ケータイ小説 野いちご > 野いちご学園

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  2. 「ごめん、まさかクリスマス直前に彼女ができるとは思っていなくて……」
    「仕方ないよ、こればっかりは」
     彼は24日と25日にバイトのシフトを入れていたらしい。
     両手を合わせて深々と頭を下げられると、こちらのほうが申し訳なくなる。
    「ごめん、バイト代入ったらどっか行こう」
    「うん。だからバイト頑張って」

     無理やり頭を起こさせる。
     クリスマスはどうしようかな。ひとりで好きなケーキ食べに行くのもアリだね。
     ひとりで過ごすクリスマスの予定を考えていると、ふいに唇に何かが触れた。

    「バイト頑張るからさ、先にプレゼントってことでキスしていい?」
     その彼の顔はいたずらっ子のものだった。

    「いいよ」
    「あとバイト終わったらご褒美ってことでキスしたい」
    「はいはい」
     何も言わずに同時にお互いの手から小指が出て、笑いながらそれを絡めた。

    きゅん

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  3. 12月24日。今日は頑張って私が蓮にドキドキさせようと意気込んでイルミに来た。けど、どうすればいいのかよくわかんない。そんなことを考えて、いつの間にか立ち止まってた私を見て、「莉子、大丈夫?」と振り返って言ってきた。その一見冷たそうだけど優しいその表情を見て、私の体は自然と動いていた。彼に近づいて、向き合って、両手を繋いで、勢い余って背伸びしてキスしてしまった。我に返ると、恥ずかしさが込み上げてきた。「あーちょっとトイレに「逃げんな」そう言って私の顔を両手で包み込んでキスしてきた。さすがに苦しい、、そう思って彼の袖を掴んだら、ニヤッとして私を見た蓮。「お前、馬鹿過ぎるから今日は帰るな。」「えぇ野宿?」「ばーか。俺の家来て。」「、、、」「全部お前のせいだし。」

    きゅん

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  4. 「クリスマスにバイトなんてほんとついてないよ...」
    そう今日は楽しいクリスマス。
    だがバイトが入ってしまい最悪なクリスマスとなってしまった。
    「はぁっ...」
    「楓?」
    「ん?直人?」
    まさかのバイト終わりに好きな人と遭遇してしまった。
    やばい、緊張する...。
    「やっぱり楓か。何してたの?もしかして...バイト?」
    「その通り。ほんとついてないよ。クリスマスぐらい休ませろっての」
    「ははっご苦労さん。なぁ、あっちに観覧車あるけど乗るか?少しぐらいクリスマスを満喫したらどうだ?」
    「うん...そうする」
    緊張しながらも私は観覧車に乗った。
    「もうすぐ頂上だな」
    「うん、そうだね」
    頂上に着くとどちらからかはわからないが無意識に私たちはキスをしていた。
    「楓、好き。ずっと好きだった」
    「私も好き。ねぇ直人、ありがとね。最高のクリスマスになったよ」
    恋が叶った最高のクリスマスとなったのだ。

    きゅん

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  5. 「先輩、どうしてここに?」
    「いや、その」

    色々あって別れた彼。でもXマスの記念の場所にいたのでびっくりした。

    「誰かと待ち合わせですか」
    「…ああ」

    …ここは私と先輩だけの場所だったはずなのに。

    彼女と待ち合わせの予感。かつての思いに浸りにきた私、涙の前に帰ろうとした。

    「じゃ、私は帰ります」
    「お前の方こそ?彼氏と待ち合わせじゃないのかよ」
    「そんな人いません」

    先輩は私に彼ができた、と女友達から聞かされたと言った。

    「違います!?私の方こそ。先輩と交際してるって本人から聞きました」
    「マジで?俺も誰とも付き合ってないよ」
    「嘘?私、先輩に好きな人ができたから、それで諦めたのに」
    「あのさ」

    先輩は私の手を握った。

    「また付き合おう」
    「先輩」
    「お前じゃないとダメなんだ。別れて気がついたんだ」
    「…先輩。私もです」

    イルミネーションは、二人の時を戻してくれた。

    きゅん

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  6. クリスマス。




    雪が降っている日は





    大好きなあなたの温もりが欲しくて。




    今日も、後ろから抱きしめてほしい。

    きゅん

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  7. 「依!ほんっとありがとう!」
    「いいのいいの!…ほら?行って…?」

    笑顔で元気に大好きな幼なじみを送り出した。
    …愛しい彼女のもとへ。

    走り出した後ろ姿に行かないでなんて言えなくて。彼女と喧嘩するたび、期待して。
    「…ほんと…ばか」

    ライトアップされた街中にぽつんと一人のわたしの零れる涙は、冬の風に冷たく光る。


    「依先輩、ばかっすか?」

    そんな声とともに、わたしの首元にふわりとマフラーが掛けられた。

    「───!」
    驚いて見上げると、息を切らせた後輩が真っ赤な鼻をして立っていた。

    「……また一人で泣いてんすね…?」

    「いや、これは違くて…!」

    いい言い訳が思いつかなくて、後輩と目線を合わせられずにいると、
    くんっと掛けられたマフラーを引かれ、強制的に後輩と近距離で目線が合う。


    「……俺にしませんか……?」

    いつも勝気な後輩の、小さな震える声に、胸がきゅっと締まった。

    きゅん

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  8. クリスマスなんて受験生の私には関係ない。

    だけど、イブの日まで塾なんて最悪。

    華やぐクリスマスマーケットを足早に帰る

    「ね、1人?」
    お兄さんに声をかけられた。
    戸惑う私をよそに勝手に話し出す。
    「ね、イブだしさ、楽しもうよ」

    初めてそんな声をかけられた。
    断らなきゃ、そう思った時だ。

    後ろからぐいっと引っ張られ、
    そのままぎゅっと抱きしめられた。

    驚く私の耳元でささやく聞き覚えのある声。

    「黙ってて、そのまま。」

    たかくんだ。
    塾で隣の席になる事が多い。

    「俺の彼女なんで」

    そう言って追い払ってくれた。
    でも腕は解いてくれない。
    たかくんの心臓の音が背中に響く

    「焦った!お前、足、早すぎ。
    やっと追いついた。」

    ドキドキが止まらない。

    「好きだ。今はこれで我慢するから、
    合格したら、本気のチューしていい?」

    「はい」

    イブに塾なんて最悪とは言いきれない。

    きゅん

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    夏樹さんをフォロー

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  9. 街中がライトアップされていて、キラキラしている。

    「遅れてごめん、誘ったの俺なのに。」

    「全然大丈夫だよ。」

    「綺麗だね!やっぱりクリスマスだから人が多いね」

    「そうだな。」

    「あのさ、美結に言いたいことがあるんだけど、」

    「何?」

    「俺、ずっと前から美結のことが好きなんだ。」

    「えっ?!ほんとに?」

    「これからは幼なじみじゃなくて彼女として俺と一緒にいて欲しい。」

    「私も涼のことが好き!!だから、」

    ギュッ

    突然涼に抱きしめられた。

    「美結が俺のこと好きとか嬉しくて我慢できなかった。」

    「っ涼大好き!」

    「来年もクリスマス一緒にすごそうな!」

    「うんっ!」

    涼の彼女になれて、最高のクリスマスになった。

    きゅん

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    夜野未来さんをフォロー

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  10. イルミネーションとか興味あったんだ」
     「まあ一応ね」

     クリスマスだなんて言ってもゲームに明け暮れそうな彼を遊びに誘ったのが1週間前。

     ムードゼロのまま、私は未だ告白できてない秋翔とイルミネーションを眺めていた。


     「鼻真っ赤じゃんお前」
     「あー、どうにかなるかなって思って」


     馬鹿かお前と呟いた秋翔に、「お前が言うな」と返そうとする。



     首元にふんわりと何かを感じた。





     マフラーだ。秋翔がいつも付けてる。




    「…え、これ秋翔のじゃん凍え死ぬよ!?」
    「好きな女寒そうなのにほっとく奴居ねぇよ」


     その言葉で顔を上げる。


     「……うわ、しくった」


     私の髪をくしゃくしゃに荒らした彼の耳は、少し赤くて。





     「…マジで大切なことは、25日に伝えるから空けとけ」




     言われることの想定がついた私は、こくんと顔を赤くして頷いた。

    きゅん

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    橋本 蒼さんをフォロー

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  11. イルミネーションは幸せだけにスポットライトを当てる。

    「今、帰り?」
    そんな街を一人で歩く私に、後ろから降ってきたのは君の声だった。

    「駅まで一緒に行こうよ」
    クリスマスを目前に君は彼女と別れた。
    『俺はまだ好きなんだけどね』と笑っていた彼は下手に去勢を張る誰かよりずっとカッコよく見えた。

    「今からバイトなんだー」

    「頑張ってね」

    『バイトの時だけは忘れられるから』
    私は君のことを誰かへの言葉越しでしか知らない。

    「来年は彼女と過ごしたいなー」
    君の言う彼女は誰なんだろう。

    この瞬間にクリスマスが終わればいいのに。
    今年のクリスマス、私たちは隣にいた。それだけで私の記憶も君の記憶も完結させてしまえたらいいのに。

    「私は今のままでいいかも」
    この言葉の意味は君に伝わるだろうか。

    「今のままがいい」
    イルミネーションが私たちのことを照らしてくれたらいい。
    強く強くそう願った。

    きゅん

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    白木かれんさんをフォロー

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  12. 「信号ってクリスマスみたい。緑がツリー、赤がサンタ、黄色がツリーの星!」

    帰り道、信号待ちで隣に並んだ君が言った

    君の見る世界は鮮やかなのだろう

    「クリスマス、今年は彼氏と過ごす!」

    彼氏という言葉に驚きながら、俺は黙っていた

    喋ると動揺がバレてしまいそうだから

    -それが数日前のこと

    クリスマス当日、また君と信号待ちで隣に並んでいた

    「彼氏と過ごすとか言ってなかった?」

    「今日までに彼氏できなかったの」

    「え?彼氏いないのに、あんなこと言ってたわけ?」

    俺がきくと君が笑い出した

    「あれは決意表明。ってか私に彼氏いないこと知ってたでしょ」

    「彼氏できたんだって思ってた」

    「なら、あの時おめでとうくらい言ってよね」

    「…そんなの無理」

    俺の気持ちは冬の空気には隠れられなかった

    だったら…

    信号が青に変わる

    「落ち込んで損した」

    君の手を引いて、駆け出した

    きゅん

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  13. 私が図書委員の仕事をしていると現れた。
    「白谷さん。
    お願いがあるんだけど」
    「何でしょうか?」
    大体想像はつきますが。
    「25日なんだけど、私の代わりに図書委員やってくれない? 大事な用があって」
    彼氏さんとデートですね。
    「分…」
    「悪いが白谷も大事な用があるから無理だな」
    同じ図書委員で本棚を整理していたはずの史生くんが答える。
    「どうして史生先輩が知ってるんですか?」
    「俺との大事な用だからだ」
    「えっ!! それって」
    「もう用が済んだなら帰れ。
    邪魔だ」
    「はい…」
    「待っ」
    「白谷。
    デートは終わってからでも出来る。
    優しくしなくて良い」
    優しくしてるわけじゃ…。
    「私は用事がないから」
    「用なら俺が入れただろ。引き受けるな」
    そうだね。
    「ありがとう」
    「どこに行きたい? 俺が連れて行ってやる」
    「25日の…事? 本当に私なんかと」
    「断るな。
    俺は白谷と一緒に過ごしたい」

    きゅん

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  14. ――クリスマスの夜、ツリーの下、来てよ。
    私の苦手な早乙女君という派手な男子に呼び出された。行きたくない。ため息をつくと白い息が紺色の夜空と町を彩る電灯に溶けていった。

    「先輩?」

    声のする方に目を向けるとマフラーに顔を埋め、大きな瞳に沢山の光を集めている後輩がいた。

    「早乙女先輩ですよね。学校中の噂っすよ」

    「え、嘘」

    「行きたくないですか?」

    「あ、いや寒い中待ってくれてるから行くよ」
     
    嫌なのに誘いを断れなかった私にも非がある、と後輩に背を向けた。
    クイッ
    袖が優しく、それでいて強く引っ張られる。

    「……行かないで」

    か細い声に思わず振り返る。

    「絶対離しません」

    「……先輩は僕だけを見てればいいんですよ」

    真っ赤な顔で袖を掴んだままそう言った彼は目が合うと視線をそらした。

    ……自分だけを見てって言った癖に。

    私は口元をふっ、と緩めて彼の冷えた手を握った。

    きゅん

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  15. 今日は,無事に文化祭を終えることができたっ!
    「先輩…今日は,ありがとうございました!」
    「いや…俺だけの力じゃないし…」
    「先輩のおかげですよ!」
    私は,先輩に憧れているのにっ…!
    「…」
    「?」
    突然無言になった先輩に首を傾げる。
    「先輩?」
    「今日は,よく頑張ったな」
    「!?」
    頭に感じる先輩の手の…
    これは,頭ポンポン!?
    は,恥ずかしい…
    「ありがとうございます…」
    憧れている先輩にこんなっ!
    「俺がしたくてしてるんだ…」
    「だとしても先輩!好きでもない子にそんなっ!」
    勘違いしてしまう…!
    「好きだからしてるけど?」
    「え!?」

    きゅん

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  16. 今日は,幼馴染とクリスマスツリーが学校に置かれたらしいから見にいくことにした.
    「夢ちゃん〜!」
    私のかわいい幼馴染。
    「春く〜ん!」
    「…」
    「?春く…」
    ーぎゅっ
    え?
    今私…いわゆるバックハグされてる!?
    「ど、どうしたの!?」
    「夢ちゃん…僕だけ見てよ。」
    !?は,春くん…
    「私は…春くんしか見てないよ?」
    「そ,そうなの!?」
    「うん!」
    「じゃ,じゃあ付き合ってくれるってこと!?」
    「うん!もちろん!」
    春くんさえ良ければ…
    「夢ちゃん…付き合ってください!」
    「はいっ!」
    今年は,最高のクリスマスだっ!

    きゅん

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  17. クリスマスの日の夜私は屋上に居た。

    みんなは帰っちゃったけど、私は天文学部なので望遠鏡で星空を見ていた。

    「寒いな,,,」

    そんな事を思いながらレポートを書いていた。そんな時

    「俺にも見せて」

    急に後ろからそんな声が聞こえた。

    「え、」

    ギュッ

    後ろから先生にバックハグされる形で望遠鏡を私から奪った。

    「先生??」

    「一緒に見れてよかったっ」

    そう言って先生は下に降りていった。

    きゅん

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  18. 頬杖をつき、窓の外を眺めていた。
    クリスマスカラーに染まる街は人で溢れかえっている。
    「あー…。カップルって単語を口にするのもイヤになる」
    冷めかけのレモンティーをひとくち飲み、大きく息を吐いた。

    「俺らだってカップルに見えるかもよ?」
    「ない、ない。あんたと私じゃ、なんか違うでしょ」
    お互い過ごす相手が見つからず、一緒にいるだけ。
    プレゼント交換もしない。
    ふたりでごはんを食べただけ。それだけ。

    向かいに座る幼なじみは「ふぅん」とだけ言うと、とつぜん私の髪をひと撫でした。
    「なにすんの」
    「なに、って。それっぽいこと」
    「やめてよ」
    「いいじゃん」
    「よくない!」

    「だって俺、サンタにお願いしたんだよ」
    「は?サンタ?ヤバくない?一体なにをお願いしたのよ」

    「おまえが欲しい、って」

    「……えっ?」

    「だから、思いっきり俺のこと意識しろよ。
     で。俺のこと、好きになれ」

    きゅん

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  19. 「てーれんっ今日は何の日でしょう!」

    「クリスマスだけど…?」

    にぶにぶの君は,こんな日に誘われても平気でついてくるような奴だ。

    「ぶっぶー! 恋する女の子の日です」

    ここまで言ってもピンと来ないように首を傾げている君に,ちょっと腹が立つ。

    も~っ可愛んだよちくしょー!

    「…す…好きなんだよ……バカ」

    何度も練習したのに言いよどんでしまった。

    それよりもにぶにぶの君にちゃんと伝わっただろうか?

    不安げに見上げると……彼は嬉しそうに笑っていた。

    「上目遣いとか,ほんとずるいよね。あ~あ長かった。ずっと待ってたんだよ?」

    にぶにぶの君は一体何処に行ったのだろう。

    君は私を軽く抱き締めた。

    ほんの少し空いた空間が逆に恥ずかしい。

    「さっきの問題の答え,間違ってるよ。」

    「え?」

    「今日は僕たちの記念日だ」

    私が意味を理解するより早く,君は私に軽いキスを落とした。

    きゅん

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  20. 「せんぱい!」
    改札口で声を掛けてきたのは、最近やたらと目が合う後輩くん。
    クリスマスなのに追試でした、と。制服姿の彼は恥ずかしそうに笑う。
    完璧そうに見えて、どうやら勉強は苦手みたい。

    「先輩は?」
    「友だちと遊んでた」
    「もしかして、おとこっ!?」
    「ううん。おんな」
    「そっか。なら、いいや」
    その言葉の意味をわざわざ聞いたりしない。
    聞かなくてもわかる。

    「じゃあ、せっかくなんで」
    ニッと白い歯を見せた彼がおもむろに私の手を握る。

    「えっ…、なに!?」
    「会えると思ってなかったから。嬉しくて」
    「だからって、」
    「一緒に過ごしませんか?」
    「……え?」

    ぎゅっと握りしめられた手を、振りほどくことはしなかった。

    「知ってると思うけど。ぼく、先輩のことが好きなんで」

    イルミネーションに照らされた彼の表情はどこか自信に満ちている。

    「たぶん、先輩もぼくのこと好きでしょ?」

    きゅん

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  21. 彼とは、なんとなく毎週末一緒に過ごすようになってから、もう半年以上になる。
    別に告白されたわけでもなく、何の色気もない関係だし、ただの友達なんだと思うけれど…。
    いつものように夜遅く、部屋の前まで送ってくれて、別れ際に彼が
    「お互い独り身なんだし…クリスマスは一緒に過ごさない?」
    そんなことを言われた。
    だから、いつもの調子で
    「いいけど、何で私なの?あ!もしかして私に気があるとかー?」
    そう言って茶化した。
    「うん、好きだよ…」
    いつも、ボソボソ喋る人だけど、いつも以上に小声でそう呟いた。
    でも、ちゃんと聞こえた。
    18にもなったら恋愛のひとつやふたつぐらいしてみたくても、肝心の相手が居ないしなぁ…いつもそう思っていた。
    リアルの恋って、全然ドラマチックでもなく、こんな風に突然始まるんだって、初めて知った…。

    ※実体験です

    きゅん

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