ケータイ小説 野いちご > 野いちご学園

野いちご学園メニュー

ようこそゲストさん

  1. 4229件ヒットしました

  2. 「ここなら誰もいないな」

    「おいで?希愛(のあ)」

    ぎゅっ。

    そう言いながらも君は我慢できなかったのか後ろから私の体を包み込んできた。

    甘くて優しくて落ち着く香り。

    私の大好きな香り。

    それは私の大好きな人がまとう香り。

    「もー。誰か来たらどうするの?」

    そう言いながらも私の顔のニヤニヤは止まらない。

    「にやけてるのバレバレだかんね?笑 それで隠してるつもり? めっちゃかわいいんだけど笑」

    君はいつも余裕たっぷりで、私の心を優しく、でもちょっぴりいじわるにくすぐるんだ…

    きゅん

    1

    ねらさんをフォロー

    通報する

  3. 「たまにはこういう場所で吸うのも悪くないだろ」

    「私はできるだけ人がいないところがいいのだけど」


    吸血鬼の壱流は私と交際を始めてから毎日のように私の血を求めてくる。

    「だから選んでやっただろ?闇華が好きな場所」

    「っ」

    たしかに人は少ない。けど、私が言ってるのはそういうことじゃなくて。

    「これがお前が言ってた学校を楽しむってやつか。
    俺にも理解できたぞ」

    「これは学生が楽しむことじゃ…」

    「俺はお前をイジメて楽しいぞ」


    「壱流の……バカ」

    「恋人を馬鹿呼ばわりとは……躾がなってない彼女はお前か、闇華」


    後ろから抱きつかれたと思ったら、いきなり吸血された。


    「いっ……!」

    鋭い牙が私の首筋に。


    「夜はこれからたっぷりあるんだ。朝まで覚悟しろ。
    俺は闇華を離すつもりないから」

    「なっ……す、好きにすれば?」


    こうなってしまえば壱流からは逃げられない。

    きゅん

    2

    星空永遠さんをフォロー

    通報する

  4. 屋上のフェンスに寄りかかりながら、音楽を聴いている私と唯斗くん。
    雪が舞い散る中、片耳ずつイヤホンをつけて2人で音楽を聴く。

    「美羽」
    「ん? どうしたの?」

    イヤホンを外し、私が尋ねると唯斗くんは小さく呟いた。

    「…全国大会優勝したんだけど」
    「うん? おめでとう?」
    「…ご褒美は?」

    ご褒美⁇
    唯斗くんって、ご褒美欲しがるキャラだっけ?
    分からないけど、唯斗くんが頑張ったのは事実なので。

    「なにがいいの?」

    と、聞いてみた。
    でも、それが間違いで。

    「…美羽から、キスして」
    「ふぇっ?」

    そんな要求に驚く私。

    「それは、好きな女の子とするもので…」
    「美羽は俺のこと好きじゃないの?」
    「好きだけど…、それは」
    「じゃあ、いいじゃん」

    何も言えなくなる私。

    「…しないなら、俺からする」

    赤く染まった頬に雪が落ちる。
    熱くなった頬は、あっという間に雪を溶かした…。

    きゅん

    8

    かんな(o・ω・o)さんをフォロー

    通報する

  5. 啓太はサナコをからかって、さん付けをして呼んでいる。

    課外活動。生徒達が集まった。
    他のクラスも合同で、待ちあわせの駅は賑わっていた。
    サナコは今日は青いワンピース。
    啓太が声をかけようとしていたら、茶髪の美少年がすっとその前に出た。
    「私服、かわいいね」
    佐伯はサナコ目当てで、啓太のクラスとの合同を選んだのだった。
    「青ってサナコに似合う。俺青色好き」
    さらに、佐伯はそう言って微笑を浮かべた。
    言いたかった事を言われた上、
    ……今こいつサナコって呼んだ?。
    啓太はくらっとなった。
    啓太が聞いた。
    「笹山さん、ちょっといい?」
    機嫌が悪い時にする、優しい作り声で。
    「何で佐伯が名前呼びなの?」
    サナコはニコッと圧のある笑顔をしてみせた啓太と、振り向いた佐伯に、たじろいで身を竦めた。
    啓太の声は佐伯にも聞こえていた。
    啓太は口の中で、「サナコ」と呟いた。

    きゅん

    1

    林ナホさんをフォロー

    通報する

  6. 啓太はサナコをからかって、笹山さんと呼ぶ。
    付き合えと言う啓太に付き合わないと言うサナコ、膠着状態である。

    女子の間でシュシュが流行っている。
    サナコが、今日は髪を結っている。
    茶髪にシュシュは、少し大人びて見えるようだ。
    「かわいいね」
    「え?」
    「それ」
    「……そう?」
    啓太がシュシュを指さした。
    啓太は、大人びて見えるサナコがかわいい。
    髪を結っているのは、いつもと変わって、少し不思議な感じがした。
    シュシュなど、啓太は早くサナコの身の回り物を自分で買ってやりたい。
    自分が買い与えた物でサナコの周りを囲みたかった。
    ……中学生にはまだ早い。
    早く大人になりたい、と啓太は思う。
    「バイトをするようになったら、プレゼントしてあげるよ」
    啓太が言った。
    こんなんじゃ持ってるだけサナコに使ってしまいそうだ。
    僕はおかしい位入れ上げてる、啓太は思った。

    きゅん

    0

    林ナホさんをフォロー

    通報する

  7. 啓太はサナコをからかって、笹山さんと呼ぶ。

    教室。期末テストが返って来た。
    「笹山さん、テストどうだった?」
    「うーん、まあまあ。思ったより取れてた」
    「僕の点数聞け。98点。一問ミスだった」
    「えー、いいなあ。啓太頭良いよね」
    啓太は勉強ができる。
    勉強ができる奴を好きという女子も居る。
    笹山さんがその手だったら良いのに、と啓太は思う。
    啓太はこのテストでは、本当は百点を取ったつもりだった。
    「私88点だよ。国語、みんな結構高いんだって」
    「そうなの?」
    「うん。佐伯くんのクラスだけど。もう返って来てるって」
    佐伯。啓太が眉を顰めたのに、サナコは気づかない。
    「佐伯何点だって?」
    「勝手に言っちゃ悪いよ」
    「悪くない。そこまで言ってるんだし。何点?」
    「そこまでって、何も言ってないよ」
    「いいから、何点?」
    「な、なんで聞きたがるの」
    啓太は、ライバルには絶対負けたくないのだった。

    きゅん

    0

    林ナホさんをフォロー

    通報する

  8. 啓太はサナコをからかって、さん付けして笹山さん、と呼ぶ。

    新学期。
    啓太はサナコと教室で話していた。
    「笹山さん、自己紹介、趣味以外も言うの?」
    「言わないよ。面倒くさいもん」
    「だよな。自己紹介あんま好きじゃない。趣味関係ないだろって思うし」
    「緊張するしね」
    自己紹介は生徒同士のパット見の品定めである。
    生まれつきハキハキ物を言う啓太は、実は女子の評判が良かった。
    最初の自己紹介辺からで、数名から好きだと言われる。
    笹山さんに一途だからごめんねと、啓太ははたまにお断りしているのだった。
    啓太が言った。
    「僕には彼女が居ますって、言おうかな。」
    わざわざそんな事言うやつ居ない。冗談で。
    「彼女って、お前の事だから」
    啓太が確認するように言った。
    サナコは萎えた顔をした。
    「知らないよ……。」
    目の前には自己紹介カード。
    何書こうかな、とサナコは言った。

    きゅん

    1

    林ナホさんをフォロー

    通報する

  9. 「先生、何してるんですか」

    雪降る昼休みの校舎裏
    座り込んで何かしている

    「ああ、実験で雪を使おうと思って」

    ケースに雪を詰め込んでいた

    手袋もしてないから手が真っ赤だ

    「先生、手袋とか、スコップとかないの?」

    ハッとして頭を抱える
    「あ、用意してたのに置いてきた」

    相変わらず、抜けてて天然で、大人なのに
    かわいい

    温めてあげたいな、その手

    「よし、終わった」

    そう言って立ち上がり、よろけて雪に手を着く

    大きな手のひらの型がくっきり

    思わず、その手型に自分の手を重ねた

    冷たい、のに、熱い
    先生、手、大きい
    私の手がすっぽり入る

    瞬間、先生の手が私の頭に触れ、
    ポンとする

    見上げる私の前に座り、
    手型に重ねた私の手を取り、ぎゅっと両手で握った

    「バカだな、何、してるんだよ」

    いや、そんな
    あの。

    息を吹きかけ温めてくれる先生に
    心ごとやけどした

    きゅん

    4

    夏樹さんをフォロー

    通報する

  10. 幼なじみから恋人(2人の会話を少し|д゚)チラッ見てみましょう!!注、怪しい不審者ではありません。作者ですので。)
    百合「あっ、おはよう!柚くん!」
    柚音「おはよう。百合」
    百合「あのね、今日ーーー」
    柚音「やばい可愛すぎボソッ」
    百合「ん?なんかいった?」
    柚音「ううん。なんにもないよ」
    百合「そっか。あ、あとねーーー」
    ここらへんで、予告はおわりたいと思います。小説と、このエアラブ違うところなどがあるかもしれませんが意味がわからない人そこのところ、まだ未熟なので、よろしくおねがいします!小説の方も、よろしくおねがいします。では、ビュッ!

    きゅん

    0

    nsさんをフォロー

    通報する

  11. 〜駿side〜
    「はぁ〜寒い」
    そう言って手を擦り合わせるこいつ。
    「やっぱり朝は冷えるね」
    マフラーしてくればよかったと嘆く。
    俺は、マフラーをしてるからこいつにかけてやろうと外した。
    「ほら」
    「えっ」
    「駿が寒くなるよ?」
    そう言って俺の心配をするこいつが可愛くて仕方ない。
    「気にすんな」
    やっぱり駿は優しいとつぶやいてるとこさえ愛おしいんだから俺もどうかしてる。
    「ん、」
    と手を差し出せば嬉しそうに握ってくるこいつ。
    今まで冬はいちばん嫌いな季節だったが、こんなことが続くなら冬もいいかもな。


    「ねね、雪降ってきたね。」
    パラパラと落ちてくる白い粉。
    「綺麗……。」
    「ああ、綺麗だな」
    こういうちょっとした事を2人で楽しめる……。
    それが俺にとっての1番の幸せだと思った。

    きゅん

    2

    @蒼さんをフォロー

    通報する

  12. 「ナナ、ずっと空見上げて何してるの?」

    屋上で必死に空を見上げていた

    だって夕方から雪の予報だから

    「なぁ、寒くね?中、入ろ」

    さっきから勝手についてきた勇磨がうるさい

    「やだ」

    絶対にキャッチするんだ
    初雪をキャッチしたら願い事が叶うジンクス

    「ナナちゃーん」
    「まだ雪、降らないよ」

    もう、うるさいな
    戻りな、1人で

    「俺、怒った」

    空から目を離さない私を後ろから抱きしめた

    「勇磨、やめて」
    「やーだ、俺の事見てくれるまでやめない」

    勇磨は甘えモードだ
    仕方なく振り返った

    「あ、雪!」

    叫び声に空を見上げた
    瞬間ちゅっとキスをされた

    もう、騙したの?

    「本当に雪だよ」

    雪が舞って地面に落ちた

    あーあ、キャッチできなかった
    勇磨のせいだ

    「なぁ、初雪を一緒に見ると結ばれるんだってよ」

    勇磨がにっこりと笑う

    そうなの?
    それは、結果オーライ?

    きゅん

    5

    夏樹さんをフォロー

    通報する

  13. 「莉乃先輩、先に行っちゃいますよ?」


    寒い冬の朝、わたし・月井莉乃に声をかけるのは、隣に住む後輩・天野悠人くん。


    「それとも・・・キスしてほしいんですか?」


    「違う!そんな訳ないし!」


    こんな会話も、今となればいつもの事だった。


    それにしても・・・今日は一段と寒い。


    「莉乃先輩、手袋いりますか?」


    「あ、大丈夫だから」


    それに、それって悠人くんの手袋だよね?


    なんだか申し訳ない。


    「莉乃先輩、寒いんじゃなかったんですか?」


    「悠人くんこそ寒いでしょ?」


    「いえ、僕は・・・」


    少しためらってから、わたしの耳元で囁く悠人くん。


    「莉乃先輩が暖かければいいんです」


    「え・・・」


    わたしが戸惑う隙を見て、にっと意地悪に笑う悠人くん。


    気づいた時には、悠人くんは先を歩いていて・・・


    わたしの手には、さっきの手袋が握られていた。

    きゅん

    2

    ことはさんをフォロー

    通報する

  14. 〜真希side〜
    「仕事どうだった?」
    そう聞いてくるのは私の彼氏の駿
    ここだけの話私は女優をしている
    「ちょっと疲れたかな」
    今日は渋谷デートをする予定
    待ち合わせ場所にはもう駿がいて
    サングラスを着けている
    「お前さ今日なんの日かわかるか?」
    来て早々にそんな質問をされたけど、さっぱり身に覚えがない
    「ごめんわかんないや」
    そう返せば、駿はそっか。と少し悲しそうに答えた。
    なんだろうと悩んでも答えは出ず歩き出す頃にはもう覚えていなかった。
    しばらく歩いて
    「休憩挟む?」
    私が疲れてきているのを理解してくれて
    近くにあったベンチに2人で座った。
    「今日何の日かわかる?」
    さっきもされた質問をもう一度されて
    さっきと同じように私は分からないと答えかけて
    「今日…何日?」
    ……
    「それって私の誕生日?」
    やっとかと言うような顔をした駿は私の後ろに回って何かを首にかけた
    「おめでとう。真希」

    きゅん

    1

    @蒼さんをフォロー

    通報する

  15. 勇磨がまた告られてた

    そろそろ本気で考えたらいいのに

    そう言う私にムッとする勇磨

    「俺が誰かと付き合っても、本当にいいの?
    彼女ができたら、ナナが泣いてても
    そばにいられないよ。」

    それは、
    そう、だ、ね

    彼女ができたら、今みたいには
    いられないってことだ

    寂しい

    大事な友だちだから

    でもそれって、わがままじゃ

    「いいの?それでも?
    俺、他の子に、夢中になるよ」

    ヤダって、言いたい
    寂しいって言いたい

    わがまま言いたい

    葛藤する私の姿に突然笑いだした

    何?

    笑うとこ?

    「本当、かわいくないな。
    やだやだやだやだ!って、
    顔に書いてあんのに、素直に
    なれない残念」

    やだ、なんて

    「だって、わがままになっちゃうもん」

    更に爆笑する

    「それって、やだって言ってるのと一緒。
    認めちゃったの?かーわい」

    ケラケラ笑う。

    何、それ、ムカツク!

    きゅん

    4

    夏樹さんをフォロー

    通報する

  16. 「月が綺麗だな」



    そう放った彼はいつものチャラさが消えていて


    少し緊張している空気をまとっていた。

    きゅん

    0

    雨川天音。さんをフォロー

    通報する

  17. 「ナナ、どこ行くの?」

    勇磨・・・
    今、見つかりたくなかった
    絶対怒るから

    隣のクラスの林くんに呼び出された
    林くんの事は顔見知り程度だ

    でも、話があると言われて、無視はできない

    「へぇ、それで林に会いに行くのか」

    勇磨の目が怖い

    「だって、無視できないじゃん
    何の話か分からないし」

    更に目つきが鋭くなる

    「は?本気で言ってんの?
    林が何しようとしてるか分かんないの?」

    そんなの、分かる訳ないじゃん

    もう、うるさい
    関係ないでしょ、ほっといてよ

    「ナナ、お前もう、許さない」

    そのまま壁に押し付けられた

    逃げられない

    両手を捕まれ身動きできない私に
    勇磨はキスをした

    「待って勇・・・」
    「待たない、お前が悪い」

    悪くなんか、ない

    「俺は何回も好きって言ってる。
    俺を待たせといて、
    他の男に告られようとするからだ」

    「お前に告るのは俺だけだ」

    はぁ、俺様

    きゅん

    2

    夏樹さんをフォロー

    通報する

  18. 伊鳥と付き合えてからも、俺の伊鳥への想いは増す一方だった。

    大学にいても、伊鳥のことばかりを考えてしまう。

    「輝楽さん」

    俺に気づくと笑顔で駆け寄ってくる伊鳥は可愛い。

    でも、それは他の男にとっても同じで……

    「あの子可愛くね?」

    「うわっ、マジだ」

    俺という彼氏がいても、そんな声は必ずある。

    正直うざくてしょうがない。

    この子は俺のなんだから見るなよ……

    「伊鳥」

    「何です……」

    伊鳥が言い終わる前に、ギュッとまるで見せつけるみたいに抱きしめた。

    「輝楽さん?」

    突然抱きしめた俺に困惑したような顔を向ける伊鳥。

    そんな顔も可愛くてしょうがない。

    「伊鳥は俺のだから」

    独占欲丸出しで伊鳥の耳にそう囁くと、伊鳥の顔は赤くなった。

    ……ほんと可愛い。

    もう重症なくらい俺は伊鳥が好きだ。

    伊鳥への愛しさが抑えきれず、その可愛い唇に俺のを重ねた。

    きゅん

    1

    有栖華さんをフォロー

    通報する

  19. いつも通りまったり過ごす家の中
    「はい,プレゼント」
    そう言って彼氏の蓮が渡してきた物をみて驚いた。
    「何で…」
    「だってクリスマスデートの時,呉羽欲しいなって思ったでしょ?」
    見逃すわけがない。
    そう言う蓮に泣きそうになった。
    クリスマス仕様になったクマのぬいぐるみ。
    確かにすれ違いざま,私はそれを欲しいと思った。
    私は蓮より年上だし,恥ずかしくて言えなかったのだ。
    「でも…」
    悪いよ。
    「んぅっ」
    開いた口は塞がれる。
    「お返しってことで」
    蓮は妖しく笑った。
    だから,すごく恥ずかしかったけど私からもキスを返す。
    ありがとうって。
    蓮の気持ちが嬉しかったから。
    蓮は頬を赤く染めて,片手でそれを隠した。
    可笑しくて笑う。
    そのぬいぐるみを抱えて眠る夜は暖かくて心もポカポカした。
    そんな大事な大事なぬいぐるみは,やっぱり大切な,小さな姉弟にプレゼントされる。
    それはまだ,2人に内緒のお話。

    きゅん

    3

    わたがしさんをフォロー

    通報する

  20. 「あ、そうだ!俊にもパンあげるね」

    パンをちぎって分けてあげようとすると、俊は受けとる素ぶりを見せず、小悪魔っぽい笑みだけを浮かべた。

    「ならさ、結々が食べさせてくれる?手で」

    きれいな顔がぐいっと近づけられ、思わず体が固まる。

    「……えっ、え」

    「だめ?」

    「だ、だめじゃない……だめじゃないけど……」

    「じゃ、ちょーだい」

    緊張のあまり手が震えながらも、待っている俊のうすい唇に入れてあげる。

    もぐもぐしたあと、俊は満足そうに口元をゆるませた。

    「ん、ほんとだー。評判どおりおいしいね。……てか。結々のほっぺたも、このいちごパンみたいにピンクだね?」

    「……っ」

    「かわいすぎて今すぐ食べたくなっちゃうよ、結々のこと」

    楽しそうに笑う俊にほっぺたを片手でさわられ、熱がぜんぶ顔に集まる。

    あぁもう……。俊に胸が高鳴りっぱなしで、今にも心臓がとけてしまいそうだ。

    きゅん

    11

    姫野莉梨さんをフォロー

    通報する

  21. 「俺にも聞こえたからね。問い詰めてみたんだ。出任せらしいよ。」
    「そう、よかった。ありがとう、土田。」
    土田は有里の髪を撫でて、教室を出て行った。泉はどこか悔しい気持ちでいた。

    きゅん

    1

    伊勢崎氷河さんをフォロー

    通報する

▲