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  2. お披露目の最中。
    泣いてるあげはが俺を見た。

    だから堪らなく許せなくなって、龍の腕を掴んだ。

    「離せよ、レイ」

    離せない。
    だって無理矢理こんなことしたって意味なんか持たない。

    「どこの族でも、キスぐらいしてるよ」

    そう、ならーーーー。

    流れる涙に、キスをした。
    胸倉を掴む龍に怯えるあげはが、一歩、また一歩後ろに下がった。

    「きゃっ!」

    あ、と思ったの束の間ーーーー宙を舞うあげはを抱きしめて二階から落ちてゆく。

    絶対にあげはだけは、傷一つ付けられない。

    「レイくん、ごめんなさいっ。
    あたしーーーー」
    戸惑うあげはを抱きしめた。
    暖かな身体に、生きてるって実感が湧く。
    「泣いてると、キスするよ?」
    だけど、泣き止まない。
    君の涙にキスをする。
    愛しいーーーー。
    残りある意識の中で、君を呼んだ。
    どうか、泣かないで。
    好きだよーーーーあげは。
    目覚めたらちゃんと伝えるから。

    きゅん

    2

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