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  2. 「なんで怒ってるの?」
    わたしが聞けば、
    「……わり」
    相川は歩調を緩めてわたしの隣に並んだ。
    「…だよな、お前、俺らに付き合ってくれてんだし…ごめん」
    急に…素直になられると、反応に困るよ。
    「はあ……俺、なにしてんだろ」
    「へ?」
    「あ、いやんでもね」
    「じゃあ行こ」
    わたしが前も見ずに歩き出すと、不意に前方から自転車が迫ってくるのが見えた。
    あっ、やばいっ!
    ーグイッ
    ポスッ。
    「っぶね」
    っ……!!!
    爽やかな香りに包まれて、身体中がドキドキ悲鳴を上げている。
    ドッ、ドッ、ドッ…
    わたし今…相川に抱きしめられてる…?
    「あ、相川…?」
    「あ、わりい」
    パッと離された腕。それとともに消える温もり。
    もっと包まれていたかった…なんて、欲張りだよね。
    最初はデートだけで十分だったのに…どんどん欲する自分がいる。
    もっと、もっと相川でいっぱいになりたい。
    なんて、きもちわるいかな。

    きゅん

    6

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