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  2. 反省文は終わったけど延々と、おれ、只今、生徒会室に軟禁中。

    いや、軟禁ってか。


    「な、そろそろ泣きやもっか?」


    愛しい彼女がずーっと泣いてて、外に出るに出られない。

    超しっかり者の副会長って評判の彼女を、おれが泣かしちゃって。


    「せ、先輩が、死んじゃうかと思って、怖くて……っ」


    3階のベランダの屋根の上に、ケガした鳥が落ちてた。

    4階の窓から降りて、鳥を保護して。

    いきなり、屋根が崩れた。

    片手でぶら下がって持ち応えたけど、さすがにヤベェって感じで。


    おれは彼女をギュッとした。


    「心臓の音、聞こえる?

    ちゃんとドキドキしてるから。

    おれ、生きてるから」


    泣きべそ顔の、おでこにも、ほっぺたにも、唇にも。

    いっぱいキスを降らせてみる。


    「あ、ヤベェ、もっとドキドキしてきた」


    笑ったら、泣きべそ顔も笑ってくれた。

    うん、やっぱ、笑顔のが好き。

    きゅん

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  3. 「まだかなぁ」
    寒さに耐えるように私は手に息を吹きかける。
    約束なんてしていないけど、もしかしたら一緒に帰れるかもしれないという淡い期待を込めて私は駅で好きな人を待っている。
    「カイロ持ってれば良かったなぁ」
    小さくつぶやいたとき、
    「カイロじゃないけど、これでいい?」
    後ろから回された腕が私を包み込む。
    「鴻上くん!」
    「全くどれだけ待ってたの。もし来なかったらどうするつもり?」
    呆れたように鴻上くんは自分のマフラーを私に巻く。
    「仕方ないからあっためてあげる」
    鴻上くんはそう言ってマフラーの陰で私の唇に甘いキスをした。

    きゅん

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