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  2. 「ひなたは何お願いしたの?」
    「えっと…これって言っていいんだっけ?」

    大好きな彼と、初詣の帰り。
    その質問には答えていいものか…こういうのって、人に言ってもいいんだっけ。

    ていうかそれがなくたっていうのは恥ずかしい。
    だって、私の願い事って…。

    「いいよ。むしろ俺が叶えてやる」

    さらっと言って、にこりと笑う。
    私は悠月のその笑顔に、弱い。

    「…悠月と今年もずっと笑っていられますように、って…」

    言ってからやっぱいわなきゃよかったと後悔。
    だって恥ずかしすぎるよ。
    恥ずかしくて思わず下を向いちゃったけど、悠月の手が私のほっぺを掴んで上を向かせられてしまった。

    悠月と目が、合う。

    「…かわい。でも、まだまだ足りない」
    「え」
    「…俺は、『ひなたと一生ずっといられますように』ってお願いしたし」
    「…っ!?」

    ふっと優しく笑った彼に、
    私は一生甘く愛されちゃう予感がします。

    きゅん

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