ケータイ小説 野いちご > 野いちご学園

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  2. なんで、同じクラスになっちゃうかなぁ。

    『礼君と違うクラスに』って
    神社で手を合わせ、千円札を投げ込んだのに

    新学期の教室には
    数日前に私をふった、元カレの姿が…


    ――神様、千円返して


    私の名前が書かれた席に着くと

    机の中に、透明な袋に入った
    ウサギの形のクッキーが入っていた。


    誰からなのか
    私へのクッキーなのかも、わからない。


    でも…

    一年前の記憶が、鮮明に蘇る。


    『美咲って、イースターが何か知ってる?』

    『ウサギを食べる日かなぁ?』

    『美咲に食べられるなんて、可哀そうなウサギ』

    礼君が、ケラケラ笑って。

    『違うよ。ウサギの形のクッキーとかだよ』

    私が礼君の肩を、ポコポコ叩いたっけ。


    思い出を振り切るように、顔を上げた時

    離れた席に座る礼君と、視線が絡んだ。


    なんで、そんな苦しそうな顔で
    私を見てるの?

    苦しいのは、フラれた私の方なのに…

    きゅん

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  3. 「タマゴに絵を描くなんて、初めてだよ~」

    ルンルンで色を塗る僕の彼女は、可愛い。


    「あっ君のタマゴ貸して」

    「なんで?」

    「ゾルルを描いてあげる」

    「僕のは色だけで…」

    「ゾルルだけじゃ寂しいね
     隣にあっ君も描いてと」

    「だから…」

    「見て、私の絵も描いちゃったよ」


    可愛いでしょ?アハハって
    ツインテ揺らして、微笑んで。

    何でも『楽しい』に変換できるりんりんが
    可愛くてたまんないんだけど。


    「その笑顔、僕がいない所でも
     振りまいてるでしょ?」

    「みんな、私を笑わせてくるんだもん」


    は~

    僕、笑顔ごときで嫉妬してんの?

    我ながら、ダッサ。


    「タマゴ完成。あっ君のお部屋に飾ってね」


    りんりんから受け取ると

    タマゴに『あっ君 大好き』の文字が。


    かぁぁぁ///

    可愛すぎる不意打ち、マジでやめて。

    僕も不意打ちで、りんりんを襲っちゃうよ。

    きゅん

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  4. 四月一日。
    この高校の屋上には、私と青木先輩だけ。
    「今まだ、春休み中だけど?」
    先輩は、優しく微笑んだ。
    「…なんっで…」
    流れてくる涙はしょっぱい。
    「未麻ちゃん、ごめんね。俺、酷いやつだからさ、未麻ちゃんを一人にさせることになるんだ」
    先輩は、寂しそうに眉を下げた。
    私は先輩に抱きつこうとした。
    けれど、先輩に触れることは出来なかった。
    「…ねえ先輩、今日はなんの日?」
    先輩の、温もりが欲しい
    「エイプリルフール、でしょ?」
    私はこくりと頷いた。
    「先輩、嘘でしょ?先輩は、まだ生きてる。そうでしょ?」
    すがった。
    「ごめん、未麻ちゃん」
    その声は、酷く重い。
    「…やだよ…」
    神様は、残酷だった。
    けれど…先輩の唇が一瞬、私の唇に触れた。
    甘くてしょっぱくて、でも甘い。
    「先輩、好き」
    思いが、暴走する。
    「良かった」そう言って先輩は、安心したように笑い、春の風とともに消えた。

    きゅん

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  5. 私は渚。

    軽音部で一緒に活動していた憧れの紫音先輩が、卒業して約1ヵ月。

    会えなくて寂しい気持ちもあるが、一緒に何度もライブしたのは、一生の宝物。

    憧れであり、遠い存在でもあり、私は告白する勇気などなく、紫音先輩は卒業していったわけで……

    春休みの練習帰り、私は後片付けの担当で、最後まで残って戸締まりもして、一人で廊下を歩いていた。

    すると廊下に紫音先輩が一人で立っている。

    「よっ!!」

    「どうしたんですか?」

    「忘れ物をしたから取りに来たんだ」

    「あっ……鍵を閉めちゃったから、開けますね~」

    そう言って後ろを向くと、紫音先輩が、私の背後から抱き締めてきた。

    「鍵を開けなくてもいいよ?俺の忘れ物は、もうここにあるから……」

    「えっ……?」

    「渚に好きって言うの忘れてたからさ?
    付き合ってくれないか?」

    「…………はい」

    4月4日。
    私だけのイースター(復活祭)

    きゅん

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  6. 「はい!これ。イースターエッグだよ!」
    「へえ。キレイだね」

    放課後。彼女は聞こえるように彼に渡した。
    あのエッグは美術の時間に私が作った物。名前を書く前にすり替えられた物だった。

    「…器用なんだね、手先が」
    「そうなんだ。ねえ、それよりも一緒に帰ろうよ」

    私は聞いていられず席を立った時、彼が言った。

    「俺が言ってるのは。盗みが上手だねって意味だけど?」
    「え」

    彼女の顔色に教室が一瞬固まった。

    「楽しい?泥棒って?」
    「し、失礼ね。帰るわ!」

    すると彼は私の腕を取り、誰もいない廊下に連れてきた。

    「返す」
    「どうして私のだってわかったの?」
    「…俺さ。お前のエッグ、キレイだなって思ってさ。そのデザインをパクって同じく塗ったんだ」
    「呆れた」

    彼は頬を染めた。

    「いいだろう?俺とお前の仲だから!さあ、帰るぞ」
    「…うん!いつも…ありがとう」

    彼は今日も優しかった。

    きゅん

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  7. 「先輩!イースターですね」
    「そうだけど。そのバッグどうしたの?」
    「これ?プレゼントを入れるエコバッグ」
    「プレゼント?」

    この日はプレゼントをもらえる日だと彼は思っていたと話した。

    「なぜそんなことを」
    「だって。卵の飾りが売っていたから。あれを好きな人にあげるかなって」
    「…で。もらえたの?」
    「全然」

    そう寂しそうにする後輩。私は可哀想になってきた。

    「そうか。残念ね」
    「…先輩。じゃあ僕と付き合って下さいよ」
    「帰り道一緒だもんね。いいよ!」

    すると彼はうるうる目になった。

    「ど、どうしたの」
    「だって。付き合ってくれるって。嬉しくて」
    「その付き合うなの?ええと、その」

    しかし、彼は手を繋いできた。

    「ダメですか」
    「…」
    「今日はイースターですよ?」
    「ふふ。わかった。こちらこそよろしく…」

    恋人つなぎの私達。微笑んだ彼と共の廊下は南風に包まれていた。

    きゅん

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  8. 「あの、教育実習生の先生」
    「ん?どうしたの?」
    「イースターって何ですか?」
    「イースター…ね」

    先生は考えた。

    「それってさ。太平洋の島でさ」
    「島?」
    「そう。モアイがいる」
    「…もういいです」

    先生にからかわれた私。背を向けて帰ろうとした。

    「待って!ダメだよ」
    「離して」
    「ごめんってば!」

    先生は謝ってくれた。

    「俺も知らないんだよ。そうだ!これから校長に聞きに行こう!」
    「知らないと思いますけど」

    いいから!と二人で校長室にやってきた。

    「校長。イースターって何ですか」
    「それはあれだ、コップの下の」
    「「それはコースター!」」
    「飛行機の」
    「「それはジェットスター!」」
    「ええと?遊園地の」
    「「それはジェットコースター!!」」

    足してしまった校長にもういい!と二人は退室した。

    「でも。楽しかったな」
    「私もです」

    放課後の廊下は今日も優しかった。

    きゅん

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  9. 「いろんなエッグやうさぎが飾ってありますね」

    今日は先輩とデートの日。

    街中はイースターにまつわる置物で溢れていて。

    「見て、あのうさぎ。瑠奈みたい」

    「え、」

    先輩の視線の先をたどれば、頬をぷくっとさせてそっぽを向いている青色のうさぎの置物が飾られていた。

    「それは私がいつも怒ってるってことですか!」

    「ふっ、バレた?」

    「先輩!」

    クスクスと私をからかっては楽しそうに笑う先輩。

    毎度ながら、この笑顔にやられてしまう。

    「せ、先輩だって…たまに甘えてくるとことか、うさぎにそっくりですよ」

    せめてもの仕返し……だったのに。

    「えー……俺はうさぎを狙うオオカミ、かな」

    「え」

    人前で顎をすくわれ、キスされる。

    「せ、先輩っ…」

    「怒った瑠奈も全部、可愛くて好きだよ」

    至近距離で放たれた美声。

    …オオカミの甘さに溶けそうです。

    きゅん

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  10. アイツは あたしを

    異常なほどに、愛してる。



    「梁(やな)ちゃーん♡」

    「なに」

    「今日、なんの日か知ってる?」

    「さあ」

    「イースターだよ☆」

    「なにそれ」

    「ボクもよく知らない♪」

    「知らないのかよ」

    「ささっ。卵ゆでてきたから。
     ペンでアーティスティックに飾ろう!
     あ、うさぎさんに変身してくれる?」

    「は?」

    「隠そうかな。探してくれる?♡」

    「ついていけない。いつもながらに」

    「ボクにもペイントしちゃう?」

    「それはしない」

    「キミが望むなら!!ボクはッ!!梁ちゃんのエッグになるよ!!!」

    「お願いだからもう黙って
     (クッソ、、顔だけはいいんだよな、、)」

    きゅん

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  11. 「教室に卵隠したから見つけて持って来いよ!」

    陽乃、梨愛奈、そして私は卵探しゲームをすることになった。
    それに手伝ってくれているのは眩しいほどに笑顔である拓也と不機嫌そうな佑斗だった。

    「じゃあ始めるぞー!」

    それを合図に私たちは持っていたカチューシャをつけた。イースターらしく盛り上がりたいからつけることになったのだ。

    私たちは一斉に各々目的のものを探しに行く。


    探し始めて何分が経ったのだろう。
    教室に入るとき、背後から突然温もりを感じた。

    「千里。」

    名前を呼ばれ、すぐに誰なのかがわかった。

    「佑斗?どうしたの?」

    先程まで不機嫌だった幼なじみだった。

    「お前…そんな姿他のやつに見せんな。」
    「え?あ。」

    そう言った彼はカチューシャを取った。

    ふと廊下からは梨愛奈の声が聞こえた。
    どうやら卵を見つけたらしい。

    ゲームに負けたはずなのに私の心は温かかった。

    きゅん

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  12. 「美緒〜、もう探していいよ。」
    私は今、幼なじみの類の家でエッグハントというゲームをしている。
    どこにあるのかな〜?
    私は、類の家を探してまわる。
    後ろには類がいて、後ろで笑っている。

    「あと、2分!」

    残り時間がどんどん少なくなっていく。
    ホント、どこにあるの?
    類の家の隅々まで探したのに。
    探していないところあったかな〜?


    「あと、1分〜。」
    探していないところ……あった!
    類の部屋だ!
    私は類の部屋に急いで向かった。
    ガチャ。
    私は勢いよくドアを開けた。
    すると、類の部屋の真ん中あたりにプラスチックの卵があった。
    私は、卵を手にとって中を見てみた。
    中には手紙?ノートの切れ端?があった。
    その紙を見てみると
    『好きです。僕と付き合って。』
    と書かれていた。
    「類っ!これ……。」
    「僕の気持ちだから受け取って。」


    私は顔を赤らめた。

    きゅん

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  13. お昼休み
    廃墟化された美術室。

    「りんりんって、ウサギヘアも似合っちゃうんだね」

    「似合ってるかなぁ…」

    「パンダヘアも好きだけど
     りんりんウサギも可愛すぎ///」


    私の髪をアレンジしてくれた
    あっ君がニコっ。

    真ん丸な瞳がアーチ状になるくらい
    とびきりの笑顔で見つめられ

    キュンと、心臓が飛び跳ねた。


    「あっ君、ほめ殺しはやめてよぉ」

    顔、真っ赤になっちゃうから…


    「じゃあ、僕にいじられたいの?」

    今まで天使だったのに
    あっ君の瞳には、悪魔の光がキラリ。

    「そういうんじゃ…」

    「じゃあ、りんりんが決めて」

    えっ?

    「天使の僕か、悪魔の僕。
     どっちの僕にキスされたい?」

    そんな恥ずかしいこと…
    言えないよぉ…

    「僕のウサギが、困ってる。可愛すぎ///」


    あっ君、天使笑顔に戻ってるし。

    天使と悪魔のミックス彼氏を持つと
    私の心臓がもちません///

    きゅん

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  14. 島田くんは私のことが大好きらしい。番外編
    春斗said

    今日はハッピーイースターだ
    なんか卵とかで遊ぶやつだろ?
    知らんけど
    今日は大好きな彼女
    日波と遊んでいる
    しかも邪魔者の
    ひよりと言うやつと日菜子と言うやつと隼人という奴がいる
    全員邪魔だ
    日波と2人きりなれないじゃん
    ブチ切れている僕に日波は
    「ハッピーイースター!!!!!!!!いつもありがとね」
    「ったく覚悟しろよ━━━━━━━━━」何十年年でもお前しか愛さないからな

    きゅん

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  15. イースターということで、クラスのみんなでコスプレすることになったんだけど。

    「侑衣ちゃん、これね」
    「え…」

    渡された衣装に思わず固まる。

    だって、見るからに似合わない。

    フリフリのワンピースにピンクのカチューシャまで。

    「どうしよ…」

    次々とみんなが着替えていく中、私は恥ずかしくて隣の空き教室に移動した。

    「誰もいないよね」

    ここなら…と安心して着替え終わると。

    ──ガラッ

    「!?」

    突然、ドアが開く。

    「「あ……」」

    同じクラスの風李くんと目が合って。

    「……か、わい」
    「えっ?」

    呟かれた言葉に驚く。

    「あっ、や……その…めっちゃ似合ってる」

    真っ赤な顔でそんなことを言われ、私の頬も赤く染まっていって。

    2人同時に目が泳ぐ。

    初めて男子に胸が高鳴った瞬間だった。

    きゅん

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  16. イースターの日ということで、卵の模型をデザインする私達2人だけが部室にいた。
    普段はチャラチャラしているくせに、こういうときは真剣な顔を見せる先輩はずるい人。

    「それとっても可愛いですね」

    ピンクやレモン色などのパステルカラーがメインの、乙女チックな卵になっている。
    先輩の作品には原色が使われることが多いから驚きだ。

    「これはお前をイメージした」

    「えっ?」

    「ふわっとして危なっかしいし、控えめなやつだと思ってたら実は人懐っこくて明るいし」

    一度言葉を切り、左手に持った卵を見ながら続けた。

    「可愛いよな」

    ぼっと顔が熱くなる。
    だけど、自惚れないように、

    「た、卵、可愛いですよね」

    慌てて誤魔化す。

    「卵の事じゃねーぞ」

    私の長い髪をサラリと掬う。
    そして……

    ───ちゅっ

    「どっちの事か、わかっただろ?」

    こんなにもドキドキさせてくる先輩は、やっぱりずるい。

    きゅん

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  17. 「あぁ~!そこのタマゴとってよ!」
    「うっせ、今それどころじゃないんだよっ」

    敵と戦いながら、イベント中のタマゴを集めるゲームなんだけど…

    「トワのばーかっ」
    「はぁー?!」

    トワが全然タマゴとってくれないんだけど?!
    もう知らないーー

    「…おい、マヤカ」

    ふーんだ、無視してやる

    「……現実の方がいいんじゃねーの」
    …?
    「…それ開けてみて」

    そう言って指差したのは小さな箱。

    …え、なに?

    「やだ。虫?」
    「ちげーわっ」

    …なんなのよ
    トワの頬が少し赤い。

    箱を開けると、そこには水玉模様のタマゴがひとつ。

    「あははっかわいい!なにこ__」


    _チュッ

    私が振り向いた時、トワは私の口に触れるようなキスをした。

    タマゴはパカッと開くようになってて、その中には小さな手紙がひとつ。

    _『スキ』

    不器用に書かれた文字が愛しい。

    「……エッグハントされちゃった」

    きゅん

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    一 織さんをフォロー

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  18. 「先輩。これ」

    後輩くんは、私に真顔でウサギのカチューシャを差し出した。

    え?何々。

    「え?」

    「付けてください」

    「え?」

    「僕も付けます」

    後輩くんは、私に無理やりカチューシャを被せると、スマホで連写しだした。

    え?後輩くんとうとう壊れた…?

    「今日は、イースターですよ?だからうさぎっ」

    後輩くんはめちゃくちゃ似合ってるけど…。

    私、ただの痛いやつじゃん。

    「恥ずかしいから、取るよ」

    「取るなら返事ください」

    「え?」

    そう、私は後輩くんにバレンタインに告白されている。

    「ずっと無視って酷くないですか?僕は頑張ったのに」

    「そう、だよね」

    「はい」


    「え、えっと「罰としてうさぎ語で返事ください」

    「は?」

    うさぎ語ってなに。

    「ぴょんって語尾に」

    「ご、ごめんなさいぴょん…」


    「…そうですか。でも僕は、諦めません。覚悟してください」

    きゅん

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  19. 「美羽先輩、これ持ってくださいね」

    昼休みの中庭。

    彼の鈴君にスプーンを渡され
    嫌な予感しかしない私。

    昨日は、ウサギ耳のカチューシャを
    付けさせられたし…

    「鈴君、このスプーンって?」

    「エッグレースです」

    「ん?」

    「美羽先輩、座ってたらレースはできませんよ!」

    鈴君に手首を引っ張られ。

    「卵を乗せて、グランドを先に一周した方が勝ちですから」

    スプーンの上に、カラフルな卵が乗せられた。

    「これって…ゆで卵だよね?」

    「生卵です」

    なんてデンジャラスな。
    落としたら、間違いなく割れちゃうよ!

    「鈴君、学校でレースはちょっと…」

    恥ずかしすぎだし。
    割れたら、ニワトリさんにごめんなさいだし。

    「美羽先輩とイースターしたくて…
     今週は毎日…イベントを企画してるのに…」

    そんな悲しい顔をしないでよ。

    …ん?

    もしかして…
    明日のお昼も、何かあるってこと?

    きゅん

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  20. 「美羽せ~んぱい
     このカチューシャ、つけてくださいね」


    お昼休みの中庭。

    ベンチに座る私に

    「僕とお揃いなんですから、早くつけて!」

    彼氏の鈴くんは
    ウサギ耳のカチューシャを渡してきた。


    「今、つけるの?」

    「美羽先輩、似合うだろうなぁ」

    「学校のみんなに見られちゃうよ」

    「もしかして…」

    「ん?」

    「僕とお揃いでウサギになるの…
     嫌なんですか?」

    鈴くんは瞳を潤ませ
    今にも泣き出しそう。


    「美羽先輩とウサギになりたくて…
     昨日…買いに行ってきたのに…」

    ひゃっ、泣かないでってば。

    私、鈴君の涙に
    めちゃくちゃ弱いんだから。


    大好きな鈴君に、嫌われるのが怖い私。

    恥ずかしいのを我慢して
    頭にウサギ耳のカチューシャを。


    「これで…満足してくれた?」

    「美羽先輩、可愛すぎです!
     襲ってもいいですか?」


    ダメダメ!

    ここ、学校だから!

    きゅん

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  21. うさ耳を付けた先輩が同じ種類のうさ耳を私の頭に付けた。

    「うん、可愛いね!」
    満足そうな先輩

    「お世辞はいいです//」
    お世辞でも、顔が赤くなる。

    「う〜ん、事実だけどなぁ」
    困り笑いの先輩

    「先輩の方があざと可愛いですよ!」
    私は本心で早口に言う

    「惚れた?」
    冗談のように軽い返事

    「はいって言ったら、どうしますか?」
    私の恋心を弄んだ仕返しに困らせようとすると、
    先輩の顔が赤くなる

    「//本当に?」
    顔が真っ赤なのに、真剣な表情の先輩に心が揺さぶられて、

    「本当ですよ…」
    つい、本心を答えてしまった。

    「俺と、付き合って下さい!」
    先輩の目は、真剣だった。

    「はい。」
    私は、迷わず答えた。

    きゅん

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