーヒーを飲んでる颯太先輩。

    ー 先輩の持ってる紙袋の中には大量のおかし、妬けるなあ

    「…チョコ自分で食べちゃおうかな」
    ー ボソッ

    「そのチョコくれねえの?」

    「今?でも、手ふさがって…」
    「食わせてくれない?」
    「わ…わかりました、はい」
    ー パクッ

    「ん!うまい」
    「先輩…いつもブラックコーヒー飲んでるから苦手にしました」
    「お前の人のそういうとこすげえ好き」
    「不意打ちはずるい!」
    「他の部員は甘いの好きなのに俺のだけわざわざ苦めにしてくれたんだろ?ありがとな」
    「…はい」

    「あの…先輩いつも素直になれなくてごめんなさい。けどちゃんと先輩のこと好きです」
    「どこでそんな技覚えてきたんだよ…おいで葵」

    「いつも名前で呼ばないくせに…」

    きゅん

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  15. 「ねぇ、いたるって好きな人いるの?」

    「いるよ。」

    「(じゃあ、こんなチョコあげても迷惑か、家帰ってから食べよ)」

    「あれ、今年はチョコくれないんだ( ͡° ͜ʖ ͡° )」

    「だって、好きな人いるんでしょ?うちがチョコなんてあげたら、その子に迷惑だよ」

    「何言ってるんだよ」

    「うちは、、、いたるのことが、、好きだから、、応援してあげる」

    「は?俺の好きな人、ゆななんだけど。」

    「ふーん。って、ええぇぇぇー!」

    「知らなかったのかよフンッ」

    「だって、そんな素振り見せなかったじゃん(。•́ωก̀。)…グスン」

    「チュッ」

    「もう!⁄(⁄ ⁄•⁄ω⁄•⁄ ⁄)⁄不意打ちはずるって…」

    「それは、こっちのセリフ。お前の1つ1つの行動が可愛すぎて、こっちは理性保つの大変なんだから」

    「え、?」

    「だから、その顔やめろって、俺以外の男の前で絶対そんな顔すんな」

    きゅん

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  16. 『いたるのことが好きです。いたるの気持ちはは今度の塾の時聞かせてください。』

    今は、学年末テストのテスト週間真っ只中。でも、会う時がないため、彼がいる場所に行き、渡した。そして今日はその返事をしてもらう日。いつも授業が終わってすぐ出ていく彼も今日は教室に残っていてくれた。手紙を読んでくれたことはわかったけど、私に勇気がなく聞けなかった。いや、聞かなかった。振られるのがわかっていたからだろう。彼は私のことをきっと女として見てくれてないだろうし、ふられたら、テストどころではなくなる。だから、自分から逃げてしまった。でも、やっぱり彼の気持ちを知りたい。その一心で次学校いった時友達に会いに行くふりをして彼を呼んだ。6時にいたるの家に返事聞きに行くからと言った。6時になり、彼は現れた。

    そして、返事はまさかのOK
    耳を疑ったけど、それはやっぱり本当で、私は、その日嬉しさのあまり寝れなかった。

    きゅん

    5

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  17. 「よっ」ってお互いに挨拶した

    「今日渡したいものあって・・・」

    佑都から、チョコもらったあたし・・・

    「・・・・え?」

    「俺・・・・なって言うか・・・
    スキなんだ、お前のこと。友だちからでいいから距離
    縮めてお互いに好きって思ってたら、付き合えないかな?」




    「12000秒待って!!!!!」



    「長いわ!!!(笑)」



    そんな告白された


    次の日










    部活頑張ってるとこ見たらキュンとしちゃった。


    惚れ直した。

    きゅん

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  18. 私香穂にはクールで俺様な幼馴染、陸斗がいる 

    私の片思い。
    毎年、バレンタインにはチョコをあげてる
    義理だけどね?本命を渡せる時が来るのかな、?

    「あ!モテモテ陸斗だ!チョコいっぱい貰ったんでしょー!
    『俺、好きな奴からしか貰わないから。誤解されたくないし
    「え、好きな奴、、

    (私、バカだ、何もしないで後悔してる)

    「じゃあ私帰るね
    『待て!チョコくれないの?
    「好きな奴からしか貰わないって言ったじゃん!
    『お前は別。毎年くれてんじゃん
    「そうだよね、はい。好きな人から貰うんだよ。

    『俺、お前からの義理チョコなんていらない
    「え?!陸斗が欲しいって言ったんじゃん!
    『あ~!だから!俺は香穂が好きだ!
    だから、本命が欲しいんだけど!
    「え、、嘘、
    『本気!

    「私も陸斗が大好き!これ!受け取って!
    『あぁ、ありがとな!



    今年は、本命チョコを渡すことができました!!

    きゅん

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  19. 「おはよう、今日も寒いですね」

    「さようなら、また明日です!」

    「おやすみなさい」

    いつもあなたに言っているよ(心の中で)

    強く強く心で願えば、いつかは気づいてもらえるかな?

    気づいてくれればいいのに。




    でも、わかっている。

    思いは外に出さないと届かない事を。

    口からだったり、

    手からだったり。




    告白するのは、とても勇気がいることだ。

    自分の思いを伝える勇気。

    相手からの答えを受け止める勇気。

    勇気を持って、動くのだ!

    自分で動かないと何も変わらない!



    だから、チョコレートのイベントの力を借りて、あなたに思いを伝えるよ。

    小さな小さな勇気を集めて……。




    「先輩っ!」

    きゅん

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  20. 今日は2/14。そう、バレンタインデー。私は終礼が終わったあと幼なじみの純也にチョコを渡そうとしている。

    純也は私の隣の家に住んでいて、小さい頃から家族ぐるみで仲がいい。私はずっとずっと純也のことが好きだった…でも純也は私に恋愛感情なんか全くない…少しでも意識してもらいたいな、、

    キーンコーンカーンコーン
    「気をつけて帰れよー。」
    ついに来た。放課後。 よしっ。
    「純也ー。帰ろうぜー」
    純也の友達が純也を誘う。
    「じ、純也。ちょっとまって。」
    「…なに?なんか急用?」
    「う、うん。ちょっと…」
    「わりぃ。ちょっと急用できたわ。」
    純也はそういって友達の誘いを断ってくれた。
    「…で?なに?」
    「あ、あのね、、、これっ」
    私はチョコを手渡した。
    「…え、これって…」
    「…そう。私、ずっとずっと純也のことが好きだったのっ、、」

    純也の顔は私が今まで見たこともないくらい真っ赤だった。

    きゅん

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  21. 「今更だけどこれ、あげる」
    「お、サンキュー」

    今日はバレンタイン。
    私が悩みに悩んで選んだ、高くもなく安っぽくもないけど他とは差別化させたいチョコを渡したら、それをあっさりと受け取った。
    うん……まぁ私達の腐れ縁ならこういう反応だよね。
    いや、別にもう少し期待した反応を見せても良いんじゃないかなーと思ったけど、私は平然とした顔で踵を返した。

    「おい」

    さぁ家に帰ろう、と足を踏み出した時、後ろから引っ張られる感触と私の動きが止まった。何だろうと後ろを振り向くと、幼なじみが厳しい顔をしてる。
    何を言われるんだろ?と首を捻って待ってると更に厳しくなった。

    「これ、義理?本命?」
    「え……?」
    「……だから」

    聞き慣れない声に思わず聞き返すと目の前の人が凄む。
    本気度の伝わる、低い声をして。

    「俺、今年からは本命しか受け取らないようにしてるの。だから本命なのか?
    本命なら受け取るよ」

    きゅん

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