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  2. キャー!と窓の外から聞こえてくる黄色い声。
    外を覗いてみると、黄色い声の先にいるのは想像通りの人。

    「(…相変わらずだなあ、悠月)」

    授業中、心の中で1人ため息をついた。
    私の彼氏である悠月はいつも女の子たちの視線を独り占めしてる。
    私と付き合い始めてからは少なくなったと思ってたんだけど、やっぱりそうじゃないみたい。

    「(…悠月がかっこいいのなんて、私だけが知ってれば、いいのに)」

    そんな無理なこと、考えてしまう。
    けどそれくらい…私は悠月が好きで仕方ない。

    頬杖をつきながら外を見ていれば、急に悠月がこちらを見上げて、目があった気がした。
    遠いけど確実に…こっちを見てる。

    軽く手を振った悠月に、また女の子たちの声が聞こえてくるけど、私は返すこともできずに口を手で押さえた。

    だって今、悠月の視線を独り占めしてるのは、私。

    考えたら、顔が熱くなってたまんないよ。

    きゅん

    7

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