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  2. 16年間の恋の行方〜片想いを卒業します〜


    ーお昼休み。

    図書室で会った三川君と教室に戻ろうと廊下を歩いていた。

    「あ……」

    三川君が声を上げた。

    「ん?どうしたの?」

    「あれ、川瀬さんの幼なじみじゃない?」

    「どれ……?ほんとだ」

    そこにいたのは幼なじみの颯太。

    あれ?隣に誰かいる

    「隣にいるのってバスケ部のマネの佐々木さん?」

    「……うん。みたい」

    二人は楽しそうに会話をしている。

    ーズキッ

    胸がズキズキと痛い。

    その場から動けなくて二人のことをじっと見つめる。すると、颯太から佐々木さんに顔を近づけ何かを言っている。二人とも顔を赤くして。

    「……っ」

    ショックだった。

    「川瀬さん。こっち向いて」

    三川君にぐいっと引っ張られたかと思うとほっぺにキスをした。

    「……ちょ、今…」

    「忘れなよ。あんなやつ」

    そう言うと真剣な顔で私を見つめた……。

    きゅん

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  3. 私「ああ〜、やっと1人になれた」
     
     大勢の人間と関わることが嫌いな私は、お昼休みになるとお弁当を持って屋上に駆け上がる。
     ここまでくる階段が、ギシギシと音を立てるから、ここには誰も来ない。安心して、卵焼きを食べようとしたそのとき。

    しゅん「お。いたいた!」

     けれど、私の楽園は崩壊した。一番嫌いで、面倒くさくて、一番頭の悪い、私の幼馴染の、しゅんが目の前に立った。

    しゅん「俺さ、今日弁当忘れたんだよね」
    私「だから何?」
    しゅん「お弁当、ちょうだい」
    私「他の女子をあたって。私じゃなくてもいいでしょ」
    しゅん「お前の卵焼き美味しいしさ。他の女子がくってるのは大体親に作ってもらっ
        てんだよ。お前は自分で作ってるだろ?だから安心して食べられる」
    私「どういう意味?」
    しゅん「俺のアレルギーも把握してんだろ?」
    私「そういうこと」

     私はしゅんのお弁当を作る羽目になった。

    きゅん

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  4. 沙樹と、2人で作った空き教室で別々のことをしながらまったりしていた

    私はソファで寝転がりながら、携帯小説を読んでいて
    沙樹は頑張って2人でそろえた漫画を読み直していた


    「あ!ねえ、沙樹!みて!」
    窓の外でカモメがたくさん飛んでいたから、窓によって指をさす

    「ん?」

    「ひゃっぁ!」
    後ろに気配が来たと思ったら、後ろからギュッと抱きしめられた

    「ふっ、かわい」

    「もう!」
    たぶん顔が真っ赤だとおもう

    「んで、どれ?」
    あ!そうだった!

    「あ~あ、カモメ、いなくなっちゃった」
    沙樹にもみて欲しかったのに~

    「残念、でも、神影の可愛い声が聞こえたから俺は満足」

    「沙樹のデレは心臓に悪いっていつも言ってるじゃん!」

    「何で?」

    「何でっていつも心臓を刺激するようなことを………はっ!?」

    「やっぱみかって飽きないわ」

    そういって今度は、正面から抱きしめられた

    きゅん

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  5. 「竜ちゃん大丈夫?」
    「うーん、大丈夫…」

    昼休み。幼なじみであり彼氏でもある竜ちゃんの様子を見に保健室によった。

    「なんか飲み物とかいる?」
    「じゃ、ポカリ……」
    「了解」

    心配しながらも学校の自販機にあるポカリを買いに行く。保健室に戻るとまだ寝ていた。ポカリをそっと置き教室に戻ろうとすると、

    「きゃ!」

    ぐいっと引っ張られベッドの中に引きずり込まれた。

    「……元気じゃん」
    「元気じゃねーよ。咲彩が足りない…充電して?」
    「えっ?ど、どうやって…?」

    恐る恐る聞いてみる。
    ニヤッと意味深な笑みを浮かべて私を見た。

    「キスして?咲彩から」

    トントンと唇を指でつついてくる。

    「!?ば、バカ!できないよ!」
    「え〜?じゃあ午後も授業サボろっかな」
    「〜〜もうっ!」

    どうにでもなれ!って感じでキスをする。
    ちゅ。

    「可愛いやつ…」

    彼は頬を染めながら私を抱きしめた…。

    きゅん

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  6. 転生を繰り返す少女
    用紙のことで忌み嫌われ育てられたが捨てられてしまう
    苦難を乗り越えそこで出会う人々
    逃げて逃げて逃げた先に幸せはやってくるのか、?
    彼女の結末は…
    そして、彼女を幸せにできる人は現れるのか!?

    きゅん

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  7. 「せ、先輩…?   いきなりどうしたんですか?」


    「なにがだ?」


    「いや、いきなり私のことをこんなところに呼び出して…」


    「はー、そんなの理由なんて一つしかないにきまってるだろ?」


    「へ…?」


    「・・なんだよ。」


    「なんですか?もう少し大きな声で言ってくださらないと…」 


    「…だから、俺はお前が好きなんだよ。」


    「え…」


    「返事は?」


    「もちろん『はい』に決まってるじゃないですか‼」


    「ま、お前ならきっとそう言うと思ってたよ。」


    「先輩、私が先輩のこと好きなことに気づいてたんですか⁉」


    「もちろん。だってお前、めっちゃわかりやすいからな。」


    「は、恥ずかしい…」


    「じゃ、いまから一緒に帰るか。家まで送ってやるよ。」


    「は、はい!」

    きゅん

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  8. 親友の健斗に頼まれ、俺は一年生の教室に向かう為、廊下を歩いていた。

    歩いてると周りの女子の目線が俺に向いてるのがわかる。

    だから何となく手を振って笑って見せる。

    すると『きゃー』と女性からの歓声。

    正直悪い気はしなかった。

    そして片手で持ってた健斗から頼まれた彼の義理の妹の弁当を眺める。

    俺は健斗の親友であり彼の義理の妹の先輩である。

    だからかな、2人の大切なものが分かるのは。

    「おーい、美奈ちゃん」

     彼女の教室に着き、名前を叫ぶ。

     「浩先輩!!!どうしました?」
      
      俺の前まで来て嬉しそうに笑う親友の妹は心底可愛い。

      「これ健斗に頼まれたから」
     
       「わぁ、すいません。。」

       弁当を慌てて受け取る彼女の頭を見上げながら俺は彼女の髪の毛をクシャっとする。もし親友と大切なものが被ったら。。
      
      俺はどうするだろうな。

    きゅん

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  9. ーシャッ
    「は、、、?」

    パチっ。カーテンの開いた音とらいとの声が聞こえた気が、、、。
    「うひゃぁ!」
    私は思わず叫んだ。だって、今まで保健室で休ませてもらってたのに、起きた瞬間クラスメイトの滝上の顔が真ん前に、、、。これって、キス直前の体勢だよね。

     「お前今何しようとしてた?」
    低い声でらいとは言った。
    滝上は怯えた様子で出ていった。

    「これは、誤解だからっ!」
    「分かってる。気にしてないよ。」
    甘い声でらいとは言った。

    「よかった。でもごm、、、!?」

    グイっと引き寄せられて、私はキスされた。

    「気にしてるに決まってるだろ。りかの彼氏は俺だ。」
    「それってやきもち?」
    私が聞くと、らいとの顔が真っ赤になった。

    「ちっ違うし。俺は告られたから、付き合って、、、。」
    「嘘でしょ?」

     「忘れろっ!」
    そう言ってらいとは出ていってしまった。

     ツンデレな所も大好きだよ。

    きゅん

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  10. 「なぁ、ミハル!今日ずっと自分のこと避けてるやろ。理由くらい教えてくれや」
    理由って、、
    「そんなんもわからんの、うちは自分しか見てくれやなイヤや!ほかの女子と仲良うするのは見たくない。」
    前までハルヤに彼女がいっぱいおったんも知ってるけど、
    「なんやそれ、」
    はぁ?
    「俺には、」
    「今のハルヤの彼女はうちだけや!いっぱいな中の1人やなくて、うちだけ特別がええねん。それが無理なら別れてや」
    うそ、ホンマは別れたない。せやけど、、
    「俺の話聞けや!俺にはお前だけや告白した時言うたやろ。せやから、女の子たちに今の彼女だけが大事やからもう遊べへん言うてきてん」
    え?ウソっ。じゃあうちの勘違い?ハルヤは
    「え、ごめ、、なさい、、ごめ、ハルヤ。うち、」
    「ええねん。俺も誤解させてしもてすまんな。でも覚えとって俺にはミハルだけや!」
    ハルヤ、、
    「ミハル、好きやで」
    「うち、うちも大好き!」

    きゅん

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  11. 『キャー ユイト様ー』
    『こっち見てくださーい』
    『大好きでーす』

    はぁーまたかぁ

    「いつもいつもやになるなぁ」

    「何がやになるなぁなの?」

    へっ?
    「唯斗っ⁉︎」

    「で、何がやになるの?」

    「知らないもん」

    唯斗なんかもう知らないもん

    「ごきげんナナメ?」

    何がごきげんナナメだよ

    「皆んなの総長様なんだから、こんなとこ居ないで、あっち行けば」

    本当はこんな事言いたいわけじゃ無いのになぁ

    「何が、皆んなの総長様だよ。
    俺は、お前だけの彼氏だぞ」ッチュ

    「ぅなっ‼︎こんなとこでキスするなー」

    「おでこ位で大げさだなぉ」


    ちょっとイジワルな総長様は、私だけの彼氏様
    素直になれない時が多いけど、これからもよろしくね

    きゅん

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  12. 「わざわざ学校で筋トレしなくてもよくない?」
    腹筋する彼の足を押さえながら聞く。
    以前、「やっぱ勝ち続けるためには努力しないとな」ということで鍛え始めた彼に惚れ直したのは秘密。
    ただ無敗の彼が突然そう言い出した理由が気になる。お昼食べ終わってすぐトレーニングなんて、そういう性格じゃないのに。

    「何かあった?」
    「何もねーよ」
    「それじゃ不自然すぎるよ。今まで筋トレとか面倒くさがってしなかったのに。幹部のひとりがあなたと例の総長とタイマンするって口すべらせたんだけど、それと何か関係あるの?」
    彼が起き上がり舌打ちする。

    「……負けたら、お前と別れろって」
    「……?」
    「あいつ、お前に一目ぼれしやがったみたいで、『俺が勝ったら別れろ』とかぬかしやがったんだよ」
    だから、と。

    「俺は絶対にお前を離したくない。だから絶対に、勝つ」

    私を見つめるまっすぐな瞳に惚れ直したのも、また秘密。

    きゅん

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  13. 食堂までの道のりを歩く途中


    後ろから近づいてくる足音。

    なんか急いでるのかな、端寄ろっと、


    でもその音は私の後ろで止まった

    そして

    『あーいーかーちゃんっ』

    この声…透哉君!?

    びっくりしすぎて思わず固まってしまった私。

    『あれ?聞こえてない?笑

     じゃあ、』

    そういってバックハグしてきた…!

    もう近いです!透哉君離れて!ドキドキが止まらないよ(*_*;

    きゅん

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  14. プライド高め総長様と天然女子 2

     「好きです!つつつきあってくだしゃい!」
    噛みまくって、緊張しながらも告白してくれた羽楽は可愛いかった。俺も好きだったが総長で、プライドも高い俺は振られるのが嫌で告白できていなかった。
    「いいよ。」
    爽やかスマイルで、内心クッソ喜びながら俺は言った。
     そんなわけで、俺と羽楽は付き合い始めたのだ。

     「、、パンケーキ、私も。」
    ふにゃっと微笑みながら、羽楽がそう寝言を言った。、、びっくりしたー。どんな夢見てんだろう。

     かわいいな。キスしちゃお。
     ーチュッ
    そっと俺はキスした。俺の方が一枚上手だな。彼氏としてリードできていると思う。
     「凉くん、、大好き。」
    そう声が聞こえた。
     急激に俺の顔が赤くなった。羽楽はまだ寝ている。寝言か、、、。

     ていうか、寝てるのに俺の事キュンとさせるとか、ずるいだろっ!もう、羽楽には勝てる気がしねー。 終わり

    きゅん

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  15. プライド高め総長様と、天然女子 1

     ーコテン
    肩に何か乗った気がして見てみると、俺の彼女の羽楽が眠っていた。
     ついさっきまでお昼ご飯を二人で食べていて、ちょっと飲み物を買いに行った隙に寝てしまったのだ。

     「寝顔かわい。」
    俺はボソッとそうつぶやいた。あくまで、”ボソッ”である。この学校の総長が彼女にでれでれだなんて知られたら恥ずかしいじゃないか。

     こんなにプライドが高い俺なのに、なぜ自分の好きな人とピンポイントで付き合えたのか。それは俺がモテたからだ。別に自慢したいわけじゃないし、嬉しくもない。でも、そのおかげで寄ってくる女子がいて、その中に今、横で寝ている羽楽もいた。

        プライド高め総長様と天然女子 2 につづく。

    きゅん

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  16. お昼休み。

    私は体調が悪くなり、保健室で休んでいた。

    すると

    ガラリと扉が開く音がした。

    「結愛」

    甘い声で私の名前を呼ぶ、その人は...

    「春希!」

    最近付き合い始めた私の彼氏がいた。

    実は春希、総長様なんだぁ。

    たぶん今は喧嘩しに行ってた。

    けど私だけにはとびきり甘い。

    「体調ど?」

    「だいぶ良くなったよ、心配してくれてありがとう」

    「んー」

    照れくさそうに返事をする彼が堪らなく愛しい。

    「保健室に二人きりとか、襲いたくなるじゃんか」

    「えっ」

    私の頬は真っ赤になる。

    「体調悪い奴にそんな事しないけどな」

    「っ...いいよ?春希になら、なにされても」

    「はぁ、ホント煽りすぎ」

    春希は私をベッドに押し倒して、私に覆い被さる。

    一瞬抵抗したけど、春希の力が強すぎて。

    「総長の力なめんなよ?」

    何度も降ってくる甘いキス。

    私の大好きな総長様。

    きゅん

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  17. 「何美味そうなの食ってんの?」
    『別に、、』
    「ふーん。」
    「ねぇ、、1口ちょうだい?」
    『いいけど、、』
    『後ろから抱きつかれてたらあげれないよ😅』

    きゅん

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  18. 開いた口が塞がらないとはこのことで、口からポロリとたまご焼きが落ちた。

    「ん?」

    童顔の彼はこちらに気づくと目を丸くさせつつも、胸ぐらを掴んでいる相手をボゴッと殴り倒す。
    初めて人が殴られる姿を見て思わずビクリと肩を震わせる。

    「ごめん、ご飯まずくなっちゃったね」
    「い、いえ、別に…」

    人の良さそうな笑顔に幻覚だったのかな、と疑ったが背後で倒れてる先輩らしき男の姿にやはり現実だったと認識する。

    「おねーさん先輩だよね。ぼっち飯?」
    「そうですけど…」
    「ふーん」
    あれ、私絡まれてる?
    「…先輩、俺の事怖くないの?」
    「…怖いですけど。人殴るとか、良くないし…その手も痛そうだし」

    え、と今気づいたかのように彼は赤くなった手の甲を見た後、ブッと吹き出した。

    「先輩やさしいね。ね、明日もここでご飯食べてよ。俺もそうするからさ」
    「…はい?」
    「仲良くしよーよ。セーンパイ♡」

    きゅん

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  19. 私の彼氏の名前は大翔(やまと)
    ラブラブな毎日があると思ってた
    全くラブラブじゃない
    なんでかって?

    …大翔が暴走族の総長だからだ

    『おーい、妃華(ひめか)』
    妃華は私の名前
    噂をしたらなやとやら…

    「大翔…」
    笑いながら走ってきた大翔の服には血がついていた
    「…また喧嘩?」

    キョトンとした顔を一瞬したがすぐに笑ったけどビクッとしたのを見逃さなかった

    『い、いや…喧嘩シテナイヨ』

    「したよねぇ?じゃなかったら"血"つかないよねぇ??」

    『……ごめんなさい』

    あ、今私たち見て普通じゃないって思ったでしょ?
    元は大翔と幼馴染だったからこんだけズバズバ言えるんだ〜
    ふと気になった
    「それより、なんで暴走族なんかになったの?」
    『…秘密だよ』
    私の唇に指を押しあてそう言われた
    「そっか…」
    私はそう言いながら後ろに回転した

    ─『お前を守るためだよ…』と言っていたことすら知らずに─

    きゅん

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  20. 「早野、今日の弁当も美味そうだな。自分で作ってるんだろ?」

    「そう。和泉くんのも美味しそうだね。」

    私、早野茜の口からは冷めた声しか出てこない。

    これでも和泉楓くんに片思い中なんですけどね。

    彼は遊び人で彼女はころころ変わってる。

    さっきのだって、どうせ他の子にもサラッと言ってるんでしょ。

    欲深い私は、それが我慢できない。

    「家庭系女子っていいよな。嫁に欲しい。」

    こうやってすぐに私の気持ちを上げさせるのも上手。

    でも今回のは史上最強かも。

    クラっときた。

    「そういうの色々な子に言うのやめなよね。いつか痛い目にあう。」

    すると、彼はニヤッと笑って…。

    「こんな事、早野にしか言わない。」

    「なっ…!」

    「って言ったら、ドキってする?」

    「ひどい!」

    「好きだ、付き合って。」

    「えっ!」

    今度は真剣味を帯びたその目。

    やっぱり和泉くんは……意地悪です。

    きゅん

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  21. 本が好き。
    静かに、心穏やかに過ごせるから。
    図書室は私にとって癒しの場だったーーのに。

    「…あの人、さっきからずっとこっち見てない?」

    図書委員の友人にひそ、と耳打ちされる。
    私は口早に「気のせいだよ」と答え手元に視線を下ろした。

    嘘だ。気のせいじゃない。
    私も気づいていた。ここ最近、窓際一角を陣取り、本を読むそぶりもなくただこちらを睨んでいる。恐ろしく喧嘩が強い(らしい)と噂ではきいたことがあるが、実際話したことないし、そもそも嫌われる理由がー……

    「おい」
    「はひっ!?」

    噂の当人がいつの間にか目の前にズンと立っていた。ぶわりと汗が額に浮かぶ。リンチされる!?殴られる!?

    と、バサリとテーブルに置かれたのは黄色の花束で。え?と首を傾げると、彼はこちらを睨みながら真っ赤な顔で言った。

    「す、好きだ。俺と友達になってくれ」

    …想定外のピュアなお誘いに、私は小さく頷いた。

    きゅん

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