ケータイ小説 野いちご > 野いちご学園

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  2. ━学校も終わり下駄箱まで急ぐ

    「伊織、遅くなってごめんね?」

    寄り道をして帰る約束をしてたのに遅くなっちやった

    「そんなに急がなくたって大丈夫。結香が怪我しないか心配。」

    伊織は極度の心配性

    「楽しみだったから仕方ないじゃない!どこ行くの?」

    そう聞いてみるも『秘密』の一点張りで全く教えてくれない

    私の歩幅に合わせてくれている伊織の横にくっついて歩く

    「着いた」

    伊織のその一言で立ち止まると辺り一面もみじの絨毯

    「わぁ~!伊織、すごいよ!キレイだね!」

    「来てよかった。花言葉は大切な思い出なんだ。」

    「伊織ともみじ見れてよかった!私の大切な思い出の1つになったよ!ほんとにありがとう!」

    はしゃぐ私に伊織は微笑んだ

    「結香、これからも俺と大切な思い出増やそう?彼女になって」

    「うん/// これからもよろしくね」

    ━きっと私たちの頬はもみじみに似て紅かった

    きゅん

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  3. 「あ、紅葉」

    そう言った漣を横に私は上を見上げた。そこには一面の紅葉が。

    「本当だ!綺麗。そういえば昔2人でよく公園の紅葉見にいったよねー」
    「よくそんなこと覚えてるな」

    忘れるわけないじゃん。大事な思い出だもん。

    「久しぶりだね、こうやって2人で見るの」
    「そうだな…なあ佳純」
    「ん、なに?」

    え、なにこの緊迫した空気。めっちゃ緊張するんですけど。

    「…また2人で紅葉見に行かないか?」
    「え、行きたい行きたい!」

    まさか漣から誘ってもらえるなんて…!

    「でも今度はさ、幼馴染としてじゃなくて彼女として一緒に行ってくれないか?」
    「へっ?!」

    驚き発言に戸惑いを隠せない。

    「言わない方が良かったのかもしれないけどどうしてもその…お前に彼女としてきてほしくて…佳純のことが好きなんだ」
    「漣…いいよ。私も漣のこと好きだもん」

    数日後、私たちは思い出の公園で紅葉を見に行った。

    きゅん

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  4. 「うわ〜、もう紅葉の季節か〜。なんか早いね」

    「ホントですね。僕と先輩が出会ってもうすぐ2年目ですよ。」

    「そっか~、もうそんな時期か~」

    先輩は俺との出会いを覚えているのかな?

    俺はあのときからずっとずっと先輩のことが……

    「あっ、もみじが落ちてきた!きれいだね~」

    「先輩は何歳児ですか、こんなことではしゃいじゃって」

    「べ、別にいいじゃん」

    丁度いいときに落ち葉が落ちてきた。

           チュっ

    「きゅ、急に何すんのさ」

    「この落ち葉もっといてください。俺たちの初キス思い出すでしょ」

    きゅん

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  5. いつもの朝。

    「おはよ。」

    学校に行っていると後ろから声をかけられる。
    同じクラスの男子で密かに想っている人だ。

    「おはよう。」

    あまり話したことがないのに、朝から挨拶された。嬉しい。

    「話すの久々だ…よ、ね?」

    「そ、だね。」

    どうしたんだろう?彼は頬をかきながら、照れくさそうに言う。

    「あ、あのさっ」

    「ん?なに?」

    「彼氏とか好きな人とか…いる?」

    えっ、何でそんなこと聞くの?
    もしかして…私の事…
    いや、そんなわけないよね?
    あるわけないあるわけない!
    彼はイケメンでモテる。そんな人が私なんかを
    と思いながら答える。顔に出さないように。

    「いないよ。」

    「そっか!」

    「うん。」

    「えとさ、これから朝、一緒に学校行ってもいいかな?」

    もう、ほんとなんなんだろう。
    期待させないでよ。

    「い、いよ?」

    頬がもみじの色に染まりそうだ。

    きゅん

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  6. 「あー、まぁたこんな所にいたぁ!」

    「うるせぇ…頭に響くんだよお前の声」

    「うわ、ジジくさ」

    「黙れ」

    「ハイハイ。何してんのあんた」

    「見りゃわかるだろ、落ち葉の清掃してんだよ」

    「いや、だからなんであんたがやってんのよ」

    「え、俺の密かなる趣味だから?」

    「何故に疑問形…。そんなことより、あんたの趣味ってホント変わってるよね」

    「俺の趣味を馬鹿にすんのかお前は」

    「馬鹿にはしてないよ。ただ外見と中身が合ってないっていうか、何というか」

    「それを馬鹿にしてるって言うんだよ」

    「そんな事ないよ。あっ、そうだ!私もやって良い?」

    「却下、そんな薄着で風邪ひくだろ」

    「大丈夫ですぅ」

    「そんなこと言って毎年この時期になると熱出してんの誰だよ」

    「う」

    「だからお前は帰れ。いいな?」

    「わかったよ…」

    「よし、いーこだ」

    そーやっていつも頭を撫でてくる。

    きゅん

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  7. 「やる」
     渡された小箱を見るともみじ饅頭と書いてあった。
     どこ行ってきたのかわかりやすい。

    「ありがとうね。紅葉、きれいだった?」
    「まぁ」
     面倒そうな返事とは逆に、スマホで撮った写真を丁寧に見せてくれた。
     目が痛くなるほどの鮮やかな赤色と黄色に圧倒される。
    「私も生で見たかったな~」

     さすがに授業サボって彼氏と旅行する勇気が無かったから、彼ひとりだけの旅行になってしまった。

    「……俺も、どうせ見るならお前と見たかった」

     あれ、いつもはそういうこと言うキャラじゃないのに。

    「なんだよ。きれいな景色、ひとりで見るのもいいけど、ふたりで見るのも悪くないなって思っただけだし」

    「じゃあ来年、連休だったら連れて行ってよ」
    「あ?」
     なんかまずいこと言ったかな。

    「来年とか言わずに来月イルミネーション見に行こうぜ。紅葉とは違うけど」

    きゅん

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  8. 「先輩、こんにちは!」



    昼休み、偶然後輩に会った。


    今日も爽やかな笑顔を見せる後輩。



    「先輩、もみじついてますよ」



    そう言って、私の頭に触れる彼。



    「え、本当に!?」



    さっき、外に行った時についたのかな?


    確認しとけばよかったよ・・・



    「先輩、大丈夫ですよ。 だって、僕は好きですもん」



    ーえ?


    今、なんて言ったの?



    「ーもみじのことですよ?」



    あ・・・そうだよね。


    でも、心のどこかで期待していたのは事実だった。


    ーーいつか、私にもそう言ってくれますように・・・なんて。






    「・・・本当は、先輩に言ったんですけど。無理です・・・可愛すぎます」



    彼は、私には聞こえないようにそっと呟いた。

    きゅん

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  9. 「お待たせ」
    靴を履くと、待っている響の隣に立つ私。
    「もみじ、キレイだね」
    私を見て言う響。
    「何よ今更。
    私はいつもキレイじゃない」
    私の名前はもみじ。
    「もみじ違うよ。
    僕が言ったのは“もみじ”だよ」
    「“もみじ”?」
    「うん。後ろ」
    後ろ?
    振り返るとキレイな紅葉(もみじ)たちが。
    紛らわしい…。
    「こ・う・よ・うって言えば良いでしょ!」
    「どっちでも良いじゃん」
    「良くな」
    「今日のもみじはキレイというより…」
    「何よ!」
    見つめないでよ!!
    「顔を真っ赤にしちゃって…。
    可愛いすぎるよ」

    きゅん

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  10. 「何で私が落ち葉の掃除なんか…」

    遡ること数分前、日直で教室に残っていた私は担任に箒を押し付けられた。
    日直は隣の席の男も一緒だったのに、私だけ。
    どうせ私なら断らないとでも思ったんだろう。

    「まだ綺麗なのにね〜…」

    若々しいのに落ちているもみじを見ていると根暗な自分と重なり、箒で掃いてしまうのも虚しくなる。
    私は壁に箒を立て掛けて1枚ずつ拾い始めた。

    「綺麗…」

    落ち葉に見とれていると目の前で大きな足が立ち止まった。

    「1人だと喋るのな」

    隣の席。日直。

    「何でここに」

    突然、彼を出迎えるかのように風が吹いて落ち葉が舞い上がった。

    「あ…せっかく集めたのに…」

    落胆していると彼の手が私の髪に触れた。

    「落ちてても綺麗なら目に留まる」

    彼の手に掴まれた1枚のもみじ。

    「お前のことも、俺は気になる」

    そう言う君の顔が紅く見えたのは、
    舞う紅葉のせいなのだろうか。

    きゅん

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  11. 「ねえ、早く学校行こう!」


    「・・・ああ。」


    私の同級生は、ずっと無口。


    話してくれたら嬉しいのにな。


    「ーあ、もみじ。」


    私はふと、彼と初めて会った時にももみじが綺麗だったことを思い出す。


    もう数年前だし、彼は覚えていないはずだけど。


    「ー綺麗だな」


    彼はもみじを見て、いつもと違う反応を見せた。


    「ねえ、もみじ好きなの?」


    「ああ、好きだ」


    彼の「好き」に、少し心が動く。


    私に言われたわけじゃないのに、図々しいよね。


    でも、私にもそう言ってほしいな・・・なんて。


    「ーあのさ」


    珍しく、彼が話し始める。


    「ずっと前、お前と初めて会った時ももみじが綺麗だったよな」


    ーえ、覚えててくれてたの?


    「あれから、俺、お前が好きになったんだよ」


    ぶわ、っともみじが降ってきて、真っ赤になった顔を隠した。

    きゅん

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  12. 今日も紅葉の季節なんだー。


    私、勇気南ーゆうきみなみは彼を待ってる間紅葉を眺めてた。


    「今日も紅葉の季節になったんだな。」



    後ろからポンポンって叩かれたのは和久田理久。



    「理久、おはよう。」




    理久とは中学からの縁で付き合ってもはや2年。



    「紅葉、きれいだね。」


    口少ない理久だけど。私はそーゆう理久が好き。



    「そぉだな。」



    学校までの道のりは紅葉ばかり。



    「でも、お前も紅葉みたいにきれいだけどな。」


    今、理久真っ赤。



    「バカ。」


    私まで真っ赤になっちゃうよ。



    「バカってなんだよ。本当のことゆうたのに。」



    うふふー。


    「なに笑ってるんだよ。」



    だって理久って…。



    「可愛いー。」


    理久の彼女でよかった。



    「たく。可愛いとか、ゆうな。」


    「紅葉みたいに真っ赤…」


    理久、大好きだよー

    きゅん

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  13. 「もう紅葉(こうよう)の時期ですか、早いですね」
    教室の窓から見える山の紅葉を見ながら言うのは、私が密かに好意を寄せる咲良先生
    「先生ってさくらなのに紅葉(こうよう)好きですよね」
    去年も居残りで先生と紅葉の話をした。
    「桜も好きですが紅葉(もみじ)の花言葉ってますか」
    なんだっけな〜
    「大切な思い出というの意味があるんです。」
    「先生は好きな人と紅葉(こうよう)を見たんですか?」
    「はい」
    それを聞いて心がチクッとした。
    「去年も今年も一緒に見ました」
    え?まさかね…
    伏し目がちになっていた私の目線は先生をみて、先生は紅葉(こうよう)に向けた視線を私にそっと向け
    「誰かとは、今は言えません。」
    シーっと人差し指を口に当て微笑む先生は桜の花言葉のように美しかった。

    きゅん

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  14. 「……帰るぞ?」




     顔を紅葉みたく赤く染めて、俺についてくる幼馴染。

     ……可愛い。




     はやく、俺のものにしたい。





    「支度が遅い」

    「ご、ごめん……」



     クッソ、顔真っ赤で可愛い。

     周りがお前を見てるってのに。

     少しは俺の気持ちを考えてだな……。





     ったく。しょうがねぇな。

    「……っ」

    「へ!? お、降ろしてって!」



     ジタバタしてても軽くて、降りれないのな。

     昔、お姫様抱っこに憧れてるって言ってただろ?





    「こっちの方が速いだろ? 走るぞ?」

    「えっ、ちょっと待ってよぉ! みんな見てる!」



    「っは、見られて上等。そっちのが、俺のものにでもなるだろ?」

    「ふぁ!?」



    「家まで行くぞ」

    「……うんっ!」



     この紅葉が桜に変わる頃には、俺はあんたを手に入れる。




     だから、覚悟しておけよ?

    きゅん

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  15. あーあ。遅くなちゃった。

    先生の手伝いなんて引き受けるもんじゃなかったなぁ。

    いつも部活で遅い幼なじみの秀(しゅう)と一緒に帰りたかったからわざわざ残って先生の手伝いしたのに。

    当たり前だけど恋人でもなんでもない私のことなんて待ってないで帰っちゃったよね....。

    外はもう真っ暗。

    「ううー寒っ」

    一人つぶやくと歩きだす。

    そうすると後ろから何か温かい熱を感じた。

    「見つけた」

    声だけでわかる。秀だ。

    でも、でも。秀が私に後ろから抱きついてくるなんて....!?

    「秀、どうしたの...!?」

    「髪に紅葉ついてた」

    「あっっ...」

    なんだ。紅葉がついてたからとっただけか。秀が抱きついてくるなんてそんなことあるわけない。

    そう思ってると今度は唇に熱を感じる。

    キス。

    キスされたんだ。

    「えっ」

    「唇に紅葉ついてた」

    そう言って紅葉みたいに赤くなる秀。

    きゅん

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  16. 「お前今日から俺の女な」

    校舎裏にいる私の背後から聞き馴染みのある声が聞こえ、思わず振り返る。

    「ちょっと、また?」

    私は声の主である雄也にそう返す。
    ここ一年程こんなノリで私を口説き続けている。

    「お前が全然良い返事してくれないからだろ〜」

    雄也は照れながら後頭部を掻きむしり、視線を逸らす。

    「よくもまあ……何度も言えたもんだね。そのメンタルは感心するよ」

    冷ややかな北風に揺られる木々を横目にそう返す。

    「だろ?お前もこの俺を流し続けるメンタルには参ったわ。だから今日でピリオドを打つ!俺とマジで付き合え」

    打って変わって雄也はいつものおちゃらけた表情とは別の……初めて見る真剣な顔。

    「……まあいいけど。」

    私は口説かれ続けて……すっかり夢中になっていたみたい。

    「俺の勝ち」

    バカから視線を外しふと窓を見ると、映していたのは『もみじ』のように紅潮した自分でした。

    きゅん

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  17. 「あの、質問があるんですけどいいですか?」
    「君は本当に勉強熱心ですね」
    「……///」

     私が先生を好きだからです、なんて腐っても言えない!

    「ここなんですけど」
    「あぁ、ここはね……」
    「……なるほど! わかりました! ありがとうございます!」

    「ところで……」
    「……ッ!?」

     顔近い近い、近いですって!


    「やっぱり、髪に紅葉ついてましたよ」
    「あ、ありがとうございます……」

     なんだ……そんなことか。

    「一生懸命なのはいいけど、頑張りすぎないで下さいね」
    「はい……」


    「あ、あと」
    「……? なんですか?」



    「卒業式まで私に気持ちがあったら教えてくださいね」
    「……は、い!?!?!?」

     ば、ばれてた!?


    「勉強、頑張って下さいね」
     先生がポンポンしてくれた!?



    「……変に期待させないで下さいよぉ」

    そんな二人が付き合うのは、来年の話。

    きゅん

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  18. 「先輩、もみじきれいですねぇ」


    そう言って隣を歩くのは、私の後輩。


    「きれいだね、もみじ。 私、もみじ好きだな」


    「僕も好きです・・・」


    私がまだもみじを見つめていると、ぐいっと後輩に腕を引かれた。


    「ーでも」


    耳元で後輩の声がする。


    「・・・でも、僕は先輩の方が好きです」


    そう言う彼の顔は、もみじよりも真っ赤だった。

    きゅん

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  19. ザーッと風が吹くと色鮮やかなもみじがパラパラ降ってくる

    「わー、キレイ」

    無邪気に笑うのは俺の幼馴染

    「そうだな、綺麗、だ」

    「だよね、だよね!」

    一つの葉っぱをくるくると回しながら愉快そうに笑う

    ばか、もみじに言ったんじゃねーよ。

    もう、何度目だろう。コイツに恋して過ぎた秋は。

    何年も何年も暖めてきたこの気持ちはどうにも持て余してしまってふとした瞬間に口をついて出そうになってしまう。

    いや、もういっそのこと言ってしまおうか。そう思ったら早かった。

    「なぁ、紅葉。」

    「んー?」

    「好きだ。」

    「ん?あー、もみじ綺麗だもんね」

    「ばか、お前が好きだって言ってんだよ。」

    そう俺が言えば顔をもみじの葉と同じぐらい真っ赤にして固まった

    「……なんか言えよ」

    「…….私も好き、大好き!!」

    そう言ってとびきりの笑顔と共に俺に勢いよく抱きついてきた

    きゅん

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  20. 「うわぁ綺麗……」

    誰もいない図書館の中。
    私は勉強していた手を止めて、見上げる。

    木には、紅葉が彩られていた。

    「お前なあ、勉強教えてほしいからここ来たんだろ? 集中しろよー」

    「えへへっ、ごめん!」

    窓を開けると、フワッといきなり風が吹いてきて紅葉が入ってくる。

    「紅葉入ってきちゃったじゃんか。もう閉めとけよ。ここを掃除する人が大変になるだろ」

    彼のきつい言葉に、私はふてくされて窓を閉じた。

    「頭についてる」

    彼は、私のところにまでやってきて頭についた紅葉をとった。

    「確かに綺麗だな」

    ふっと笑った彼。

    「だから言ったでしょ!」

    「可愛い顔してそんな口とんがらがせて台無しだなあ」

    「……そっちこそ」

    優しくてかっこいい顔して、頭いいくせにきつい言葉ばっかり言うんだから。

    「じゃあ、これでいいか?」

    彼が私の唇と自分の唇を合わせて、ちゅ、と音を立てた。

    きゅん

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  21. 授業中、空いていた窓からもみじが入ってきた。


    「ねえ、見てよこれ!キレイじゃない?」


    あまりにもキレイだったので、隣に座っていた幼なじみに見せる。


    「ああ・・・キレイだな」


    「でしょ?」


    2人でわいわい話していると、先生に怒られた。


    ーー授業中だったこと忘れてた。


    まだ話してたかったのに。


    幼なじみと話してると、なぜか笑顔が溢れてくる。


    この気持ちは、何なのかな?


    先生に怒られて静かにしていると、隣からもみじが机に置かれた。


    ーーお前って、可愛いよな


    幼なじみの字で、もみじにはそう書かれていた。


    「あー、もうっ・・・」


    好き。


    私は恋心に気付いて、真っ赤になった顔をもみじで隠した。

    きゅん

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