ケータイ小説 野いちご > 野いちご学園

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  2. 「好きなの」
    「ごめん、好きな人がいる」
    「そっか」
    わかってた──


    放課後、外には見たくない2人がいる
    「っ」
    …嫌だな
    「咲良先輩ー」
    また…
    「しつこいよ、夏」
    「冷たいなー」
    うざい
    「ま、そこも魅力ですけど」
    やめてよ
    「あっ、こないだ面白い漫画見つけて」
    私なんか…
    「ほっといてよッ」
    つい、大声が出た
    「あ…すみません」
    最低だ…私

    ─翌日─
    「なぁ、見た?」
    「うん、すごかった」
    騒がしいな。窓の方に人が集まっていて、私も外を見る
    「!?」

    〈俺はずっと好きです〉

    グラウンドに大きく書かれた文字。その横には夏がいて、私を見つけたのか、手を振ってくる
    「っ…」
    なによ…。私、夏を傷つけたのに

    こんなの
    「ふはっ」
    笑っちゃうじゃない

    そういえば、失恋してから初めて笑えた

    ありがとう、夏

    小さく手を振り返すと嬉しそうに跳ねる夏

    それを見てもう一度笑った

    きゅん

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  3. 今日は体育祭。ワイワイしているが、俺はさっきの事を思い出しイラついている。

    「ずっと前から好きだった」
    真っ赤な顔でそいつは俺の好きな人に告白した。俺は教師、相手は生徒。
    簡単に告白はできない。

    そして今、俺は欠員が出た借り物競争に特別参加している。イラつきながらお題の紙を開く。
    〈大切なひと〉
    このお題か。
    どうするか悩んでいると目に入った2人の楽しそうな顔。付き合ったのか?

    「おい、柚希っ」
    「先生、えっ」
    俺はそのまま手を引いて木の陰に行った。

    「どうしたんですか?」
    「あいつと付き合ってんの?」
    「え? あっ竹中くんですか? 違いますよっ」
    「そうか、良かった」
    「なぁ、頼みがあんだけど」
    「え?」

    頼むから
    「卒業するまで誰のものにもなるんじゃねぇぞ」
    「なっ」
    赤くなって意識している表情にドクンと胸が鳴る。
    可愛すぎだろっ。

    卒業式に絶対俺のものにするからな。

    きゅん

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  4. 「待ってて。絶対決めるから」


    私がマネージャーを務めるサッカー部はリーグ戦を勝ち上がり、今日はその決勝戦が行われていた。

    今は1対1の接戦。

    三年生の私にとって、この試合は私がマネージャーとして参加する最後の試合だった。

    相手は後半戦に強い強豪校。

    対して私たちのメンバーはもう足が重たくなっている。

    最後の休憩タイムもあと1分で終わってしまう。

    不安が顔に出ていたのか、後輩の亮くんが私に声をかけてきた。

    「俺たちは負けませんよ。絶対に、先輩方を笑って送り出しますから」

    「亮くん…」

    「俺、シュート決めますから。そしたら、」


    「、っ…うん。待ってる」

    「待ってて。絶対決めるから」


    『そしたら、付き合ってくれませんか?』

    きゅん

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  5. 「花[ハナ]先輩、何描いてるの?」
    ヽ(; ゚д゚)ノ ビクッ
     「ひゃ!!!
     な、な、な何、晴輝[ハルキ]!?」
     「だからー『何描いてるの』って聞いてるの。」
     「何にも描いて無いでございまする!!」
    ひゃーー!!びっくりしすぎて語尾が変になっちゃった!!
     「ププッ、どうしたの?挙動不審になって?
    何か変な物でも描いたの?」
     「描いてないってー(汗」
     「(^ー^)ニヤ なら見せてせーんぱい」
     「絶対ダメ!!」
     だってそこには…
     「先輩?何で僕の絵がこんなに描かれてるの?」
     オーマイガー!!私の必死の抵抗でも効かなかったなんて…
     (チーン)
     「おーい、センパーイ!起きてますかー?
    僕怒ってないよ?逆に好きな人に描いてもらえるなんて嬉しいよ?」
     「( ゚д゚)ハッ!えっ?今好きな人って?空耳?」
     「空耳じゃないよ先輩、僕のこと好き?」
     「うん!!大好き」

    きゅん

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    杏蓮さんをフォロー

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  6. "初恋は実らない"って
    よく聞くけれど…その通りだ

    「陽臣ー、そろそろ休憩」
    ただいま部活の真っ最中
    私、茄流は誰よりも愛しい彼の名前を呼ぶ

    陽臣と私はただの幼なじみ。
    …でも私は恋愛対象として彼を見ている。
    ずっとずっと好きだった、
    私の初恋の人

    「茄流の鬼め!!ちょっと部活遅れたくらいでグラウンド20周なんてひでぇーよ!!」

    「ふんっ、どうせ杏子とイチャイチャしてたんでしょ?」

    「…」
    顔を真っ赤にしちゃってさ、
    図星じゃん…

    イライラ、ムカムカする
    …胸がズキズキする

    「自分に彼氏がいないからって、ひがむな(笑) 」
    …。
    「茄流は俺という彼氏がいるから、陽臣は彼女のところにいったいった」

    私を抱き寄せて昴はそう言った

    はっ?

    「陽臣なんてやめて、そろそろ俺のことを見ろよ」


    -新しい恋心芽生えていたことに気づくのは、まだ先の話-

    きゅん

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    箆杏さんをフォロー

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  7. 『きゃーーーーーー』

    この声に私はいつも不機嫌になる…

    「おい、何不機嫌になってんだ?」

    声を掛けられ振り向くとそこには私の自慢の彼氏の智也が…

    私「智也部活中じゃないの?」

    智也「今は休憩…それに、そんな不機嫌ほうな顔をしてるって分かってほっとくわけないだろ」

    私「……部活頑張ってね」

    智也「任せとけ!

    あっ、お前は俺の彼女なんだから堂々とそこで俺を応援しろよ!」

    そう言って彼は私の頭を優しく撫でた

    私が今どんな気持ちになっているかも知らずに…

    私「ばか…大好き」

    その声は智也への大歓声で掻き消された

    でも智也はこっちを見てニカッと笑ったような気がした。

    きゅん

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  8. 「はぁ......はぁ......」

    タイムは?
    そう聞くように私はタイマーを手にする誠先輩を見上げた。

    「6秒7。おめでとう」

    ろくびょう、なな......。それって、

    「やった! 新記録だ!!」

    嬉しくて柄にもなく叫んじゃった。ちょっと恥ずかしい。

    「毎日よくがんばってるよね。俺、ちゃんと知ってるから。次の大会、凛ちゃんならきっと勝てるよ」

    そう言って先輩は、私の頭にポンっと手を置いた。

    瞬間、鼓動が速くなる。そんなの、ずるいじゃない。

    「先輩──。優勝できたら、ひとつお願い聞いてもらえますか?」

    「もちろん。なんでもきくよ」

    風になびく先輩の髪も笑顔も最高にずるくて、でも世界一綺麗だった。

    きゅん

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  9. 体育の時間。もう浮かれて機嫌のいい私は独自の体操をしていたら先生に怒られる。だがそんなのはお構い無し。そのまま授業をしていると先生は違う先生に呼ばれてどこかへ行ってしまう。終わりまであと10分あったので遊んでようとしたら嗅ぎなれた匂いが鼻をかすめた
    (…?)
    不思議に思い近くにいた合同で一緒だった男子を見ていると知っている名前の体操服を来ている男子がいた
    「ねぇ体操服くれない?」
    「…え?」
    困惑する男子を他所に着ていた体操服を脱がそうと掴むと男子は怯えた様子で逃げていく
    「ちょっと!体操服ちょうだい!」
    必死に逃げる男子だったが私の本気の走りには逃げれるはずもなく呆気なく捕まえる。そして抱きついた
    「お前の!彼氏!見てるから!」
    そう言う男子に彼のいる教室を見てみるとたしかに窓からこちらを見ていた。そこで怒っていると最初は驚いていたものの後から笑いを堪えきれなかったのか物凄く笑っていた

    きゅん

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  10. あ、今日もいる。


    放課後、教室の窓から
    いつも外を眺めてるのは、

    同じクラスの野村さん。


    その視線の先にいるのは、野球部の安部。


    その視線が俺に向くことがなければ、
    サッカー部の方に向くことすらない。



    たぶん、ふたりは付き合ってない。
    完全に野村さんの片想いだ。

    しかも、安部は野村さんの視線に
    全く気が付いていない。


    正直、安部が羨ましい。
    誰かにこんなに想われてるなんて。


    なんか、もやもやする。
    もどかしくて、いじらしい。



    俺だったら、すぐに気が付いてあげるのに。
    なんで、安部なんだよ。

    きゅん

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  11. 先輩!先輩!ん?
    さっきから耳元でアイツにに呼ばれているような気がする。そんな訳ねーのに。
    今アイツは、体育の授業中。
    ついに俺もアイツに洗脳されちまったか?
    「瑛士!起きて!」
    この声は柊だな。
    さっきまで寝てたけどもう起きてるよ。
    「何だ柊」「葉弥ちゃん。呼んでるよ?」
    「は、?そんな訳ねーだろ
    アイツは今体育の授業中のは「先輩ーーーーーーい!」ず…!」
    窓際の席の俺はパッと声のするグラウンドの方を見た。
    そこには俺の教室を見上げて微笑んでいるアイツが。
    はあ、アイツも懲りずによく毎日毎日…
    そのままずっとアイツのことを見ていると
    長い俺の体操服のジャージを着たアイツが
    「先輩ーい!だーーい好きですよ?」そう言った
    俺はさっきの、顔を自分の机の上で組んだ手に埋め目を閉じた。
    「瑛士何照れてる?」「照れてね」「つまんないな」
    こんな事言ってるけどしってるよ?神様はその真っ赤になった顔を。

    きゅん

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  12. 「いいタイムだよ!このままだったら明日の大会決勝まで行けるかも!」
    息を切らして倒れ込んでる後輩、翔くんに私は興奮しながら喋っていた。
    明日は大事な全国陸上大会の選手権。上位3名までが全国大会への切符を手にするのだ。
    そして翔くんは100m走に出場する。私はそのマネージャーだ。
    息を整えた翔くんは、
    「先輩…」
    と何故か言いにくそうに私に声をかけた。
    思わず首を傾げると、大きく深呼吸をした翔くんが私をじっと見つめた。
    「明日の大会、絶対優勝します。そしたら1つお願い聞いてもらってもいいですか?」
    おずおずとした感じで私の方を見つめてくる。
    「うん!私に出来ることがあればなんでも言って!」
    そう言うと、
    「よかった…じゃあ俺が優勝したら…俺の彼女になってください!」
    顔を真っ赤にしながらそういう彼につられて私も顔が熱くなる。
    「…じゃあ絶対優勝してもらわないと…私も…彼女になりたいから…」

    きゅん

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  13. 「結衣〜」

    私がボールを並べていると剣介がこっちに来て私の前に立っていた。

    「絆創膏もってる?」

    「あーうん、どしたの」

    「豆潰れた」

    と手のひらを見せて

    うわ、痛そう

    「貼ってもらえる?」

    「もちろん」

    剣介は満足気に私に右手を差し出した。

    そこに葵星がきて、

    「あと何分でスイング終わり?」

    と聞いた。

    剣介がそっちを見た。

    「今は俺の時間なんだけど?」

    「いや聞きたいだけだから」

    「あと3分、がんば」

    「おっけさんきゅ」

    葵星が元いた場所に走っていく。

    剣介はむっとした。

    「……なにさ」

    「嫉妬」

    くしゃくしゃと頭を撫でられた。


    「結衣、いつもありがと」


    とびきりの笑顔を向けられた。

    きゅん

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  14. 午後の授業が始まった。

    外を眺めると、体育で男子がサッカーをしている。

    ボーっと眺めていたけど、気づいてしまった。

    「サッカーしてるの、祐希先輩のクラスだ。」

    片想い中の祐希先輩…。

    授業そっちのけで、しばらくサッカーしている祐希先輩を見ていた。

    すると祐希先輩の動きが止まり、私の教室を見ている…気がする。

    祐希先輩にボールが渡ると、あっという間にゴールを決めた。

    授業が終わり、校舎に入ろうとする先輩が私の教室を見上げる。

    わわっ…先輩と目が合っちゃった。

    1人ドキドキしていると先輩が口パクで何か言っている。

    『見てくれた?』

    ゴール決めた所かな?

    私は何度も頷く。
    すると、先輩は爽やかな笑顔を私に向けて、そのまま拳を上にあげた。

    笑顔にやられた私は、先輩から隠れるようにしゃがみ込む。

    ますます先輩の事…好きになってしまった、そんな午後の話…。

    きゅん

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  15. 「ウチら、結構イケそうじゃない?」

    「マジで優勝しちゃうかも!」

     もうすぐ球技大会。本番に向けて、今日も絶賛練習中!

    「あ」

     教室に戻る途中、チームメイトが足を止めた。

    「男子たち、サッカーしてる」

     その中でひときわ目立つ、キラキラ男子。

    「やっぱりカッコいいよね」

    「飛び抜けてイケメンだよね」

     クラス一……、いや、学年一モテるイケメンの勇姿に、彼女たちは口を揃える。

     実は私も、彼に想いを寄せる一人だったり。

     ああ、今日もステキ。カッコいい。ずっと見ていたい。もはや神々しさすら感じる。

    「おっ、女子も練習?」

     彼が私たちに気づいた。隣の彼女が「そうだよ、バレーのね」と答える。

    「お疲れさん。あ、ポニーテール」

     彼の科白に、「え」と顔を見合わせた。

    「珍しいな! 可愛いじゃん」

     ひときわ赤面しているのは、チームで唯一のポニーテールだった私。

    きゅん

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  16. 「これ持ってて」

     そう言われて受け取ったのは、さっきまで彼が着ていたジャージ。

     目を疑った。でも間違いない。何度確認しても、彼の名字が刺繍されてある。

     コートに向かったのを見計らい、ぎゅっと抱きしめた。まだ温かい、彼の匂い。

     一年生の頃からずっと、彼のことが好きだった。

     だからすごく嬉しい。でも、どうして私に?

     困惑しつつも、夢みたいなこの現実を噛みしめる。

    「さんきゅ」

     試合を終えた彼にジャージを返した。名残惜しいけれど仕方がない。

    「お前のおかげで勝てた」

     どうして? と尋ねると、ジャージを指差した。

    「ぎゅっとしてくれてたから」

     笑顔で答える彼に言葉を失う。顔が熱くなる。

     見られてたんだ……。

    「見守ってくれてるような気がして……、嬉しかった」

     「だからさ」と、私の手をとる。

    「次も勝てるように、今度は俺をぎゅっとしてくれない?」

    きゅん

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  17. あっちぃ…何だこの異常な暑さ
    夏に殺されそうだ。

    「死にそうな顔してんぞ、奏」

    「さーせん…」

    「相変わらずクールだなぁ、奏は。お前と話すと涼しいわ〜。あ、そういえばあの子今日来るの?」

    「さあ、分かりませ…」

    ーザッザッ…

    あ、来た。

    「よー、奏!部活頑張ってる?応援に来たよ〜!はい、スポドリとタオル!」

    「碧…、ありがと。」

    いつもサポートしてくれるありがたい碧。本当に助かる。

    そして俺は彼女に恋をしている。

    「はい、熱中症で倒れないように!じゃね!」

    さっさと帰ってしまったアイツの後ろ姿を無言で見送り、汗を拭こうとタオルを広げた。

    ーピラっ

    ん?なんだこれ。

    『部活頑張ってるところ見て、奏のこと…好きになっちゃった。返信はゆっくりでいいから。』

    …同じ気持ちだったのかよ…。

    気がつくと俺は部活を抜け出して

    碧の背中を追っていた。

    きゅん

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  18. 「エア校~ファイッオーファイッオーファイッオー!!」

    ”あ、始まった”

    窓の外から聞こえる掛け声に目を向ける

    2階にある美術室はグラウンド使用の部活動を見れる特等席だ
    なかでも窓辺のこの席は陸上部を見るのに最適で、3年間頑張って死守した

    そう、3年間私は誰に告げることもなくここから彼をただ見ている
    それもあとひと月でできなくなる

    西日の差し込むこの席は今の時期は特に暑くて日焼けもする
    それでも譲れない場所

    気づかれることなく彼の一生懸命な姿を堪能できるのだから当然っしょ!?

    まあ最近は残りの日々を数えてチョットだけ視界が滲む日もあるけど
    見てるだけと決めたのは私だもん

    切なさが積りそうで、気分を変えようと外の香りを吸い込んだ時
    こちらをじっと見上げる彼と目が合った

    ”え?”


    ーーーそれは一瞬のできごと

    でも微かに何かが始まる予感に、心臓がキュンと音をたてた

    きゅん

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  19. ふわっと風が吹いて、私の視界を、まつ毛の長い端正な顔が独占する。
    唇が塞がれて――え、これってキス?

    理解が追い付かない。
    ただ、私の初キスが、貴重な初キスが奪われたことだけは、わかった。

    時間にして数秒。
    でも体感は数分のように思えた。

    私の初キスを奪ったその人は、柑橘系の香りを漂わせながら、そっと離れた。

    「俺に惚れた?」

    どこか自信あり気な笑みを浮かべ、そう聞いてくる。
    いいえ、全く。これっぽちも。――とは言えず、私は黙り込んだ。


    「もしかして、全然?全く?」

    何でそんなに嬉しそうなの?
    ドМですか?はー、ドМですか。

    私が答えずにいると、彼はニヤッと笑って、こう言った。


    「…なら、ちょうどいい。
    俺の女になれ」

    きゅん

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  20. 「なぁ......、夏休みに学校来んの俺、嫌なんだけど」
    悠真は大の学校嫌い。たとえそれが授業のない夏休みであっても、例外ではない。
    「どうしても、ここに来たかったのーっ!」
    気乗りしない彼の態度が移ったのか、私は不機嫌そうに訴えた。
    「なんで、こんな何もねぇとこに来たかったんだよ!?」
    「だって!......二人っきりに、なりたかったんだんもん......」
    いつも学校をサボって男友達と、ばっかり遊んでる悠真。たまには、二人っきりになりたい。だって!......私は悠真の彼女なんだよ?
    「やっと、素直になってくれたか。お前が全然甘えてきてくれないから、俺は寂しくて男友達と、ばっか遊んでたんだぞ」
    「え......っ、うそ......?」
    「マジ。ほら、こっち来い」

    ーーギュッ♡

    きゅん

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  21. 「…はぁ、はぁ…」

    今は私のだーいきらいな持久走の授業。

    私は元々体力があまりないのですぐ息が上がってしまう。

    あと三周…

    「はぁっ…はぁっ」

    _ポン

    突然誰かに背中を軽く押され、スッとあっけなく抜かされる。

    そこにいたのは私の彼氏の優(ゆう)だった

    「がんばれ」

    優は、振り返り私に笑顔でそう言うと走って行ってしまった

    「かっこいいな…優は…」

    よし!頑張ろっ

    _放課後_

    「がんばれとは言ったけど…無理してぶっ倒れるくらいなら先生にいえよ?わかった?」

    「…は、はい」

    私はなぜかあの後全力で走ったらぶっ倒れて、今、保健室にいるんですけど…

    「あの、優部活は?私はいいからいってきなよ」

    「なんで?彼女が具合悪いのにほっとけねぇだろ」

    「あ、ありがと…」

    「ん、いいから迎えくるまで寝ときな。起こしてやるから」

    _チュ

    「おやすみ」

    「…///」

    きゅん

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