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  2. 「調子はどう?」
    「海棠先輩。ここで何を?」
    「司書のお姉さんとちょっとね」

    そんな彼に美友は調べ物があると話した。

    「カエル化現象です」
    「何それ?」
    「相思相愛になったら急に冷めて相手が嫌いになる心理です。ええとグリム童話の『カエルの王様』はどこかな……」
    「待って」

    海棠は本棚に手を付いた。

    「調べなくていい」
    「でも」
    「いいかい?俺を見て」

    海棠は美友の両肩を抱いた。

    「好きだよ。美友ちゃん……」
    「でもさっき司書さんと抱き合ってましたね」
    「ただの女友達さ?」
    「……あ、首が赤くなっていますけど?大丈夫ですか」

    海棠は慌てて首のキスマークを隠した。

    「蚊だよ」
    「私、絆創膏あります」
    「いいんだよ?あのね」

    彼はふわと美友を抱いた。

    「俺を嫌いならないで」
    「……ゲロゲロ!」
    「は?」
    「ゲロゲーロ!フッフ」

    この2人を芹那は今日も呆れて見ていた。

    きゅん

    1

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