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今日は、幹部室にあげはと二人っきり。
龍は嫌々出て行ってた。
「みんな、居なくて寂しいね。
ごめんね、子守みたいで遊びに行きたいよね」
そう、あげは、はいつも俺にだけ少し遠慮気味だ。
ギュッ。
後ろから抱き締めた。
「シュウくん?
ダメだよっ」
「何が?
だってあげはが、可愛いのが悪い」
そう、可愛いあげはと二人っきりなんだ。
今はうるさい般若もいない。
「いいじゃん、あげは。
今は、俺のもん。
龍には、渡さないっ」
「シュウくん、バレたらどうなるか分かる?」
「あげはが、言わなきゃバレない。
いいじゃん、抱き締めるのが嫌ならキスするぞ?」
ビクっと肩が震えた。
「意地悪する人は、嫌いですっ」
振り向いたあげはの瞳は、ウルウルと揺れた。
ギュッ、と抱き締めた。
「悪かったよ、泣くなよっ。
意地悪で、ごめんっ」
可愛くて時々、ハッ、とする。
愛しき蝶にみんな恋をする。
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