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  2. 「弁当」
    幼馴染の彼に声をかけられ気づく

    「あれ…渡してなかったっけ」
    彼とは家が隣で両親が単身赴任なために私が弁当を作っていたのだ

    「…ほーんと、ラブラブよねぇ」
    親友が頬杖をつきながらニヤニヤ笑う


    「…ラブラブじゃないし」

    カバンから弁当を差し出して彼の手に乗せる


    …彼を好きだと気づいたのはいつだったか。
    けれど伝える勇気なんてない
    親友にはバレてるけど。

    「さーすが夫婦。
    はいはい。教室でイチャイチャしないの」

    無理やり決められて顔が熱くなる

    「っ…違うし!ほら、あんたも否定し…」

    私が彼を見上げると
    ふ、と唇が何かに触れた
    「…え…?」

    彼の顔が遠ざかってからキスされたことに気づく
    パチンとデコピンされて現実に引き戻された

    「違う違う うっせーんだよ、ばーか」

    耳が真っ赤な彼はそのまま遠ざかってしまう

    「…あんた、鈍いもんねぇ」
    親友がニヤリと微笑んだ

    きゅん

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  3. 「今日のラッキーアイテムは……絆創膏だって!
    なになに、それを持っていると恋が叶うかもって」
    「へ~」

    友達を待っている間、幼なじみが屋上で寝転がっているから私は見ていた占いの結果を伝えてみた。そしたら案の定、幼なじみの反応は薄かった。

    つまんないの、と私はページを捲る。

    「私の星座は、何──痛っ!」
    「どうした?」
    「切れた……」

    咄嗟に自分の指を見ると、綺麗に皮膚が割れて血が滲み出てる。私は最悪と痛みに涙目になりながら絆創膏を探した。
    それよりも早く、幼なじみがポケットから絆創膏を取り出す。

    「……なんで持ってるの?」
    「部活でよく使うからだよ……」
    「そうなんだ」

    今度は私がへ~と答えると、つけてくれた幼なじみが答える。

    「で、俺はお前の事が好きなんだけどそれも叶ってくれるの?」
    「し、知らないっ」
    「お前、叶えてくれないの?」

    幼なじみの熱い視線に耐えれなかった。

    きゅん

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  4. 聞き慣れた教室のざわめき。休みである親友が不在のまま、サンドイッチをかじる。代わりに隣には、いつもと変わらない相手がいてくれた。

    「うざい女特集だって」
    「どんな雑誌読んでるの」
    「『私のことどれくらい好き?』って聞く女」
    「そんなの俺よゆう」

    ふふん、と得意そうに腕を組む相手。あたしは無表情のまま、雑誌をめくる手を止めた。

    「……あたしのこと、どれくらいすき?」

    相手のマネをするように、腕を組んでみる。偉そうに位置を高く、保つ。

    「生まれ変わっても、会いたいくらい。」

    けれど、そんなおふざけなどお構いなし。相手はさらっと、当たり前のように伝えてくる。

    ぐさぐさと、ど真ん中に突き刺さった例えに、とりあえず無表情を貫いた。

    「……珍し」
    「……なに」
    「梨杏が照れてる」
    「……うるさい」

    あたしのことをよく知っている相手には、すぐに見抜かれてしまったけれど。ね。

    きゅん

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  5. 「こーと!!
    一緒にご飯食べよ?」

    そういってギュッと抱きつかれた

    それだけのことなのに幸せを感じちゃう


    好きだって伝えちゃったら
    この関係は崩れちゃうのかな…?

    きゅん

    5

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  6. 「お前、なんで合コンなんか行くわけ?」


    隣に並んできたのは よく知った一人の男子。


    「いーかげん彼氏ほしいもん。ていうかなんで知ってるの? こわーい」

    「聞こえてきたから」

    「ふーん」


    聞かれてたならしょーがない。


    「ねーあたしって可愛くないかな?」

    「可愛いよ」

    「だよね?でもモテないの。なんで?」


    可愛くなろって毎日努力してるのに。


    「お前に彼氏できないのは、俺が裏で手を回してるから」

    「…何?」


    今、さらっとすごいこと言われたような。


    「小学校の時から、今までずっと」

    「…」

    「なーんてね」


    ニヤリ、と口角を上げる彼。


    「ごめん、ちょっと意味わかんなかった」

    「要するに。次合コンなんか行ったら
    ころ すよってこと」


    頭に優しく手が置かれた。
    ちょっぴりキケンな笑顔。


    どきっとして
    素直にうなずくことしかできなかったーー

    きゅん

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  7. 忘れ物をした私は隣のクラスへ行った。

    「悠!英語の教科書貸してくれない?」

    「ん、ちょっと待って」
    悠が鞄を開けて教科書を探し始めた時、


    「お前ら仲いいよなー。」
    悠の友達が呟いた。

    「んだよ、妬みか?」

    「あぁ、羨ましいね!可愛い幼馴染とか!」

    「だろ?」

    いや、だろ?じゃないし。


    「別に可愛くなんか…」

    「葵ちゃん今度デートしようよ!」

    「は、はぁ!?」

    意味が分からなくて助けを求めようと悠を見たら、

    「おいこらナンパ野郎、よく見とけ」

    悠が急に顔を近づけてきて、まるで、キスするみたいに。


    「ッ…」

    その瞬間を、友達に見えないように教科書で隠した悠。


    「葵はやんねぇから」


    その行為と、言葉に、顔が赤くなる。


    居た堪らなくなって、

    「っ~バイバイ!!」

    私は教室を後にした。




    「ベタ惚れかよー」

    「まぁな。理性保つのに必死だよ」

    きゅん

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  8. 私は彼の顔をじっと見ていた。
    彼は夜空の様だった。
    いつもはポーカーフェイスな彼も
    笑うと星みたいにキラキラと輝く。

    私はそんな彼が好きだ。
    ただ、今は片想いでいい。
    きっと告白したら彼の顔が見れなくなる。私にとってそれは一番辛いことだった。

    私は決めた。
    彼を私の一番星にすることを。
    真っ黒なキャンバスに輝く最初の星、手を伸ばしても届くことは無く見るだけで人を幸せにする星に

    私の恋は泡沫
    本心を知られればきっと消えてしまう

    だから私は、大切にする この距離を この時を この先も変わらず永遠に…

    きゅん

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  9. 「えっ、弁当自分で作ってんの?」

    友達とお弁当のおかずを分け合っていると、会話が聞こえたのか、近くにいたクラスメイトの男子にそう聞かれた。

    「う、うん」

    「マジで? すげぇ! しかも美味そう!」

    「そんなこと……」

    イケメンに褒められると、なんだか特にテレる……。

    「俺も何か交換してもらってい?」

    「あっ、うん! いい……」

    『よ』と続けようとしたとき、

    「野菜炒め、味濃すぎ」

    そんな声がしたのと同時に、硬い箱のような物を頭に乗せられた。

    「は? ちょ……っ」

    顔を上げると、そこには幼なじみが。

    味が濃すぎる!? なによ、偉そうに!

    しかもお弁当箱を人の頭になに乗せ……ってか、彼にコイツのお弁当作ってるって……

    「弁当作ってあげてんの?」

    ……バレた。

    「おう、毎日な。つーかおまえ……」

    「な、なによ」

    「俺以外の野郎に弁当分けようとしてんじゃねぇよ」

    きゅん

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  10. 「あ…弁当」

    今日の昼飯を受け取っていないことに気づいた俺は教室の端で友達とはしゃいでいる幼馴染に声をかけた

    「…弁当」
    現在単身赴任中の両親の代わりに毎日弁当を作ってくれる彼女

    いつの間にかこいつしか見えなくなって
    好きだと気がついた

    「ほーんと、ラブラブよねぇ」
    にやりと彼女の友達が笑う
    何故かこいつには俺の想いは簡単にバレていて

    「…ラブラブじゃないし」

    彼女が俺を見ずに弁当を俺の手に乗せる

    いつもの事だけど
    正直その否定にはズキっとくる

    「…違うし!ほら、あんたも否定し…」

    …俺に、否定しろ…と?
    何年片思いし続けたと思っている

    …我慢の限界だ


    俺は屈んで彼女に口づけを落とした


    彼女は目を丸くして俺を見つめる

    「違う違う うっせーんだよ。ばーか」

    そりゃ、俺の事を男として見てないのはわかるけど。

    俺はお前が好きなんだ

    否定ばっかりするなよ
    ばーか

    きゅん

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  11. 私「いきなりどうしt…」

    ドンッ

    幼なじみ「俺のこと好きだろ?」

    私「えっ」

    幼なじみ「何年一緒にいると思ってんだよ。お前見てたらすぐわかる。」

    私「別に、そんなこと…!?…んっ」

    ー 一瞬、息が止まった

    幼なじみ「拒まないってことは正解だな。今から俺と付き合え。」

    きゅん

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  12. 「…お前ってさ。好きな人いるの?」
    急な質問に戸惑う
    「…君だよ」なんて言えなくて

    「秘密」
    私は笑った

    「…ふーん」

    彼は不服そうに私から目線をそらした
    「…そっちは?好きな人いるの?」

    いないって答えて欲しい
    私にもチャンスがあるって思いたい

    「…いるよ」

    願っていた思いとは裏腹に返ってきた答えは悲しいものだった

    「…誰?」
    そんなこと聞くつもりないのに
    そう聞かないといけない気がして
    質問すると
    彼は嬉しそうに笑った

    「…誰にも言わない?耳、貸して」

    言われた通り耳を近づける



    「……お前」



    たった一言囁かれる

    「え…?」
    目を見開く私に彼は笑った

    「お前は…?」



    ……あなたが、好きだよ……?

    きゅん

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  13. 「藍乃、藍乃」

    ポンポンと肩を叩かれ振り返ると
    幼馴染の修也が満面の笑みで箸を持っている

    「はい。あーん」

    箸の先には卵焼きが挟まれていて

    「…は!?」

    目を見開く私の口に無理矢理卵焼きがねじ込まれる

    「お前ら付き合ってんの〜?」

    「おう」
    幼馴染である私たちはそうやってよくからかわれることがあった
    いつもは「幼馴染だから」って笑っていたけど
    昨日…付き合い始めました

    「はぁ!?!?」
    教室全体が騒然とする

    「ってことで。藍乃に手ェ出したら俺が許さないから」

    後ろからぎゅっと抱きしめられる

    「ちょ、修也」
    恥ずかしさで抱きしめられる手をペシペシと叩くと嬉しそうに修也は笑った

    「照れてんの?可愛いっ…」

    「ふ、ふざけんな!」

    幸せな毎日
    これからもずっと続いて…





    〜〜〜

    続いてほしかった

    きゅん

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  14. 「うわっ!今日もめっちゃすごいね!ハルくんのお弁当」
    彼が開いた弁当箱には女子顔負けのおいしそうな具が並んでいる。
    これで手作りだというのだから、やはり彼は侮れない。
    「ふふっ。なんか照れます//」
    ふわっとしたほほ笑みがキュンとくる。
    「ね、たまご焼きちょうだいよ」
    「好きですね。ほんとに。」
    「もちろん。たまご焼きは最強だよ!」
    「ふふ。いーですよ。」
    よっしゃ!と、たまご焼きに箸をのばすと彼に手を添えられた。
    「、え?」
    たまご焼きのどアップが目に映る。
    「はい、あーん。」
    「へっ//」
    「食べないんですか?」
    「いっ、いるっ!!」
    あわててパクっと食べると
    ふわふわのたまご焼きが口に広がり、ふわふわの笑顔が私を見る。
    「美味しいですか?」
    ふにゃっという音がつきそうなほどの満面の笑みの彼。
    「う、うん//」
    「んふふ、よかった。」
    やっぱり私は後輩彼氏くんにはかなわない。

    きゅん

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  15. 「声出しすぎて声ガラガラだわ」

    君の声は見事に本人とは思えないような声をしていた
    「やば」
    「お疲れ様ー」
    友達と笑う
    …あ、ポケットを探ると2つの飴がある
    私はそのうちひとつをとって君の前に掲げた
    「いる?」
    君はビックリした顔をして笑って
    「いる」
    そう言って飴をとろうした
    しかし、私は軽くいたずらをしようと
    1つ飴を自分の口の中に放り込んでしまう
    「あっ…お前…」
    露骨に落ち込む君に周りにいた友達は爆笑

    コロコロ転がすとイチゴの味が口の中に広がる
    君の悔しそうな顔に満足してもうひとつの飴を取り出した
    「冗談だっ…っん!?」

    渡そうとする前に唇を塞がれ…

    君の舌が飴を絡めとる

    「ちょ、何…」
    唇が離れると口の中には何もなく
    君の口に飴が移ったことを理解した

    「甘いね」

    君のいたずらに笑う顔に不覚にもドキッとしてしまって
    恥ずかしくなってもうひとつの飴を自分の口に放り込んだ

    きゅん

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  16. 「ねぇ。この前の土曜日女の人とデートしてた?」
    私の彼氏はモテます
    告白とか日常茶飯事

    「んー」

    そんな彼と付き合えたのは奇跡に等しい事だけど…

    「なんで?」

    「友達が写真撮ったって見せてくれた」

    彼は笑って私を見つめる

    「嫉妬?」

    「…っ!違」

    顔が熱くなる
    「違うの?」

    確かめるように問われ、私は正直に言った
    「違…わないです…」

    いじわる…

    「この人でしょ」
    彼がポケットからスマホを取り出し写真を見せた

    写真には楽しそうに写ってる彼と女の人

    「…うん」

    やっぱり女の人とデートしてたんだ…
    落ち込むなぁ

    「姉ちゃんだから」

    「え?」

    「これ実の姉。今年結婚すんの」

    「えぇ!?」

    ニヤリと彼は笑う

    「ごめん…」
    つい謝ると彼は私の頭に触れた

    「俺が浮気なんかするわけねぇだろ。お前しか見えてねぇのに」

    そう言って彼は笑う

    ほんと、いじわるだ

    きゅん

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  17. 「な、あいつ、最近可愛いよな」
    クラスの奴が指差した先にはお前がいた
    お前は確かに可愛いけど
    お前がそいつらと付き合うことを考えたら苦しくて仕方ない

    俺は無防備な背中に両手を伸ばし抱きしめた
    …誰にも渡さない
    先ほどまで噂をしていた奴らを睨み、威嚇する

    「ぎゃあー!」
    お前はそう叫んだ
    そこまでびっくりすることか!
    「あはは、お前最高」
    びっくりする反応も可愛すぎ
    軽く言い合いになる

    好きだ
    好きだ
    好きだ
    それを伝える勇気はないのにお前に近づく男に嫉妬する自分が情けない

    「ほんとあんたって馬鹿だよね」

    わかってる
    こんなにお前に溺れてる俺は大馬鹿者だって

    「そーゆーとこも好きだけど」

    今…なんて
    心臓が大きく跳ねる

    「冗談だよバーカ」

    ふざけんなっ
    こんなにお前の言葉1つに振り回される
    からかった分だけ仕返しを食らうけど

    嘘でも
    その言葉が聞けただけで嬉しいんだ

    きゅん

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  18. 急に後ろから抱きしめられ叫ぶ
    「ぎゃあー!」
    すると
    吹き出すような声が聞こえて。
    「あはは!お前最高やな!」
    「急になにすんの!」
    そう叫ぶとまた彼は笑う
    「そういうとこも可愛いって言ってんねん」
    彼はそういって私の髪を1束すくいそれにキスを落とした
    「っ…!」
    一気に顔が熱くなる
    「ぷっ…あはは!顔真っ赤やん」
    「またからかったね?」
    ムカつく奴
    いっつもそーやって私を照れさせて笑う
    ほんといつになっても子供で
    馬鹿で。

    でも、そんな彼を好きになってしまった私はもっと馬鹿かなぁ

    彼の行動全てに振り回されてる

    次は私の方がからかってやる
    「ほんと、あんたって馬鹿だよね!」
    そのあとには…そうだな
    「…そーゆーとこも好きだけど。」

    からかいついでに本音も入れといてあげる

    彼はその言葉に顔を赤くして固まった
    「冗談だよバーカ」
    「くそっ騙したな!?」

    心からの本音はいつ届くのかな

    きゅん

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  19. 隣の教室の前を通ると、
    ちょうど扉から出てきた男子生徒とぶつかった。
    私の手から落ちた筆箱を彼の方が先に拾ってくれる。
    「どーぞ」
    久々に聞く声にどきりとした。
    「ありがと」

    1年は同じクラスだった。
    席が隣になった事もあったし、よく話をしていた。

    「久しぶり」
    「だね」

    行く方向が同じなのか廊下を並んで歩く。
    何か話題を、と思い「身長、のびた?」と彼を見上げた。
    「分かる?1年の時から更に5㎝アップ」
    得意気に笑った顔に、人懐っこさは変わってないなと思ったら
    自然と笑みがこぼれた。

    彼に「なんだよ」と軽く小突かれツンと髪を一束摘ままれる。
    「そっちは髪、伸びたな。


    …彼氏でもできた?」

    「え?」

    曲がった廊下は誰も居なくて
    立ち止まった私たちの影だけが向き合っていた。

    「………やっぱ今の無し。忘れて」
    そう言って前を向いた彼の耳は少し赤い。


    無しとか、出来ないのに。

    きゅん

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  20. 好きなひとが居ます。

    「川崎、お前おせーよ」

    私は慌てて返事をする。
    「ご、ごめん!すぐ行く…」

    彼とは委員会が一緒でたまにある集まりに出席している。

    すぐ駆け寄ると「遅刻魔だな」と言われ
    「まだ10分前」と反抗した。

    いつも意地悪言ってくるけど
    こうして待っててくれる優しさがさりげない。

    廊下を並んで歩く。
    「川崎、何センチ?身長」
    ふいに聞かれ「153だけど…」と返すと
    「小っせー、届くの?いろいろ」
    「なにそれ!届くよ」
    右側を見上げると彼がククッと笑い「嘘だな」と言っている。

    私は彼の左腕に軽く拳を当てた。
    「うわー、暴力反対」
    茶化すように言われ、拳をゆるめそのまま制服の袖を掴む。

    私は背伸びをし彼の耳元で「ほら、内緒話できる」と言った。

    至近距離で視線が絡むと私の顔は熱くなった。

    彼は一瞬目を見開いたが、すぐにニヤリとして「恥ずかしいならやるなよ」と笑った。

    きゅん

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