ケータイ小説 野いちご > 野いちご学園

野いちご学園メニュー

ようこそゲストさん

  1. 3件ヒットしました

  2. 「っ、離してください!」


    「威勢のいい女は嫌いじゃねぇぜ」

    「痛い事しないから安心してね」


    怖い怖い怖い怖いっ

    恐怖で足が震える。もう無理かも……そう諦めていた時。


    「ーーこんな公の場で何してんの?」


    凛とした男の人の声。この一言で空気が凍りついた。


    「俺の女になんか用?」


    っ!?何言って、この人っ


    「お前、誰に向かってそんな口きいてんーー」

    「ッ!?お、お前、もしかして、陰蘭の総長の璃玖!?」

    「…は?んなわけねぇだろ、こんなやつ」


    フッ、と鼻で笑う男と、顔を真っ青にして怯えている男。


    「……わかったんなら黙って退け。」


    「「ーーーっヒィィ!!」」


    とうとう2人とも顔面蒼白にして風のように走り去って行った。


    残された私はと言うと………


    「おい」


    「は、はい……!」


    早くこの場から離れたい……。


    「ーー俺の女になれ」

    きゅん

    12

    Picoさんをフォロー

    通報する

  3. 毎朝の通学電車は、満員ではないけど、わりと混んでる。

    ぼくの斜め前におねえさんが立ってた。

    あ、きれいな人。

    でも、何か様子おかしい。


    パッと見下ろしたら、おねえさんのお尻に、男の手。

    ぼくの反対側から、おっさんが手を伸ばしてて。


    「は、犯罪行為ですよっ!」


    おっさんの手首をつかんで、震えながら言った。

    と、次の瞬間、おねえさんが動いた。

    振り向きざまのキックが、おっさんの急所に突き刺さる。


    「くたばれ、バカ!

    あたしの体にさわりやがって!」


    様子がおかしかったのは、怒ってたかららしい。


    「か、カッコいい」


    「あんた、中学生よね?

    勇気出してくれてありがと」


    にこっと笑った顔は、すごくかわいくて。


    「あ、明日も、というか放課後、会えませんか?」


    「あはは、ナンパ? OKしてみよっかな」


    カレンダーより遅れて、ぼくにも春が来ました。

    きゅん

    27

    氷川マサトさんをフォロー

    通報する

▲