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只今テスト真っ最中!
緊張するうう!
なんて言ったって、テスト監督は皆んなにはナイショで付き合ってる担任の浅倉先生。
皆がテストに集中してるのを良い事に、口パクで『好き』『愛してる』『ご褒美もらえるかな?』とか言ってくるから全く集中できない.……
しかも!
基本教卓なんだけど、たまに教室を巡回している最中に髪クシャってしてくの!!
集中できる訳がない。
ついうっかり、消しゴムを落としてしまった。
静かに手を挙げると先生が拾ってくれる。
そっと、手渡してくれた時に耳元で囁く。
「テストの結果、クラス1位じゃなかったらお仕置きね」
ぴぇ!
チラリと先生の顔を見るとイタズラっぽく笑っている。
それから、先生は口パクをしなくなった。
私は必死に問題を解く。
だけど、先生のいう"お仕置き"が気になりすぎて、やはり、私は集中できないのだった。
「先生ごめんねお仕置きして」
哀川 羽純さんをフォロー
テスト中
はぁ、何でこんなに難しいの?
チラッ
隣の席の気になる彼は既に回答を終えたらしく机に落書きをしている
「なんであいつは頭が良いんだ」
げっ、目があった
すぐに答案に目を戻す
「ねぇ、なんでこっち見たの?もしかしてカンニング?俺も一個分からない問題があってさぁ、見せてくんない」
彼は、ずいっと顔を寄せてくる
「先生カンニングです」
「あっ、お前先生呼ぶなよ」
『2人ともちょっと廊下に来て下さい』
廊下にて
『なんで答案みたの?』
「答案は見てません、彼女を見てたんです」
「なっ!」
『言う事はそれだけ?』
「いえ、彼女にもうひとつ、さっき分からない問題があるって言っただろ。俺お前が好きなんだ。お前の気持ちが分からないから教えてくんない?」
「今言うっ!?過程が最低だわ」
「駄目なの?」
「あ、あぅ、けっ結果だけで評価するなら
満点、です」
天宮 月さんをフォロー
先「テストは50分間だ。はじめ。」
{ページをめくる音}
大好きな先生の目の前なんだから!
{少したって}
どうしよう・・問6がわかんない
私「あっ」
消しゴム落としちゃった
私「先生」
ツカツカ
{消しゴムを拾う}
私「ありがとうございまっ!?」
唇が・・何かにあたってる・・
キ、キス?・・
えっ!?キ、キス!?
先「皆テストに集中して、気づいてない。」
うそ・・
先生が・・私のファーストキスの相手になっちゃった
キャッ!
耳がくすぐったいっ!
先「問6はア、イ」
ツカツカ
み、耳、おかしくなりそう・・
顔が真っ赤になっちゃうよ・・
どうしよう・・テストに集中できない・・
なんか、問6の答えのア、イ、
先生から愛を受け取ったみたい・・
って、私なに考えてんの!
全部先生のせいなんだから・・
ドキドキしちゃうよ・・先生・・
ひかールさんをフォロー
自分が苦手な社会のプリントを配れてから早10分。…今だに最初の問題すら解けないでいた。
(分かんない…)
そんな事を考えながらシャーペンを鼻と口の間に挟ませ顔を上げると、先生と目が合う。
「…」
「…」
先生が目線をプリントへと向けてまた私の方を見る。
(…やれってか)
私はもう出来ないと分かっているから首を横にふる。すると先生が口パクで何か言い出した。
(…?…ば…か…お…ん…な…)
「なっ…怒」
カラカラン
挟んでいたシャーペンを落としてしまいうるさくなってしまう。再び先生を見ると笑いを堪えていた。
(…あんにゃろう)
もう知るかと思い出来もしないプリントをやろうと下向く。すると先生がわざとらしく咳き込むものだから嫌々ながら顔を上げるとまた口パクで何かを言い始めた。
(…す…き…だ…)
「…」
私はもういたたまれなくてテストどころではなかったのだった。
テスト中の彼氏と彼女のやりとり
帳 ほとえさんをフォロー
それはあるテスト中のこと───
私の席は窓側の一番後ろで、隣では憎いけど憎めないような男子が寝てる。
…テスト中なのに寝てるとか、らしいな。
なんて考えてたら机から解答用紙が床に落ちた。
…やばっ!
私は大きく手を挙げる。
でも、窓側の一番後ろの席の私に気づくはずなくて。
解答用紙ないと書けないじゃん…。
って考えてたら、
カランッ
て音がして、隣のそいつの鉛筆が床に落ちた。
そしたら先生は鉛筆と解答用紙の両方を拾ってくれた。
…なんで…。さっきまで寝てたじゃん。
まさか、ずっと見ててくれたの…?
そいつはニッと笑ってピースする。
…バカ。ずるい。ほんとバカ。
恋におちる音がした。
むらっしーさんをフォロー
きゅんができる!
本当に解除しますか?