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  2. 「ううん、やっぱり1人で帰るね」

    「そんなこと言わずに。陽向(ひなた)より俺の方が優しいよ。いつもあいつに振り回されてるよね」

    ギュッと胸が苦しくなる。

    振り回されてるつもりはないけど、結果的にそうなのかな。

    陽向くんはたまにあたしのことをすっかり忘れてしまうことがある。

    もしこのまま女の子と一緒に帰ったら?

    たまにはあたしだって…。

    ううん、そんなのダメ。

    「ありがとう…気持ちは嬉しいけど…」

    断ろうとするけど、迷いがでて完全に断れないんだ。

    もしかしてあたしは、陽向くんじゃない人と付き合う方が合ってる…?

    「ばかだねー、そいつ俺以下に懐かないよ」

    突然、陽向くんの声が聞こえたと思ったら後ろからいきなりハグをされた。

    「お待たせ、一緒に帰ろ」

    やっぱり…あたしは陽向くんじゃなきゃダメなんだ。

    自然と顔が綻ぶのがわかった。

    『学校一の人気者に告白されました』

    きゅん

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