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  2. クラス替えの朝。

    私の足は昇降口の50mほど前で止まっていた。

    「おはよ」

    「きゃっ!」

    後ろから話しかけられて悲鳴をあげてしまう。

    振り向けばとケントが立っていた。

    「大丈夫か?顔真っ青だぞ」

    ケントの顔を見た瞬間、心にたまっていた不安が膨れ上がった。

    「ほら、とっとと中入ろうぜ。」

    そう言ってケントが背中を押してくる。


    「ケントと違うクラスになっちゃったらどうしよう…。」

    私の言葉にケントが止まる。

    あー、ひかれちゃったかな。

    嫌われちゃったかな。

    重かったかな。

    でも、ケントと同じクラスがいい。


    ーポンッ

    ケントの大きな手が私の頭を包んだ。

    「大丈夫。もしクラスが離れても、俺が毎日、いやー

    休み時間ごとに会いに行ってやるから。」

    クラス分けがどうであれ、今日はステキな日になった。

    きゅん

    5

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