ケータイ小説 野いちご > 野いちご学園

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  2. 小さい頃からずっとずっと好きだった。
    無愛想で,俺様で,でも…優しかった。

    だから彼女が現れた時は嫌だった。
    潤もあの子も両想いなんだってみんなわかっていた。

    私の方がずっと前から好きで,私と潤の方がずっと一緒にいたのに…醜い感情がドロドロと流れ込んできたのを今でも覚えている。

    だから潤の違和感に気付けなかった時大泣きした。
    ずっと一緒にいたのに,なんで気付けなかったの?

    自分が許せなかったと同時に納得した。
    潤が私を選ばなかったのは私は潤をちゃんと見ていなかったからだって。

    好きだった時間が長すぎてちゃんと見ていなかった。潤を決めつけていた。

    そう思うと彼女のことが憎くなくなった。
    だって彼女は潤の支えだから。

    暗闇の中,泣いた。
    潤と,彼女を思って。

    私にできることはないの?
    彼女がまた笑えるようにしたい。

    そんな時きた彼のメールに私は泣き笑いを浮かべたのだった。

    きゅん

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  3. 「うぅ…!!潤く,ん…なんでぇ…」

    屋上で,空を見上げながら泣く彼女を見て,気が動転するかと思った。

    せっかく,笑うようになって,せっかく,幸せだって言っていたのに…

    「くそっ!!」

    屋上につながるドアの向こう側で,俺は立ちすくんでいた。

    抱きしめてやりたい。
    涙を拭ってやりたい。
    安心させてやりたい。

    でも,それは俺の役目じゃない…。

    「くそっくそっくそっ!!
    っっ…!なんでだよ…!!」

    そのことがもどかしくて,無力で,じわりと目が潤うのがわかった。

    あいつがいなくなってから,俺は彼女に何ができるのか,ずっと考えていた。

    でも…考えた末に,一つしか思い浮かばなかった。

    あいつから預かったものを,届けることだ。

    俺はメッセージアプリを開いて,“I❤️”と言うアイコンをタップした。
    送信ボタンを押して,ドアの隙間から澄み渡る空を見上げた。

    ––––幸せになれよ?

    きゅん

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  4. 「へへっ、三河くん喜んでくれるかな〜?」

    「僕がなんだって?」

    「へっ…!?み、三河くんっ…!?」

    びっくりした…突然現れないでよ…

    「今日は何作ってるの」

    「んーとね、七夕ゼリー!小学校の頃によく出てたでしょ?」

    「そーだっけ」

    カラフルな星の形をしたゼリーを3層くらい重ねた可愛いゼリー

    あれ好きだったなぁ…と思い、作ってみることに

    「あとは飾り付けするだけなんだけど…ひと口味見する?」

    「いーの?」

    「うん」

    「じゃあ、食べさせてよ」

    「っ…またっ…?」

    口を開いて待ってる三河くんは、すごく可愛いくて…

    何回もこの流れは経験してるけど、未だに慣れない

    「おいしい?」

    「美味しいけど…」

    -チュッ

    「ん、甘い…やっぱ、苺の方が美味しい」

    「っ…」

    ほんの一瞬だけ触れるキス

    なのに、ほのかに香る甘い匂いに溺れそうになる

    「三河くんのバカっ…」

    きゅん

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    小桜 ひまりさんをフォロー

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  5. 誰もいなくなった、茜色に染まる教室にひとり。


    今日は年にいちどの七夕。


    短冊に自分の願いを書き、笹の葉に結ぶ。


    …なんて、恒例の行事よね。


    わたしの願い。


    いま手にある黄色い短冊を見つめて、じっと考える。


    でも…どんなに時間をかけて考えたとしても、浮かんでくる願いはひとつだけ。


    それは──…、


    〝もういちど、彼のとなりにいたい〟


    年にいちどだけ再会を許される織姫と彦星のように、もういちど…もういちどだけ、彼に会いたい。


    ただ、それだけなの…


    そんな切なるわたしの願いを、叶えてくれますか──…?

    きゅん

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  6. 「涙、何してるの?」
    「短冊何かこっかなって思って。海は?」
    今日は七夕か…この学校は毎年七夕祭が行われる。
    「俺?内緒」
    俺は『ずっと涙と一緒にいれますように』と書いた紙を後ろに隠して答える。
    「うしろの手にあるのは?」
    げっ!ば、ばれた!
    「な、なんでもない!」
    「私の見せるから、見せてよ!」
    うっ、み、見たい!でも、恥ずかしい!

    「私のは、これ!」
    キラキラした目と照れ顔で見せてくれたものには
    『彼氏とずっと一緒にいて、これから毎日楽しみたい』
    ///////
    か、かわいいいいいいい!…でも待てよ、これ見たってことは俺も見せるんだよな…はずかしっ

    「海、見せて!」
    「…はい」
    「///////」
    「お前しかかなえられねぇんだし頼む」
    「わ、私もだよ」

    今日も君が好きだよ

    「ちゅっ」
    「//////」
    真っ赤になってかわいい

    想いを込めて、一緒に天の川の星空を見た。

    きゅん

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  7. ねぇ、翼君。


    私ね、本当に翼君のことが好きなの。



    振られるかもしれない。

    でも、私はちゃんと想いを伝えたい。



    そう思ってたのに、まさか先に言われちゃうなんて……


    「翼君、話って?」

    「俺、彩のことが好き。俺と付き合ってほしい」


    びっくりした。

    まさか、私と同じ気持ちだったなんて……



    「私も翼君のことが好き。私と私なんかでよければ喜んで」


    嬉しくて涙が出る。


    両想いってこんなに幸せなんだね。


    幸せに浸っていた時、抱きしめられる。


    「つ、翼君」

    「俺、凄く幸せ。彩、キスしてもいい?」


    ドキドキが最高潮に……



    「うん、いいよ」



    そう言った途端、降ってくる甘いキス。


    このまま、ずっと時が止まっていてほしいとすら思った。


    きっと、私達ならこれからどんな試練があっても大丈夫。

    そうだよね、翼君……

    きゅん

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  8. 今日は年に一度の七夕の日。私は幼なじみの黒炎くんと星を見るため、屋上にいる。

    「星、見えないね」

    「そうだな」

    天気予報では晴れっていってたのに雲が多くて、星なんてひとつも見えない。

    「今年は織姫と彦星は会えないままなのかな」

    「そんなことはない。二人の想いが強ければ会うことだって出来るさ、俺たちみたいにな」

    後ろからフワッと抱きしめられる。

    そう、私たちは幼なじみであり恋人同士でもある。

    「俺が彦星だったら親の目を盗んで、こっそり朱里に会いに行ってる」

    「ありがとう。でも、私は離れないよ?」

    「可愛いこと言ってくれるな……俺だけの織姫」

    チュッとリップ音がなり、私は唇を奪われた。

    気がつくと、だんだんと雲はなくなり、晴天になる。

    「月が見てるよ、恥ずかしい」

    「むしろ見せつけてやる。俺が朱里を好きだってわかるように」

    私にとっての彦星様は今日もイケメンでした

    きゅん

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  9. 拝啓
    月波 誠人
    お久しぶりです。


    声かけられなくてごめん。


    ずっと、ずっと、会えなかった、あなた。
    やっと、やっと、会えたと思ったのに。


    声が、出せなくてさ。


    でも、





    あなたは、私のことを覚えてくれていたのでしょうか?







    七夕の夜、


    また、あなたに会いたいという願いを込めて


    あなたに手紙を書きます。








    ✿❀✿拝啓 久しぶりに会ったあなたへ

    きゅん

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    御垣 千夏さんをフォロー

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  10. 「織姫様会えないじゃん、彦星様に」


    「……」


    「…なによ普結くんその顔」


    「乙女みたいなこと言うなあ怖いなあと思っただけだけど?」


    「怖いは余計」

    外は土砂降り。
    明日は七夕。

    天の川は見ることができないけど、
    せめて七夕気分は味わいたかった。

    と、
    言うことで。

    「はいこれ」

    「何?ちり紙?」

    「…短冊。普結くんの分だよ」


    差し出した青色の短冊を受け取って、素直に書き込み始める。


    「八宏さんは何て書くの」

    「あたし?
    …好きな人とずっと一緒に入れますように、とか…?」

    「うーわまじで雨すげえな」

    「聞けよコラ」

    睨み付けるあたしの顔をスルーした普結くんは、青い紙をあたしに突き出した。

    「見ていい?」

    「…勝手にすれば」

    丁寧な字で書かれていたその言葉に、思わず笑った。

    ″八宏さんが好きです。″

    …短冊ってお願い事書くんだけどね、普通。

    きゅん

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  11. 「先輩やっと見つけた~!」

    あ、柚希くん

    「先輩先に帰っちゃうなんてズルいですよ」

    「ごめんごめん」

    「ちゃんと短冊に願い事書きました?」

    …?

    「え、今日は七夕、ですよ??まさか、祝い事に疎い先輩でも七夕を知らない…。なんてことないですよね?」

    いや、七夕くらい知ってるけど…。
    願い事なんてまったく書いてないや

    「柚希くんは何か書いたの?」

    「それはもう、もちろん。"先輩と付き合えますように"って」

    無邪気な笑顔が可愛いか…!

    天使だよ天使!もう、好き…!

    「ってことで、先輩付き合ってください」

    「あ、え、私?」

    「もちろんですよ、ね、先輩」

    「私もずっと好きだった…!」

    私はこの笑顔に一目惚れした

    「織姫さまと彦星さまも喜んでますよ。願い事を一個叶えられた…てね」

    きゅん

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  12. 「あ、やっぱここに居た」

    「……なんですか」

    「別に。居るかなぁと思っただけ。あ、探してたわけじゃねーからな?」

    「ふーん、暇なんだね」

    「人聞きわりぃな……アンタと一緒に居たかっただけだろ」

    「チャラ」

    「まりちゃん冷たい」

    「まりちゃん言うな」

    「なぁ、初めて会ったときのこと覚えてる?ここでさ、アンタが歌ってるの聴こえて」

    「え……急に何言い出すの。そりゃ覚えてるけどさ……」

    「あんなにオドオドしてたのに今じゃその毒舌だもんな〜」

    「満更でもなさそうなのがちょっと」

    「まぁな」

    「そこは否定して」

    「麻里香」

    「………………………………はい?」

    「間が長えよ」

    「だって急に改まるから。何、こわい」

    「はぁ………なんでもねぇよ」

    「ちょ、髪ボサボサなるんだけど!!」

    「しらね。おろしとけば?」

    「それは嫌」

    きゅん

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  13. 駅前に大きな笹が飾ってあった。
    「あ、そっか、もう七夕の時期か~」
    輝と一緒に駅でクレープを食べながら笹を見つめた。
    「あ、見て見て!短冊かけるよ!」
    誰かの声が聞こえてその声のほうを見ると短冊とペンが置いてあった。
    「輝!私たちも何か書こうよ!」
    私は輝をひぱって一緒に短冊を書くことにした。
    輝はそっぽ向いて短冊を書き始めた。
    ・・・気になる。
    私は自分の短冊を書きつつちらちらと輝を見た。
    輝は自分の短冊を上のほうにつけて見えなかった。
    「・・・輝なんて書いたの?」
    「秘密。ちなみにらるは?」
    「あ~私はね、『これからも輝と仲良しでいられますように』って・・・」
    自分で言って恥ずかしくなる。告白みたい。
    私と輝の顔は見る見るうちに真っ赤になった。
    輝が書いた『らるとずっと一緒にいられますように』という短冊は後日陽に教えてもらった。

    きゅん

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  14. 「先輩、何してんすか?」
    『お疲れ様!先生がね、今年受験生の私達に少しでも力になれたらって笹の葉用意してくれたの!』
    そう言って笹の葉を一つ指で揺らす。
    「あー、先輩そういや受験生でしたね」
    『そういえばね〜』
    静かな廊下に二人きりになる。
    「先輩は何て書いたんすか?」
    『打倒!〇〇大学!』
    「なんでそんな挑発的なの?」
    普段クールな後輩が珍しく笑っている。
    『まぁ、本音はステキな彼氏が出来ますよーに、なんだけどね〜』
    「…。」
    冗談で言ったつもりが何の反応もない。
    『なーんて、うそうそ…っ!』
    振り向こうとすると後ろから急に温かい何かに包まれる。
    「…やだ。先輩は俺のでしょ?」
    ゆっくり体を反転させられ鋭い瞳で見つめられたと思った矢先、唇を押し当てられリップ音が廊下に響く。
    「誰にも触れさせないから」
    何も言えず瞳を揺らしていると次は噛みつくようにキスをされ、私はぎゅっと彼の袖を掴んだ

    きゅん

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  15. 「どうした、具合悪いのか?」

    「先輩...頭痛が痛いです...。」

    「これは、相当だな。
    ...大丈夫か?このまま帰れるのか?」

    「大丈夫です、
    さっき頭痛薬飲みましたから。」

    「治まるまで保健室にでもいようか。」

    「ここでいいです。
    先輩にぎゅっとしてもらったらすぐに治ります。」

    「それで治るならいくらでもしてやるけど、とりあえずそこに座って。」

    「座ったらしてくれますか...?」

    「ほら、してるだろ...。
    そのまま座って。」

    「キスも...して?」

    「...おまえ、そんなにつらいの?」

    「いえ...甘えるなら今しかないかなって...。」

    「そうか、可愛いところもあるんだな。」

    「いつもでしょ...?」

    「いつも可愛いよ。」

    「せんぱい(*´꒳`*)」

    「...本当にする?」

    「うん、する。」

    ...。

    「治りました!」

    「早すぎるだろ、ばか。」

    きゅん

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  16. 「今日は、曇りですね。
    七夕なのに。織姫さんたち可哀想です。」

    「そうだな。」

    「ほんとにそう思ってます?」

    「同情はする。」

    「わりと興味なさそうですけど。」

    「天のおきてだろうが、なんであろうが、
    会おうと思えば会えるんだよ。」

    「先輩、分かってないですね。
    無理に会うことは好きな人にとって良くないことかもしれないじゃないですか。」

    「勝手に会えば天の川財団の権力を行使されると?」

    「はい。現に曇りにするっていう嫌がらせをされてますよ。」

    「それは新暦換算だからだ。
    旧暦ならば晴天率は高くなる。
    今年はだいぶずれるけど8/25だったかな。」

    「じゃあその日にもう一度、見てみます。」

    「俺もついてるぞ。」

    「仕方ないですね。先輩なんだかんだいって心配性ですもんね。」

    「そうだな。(ほんとは天の川に局所の天気なんて関係ないけど。)」

    来月も願い事をかけるかなぁ。

    きゅん

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  17. あーぁ…、また雨だ。

    今日はせっかく七夕なのに

    アイツに告白しようって、勇気でたのにな…


    図書室に置かれた笹。
    既にたくさんの願い事がかけられていて、
    でも、届きにくい上の方が少し寂しい感じ…。

    別に私は寂しくない。
    どうせアイツはいつもみたいに他の女とか、イツメンとか言って遊んでるんだろうけど…。


    (アイツが私を"恋人"としてみてくれますように)


    いや、痛いのはわかってる。

    必死にペンタコつくったのも、

    放課後誰よりも長く勉強していたのも、

    苦手な包丁をにぎったのも、


    アイツとずっと幼なじみで居たいからじゃない


    アイツの隣でずっと笑って居たいんだ。

    これからも


    「お前、雨で濡れてるじゃねぇか」

    なぜアイツがここにいるの?

    「ばか、傘はいれ。あと、お前しか女として見てないから」



    「あんなの書くやつお前しかいないだろ」

    本当に敵わないな…。

    きゅん

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  18. 「七夕かぁ……。」

    「あの、短冊に願い事を書いたら叶うってやつ?」

    私の隣の席となったコウくんが首を傾げそう問う。

    「必ず叶うってわけじゃないんだけどね。。」

    私は苦笑しながら答えた。私にだって願いはあるんだ、折角だから神頼みにしてみますか!!

    「ほんとに叶うの?
    願い事って、努力とかでなんとかするものじゃないの?」

    「返す言葉がないよ、それは。まぁ、努力でなんとかしないとダメだけど…
    七夕くらい、神様は味方してくれるかもよ?」

    「…そう……かな。じゃあ…カミダノミ、しちゃいます。」



    「ねぇ、願い事何書いたの?」

    「秘密。」

    「えぇー!教えてよー!」

    「秘密だってば〜」

    コウくんが書いた短冊に、
    “りんとずっと一緒にいれますように”なんて書かれていた事は、

    私は微塵も気が付いていなかった

    きゅん

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  19. 「先輩、もうすぐ七夕ですね。」

    「たなばたぁ?」

    「なんですかその冷めた反応。」

    「だって七夕だからって何しろって言うんだよ。」

    「短冊に願い事を...。」

    「願い事ねぇ。」

    「先輩は、何お願いします?」

    「んー、とりあえず結野が隠し持ってるうまそうなクッキーが欲しいなぁ。」

    「やだ、先輩かわいい。」

    「お前もな。」

    「それは嬉しいですけど、そういうことはもっと気持ち込めて言ってくださいよ。」

    「それならそのことを短冊にでも書きゃあいいだろ。」

    「そうしまーす。」

    「...ばかだな、冗談に決まってんだろ。」

    「冗談って?」

    「かわいい。」

    「...っ!」

    「好き。」

    「...!?」

    「あいしてる。」

    「そ、そこまでいうことないじゃないですかっ!!(´;Д;`)」

    「なんで俺ひどい奴みたいになってるわけ?」

    「先輩の意地悪!」

    「..(¬_¬)」

    きゅん

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  20. 「お前、
    とりあえずどういう気分でそんな格好を?」

    「今流行のアニメのコスプレです。」

    「へえ、好きなの?」

    「いえ、
    ほんとはあまり興味ありませんけど。」

    「なるほど、真意がほんとに分からん。」

    「似合います?」

    「それで外出るのはやめろ。」

    「そんなにだめですか?」

    「外には危険な奴がたくさんいるから」

    「えー?いないですよ。」

    「いる。」

    「心配しすぎですよ。
    私がそんなにかわいいからってー。」

    「だからだろ。」

    「え?」

    「...大体、そんなことしなくても。」

    ぎゅ。

    「俺のヒロインはお前だけだ。」

    ...。

    「おい。なにぼーっとしてんの?」

    やだ、妄想してた私...。

    「妙な思いつき実行してないで、今日勉強するんだろ。」

    「はい。」

    なんだ、反応薄いな...。

    「...かわいすぎんだよ。」

    「え?先輩何か言いました?」

    「何も。」

    きゅん

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  21. 「こーこみ、何してるの?」

    「樹くん! エヘヘ、七夕の短冊書いてるの!」

    七夕の短冊を書いていたら、彼氏である樹(たつき)くんに話しかけられた。

    「そうか、もう夏なんだね。俺も短冊書こうかな」

    「樹くん、なんてお願い事するの?」

    「んー、内緒」

    え~っ、気になる。

    「教えてよ~!」

    「じゃあ、逆にここみ、短冊見せて?」

    「えっ、それはダメっ!」

    なぜって…

    私が書いた短冊は…

    「なにこれ…ずっと彼氏と一緒でいられますように…って」

    「あぁっ、樹くん、見ちゃダメって言ったのに!」

    隠そうと思ったら、もう勝手に短冊を見られていた。

    「ここみ、かわいすぎ…」

    ちゅ…

    「ちょ…樹くん! ここ学校」

    「いいでしぃ。誰もいないんだから」

    だめ…

    ドキドキして心臓に悪いよ…

    いつも樹くんにはドキドキさせられっぱなしなんだから……

    きゅん

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