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  2. お互いの気持ちを伝え合い、幼なじみから"恋人"に変わっても状況の変化はない。

    同じ高校の私達は一緒に帰って、少し寄り道したりして、いつもと変わらない日常。

    幼なじみの期間が長すぎて変化を望むにもきっかけがない。

    「啓太ぁ、疲れた。高校行ってまで全員参加の駅伝大会なんてダルすぎるー」

    「頑張ったから菜月のチームが優勝したんでしょ?お疲れ様」

    隣で優しく微笑みながら頷いている彼は幼なじみから恋人に昇格した同い年の啓太。

    「小さい頃みたいにおんぶしてー。足がダルすぎる…」

    「おんぶ?人通りが多い時間に疲れたからってする訳ないでしょ!」

    「家まで辿り着けなくても良いの?」

    私の我儘に困り顔の啓太は少しだけ考えてから私の手をそっと繋いだ。

    「引っ張ってでも連れて帰る!」

    照れ屋な彼は顔が真っ赤。

    繋いだ手の温もりが愛おしく少しずつ"恋人"としての距離を縮めたいと切に願った。

    きゅん

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