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  2. 正冬(まさと)さんは、背が高い。
    私は顔をあげなくちゃ、正冬さんの顔を見ることはできない。
    大学が忙しい正冬さんと家の仕事がある私が逢うのは、最初にデートした公園が多い。
    手を繋いで隣を歩いて、色んなことを話す。
    でも、正冬さんが私の方を見てくる回数は、私が見上げる回数より多い気がする。
    私の顔をのぞきこんできて、イタズラっぽい顔をする。
    ‥正冬さんは、カッコいい。
    正冬さん以外に好きな人がいなかったから知らなかったけど、見た目も中身も正冬さんは私のタイプみたいだ。
    「ちーちゃん」
    「は、はい!」
    頭の中が正冬さんで埋め尽くされているさなか、目の前まで正冬さんでいっぱいになって、私の心臓は幸せすぎて暴走しそうだ。
    正冬さんはふっと笑う。
    「かわい」
    小さくそう言って、瞬間の口づけ。
    発熱しそうな顔でいると、今度はふいっとそっぽを向いた。
    「‥かわいすぎ」
    ‥正冬さんは、カッコ良すぎです‥。

    きゅん

    10

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