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  1. 1459件ヒットしました

  2. 最低のクリスマス。
    どうしてこんな日に振られちゃったの。

    「廣瀬?」
    「…先輩…」
    「どうしたんだよ、こんなとこで。鼻、すげー赤くなってる」

    笑いながら先輩が付けてたマフラーを外して私をぐるぐる巻きにする。

    「なんでもあびばせん…」
    「そんな鼻声で言われても全く説得力なし」

    隣に腰かけた先輩が、私の頭を肩に抱き寄せた。

    「彼氏に振られた。……正解?」
    「…うっ…、モテモテのぜんばいに私のぎもぢなんで…っ」
    「ごめんごめん傷を抉るつもりはなくてさ」
    「えぐってます!」
    「それは、ごめん」

    全然ゴメンなんて思ってない口調で先輩が笑う。

    「なー、クリスマスに振る男も最低だって思うけど…振られて傷心中の女の子に告白すんのも最低だと思う?」

    ふと顔を覗き込んだ先輩の顔が、すごく近い。

    「……俺にしとかない?すんげーお買い得なんだけど」

    こんなに顔が熱いのは、きっと寒いせいだ。

    きゅん

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  3. 「これどういうこと」
    一枚の紙を彼につき出した

    「手紙だけど」
    「内容のこと言ってるの」
    私はその文章を読む

    「『屋上で待ってる。来なかったら飛び降りるかも』…って。クリスマスだから今日は遊びに行きたかったのに」

    ため息をつくと彼はそっと私の頬に触れた

    「来たね」
    「…あんなこと書いてあったからね」

    彼が微笑む
    「あれぐらいじゃないと君は来ないと思ったから」

    「人で遊ぶのはやめて」
    いつも女の人といるくせに

    「キミが好きだから
    からかってるわけじゃないよ」
    特別な意味なんて無い一言にドキドキして。
    馬鹿みたい
    「本気じゃないくせに」

    彼は驚いた顔をして
    私を抱きしめた

    「どうしたら信じてくれる?」

    抱きしめる彼の手が震えてる
    心臓の音…早い

    「クリスマスは大事な人と過ごす日だから少しでもキミに会いたかったんだ
    俺は本気でキミが好きなんだよ」

    私はその背中に腕を回した

    きゅん

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  4. 帰路を歩いていた私たち

    「ちょっと来て」

    そう言って、幼馴染で彼氏でもある修也が私の手を引いて連れて来てくれたのは

    公園…?

    「どうし…」
    「クリスマスまでイルミネーションするんだって。たしか、もうすぐ…」

    修也の声の直後
    目の前に光が灯った

    キラキラ
    キラキラ

    光が私たちを包む

    修也は
    どれだけ
    私を好きにさせれば気がすむの…?


    「修也。大好き」


    「知ってるー」

    私の言葉に修也は笑った


    繋がれた手は離されることはない



    ずっと…このままで







    〜〜〜〜


    ……そう思っていたのに

    どうして?

    ねぇ、どうして?



    お願いだから
    もう一度私に笑ってよ
    抱きしめて「好きだよ」って言ってよ



    おねがい…
    …神さま

    おねがい

    修也を………××××…

    きゅん

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  5. 「なんでこんなとこにいるんだ?」

    夜も近い教室
    クリスマスカラオケだと盛り上がったみんなは行ってしまった
    私も誘われたけど

    「今日はクリスマスだから…
    大事な人と過ごす日だから
    先生と一緒にいます」

    私の彼氏は先生
    誰にも言えない秘密の関係
    会えるのは学校だけ
    でも…
    「先生が大好きです」

    私が笑うと先生は微笑んで私を抱きしめた

    「俺も。お前を愛してるよ」

    普段はそんなこと言わないくせに今日は抱きしめる手が解かれることはなく
    鼓動が重なる
    熱がひとつになって冬なのに寒さなんて感じない

    ふと、窓の外を見るとキラキラしたものが落ちてく

    「先生、雪!」
    はしゃぐ私に先生は苦笑いをする
    「まだまだ子どもだな」
    「そんな子どもを好きになったのは先生でしょ?」
    私の言葉に驚いた顔をして
    笑った

    「…いつの間にこんなに大事になったんだろうなぁ」

    先生はもう一度私を抱きしめてキスをした

    きゅん

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  6. 私の学校では少し珍しいクリスマスイベントがある

    「エントリーNo.6!どんな告白を見せてくれるのかー?!」

    それは中庭での公開告白

    喧嘩してる友達に謝るもよし
    過去の後悔でもよし
    そして…愛の告白でもよし

    私は渡されたマイクに向かって叫んだ
    「幼馴染の君!」
    目を丸くした君が壇上に上がってくる

    「…喧嘩しただけでここまでするなよ」
    「それもあるけど、私が伝えたいのはそれじゃないもん」

    昨日小さなケンカをした
    でも私が言いたいのは謝ることだけじゃない

    「好きって伝えるためにここにいるの」
    その言葉に君は私を抱きしめた

    「遅いわバカ」

    私はその背中に手を回す
    「お前さ。俺が昨日なんで怒ったかわかってるの?」
    君は私の頬を両手でむにーっとはさんだ

    「お前が他の男に笑ってるから嫉妬した」

    そこで待ちかねた司会が問う
    「…お返事は?」

    「俺から言うよ。付き合って」
    「…はい」

    きゅん

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  7. 「お願いがあるの」
    真剣な表情で友達に頼む
    みんなはにやりと笑って耳を傾けた

    今日は彼氏の誕生日でクリスマス
    最高の日にしてあげたい

    「サプライズを仕掛けたいと思います」

    先に彼氏のご両親に許可をもらい家に入った私たちは彼の部屋を飾り付けすべく取りかかった
    そのうち一人が彼が準備途中で帰ってくることはないようにしてもらう

    10人くらいで部屋の飾りつけをする姿を見て嬉しくなる。
    あなたのことを大事に思ってる人がこんなにもいっぱいいるんだよ

    「完成!」
    すべての飾りつけが終わりクラッカーを手に電気を消した

    彼が家に帰ってきて扉を開けた瞬間
    パンパーン
    白い紐を引っ張ってクラッカーを鳴らす

    彼は驚いてから
    嬉しそうに笑った

    その顔が見たかった
    「大成功!」
    ピースをして友達に言うと
    ぎゅっと後ろから抱き締められた

    「ほんと。スゲー好き」

    みんなが見てるのに…
    でも…離さないで

    きゅん

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  8. 「ごめん!予定入っちゃった」
    今日はクリスマスで俺の誕生日。
    わかってるのかわかってないのか
    両手を合わせて謝る彼女
    そこまでされたら仕方ない

    「大丈夫だよ」
    1人で家へ帰る
    大丈夫とか言ったけど正直寂しい
    彼女は俺よりそっちを優先させたって事だから

    「何暗い顔してんだよっ」
    飛びつかれ振り返ると友達が笑っていた
    友達にそのことを言うと
    「なんか奢ってやるよ」って。
    やっぱ持つべきものは友達だと思う

    朝まで遊ぼうかと話をし、家の鍵を開けた
    真っ暗な部屋に電気をつけると

    パンパーンッ
    目の前にクラッカーを持った彼女と友人達が。
    「ハッピーバースデー!&ハッピーメリークリスマス!!」

    寂しいとか他のことを優先させたとか…
    俺が馬鹿だった
    こんなにも俺の事を考えてくれていたのに。
    「大成功!」
    友人達に笑う背中を後ろから強く抱きしめた

    「ほんと。すげー好き」

    もう離せない
    離さない

    きゅん

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  9. クリスマス、合コンに行こうとしたら後輩くんに止められた
    「俺だけを見て…」

    唇を奪われて、首筋に印をつけられて。
    逃れようとしても手を掴まれて力ではかなわない

    「なんで…」
    君を始めて怖いと思った
    なのに嬉しいとも思ってしまった

    「俺は絶対先輩を幸せにする自信がある。
    だって、先輩をこんなに愛せるのは俺だけだから」

    君の目には迷いがない
    そんなまっすぐな目で見ないで

    君のことも自分の気持ちさえも分からなくなって涙が溢れた

    「っ…」
    私の涙を見て君は手を緩める

    「泣かせたいつもりじゃなかったんです」
    君の表情が曇る
    「…違っ」
    わからない
    自分の気持ちが。

    「お願いだから、悲しい顔をしないで」

    私は君の笑顔が見たい
    隣で

    「先輩…?」

    涙を拭い、笑ってみせた
    「合コン行くのやめるよ」


    「先輩…!じゃあ、俺と…」

    きゅん

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  10. 「クリスマス、合コン行くとか先輩はどんな頭してんすか」

    最近仲良い後輩くん
    モテるのに告白は全部断ってるって噂の。
    「クリスマスぼっちだけは回避したいの…!」
    私の言葉にため息をつく君

    「俺がいるじゃないすか」

    君はゆっくり歩み寄る
    なんとなく私は後ずさった

    「俺は先輩と一緒にクリスマス過ごしたいんですけど」

    「え?」
    間合いを詰められ手首を掴まれると
    同時に壁に背中が触れた
    その目がなんだか怖くて言葉が出ない

    「好きでもねぇ奴とクリスマス過ごして何が楽しいんすか。俺は好きなヒトと過ごしたい。
    …先輩のことが好きなんです」

    ドキンと心臓が高鳴る
    「頼むから…他の男を見ようとしないで…」
    整った顔が近づき唇を奪われて。

    離された唇は首筋に近づき小さな痛みとともに赤い印がつく

    「っ…」
    きっと赤いであろう顔で君を睨むと君はニヤリと笑った

    「そうやって、俺のことだけを考えて」

    きゅん

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  11. 「神様 仏様 サンタ様
    どーか今年こそは彼氏をください!!」

    クリスマスツリーの前
    私はパンパンと両手を鳴らし懇願する

    「…ツリーってそんな効果あったっけ」
    「知らない。多分ない」

    隣にいるのは密かに想いを向けている君
    想いを伝えることはできないのに彼氏は欲しい。
    なんてわがまま

    君は笑う
    「本当お前って面白い」
    「な〜に〜!?」
    バシバシと君の肩を叩くとふと、君は私の手をとった

    「でも、そういうのは叶えてくれる奴に願えよ」
    「叶えてくれる奴?」

    君の掴む手に力がこもる

    「俺…とか」
    「…え」

    少し赤い君の顔
    真剣そうな瞳
    からかってる様には見えない

    「どういう、こと?」

    私の質問に君は小さな声で言った

    「お前の彼氏なら、なりたいっていってんの」
    「…喜んでお受けします」


    拝啓サンタ様
    幸せをくれてありがとうございました

    きゅん

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  12. 俺には1つ年下の彼女がいる
    受験勉強で忙しい俺を応援してくれる優しい彼女だ
    クリスマスなのに隣にお前はいない
    お前がいてくれたらどれだけ嬉しいか
    勉強もひと段落ついてそんなことを考えていると無性に会いたくなった

    俺は携帯を取り電話をかける

    俺のために我慢してくれているのにわがままは言えない
    俺はただ
    「メリークリスマス」とだけ。

    電話の向こうから小さなお前の声が聞こえる

    「先輩…会い、たい」

    その声は震えていて泣いていたと理解する

    なにやってんだよ、俺。
    俺は走り出した


    見つけて駆け寄ると
    彼女の瞳はやっぱり濡れていて。

    寂しい思いさせてんのに
    それでも健気に笑おうとしてくれる姿が愛しくて
    俺は強く抱きしめた

    「ごめん」

    俺の言葉にお前は笑って
    俺の腕の中で泣いた
    泣いたことには気づかないふりをして腕に力を込めた

    何よりも大切なのはお前だったってことに今更気がついた

    きゅん

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  13. 屋上にあるツリーを見ながら私は先輩のことを考えた
    私より1つ上の先輩は受験で今の時期は忙しい

    たとえ目の前でカップルがイチャイチャしていても私は我慢をするべきなのだ

    日が落ち
    ツリーにイルミネーションが灯る
    その光景が綺麗で涙が出た

    寂しい


    …プルルルル…
    そこへタイミングよくかかってきた電話
    私は袖で涙を拭いながら電話を取る

    『…メリークリスマス』

    先輩の優しい声に寂しさが募り…
    「先輩…会い、たい」

    …ガチャン。ツーツーツー…

    切れてしまった
    先輩の声に心が締め付けられてつい発してしまったのに後悔する

    迷惑かけた
    応援しなきゃいけないのに

    数分後勢いよくドアが開く
    そこには息を切らした先輩がいた

    「なんで…」
    驚いて声が出ない私に近づき、先輩は力強く私を抱きしめた

    「寂しい思いさせてごめん」
    「先輩…っ」

    抱きしめられて見えないから
    嬉しさに溢れた涙を隠した

    きゅん

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  14. 「さっむ!」
    学校の行事で屋上にツリーにイルミネーションが灯る今日
    先輩とその瞬間を見るためにそこにいた

    先輩はあまりこういうのが好きじゃないはずなんだけど、私に付き合ってくれる優しい人

    「仕方ないなぁ」

    先輩は微笑みながら私に向かって両手を広げた

    「おいで」

    寒がる私を温めるつもりなのかもしれないが…
    心臓がギューってなって私は先輩の背中に手を回した

    「そろそろだよ」
    先輩の甘い声を聞きながらツリーを見上げる


    パァっと光が灯って目の前が一気に輝いた

    「きれー!すごい綺麗ですよ!先輩」

    先輩は私を見て微笑んで

    「寒い中見に来る甲斐があったよ
    それに…
    お前が喜んでくれてよかった。」

    そう言って私の手をとった

    「そうですね」


    こんなに綺麗なイルミネーションを

    あなたと見れたことが一番嬉しいです。


    私は優しく繋がれた手に力を込めて握り返した

    きゅん

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  15. つい最近
    私の好きな人が彼女と別れたらしい。

    教室でもずっとボケーッとして外を眺めているし

    失恋したところに漬け込もうとしても
    そんな隙さえ見付からなかった。



    そんな学校帰り
    駅にある大きなツリーを眺めている彼を見つけて背中を叩いた。

    「まだ落ち込んでる?未練タラタラだね」

    「ってぇ…うるせーよ」

    そのまま隣に座って暫く無言で私もツリーを眺めていたら
    突然ハハッと彼が吹き出した。

    「フツーなぐさめんだろ、こういう時は。可愛く
    "私じゃダメかな?"くらい言えねーの?」

    意地悪顔で彼がそう言うもんだから、
    「簡単に言わない」と返した。

    30㎝程離れていたはずの私たちはいつの間にか
    ピッタリくっついて座っていた。

    「俺落ち込んでんだけど」
    「知ってる」
    「なぐさめてよ」
    「どうやって?」

    「…こうやって」

    近付く彼の瞳、唇に感じた温もり。
    一体誰を想っているのかな。

    きゅん

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  16. 「先生、相談乗ってくれますか?」
    私は毎日先生に好きな人の相談をする
    もうすぐあるクリスマスにする告白のために

    「告白の時ってプレゼントいりますかね」
    「告白ってどんな格好でしたらいいですか?」
    「告白、何処でしたらいいでしょうか」

    毎日先生に聞きに行く

    クリスマス当日
    「先生、告白…するね」
    この日のために買ったプレゼント
    この日のためだけのおしゃれ
    この日のためだけに聞いた先生の好きなものを全部かき集めて

    「頑張ってこいよ」

    先生はポンと私の頭を撫でた
    「…はい」
    私の応答に先生は微笑んで私に背を向けた
    「先生!」
    私はそれを呼び止める

    「先生が好きです」

    先生は振り返って
    走って
    私を強く抱きしめた
    「先生?」
    「…他の男じゃねぇのかよ?」
    「私は、先生が好きなんです」
    「他の男ならと隠すつもりだったのに…
    もう止まれねぇからな」

    先生はそっと微笑んで私の唇を奪った

    きゅん

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  17. 「先輩はクリスマスの鐘ってどんな音がすると思います?」

    私は急な質問を先輩に投げかけた

    「あれだろ?“シャンシャン”とかだろ?」

    あまり深く考えずに質問の答えを返す先輩
    その姿がなんだか可愛く見えて。

    「ぶっぶー。違いまーす」
    ちょっとからかいたくなって
    悪戯に笑ってみせた

    「…なんかその顔ムカつく」

    先輩は私の頬をぐにぐにと引っ張る
    「いひゃいでふ」
    痛いです
    うまく言葉が話せない私を見て先輩はふっと笑った

    「馬鹿だなぁ」
    「な、なんでですか」

    やっと手を離してもらって頬を撫でるように触ると先輩が体を屈めた

    軽く唇が触れる
    一気に体温が上がる感覚がして心臓が跳ねる

    「好きだよ」

    先輩の笑顔で私まで笑顔になる

    「大好きです」

    私はそう言って先輩に飛び付いた



    「で、クリスマスの鐘の音って何?」

    「みんなに“幸せを運んでくれる”音ですよ」
    私はそう言って笑った

    きゅん

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  18. 「じんぐるべーる
    じんぐるべーる
    すっずがーなるー」

    幼稚園の頃、私たちは手を繋いで雪の中はしゃいでいたのを覚えてる

    小学校になって、雪合戦とかみんなで遊ぶことが増えた

    中学生になると、話すことも減って
    遊ぶことは無くなった

    そして…高校生の今

    「なぁー俺の話聞いてる?」
    「聞いてるよ!雪だるま作りながらね」

    君は拗ねたように言った
    「雪だるまより俺の方を見ろよー」

    「いつでも見れるじゃん。
    でも雪は冬しか見れないの!」

    目線を雪だるまから逸らさない私を君は後ろから勢いよく抱きしめた

    「っ…ちょっ」
    「雪だるまに嫉妬とか。俺やべぇかも」

    君は甘い低い声で耳元で囁く
    いつのまにか私の背を追い越して
    声も低くなって

    かっこよくなっちゃって。



    君は私の顔を自分の方に向け
    深いキスをした

    「めっちゃ好き」
    「…私も…です」


    来年も再来年も

    君が隣にいる冬がいい

    きゅん

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  19. 「あ、ツリーだ。」

    うちの学校は、クリスマスになると大きいツリーが中庭に出される。

    ツリーを、好きな相手とみると結ばれる。

    付き合っていたら、ずっと一緒に居れるというジンクスがある。

    「明と、見れたらなぁ。」

    明は・・・、1年前、

    病気でこの世を去った。

    明と私は付き合っていた。

    カシャ

    スマホで写真を撮る。

    ねぇ、明。

    見ていますか?

    明が病気だった時、一緒にツリーを見ようねって言ってた。

    目に涙が浮かんでくる。

    明日、お墓にプレゼントを持って行こうかな。

    ふわっ

    「えっ?」

    私の首には、さっきまでなかったマフラー。

    あ、この柄・・・、

    明が・・・、私に渡そうとしていた手編みのマフラーだ。

    「ふふっ。ありがとう。」

    私は、空に向かってそう言った。

    その時、一瞬だったが明がそこに居て微笑んでいるのが見えた。

    「大好きだよ・・・。」

    明・・・。

    きゅん

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  20. 「メリークリスマス…です」

    私はそう言って1つの箱を差し出した
    「なに?」
    先輩はニヤニヤしながらその箱を手に取る

    「クリスマスケーキ。昨日作りました」

    「…まじか」

    先輩には…
    大事な人には思いを込めた物を渡したかった
    重いって思われたかなぁ
    怖いのと緊張でドキドキが止まらない

    食べて…くれるかなぁ


    「ありがとうな」
    頭上から声が聞こえて私は先輩の顔を見上げた

    「すげー嬉しい」
    その姿はサンタさんのプレゼントを貰ったこどもみたい
    少し顔が赤くて、頬がゆるゆる。

    「重くないですか…?」

    私の言葉に先輩は目を丸くした
    「確かに、びっくりはしたけど
    俺はすげー嬉しいよ」

    「よかった」

    私は安堵のため息を漏らす
    と、
    先輩の顔が近づいて唇が触れた

    「ごめん。お前が可愛すぎて…つい」

    「っ…!」

    なんだか恥ずかしくてペシッと先輩の肩を叩いた

    きゅん

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  21. 「クリスマスですね」
    急に話しかけられてびっくり
    話しかけてきたのは最近仲のいい後輩くん
    いたずら好きでいつも私をからかって笑う

    「俺、先輩からプレゼントほしいなぁ」

    「何?」
    その質問を待ってましたとでもいうように
    君の顔が嬉しそうに煌めく
    「先輩のキスが欲しいです」
    「嫌」
    とっさにそう言うと君は頬を膨らませた
    「なんでですかぁ?」
    「付き合ってもないのにダメ!」
    毎度ドキッとしちゃうのは君が可愛すぎるせい
    …好きとかじゃあ…ない

    「付き合います?」

    「キスするためだけに付き合うの?ちゃんと相手を大事にしないとダメだよ?」

    きっと君と付き合う人は大事にされたいはず

    「先輩勘違いしてません?
    俺、付き合ったら彼女大事にしますし…
    いつも本気で先輩口説いてるんですよ」
    「え?」

    「本気で先輩が好きなんですよ」

    君はいつもより少し赤い顔で
    「付き合ってくれますか?」
    笑った

    きゅん

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