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  2. 「いってきまーす」

    朝、家を出ると、必ず君が待っている。

    「おはよっ!はる!」

    「…はよ。」

    はること悠稀(はるき)は、隣の家に住む幼なじみ。

    小さい時から一緒にいて、兄妹みたいに育った。



    私は、そんなはるのことがずっと好きだった。



    けれどはるは人よりも容姿端麗で運動神経抜群。

    モテないはずがなく、たくさん告白されている。

    いつ彼女が出来てもおかしくない状況に私はいつも不安になるのだけれど、

    はるは学校では女の子を寄せ付けない、冷たく無口な王子様だった。

    けれど私にはいつも変わらず優しいくしてくれる。

    ほら、今だって私の気持ちなんか知らずに、

    ドキドキする私の手を握って歩き出す。

    「朱雨(しゅう)、遅れるから早く行くぞ。」

    そう言って笑う君を見ることができるのは、

    幼なじみである私の特権かもしれない。

    そんな優しい王子様は、今日も私を好きにさせる。

    きゅん

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