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  2. 「舞白(ましろ)」
    彼女に呼びかけると、花が咲いたみたいな笑顔になる。
    ズギュンッ!
    その笑顔1つで俺は瀕死だ‥。
    「そこで血ぃ吐くなよ」
    俺の後ろにやってきたのは舞白の双子の兄の夜白(やしろ)。
    「夜白‥一緒に帰って?」
    「‥深紅(みこ)に逢うだけだ」
    夜白は俺の1つ上の姉の彼氏。不機嫌な顔だけど、一緒に帰ってくれる。
    3人並んで歩く。
    本当は舞白と手とか繋ぎたいけど‥兄の目が気になるわけじゃなくて、俺の理由でそんなことはできない。
    ふと舞白の横顔を盗み見る。
    可愛らしい系の舞白の評判はクールビューティーだ。
    いつも冷静な態度と落ち着いたたたずまいで、その評価を得ている。
    ‥舞白は、大学の中では俺にしか笑みを見せない。
    家族に対してはいつもにこにこ柔らかい物腰だけどーーふと、舞白が見上げてきた。
    ズドンッ!
    砲撃を喰らったような威力の笑顔‥。
    彼女が可愛すぎるって、どうすればいいんだ‥。

    きゅん

    3

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