ケータイ小説 野いちご > 野いちご学園

野いちご学園メニュー

ようこそゲストさん

  1. 1件ヒットしました

  2. 今日は高校の卒業式。
    彼氏の隆之から校舎裏に呼び出されてた。
    もしかして別れ話かも!
    そう考えると、自然に鼻がひくひくしてくる。
    不安なことがあると、すぐに鼻をひくひくさせてしまうのは私の癖だ。
    校舎裏につくと、もうすでに隆之が待っていた。
    「隆之、校舎裏なんか呼び出してどうしたの?」
    隆之が私の顔を見て言った。
    「鼻ひくひくしてる。別れ話かと思ってる?」
    私は図星を当てられてびくりとする。
    「ひでーなー、その逆なのに」
    隆之はお日様みたいな笑顔で笑いながら言った。
    「逆?」
    隆之はバッグから小さな箱を取り出した。
    箱を開くと、可愛らしい指輪があった。
    「俺らももう結婚できる年だから、ちゃんと言っておこうと思って」
    隆之はそう言うと、膝をついた。
    「真於。俺と結婚してください」
    一瞬にして、嬉しさの涙で視界がぶわっと滲んでいく。
    「もちろん!」
    私は大きな声で言うと、隆之の胸に飛び付いた。

    きゅん

    5

    メヒュさんをフォロー

    通報する

▲