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  2. 「ちょ、待って…っ!」

    夕陽が差し込む教室。

    私の手首を壁に押さえつけ、熱を持った瞳で私を見つめるのは新汰だ。

    「なに」

    「なにって…急にこんな」

    「こんな?」

    分かってるくせに、と私は唇を噛む。

    「キ…スしようとか…人来るかもしれないのに」

    ふーん、と新汰は微かな笑みを浮かべて私の耳元に顔を寄せた。

    「でも嫌じゃないでしょ?」

    新汰の低い声が耳朶を打つ。

    ぞわりとした感覚が腰から背筋を這い上がって私は思わず新汰のシャツをぎゅっと握った。

    「や、じゃない…」

    新汰は私の額にキスを1つ落とすと、唇に吸い付くようなキスをした。

    「ん…」

    するり、と頬に新汰の手が回る。

    「夕希、口開けて」

    驚いて新汰を見上げると唇に細い指がかかり、そっと口を開けられた。

    「ん、っ…あ」

    漏れた声が胸を締め付ける。

    「…っ煽んな、バカ」

    甘くて深いキスは、恋の味がした。

    きゅん

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  3. 数センチ高い目線に合わせようと一生懸命つま先を伸ばすのに、いじわるく目を細めた彼はいっさい屈むこともせず見下ろしてくる。

    これではまるで、わたしがねだっているような構図になってしまう。

    気に食わない。


    「もういい、帰る」


    寮の消灯時間が迫っている。

    わかっているくせに離してくれない。わたしも、わかっているくせに突き放せない。



    「もういい、じゃねぇだろ」


    ひどいよ、と思う。
    与えてくれないのに、欲しがるから。


    「(わたしだけを、欲しがってよ)」


    そんなことを言ってしまえば、この関係はもう終わり。
    麻薬みたいなキス。他のこと、何も考えられなくなる。



    「後戻りできなくなればいいのに。オレ以外、無理だって」


    背を向けた彼が低い声でなにかを呟いたけれど、聞きとれない。校舎の闇に白いシャツが消えていく。

    ────いつか

    君の愛に溺れてみたいな。

    きゅん

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  4. 「なぁ…お前、さっき告白されてたよな?」
    「アキちゃんには関係ないでしょ
    私たち、ただの幼なじみなんだから…」

    アキトの横を通り過ぎようとした時
    「待てよ」
    ヒメの腕を掴んだ
    「離して」
    「嫌だ」
    「離してよ」
    「離さねぇよ。お前どっか行くだろ」
    それでも離さないアキトの手を振りほどく
    「もう、いったいなんなの?」

    振り向いた瞬間、壁ドン
    「ちょっと…何?」
    うつむく、ヒメに
    「お前さ…気付いてねぇと思うけど…オレ、お前のコトずっと好きだったんだ」

    「えっ?うそ…」
    と、ヒメが顔を上げた時、アキトの唇がヒメの唇に触れた
    「ごめん、今の忘れて」

    行こうとする、アキトの腕を今度はヒメが掴み
    「待って!忘れない。だって私もアキちゃんが好きだったんだから」

    「…」
    「アキちゃん?」
    「ヒメ…」
    ヒメを抱きしめる
    「キャッ」
    驚くヒメに
    「ヤバい…すげー嬉しい」
    そして、2人の唇が重なった

    きゅん

    4

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  5. 千秋君はわがままだ。



    「ねぇ、キスして?」

    「……はい?」


    二人きりの教室でそう言うのは
    千秋君だ。


    「……何言って「早く」


    千秋くんは私の座る椅子に手をかけて、
    私に両手で覆い塞がる。

    これじゃ、わたしには逃げ場なんてない。



    「……恥ずかしいからイヤ」


    「しないと、俺がここで
    息出来ないくらいキスするけどいーの?」


    「……うぅ、それもイヤ」



    わたしは千秋君のほっぺに
    ちゅっ、とキスをする。



    明らかに不満そうな千秋君。



    「もっかい、口に。」



    やっぱり…… 。


    わたしは仕方なく千秋くんの
    唇にそっと触れる。


    キスが終わって、目を開けると




    「……よく出来ました」



    そう千秋君はニヤッと笑って、



    「ひゃっ、!」



    わたしは強引に千秋君にキスをされる。

    そのキスは熱くて。



    千秋君はわがままだ。

    きゅん

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  6. 「ねえ、好きな人教えてよ!」

    「嫌だよ」

    「じゃ、ヒント!」

    「えー。じゃ、背がまあまあ高い」

    これは習慣。
    幼なじみの陸人(りくと)は好きな人を教えてくれないから、探っている。

    「それから?」

    「可愛い」

    「そんなの知らないよ!」

    わたし、小波(こなみ)には分からないことだらけ。

    「最後のヒント。今日、ポニーテールしてて、赤のリボンしてる人」

    赤のリボンをして、ポニーテールしてるのは私しかいない。

    ってことは………?

    今夜は眠れなさそう。

    きゅん

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  7. 「あ、俺の『期間限定夕張メロンフレーバーシュワっと弾ける微炭酸』が無くなってる」

    セミの声が途絶えると同時に、紡がぽつりと呟いた。

    「…長いよ」

    暑さで口を開くのも億劫になって、私はやっとそれだけ返した。

    「生徒会室の冷蔵庫は私物突っ込んじゃダメって言うから、知る人ぞ知る文芸部の冷蔵庫に置いておいたのに」

    「知らないよそんなの」

    「お前だろ!」

    「変な言いがかりはやめてください」

    「だって文芸部員お前だけじゃん!」

    「……」

    「期間限定だったのになぁ?」

    「…だったら印つけときゃ良かったのに」

    「印、ねぇ…」


    ───ガタンッ


    世界が、反転した。

    背中にヒヤリと冷たいリノリウムの床。

    「だったらこっちにも印つけとかないと」

    紡はそう言って私の首筋に唇を寄せる。

    「っあ…」






    「お前は俺のもんだって」

    きゅん

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  8. 煌めいたのは水面だったのか、キミに寄せた淡い恋心だったのか───






    激しく水飛沫を上げて飛び込んだ青の世界で静かに目を開けると、あまりにも真っ直ぐに私を見つめるキミがいた。



    “ 好きだ ”



    キミの唇が小さく動いてそう呟いた。



    “ 私も ”



    答える私の頬にキミは手を伸ばす。



    小さな泡が揺れては光り、私の心をくすぐった。



    重なった唇は、少し冷たくて、微かに塩素の味がした。



    初めは啄むように、優しく。

    それから角度を変えて、深く、甘く。



    濡れてしまった制服もキミの隣にいる口実にしてしまおう。






    誰も知らない。気づかない。


    プールの底は私とキミだけの世界だった。

    きゅん

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  9. 私は真尋。今純也に告白されました。

    俺は真尋が好きだ、これから、毎日何十回って叫ぶからな

    お前が好きだって。覚悟してね。

    きゅん

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  10. 「うわぁ〜ん。」

    私、失恋しました。多分。いや絶対そう。

    帰りに廊下通ったら広がいて、告白されてた。

    それはまぁ、女の子が広にキスしてたらそれは確信ですよね。

    そして、私の口から言葉が溢れ出てきた。

    「ひろー!大好き。なんで女にキスされてんだよ。バーか。広のバカ。バカバカ。」

    ガラガラ

    「お前、バカバカ言ってるとカバになるぞ。」

    「えっ?広、なんでここにいるの?女の子は付き合ってるんじゃないの?」

    「付き合ってない。俺、好きな人いるし。」

    「えっ?じゃあなんでキスしてたの?」

    「お前見てたのかよ。あれは、女から勝手にしてきた。この際だから言うけど俺、お前が好きだ。」

    「私も好き。」

    「知ってる。お前の声廊下まで響いてた。」

    その言葉と同時に涙が零れてきた。

    これは悲しい涙なんかじゃない。

    好きな人と両思いだっていう喜びの涙。

    今夜は眠れそうにありません。

    きゅん

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  11. 『放課後校舎裏に来てください』
    これは同じクラスの高木さんに書いた手紙の内容だ。高木さんは高身長で顔も良い、そして何よりとても家族思いだ。あれは惚れる。

    「あんたが俺を呼び出した人?」

    後ろを見ると高木さんがいた。いつ見てもかっこいい…。ずっと見ていられるほどだ。

    ドンッ

    「え…?」

    思わず声を出してしまった。なぜかいきなり壁ドンされている状況に。そして何より顔が近い。今の私の顔は赤くなっているだろう。恥ずかしいけどずっと見ていたいと思ってしまう。

    「あんた…見惚れすぎ。」

    そう言いながら微笑んだ。心臓が本当にうるさいほどなっている。

    「好きだな……あ…。」

    ふと口に出してしまった一言…。やばいやつだと思われたかな?しかもこんな至近距離で言っちゃったし絶対聞こえてるよね。もう終わった…。

    「俺も好きだよ。」

    そう言い彼は小悪魔のように笑った。

    きゅん

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  12. 「おーい、サクラ〜!」

    私は名前を呼ばれたので声のした方向を見た。そこには同じクラスの西城くんがいた。

    「西城くんどうしたの?」

    私は西城くんに駆け寄りながら聞いた。だが西城くんは「えーっと、そのー…。」とばかり言って呼んだ理由をなかなか言ってくれない。それに顔が少し赤く感じる。

    「あ、あの!!今度サッカーの試合あるから見にきて欲しいんだ!」

    いきなり大きな声でびっくりしたが嬉しかった。私はあまり西城くんと話したことがない。そんな私に試合にきて欲しいと言ってくれたのだ。

    「もちろん!」

    そう答えると西城くんは嬉しそうに笑った。

    「はい!」

    私はそう言いながら右手を出す。

    「えっと…?」

    西城くんは何かわかっていないようだった。

    「指きりだよ。絶対破らないって約束!」

    そういうと西城くんも右手を出してくれた。

    「「ゆーびきりげんまん嘘ついたら針千本のーます!!」」

    きゅん

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  13. 「なーつっ!」

    「おわ!春輝(はるき)!」
    春輝は今年同クラになった同級生。
    懐っこくて...片想い中な人。

    「おはよっ!今日放課後空いてる?」

    「放課後?まぁ.......。」

    やった!っと太陽みたいに笑う春輝に不覚にもドキッとする。

    「じゃあ!放課後な!」
    と今にも走り出すかのように背を向ける。
    え?てか、放課後なにすんのよ!

    「は、春輝っ!待って!」

    ギュッ
    と春輝の袖を掴む。がスピード落とすだけで止まらず、此方を向く。

    「どしたのーー?」

    「ほ、放課後っ!はぁっはぁっ何するの?はぁっ。」

    春輝はなんてことなく喋るけど文化部の私はすでに息切れ中。

    「あぁ。____告白。」
    春輝は照れくさそうに呟く。

    っ?!へ?!

    途端に私の顔に熱が灯った。

    「ぜってぇ来いよ!待ってんから!」


    風のように消えた春輝の後ろを眺める。
    選択肢なんかYESしかないじゃん。

    きゅん

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  14. 放課後寄り道もせずまっすぐ家に帰っていると
    ギュッ
    !?…ああ…あいつか。いつもこれびっくりするんだよな。

    「奏真…あんた何やってんの。」
    「だって…姉さんが今日告白されてるの見て…心配になったんだもん。」

    私は奏真の手をのけ奏真と向き合う。だが奏真の方が背が高く私が見上げることになる。…なんで私低いんだよ。

    「奏真、別に私が告白されても心配になる必要はないしとりあえず抱きついてくるのはやめなさい。」

    そう言った途端奏真に抱きつかれる。

    「あ、あんた!言ったそばから!!」

    奏真はそっと耳元で呟く。

    「俺…姉さんが他の男に取られるの…嫌だよ。」

    初めて弟の低音を聞き、慣れていない私は思わず顔を赤らめる。なぜかとても心臓がドキドキ鳴ってるし…どうしちゃったの私!?
    奏真はバッと抱きつくのをやめた。

    「さあ、はやく帰ろう!姉さん!」

    私たちは一緒に家に向かって走り出した。

    きゅん

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  15. うちの学校には幽霊が出るらしい。
    夜9時、体育館でボールをついている髪の長い女の子・・・。

    それは多分、いや絶対、私だ。

    ふぅ、とため息をつきながらコーンを並べる。
    私はこれを使って毎日ドリブルの練習をしている。

    ♡o。+..:*♡o。+..:*♡o。+..:*♡o。+..:*
    今年の4月、部活見学でバスケ部を見た私は体験でシュートが全部入った。その時の興奮が忘れられなくてバスケ部に入ったんだけど・・・。
    ♡o。+..:*♡o。+..:*♡o。+..:*♡o。+..:*
    私はびっくりするくらいドリブルが下手だった。特に利き手じゃない方は壊滅的。
    だから、今日も私は独りで練習。

    「ユーレイさん♪」

    「きゃぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁ」

    え、河野くん!?男バスの王子の、
    なんでここに・・・。

    「岬さん、だよね。幽霊の・・・。ククク」

    「ずっと見てたら気になってきちゃった」

    きゅん

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  16. 私はあなたを信じてる。
    だからあなたも私を信じてほしい。
    「恭平、帰ろ!」
    「うん」
    私の幼なじみでもあり恋人の恭平。
    付き合って半年。
    私達の関係はあまり変わっていない。
    「………恭平」
    「………」

    恭平は親に愛情をもらえなかった。
    愛をもらえずに育った恭平はどうやって愛を伝えればいいのかわからないと悩んでいる。

    「恭平!」
    「ん?」
    だから私から勇気を振り絞って言わなきゃ。
    「恭平の大好きだよ!!ずっとずっとずっと!」
    「………っ!」
    恭平も同じ言葉を返してくれればそれでいいんだよ。
    恭平、私はあなたが大好きだから。
    私はあなたの支えになりたい。
    「………俺も、大好きだよ」
    そしてここからまた始めよう。
    私達の愛をみんなに伝える一歩を!

    きゅん

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  17. 「ねぇ。」

    「どうしたの?」

    「昨日、瑠花と一緒にいた男誰?」

    「あー。田中君のこと?ただの友達だよ。もしかしてヤキモチ妬いた?へへっ。可愛い。」

    「……」

    俺は、瑠花のことになると歯止めが効かなくなる。

    俺は、絶対束縛男になりたくないのに。

    でも、瑠花は、ありのままでいいって言ってくれた自慢の彼女だ。

    「あれ?ごめんね。奏多は、そういうのないもんね。」

    はぁ。瑠花は、どれだけ俺を惚れさせれば気が済むんだ。上目遣いとかずるいでしょ。

    俺は、瑠花を壁にドンと押し付けた。

    「俺も、ヤキモチぐらい妬くし。しかも、可愛いのはそっちだろ。」

    そう言って、彼女の唇にキスを落とした。

    当然彼女の顔は俺と同様真っ赤っか。

    俺の彼女は、可愛すぎて困る。

    そして、俺はこの日改めて瑠花を絶対に幸せにしてみせると心から誓った。

    きゅん

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  18. 「かずちゃん」

    付き合い始めて3ヶ月。みんなが『そろそろ飽きてきたよね』と愚痴を漏らす頃。

    「今日一緒に帰ろ!」
    「もっちろん」

    私たちは、ラブラブです。
    “今日”って言ってるけど、毎日一緒に帰ってる。
    幸せ真っ只中の昼休み。
    ……ひぃくんがモテモテなことを除いて。

    「柊くん、この問題教えて!」
    「柊くん、あのね」

    私たちが会話するときは、常にまわりに女の子が。
    わわわ、これじゃあひぃくんが目移りしてもおかしくないかも……。
    心がシュンと萎れてくる。

    「柊くんは可愛い系だよね〜」

    みんなが口を揃えて言う。んん!違うんだよ、実は……。

    「違うよ。俺は独占欲強くて、面倒くさい系」

    そう言ったひぃくんが、しゅるりと私の手をとる。

    「和葉。一緒にお昼ご飯、食べに行こ?」

    ぎゅっ。指先が絡まり合う。

    「……うんっ!」

    ひぃくんは、優しくてかっこいい、ずっと大好きな私の恋人。

    きゅん

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  19. 私は今日、一目惚れした先輩に告白して振られた。



    先輩の前で泣くのは我慢したけど、いなくなった今、涙が止まらない。



    ……場所、移動しよう。



    今は授業中だから、誰もいない図書室に。




    図書室に入ると、隅の方の太陽の光がよく当たる、机と椅子があるスペースに行った。




    椅子に座って、先輩を想って泣いていると、



    「なんで泣いてるの?」



    突然、後ろから声が聞こえた。




    「何か嫌な事でもあった?」



    目の前にいるのは王子様のような男の人。



    「……振られました」


    彼の不思議な雰囲気におされて、つい答えてしまう。



    「そっか。……じゃあ、慰めてあげる」



    彼は私に近づいてきて、



    ──私の唇を奪った。



    「……え?」



    「またここにおいで。そうしたら俺が慰めてあげるから」



    そう言った彼の瞳が、すごく綺麗だと思った。

    きゅん

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  20. 「ねえ…さっき告白されてただろ?まさか付き合う…なんてつもりはねえよな?」

    私、天羽百合華は人生初めての壁ドンをされているのですが…なぜかとっても怖いです!
    なぜか幼馴染の錆兎くんがいつもなら犬系男子なのに猛獣に変わったみたいになってる…。

    「錆兎くん、私はちゃんと断ったよ?」

    そう答えても錆兎くんの顔は怖いまんま。

    「錆兎くん…?」

    そっと私の耳に顔を近づけそっと呟いた。

    「俺のものになれよ。他のやつなんかに奪わせたくねえんだよ。」

    そう言い残し何処かへ行ってしまった。私はなぜか動けない。とっても顔が熱い。

    『俺のものになれよ。』

    頭の中でずっと繰り返されている。そして何より心臓がドキドキしていてうるさい。

    「錆兎くんのバカ…。」

    そう言い残し錆兎くんの後を追った。

    きゅん

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  21. 「好きです、付き合ってください!」

    この人、誰だろう?

    「えっと、ごめんなさい…私、好きな人いて…」

    「…そっか、ごめん」

    あ、行っちゃった

    「穂乃!はぁ…はぁ…」

    かず…くん…?息切らして、どうしたんだろう?

    「かずくん?どうしたの?」

    「穂乃が、男に告白されてるって聞いて走ってきた」

    なんで、そんなに必死なの…?
    期待、しちゃうよ…

    「心配…してくれたの…?」

    「そりゃ…まぁ…」

    っ…その理由が知りたいよ、かずくん…

    「どう…して…?」

    「それは…幼馴染…だし」

    そう…だよね。かずくんにとって私は幼馴染なんだよね…

    「うぅっ…ふぅ…」

    あれ…?泣くつもりなんてないのに涙が…

    「な、んで泣いて…」

    「かずくん…私かずくんと幼馴染以上になりたいよ…!」

    もう、止められない

    「じゃあ、今日から恋人な」

    「っ…ほんと?」

    「うん」

    やっと、なれた

    きゅん

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