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「ちょっと来て。」
それだけ言って、下駄箱に向かったこれから告白をしようと思って、桐生に言った。誰にも見られなさそうな下駄箱に連れていく。
桐生は、頭の中がハテナマークで埋め尽くされているようだ。
「あのさ、えっと、あの、、」
いざ告白するとなると、それなりに緊張する。慌てている俺を、桐生は心配している。
俺は一度目をつぶって深呼吸した。
「桐生はまったく気づいていなかったみたいだけど、俺、、、実は1年のころから好きだったんだ。あー、お前のこと。」
一番最後の方なんて、すっごく小さかったし、ちょっと早口になってしまった。
「ごめんな、振られることは分かって、、、」
ーギュっ
なぜか分からないが、桐生が俺のことを抱きしめてくれた。これは、ごめんねだけど、せめてものお詫びでハグしてくれているということだろうか。
「私₋₋₋!」
答えを聞いた俺は、驚きを隠せない。
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