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  2. おれはいつだって脇役だ。

    親友は“学園の王子”で、おれはその窓口。

    あいつと話したい女子は、まずおれに話しかけてくる。


    「今度の試合、観に行っても大丈夫ー!?」


    「会場まで自力で来れるんならどうぞ」


    親友はストライカーで、おれはアシスト役。

    ひがむ気持ちは全然ない。

    派手な女子に囲まれてキラキラしてる親友、ほんとは苦労してるから。


    と、急に声かけられた。


    「ク、クリスマスイヴ、空いてませんか……?」


    同じクラスの地味子ちゃん。

    あんたもあいつのファンかよ?


    「イヴはあいつ、他校の彼女と会うっつってた」


    「ち、違……あなたの、こと」


    「おれ!?」


    真っ赤になってうなずく彼女、隠れ美人で。

    実は気になってたんだ。


    「予定、ありますか?」


    「な、ないっ」


    待て、おい。

    顔が熱い。

    何だこれ、おれ、今、脇役じゃなくなってるだろ!?

    きゅん

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