ケータイ小説 野いちご > 野いちご学園

野いちご学園メニュー

ようこそゲストさん

  1. 1件ヒットしました

  2. 功は何でも出来て格好良くて…
    ほら今だって爽やかに笑って、みんなに褒められて。

    本当は幼馴染として、嬉しいはずなのに
    功が遠く感じれて私は素直に喜べない。

    私はその場を離れ、体育館を後にした。
    そこら辺にある石段に腰掛ける。

    「私、全然だめだ…」

    私はその場でうずくまった。

    悔しい…


    「梨ー乃っ。」

    私を呼ぶ、低くて、優しくて、耳障りの良い声。

    そして私をポンポンと撫でる、大きくて広くて、私をちゃんと受け止めてくれる、暖かい手。

    「功…?」

    「もう大丈夫。何も話さなくて良いから。」
    功はうずくまった私をそのまま抱きしめた。

    ぎゅって。

    その瞬間息詰まってたものもとっくに無くなっていて、功の優しさで心が満たされていく。

    きっと功は私が泣いてる理由を知ってるんだ。
    私をちゃんと受け止めて、見てくれる。

    そんな彼に


    「大好きだよ。功。」


    私はそう呟いた。

    きゅん

    7

    milan¨̮さんをフォロー

    通報する

▲